響になった僕は人の温もりを知る   作:緒兎

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 オリジナル作品『異世界でポーション屋を開こう!』を書き始めましたので暇であればどうぞ気楽にお読みください。

 あっ、もう一つ小説が増えたからって投稿できないとかなりませんのでご安心を。むしろこっちが本命ですから。あっ、それとお気に入り登録してくれる人が250人を突破しました。正直驚きすぎて腰が抜けそうです...抜けないけど。

 まだまだ拙い文ですがどうぞよろしくお願いします。


 以上、マリオンより。


魚雷の妖精さん

 「それで、わたしのなまえよびにくいですから、なにかかんがえてほしいな~なんておもってます」

 

 「な、名前か... 」

 

 妖精さんが名付を要請してくるが、僕は名前を付けたことがなく、少し不安になりながらも考える。

 

 ん~... 12.7cm連装砲の妖精さん... う~ん...

 

 「そんなにむずかしくかんがえなくてもいいんですよ?」

 

 「あ、じゃあほうちゃんで」

 

 「「はやっ!?」」

 

 別に難しく考えなくてもいいということなので、候補にあった簡単な名前を付けてあげることにした─なぜほうちゃんかと言われれば、単純に砲だからほうちゃんだ─。

 その事に妖精さんは驚きはするが、名前自体は気に入ったのかなにかキラキラとしている。

 

 「あっ!あねえちゃん、ずるいです!」

 

 キラキラしている妖精さんを眺めていたら、横からこれまた可愛い妖精さんが話しかけてきた。

 

 「だれ?」

 

 「あー、このこはわたしのいもうとで、ぎょらいのようせいです」

 

 「ぎょらい?」

 

 「61cm三連装魚雷。魚雷は魚型雷撃の略で、海の中を直進して進む当たれば戦艦をも撃沈できる駆逐艦等にとっての主砲みたいなもんよ」

 

 僕の質問にほうちゃんと暁ちゃんが答えてくれて、暁ちゃんは負けるもんかと、さっきよりも詳しく説明するようになっていた。

 暁ちゃんの話に出ていた魚雷ってそういう意味だったんだ~、て今気づいた僕は悪くないはず。だって知らなかったんだもん。

 

 しかし、それよりも僕の武器は他にもあったようだ。妖精さんが出てきたところを見れば暁ちゃんの言う61cm三連装魚雷が二つあった。

 

 「二つだから二人いるの?」

 

 「ううん、わたしひとりだよ?」

 

 どうやら、二つあるからといって二人いるというわけではないようで、ほうちゃんが、二つある場合は一人で二つを操作するんだよって教えてくれた。

 

 「わたしもなまえほしー!」

 

 そしてやはり名前が欲しいようで、僕の足にしがみつき、よじ登ってきた。

 仕方がないので考える。べ、別に上目遣いが可愛くて考えるんじゃないんだからね!

 

 うーん... 魚雷だから... 魚ちゃん... 雷ちゃん... いや、雷ちゃんは紛らわしいからないや... 。じゃあ魚ちゃんでいいや...

 まぁ、気に入らないなら変えるしかないけど...聞いてみよう。

 

 「魚ちゃんは?」

 

 「おお!いいですね!やったーー♪」

 

 「いいんだ...」

 

 なんか某、魚が好きな高い声のあの人みたいな名前をどうやら気に入ったみたいで、妖精さん改め魚ちゃんは大いに喜んでいる。

 それを見て適当に考えすぎたことに少し罪悪感が湧くが、喜んでるしまぁいっかという考えにしてそのことから目をそらした。

 

 「よかったねーさかなちゃん」

 

 「うん!うれしい!!」

 

 うん、うん。大丈夫、大丈夫なはず...決して罪悪感など感じていない...うぅ...

 

 




 誤字、脱字等があればよろしくお願いします。
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