いやぁ、データが飛ぶのって怖いね…
今回は背中を意地でも見せない人と、それに取り付いた憎いあんちくしょうと戦います(まぁ、背中を見せない人のデュエルは省きますが)
それでは長らくお待たせ致しました第6話、構成をガラッと変えてお送り致します!
どうぞお楽しみくださいませ
ーーー波止場
「悪戯に俺を呼んだのは貴様かぁ…?」
随分と演技掛かった話し方をしている黒衣の男と、金髪のノッポの男性が波止場で話をしていた
金髪の、というかクロノス教諭は質問に答えた
「そうですーノ!
このにっくきドロップアウトボーイズに、闇のデュエルでキツーい罰を与えて欲しくて、あなたに連絡を取らせて頂きましタ!」
「よかろう…
報酬は相手の事情に関係無く、給料3ヶ月分だ…」
(めっさ相手の事情に関係あるーノ…)
「では、この闇のデュリスト、タイタン…
その小童共を闇の中に封じ込めてやろう…
だが、そやつらは俺流のやり方でおびき寄せる…、何か不都合があっても文句は言うまいな…?」
「ちょっと待って欲しーノ!
くれぐれも私の名前は…」
「分かっている…」
なお、この会話の間、クロノス先生とタイタンの影踏みゲームがずっと行われていました
そして、背中を見せないように、スイーっと平行移動しながらタイタンは闇の中に消えていった…
「背中見せネー…」
どうでもいいだろ、それは…
ーーーアカデミア
(錬金術の授業…
まぁ、デュエルは下手したら、錬金術全盛期時代より昔にも行われていた可能性があるからな…
別に習っていてもおかしくないのか…?)
いえ、オカシイです
(まぁ、今回の授業は千年アイテムたちの授業だから、たいして違和感ないけどさ)
(凄いのですね、千年アイテムって…
下手したら、私達神にすら匹敵する力を持ちうるとは…)
(あなた達の力が弱いだけでは?)
(失礼な!ラーの翼神竜には勝てますとも!)
(俺が前世で持ってたのはラーじゃない、ヲーだこの不届きもの)
ちなみに、世界に1枚しか無いカードや、伝説のカードはOCG含めて流石に持ってません
というか、ヤバいカード過ぎて、持ってたら死にますし
(というか、十代…
この間テストで赤点取ったばっかだろ…?
なんでのんびり寝てられるんだ…)
我らがGXの主人公、なんか色々と怪しい授業中なのに居眠りとは…
(ほら、先生も十代を見た後に俺を…、俺を?)
「授業が簡単すぎて上の空になってる遊字君?
千年パズルはいくつあるか、答えられるかにゃ?」
「え、な、じゃなくて!
1つです!
千年アイテムは7つありますが、そのうちの一つが千年パズルだからです!」
「本当に簡単だったみたいだにゃ
でも、だからといって何処かと交信するのはイケナイと思うのにゃ」
(割りと本当に交信してるから、なんか複雑だ…)
この授業では笑いものにはならなかったが、なんか別の意味で周りに注目されたような…
ーーーレッド寮
「レベルは6…、そこそこ怖い話か…」
「ゆ、遊字君、べべ別に無理して怖い話をしなくても良いんだよ?!」
「声が裏返ってるぞ翔」
只今怪談中
カードの山の上から語り部は1枚引き、そのモンスターのレベル分怖い話をするとのことらしい
…なんか凄いカードも混じってるような気がするが、まぁ良いだろう
「そうだな…
俺がある日デュエルしてた事なんだが、手札がゴルドシルバグラファゴルドカーキになってて、次引いたカードがスノウだったときは、何か背に冷たいものを感じたな…
あれは恐ろしかった…」
「それはそれで怖いけど、ただの事故っす」
「怪談じゃないんだな…」
「スゲエな遊字!モンスターに愛されてるぜ!」
「デッキに嫌われてたら、意味無いじゃねーか…」
なお、筆者の手札事故です
ちなみにその時のデュエルは負けました
その後は十代の少し不思議な話と、乱入してきた大徳寺先生の古い寮の話になり、そこに探検することになったとさ
「ここが旧生徒寮…
うぅ、暗くて不気味っす」
「しかも、最近まで生活してた雰囲気もあるんだな…」
「!おい、見ろ!
