IS《最後の敗北者》   作:油淋鶏

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エピオンがフルブで星5になった記念に作りました。
騎士道ってカッコいいよね:。
もし良ければ見てやってください。


エピローグ

「完全平和を作る為には条件がある。」

リーブラの中央に立っているエピオンが翼とビームソードを展開する。

ヒイロのゼロがエピオンに向かってくる。

 

 

 

「ひとつは全ての兵器を排除すること。

    もうひとつは人々から……戦う意思を取り除くことだ!」

エピオンがバーニアを吹かし飛び立った瞬間ウイングゼロがバスターライフルを発射。

エピオンはすんなりと回避する。

 

 

 

「リーブラを落とす!

    この行動しか完全平和への道は無い!!」

エピオンのビームソードとゼロのビームサーベルがぶつかり合い、ウイングゼロは距離を置く。

 

 

 

「地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前に頼る!

    お前がいる限り同じ過ちが何度も繰り返される!!」

ウイングゼロは肩のマシンキャノンを発射。

エピオンはそれを回避しヒートロッドをバスターライフルに巻きつけ弾かせる。

 

 

 

完全なビームサーベルでのぶつかり合いとなる。

「お前とトレーズは同じだ!弱いものを守る為に大儀を振りかざす!

    しかしそれは決して、弱いものを助ける事にはならい!!」

 

 

 

「弱者を作り出すのは強者だ!!

    “地球”という強者の存在が“コロニー”という弱者を作り、追い詰めていったのだ!!」

 

 

 

激しい攻防が続き、ゼロがリーブラのブロックに着地する。

しかしその瞬間揺れだし振動によって隙が生じエピオンにビームサーベルを弾かれてしまい、ビームソードを突きつけられる。

「さあ、勝負あったぞ!」

 

 

 

「俺は弱い奴が嫌いだった。奴らはいつ自分が攻撃されるのかと絶えずオドオドしていた。

    誰も信じることが出来ず、言いたい事は何一つ言えない。そんな奴らを俺は許せない!!」

 

 

 

「強者がそうさせるのだ!!」

切りかかろうとした途端エピオンの後ろで爆発が起こる。

 

 

 

「うわっ!」

その隙にゼロはビームサーベルを拾い、エピオンに突きつける。

「くっ!」

 

 

 

「ゼクス、強者など何処にもいない!人類全てが弱者なんだ!

    俺もお前も弱者なんだ!!」

 

 

 

「コロニーは自らの判断で完全平和への道を歩み出した!

    お前の行為は無意味だ!」

 

 

 

「所詮は血塗られた運命、今さらこの罪から逃れようと思わん!

    決着をつけるぞ、ヒイロ!!」

エピオンが突進する。

 

 

 

「!!」

ゼロもバーニアを吹かし突進する

 

 

 

「未来は見えているはずだ!!」

 

 

 

「おぉぉっ!!」

 

 

 

「てやぁ!!」

 

 

 

ゼロとエピオンが交差する!

結果、エピオンのコックピットに電気が走り、ゼロのコックピットは何も起きていなかった。

エピオンの左腕が切り落とされたのである。

そしてゼロは振り向かず立ち尽くす。

「何故殺さない!?」

 

 

 

「リリーナが悲しむ。」

 

 

 

通信が突如入る。

「ヒイロ!」

 

 

 

「カトルか?」

 

 

 

「ああ良かった!このブロックは、まだ地球に降下しています。」

 

 

 

「分かった!この艦の動力システムを破壊する!」

ゼロはエピオンを背に動力炉へと向かっていく。

 

 

 

「……くっ!」

ゼクスは戦い負けた為か悔しがる。

 

 

動力炉の前にゼロが立っている。

 

 

 

「これが……。」

ビームサーベル電源をカットしマシンキャノンで破壊を試みようとするが、エピオンとの戦いで使い果たした為

弾は出なかった。

 

 

 

「リーブラAブロック、大気圏突入まであと200秒!もう限界です!!」

 

 

 

「さようなら……リリーナ。」

 

 

 

いざ意を決して自爆装置のスイッチを押そうとしたその時、エピオンがゼロの前に立ちはだかる。

「完全平和の為に必要なものがもうひとつあった!

    人を思いやり、理解してやる強い心だ!お前の様な……。

    お前は純粋すぎる、そして優しすぎる。しかし、そうでなければ生きる資格がないということか……」

 

 

 

「…………………………。」

 

 

 

「ならば私は、何処までも生き抜いてみせる!!」

エピオンがビームソードを振り下ろす。その刃先はなんと動力炉であった。

「ゼクス!」

 

 

 

「誰よりも厳しく、戦士としてだ!!」

爆発でゼロが吹き飛ぶ。

「ゼクス!!」

 

 

 

「また会おう!ヒイロ!!」

爆発と共にエピオンは跡形も無く消し飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

-------

私が目を開けると。そこには青い空と白い雲何処までも続く緑生い茂る草原。

ここはいったい......立ち上がろうとするが全身に激痛が走った。

無理もないあの爆発に巻き込まれたら普通の人間ならば死んでもおかしくはない。しかし私は生きている。

ふと周りを見渡すと遠くから赤いドレスを着た顔の整った少女が歩みを進めてくる。

 

 

 

「ねぇ、ゼクス、貴方はここで死んではいけない」

 

 

 

「君は一体?私は何故ここにいるのだ。リーブラの爆発に巻き込まれた筈だが」

 

 

 

「それは私にもわからない。ただ言えることは、次に貴方が目覚める時、それは貴方のいた世界じゃないこと。それだけは覚えておいて」

彼女はそう言うと陽炎のように消えていった。

私のいた世界とは別の世界.......一体どういうことなのだろうか?

 

 

 

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