健康診断での結果ですけど、身長が高校2年にしてもう止まっていることに絶望しました。いや、中学2年から3cmしか変わってないのに絶望しました。
で、でも視力がよければ別にいいよね!
「も、もう大丈夫だから...ね?」
ガタガタと震えていた体はやっと治まり、僕は後悔をしている司令官に安心させるように言った。しかし、僕を怖がらせたことが余程ショックだったのか、なかなか顔をあげてくれない。
抱きつかれるのは大丈夫だった。だけどあれだけは、あの距離だけはどうしても体が反応し、拒絶してしまった。そもそも、僕達は出会って一週間と経っていないのに、そんな関係にはなれない。僕だって男だった身なのだ、やはり抵抗や拒絶がある。
「響... 本当にすまなかった」
やはり反省していたようだ。司令官は顔を歪めながら顔をあげ、謝ってきた。その顔は今にも泣きそうな酷い顔だった。逆にこっちが悪いことをした気分になってくる。いや、実際は僕のせいでこうなったんだ。
「しれーかーんっ!」
そんなどうしようもない空気のなか、突如執務室の扉が勢いよく開かれた。
「あれ?なんでそんな暗いの!?」
はたして開け放たれた扉から入ってきたのは、雷ちゃんだった。声から察することも出来ていたが、やはりまだ出会って数日、流石に確認しないとあってるかという自信がなかった。
「ちょっと雷ちゃん!走らないでよね!」
雷ちゃんに文句を言いながら入ってきたのは暁ちゃん。僕が鎮守府で知り合ったなかで司令官の次に時間を共に過ごした。
「ふぇ?なんで?」
「れでぃっぽくないからよ!そんなんじゃ何時まで経ってもれでぃになれないわよ」
「あーれでぃね、はいはい」
「流すなぁっ!!」
適当に流した雷ちゃんに対して、プンスカといった感じに怒る暁ちゃんは、本当にれでぃを目指しているのかというほどの子供っぽさが滲み出ていた。
もしかしたら僕達は四人のなかで一番子供っぽいのは暁ちゃんではなかろうか?
「二人とも落ち着くのです。そんなんじゃ響ちゃんと司令官の様子を見に来た意味がないのd、はわわ!!」
まるでお母さんのように説教をかます電ちゃん。いくらしっかりしていてもどじっ子ランクはSランクのようで、執務室の扉のちょっとした段差に引っ掛かって転けてしまった。
子供なのにもう脚が上がらなくなってきたのかな?
しかしその転けた先が不味くはないだろうか?いやなんせ僕の方向に頭を向けながら倒れてくるんですもの。これを不味いと言わずになんと言えばよろしいのでしょうか!?
ゴチン☆
「うがぁっ...」
「はにゃっぁ...」
二人ともぶつかった痛みはほぼ同じのはずなのにこの悲鳴の差である。なんで電ちゃんはそんなに可愛い声で断末魔をあげれるのか。あっ、転け慣れているから...なのかな?だとしたら... 同情、する... よ。
ガクッとまるで死んでしまったかのように意識を失う僕なのであった。
誤字、脱字等があればよろしくお願いします。