あそこの土だけ掘り返されてるぞ!」
なお、遊字君は用事があるらしく、同行できなかったらしい
ということで、遊字君サイド
ーーー
ワーワー、ギャー!
「うるさいな、あいつら…」
急な用事(生活跡の隠蔽)
「バレたらぜってぇめんどくさい事になるからな…
今の内に隠して置かないと…」
「そもそも、勝手に住んでるのがおかしいのですけど…」
「ライフラインも殆ど通ってるし、こっちのが掃除すれば割りと快適なんだよ」
「でもここって立ち入り禁止だったような…」
「実は鮫島校長とある契約をしててな…」
ーーー回想ーーー
「なんだって?ラーイエローにはならない?」
「えぇ、私はラーイエローになるのよりも、ある一つの目標を完遂したいのです」
「それで、その目標とは?」
「旧生徒寮、あそこの安全性の証明と、あの寮から見えるこの島の不思議です」
「旧生徒寮だって!ダメだ!あそこは危険すぎる!
なにより、この学園の不思議など、あの場所でなくとも分かるはずです!」
「いいえ、学園ではなくこの島の不思議です
常々思うのですよ…、この島と学園には遺跡と、そしてタブーが多過ぎると…」
交渉…というよりも舌戦
当然だ、鮫島校長は生徒の為を思って立ち入り禁止区域を決めている
それなのに、守るべき生徒が立ち入り禁止区域に行きたいと言ってるのだ
交渉になる筈が無い
「いつか、その立ち入り禁止区域があること自体が災いになる日が来ます…
ならば、いっその事セーフハウスとしてしまうのが良いのでは無いでしょうか?」
「出来るはずが無いだろう!
君は知らないだろうが、あの寮ではある生徒が行方不明になっているんだ!だからあそこには誰も立ち入れさせたく無いんだ!」
当然の話だ
既に被害が発生してるのに、危険かどうか試すなんて、正気の沙汰では無い
「この話しは終わりだ…
代わりに他の居住施設を建ててあげるから、それで我慢してくれないか?」
この校長先生はタヌキだなんだと言われているが、やはり人がいいのだろう
普通の生徒に、しかも元レッド生にここまで譲歩するなんて、普通は有り得ない
もっとも、これは旧生徒寮事件の口封じでもあるのだか
「先生…、やはりあなたは良い人だ…」
「しかし、私だってなんの策も無くこんな話をしている訳では無いのです!」
「何を言ってるのだね…」
「私には、とある女神が憑いています」
「?本当に何を言ってるのだね?」
校長はこちらの事を、別の意味で心配しているようだ
「いえ、彼、遊字の話しは本当です」
「!
なんの声だね!これは!」
「腹話術でも、催眠術でも無い、本当の第三者の声です!」
「この女神は強い光です、それこそ、旧生徒寮を散策し、そこで過ごしたとしても闇が近寄れない程の」
「!君は、いったい…?」
ーーー回想終了ーーー
「「良いでしょう…、ですが本当に危険になれば、君を退学させてでも止めますからね」か…
あの人も人が良すぎると言うかなんというか…」
「半分は嘘ですからね…」
この女神が強い光なのは確かだ
だが、そもそも旧生徒寮ではまだ闇は確認されてないし、当然闇による危機に陥ったことも無い
「なに、どんな闇でも、ここまで強い光があるんだ
消せなくても、近寄らせることは無いさ」
「遊字…」
「さて…十代たちの他に招かれざる客が来たようだ…」
「えぇ、どうやらそのようですね…」
今回はここまでです
次回は珍しく長めのデュエルを組みたいので、また暫く時間を下さいませ…
…あれ?これって、タイトル詐欺なような…
前編って入れればセーフかな…?
では、ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました