艦隊これくしょん〜ブラック提督(笑)の奮闘   作:SKYアイス

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季節の移り変わりの影響か、熱出して寝込んでしまい投稿遅れてしまいました。これからはペースを戻してきたいと思います。


第10話

大前提として、提督業を行う人物は優秀でなければならない。感娘達は外見は少女や女性のそれだが武器を持ち、編隊を組み、敵を殲滅するれっきとした部隊なのだ。その部隊を動かすのにも資材が求められ、如何に最低限の資材で殲滅できるか?資材を調達できるか?また上手く彼女達を動かせるかが重要となる。

 

提督はその点では優秀ではあるが性格に難があった。それは今は語るときではないが…だがこれだけは語れよう。

彼は不器用なのだ。それも物凄い…

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは?」

 

大本営、そこに提督はやってきた。

理由は大淀に提督業を一時的とはいえ任せている間に自分も何もやらない訳ではないと思い、大本営で作戦に必要な情報を得るためであった。

 

戦術を立てるのには先ずは敵の情報、海域の情報が戦局を左右すると考える提督ならではの発想だ。そのために大本営へ趣き、そこで元帥の右腕とされる大将に会っていた。そして提督は大将から何枚かの資料を手渡された。

 

「それは海域周辺の深海棲艦の情報だよ。大規模な作戦だから必要だと思ってね」

「なるほど」

 

そこに書かれていた情報は、敵の深海棲艦の主な編隊であった。それも自分だけではなく他の鎮守府が集めた情報も。

 

他の鎮守府が集めた情報は自分が集めた情報と大差ない所もある。自分が知るブラック鎮守府は自分と同等かそれ以上の所もちらほらと見えた。まぁ自分と同じブラック鎮守府だから当然だとも思う。

 

だがある項目を見ると、それまで読み流していた目を留め、手を止めた。

 

 

「こいつは…」

「君は他のフラグシップと遭遇しても、これには遭遇してなかった筈、今回は確かに姫級の奴もちらほら見えるけど…今回はそれ以上に厄介だよ…」

「待って下さいよ、なんなんですかこれ…」

「情報は確か、これは僕が体験したから…元帥と大将、そして君にしか公開してない、今公開したら間違い無く混乱するから」

 

それはそうだと思う。現にこの資料に書かれている情報提供者の名前には目の前の雨宮大将の名前があるから…だからこそだ。だからこそ信じられない

 

 

 

 

 

 

 

「大将の第一艦隊が…たった一体のレ級によって全滅?」

「ただのレ級じゃない、あれは…何て言えば良いか…そう、敵の切り札、悪魔…そう呼ぶべきかな。まさかレ級のフラグシップ級がいるなんてね…」

 

フラグシップ。通常の深海棲艦よりも強く、凶悪な深海棲艦。深海棲艦の主な艦種…例えば戦艦タ級、これがフラグシップとなると姫級よりは弱いが数が揃うと姫級以上に厄介な存在として立ち塞がる。深海棲艦の最終形態とも呼ばれていた。

 

今までレ級のフラグシップは現れてなかったが…ここに来てとうとう姿を現したのだ。

 

「正に悪夢…身震いしたよ…」

「………」

 

確かに悪夢だ。レ級はただでさえ10強、それもトップ3でしかロクに相手ができない奴。ましてやエリート級となると10強最強の時雨くらいしか対応できない程に…これでは単純な戦力差では勝てないであろう…単純な戦力差では

 

 

「君に話したのは…分かるよね?」

「ええ…10強を用いて勝利しろ」

 

だがそれでも隙はあるはずだ、幸い10強には開幕雷撃が可能な阿武隈、そして潜水艦、雷巡がいる。戦術を上手く立てられれば実力差は幾らでも埋められる。

まだ開幕雷撃で削れるかは判らないが…だがここにある情報が確かなら恐らく通用する。ならば…

 

「違うよ、君の自慢の10強じゃあ勝負にはなっても勝利にはならない。君が軍師と呼ばれていてもね」

「お言葉ですが大将、私の感娘は優秀です。彼女達を私が上手く動かせられればフラグシップのレ級をある程度は削れるかと」

 

自分が倒しきれなくても、横須賀のあいつなら引き継いでくれる。それに大将もきっと…

 

 

 

 

 

 

 

「僕が言ってるのは、君の切り札を使えと言ってるんだ。あの感娘を使え」

 

 

 

 

 

その言葉を聞いたとき、自分の頭の中が真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

「お茶が旨え」

「何しに来たんですか本当に…」

 

横須賀の提督の寛ぎぷりに同じ横須賀の感娘である蒼龍に突っ込まれる。それに対して横須賀の提督は

 

 

 

「なにをー、私だってなー」

「良いから説明しよ?大淀さんも困ってるから」

「ひどー、私だってやるときゃやるんだぞー」

 

口ではそう言ってるがこの提督、飛龍のふかふかな膝枕を堪能しながら言ってるので威厳もクソッタレも無い。しかもこいつ仰向けで寝てるから…恐らく彼女の視線の先は飛龍の豊満な

 

 

「あ、あのー…」

「あ、ごめんねー、今おっぱい堪能してたからさー、大淀たんのスケベスカートも堪能していいよねー?」

「自重して下さいよ!?」

「嫌」

 

吹雪のツッコミをバッサリと切り捨て、横須賀の提督は横になりながらも大淀に言った。

 

 

 

 

「海色君に頼まれてさー、海色君のご自慢の感娘達と演習する事にしたからー、明後日」

 

 

 

 

 

 

「「え、えぇぇぇ!!?」」

 

 

吹雪と大淀は驚き、叫び声をあげたが横須賀の提督は動じずに、ただただ飛龍の豊満な胸を見続けていた。

 

 

 

 

 




大淀は好きですよ?一応言っておきますけど
何でしょうか…好きな子の涙目…特に大淀が涙目になって「ていとくぅ」と言ってきたら心が震えたってのは…


因みにこの大淀は深層心理にはマゾの心得があったりなかったり…そんな妄想
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