・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と異なる設定
・あやたん(に)inしt【不健全な内容が含まれます】
以上のことが苦手な方もせっかくなのでゆっくりしていって下さいね
ひぃ・・・・・・・・・ひぃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひぃぃ・・・・・・・・・・・・・はぁぁぁあ
今僕は、お察しの通り、階段を上っています。
「ひぃ・・・・・・・・・・・・・ひぃ・・・・・・・・・」
体中が汗だくで、意識は朦朧としてきた。
「・・・・・・・・・大丈夫?。ですか?」
横からいっさい疲れを見せていない妖夢さんが聞いてくるのが、かろうじて分かった。
「はぁ・・・・・・え?あぁ、大丈夫ですよぉ~・・・・・・・・・ははっ・・・・・・・・・」
光のない目で僕が応えると、妖夢さんは
何ともいえない顔で、心配そうに階段を上るのを続けた。
~数分後~
「ひぃ・・・・・・・・・・・・・ひぃ・・・・・・・・・もう、無理・・・・・・・・・・・・・ですぅ・・・・・・・・・」
僕はそう言って、前に倒れる、そこには、石造りの道があった。
石造りの・・・・・・・・・道・・・・・・・・・?
僕はそれまでの疲労を忘れてバッと顔を上げた。
そこには白玉楼があった。
うっすらと僕の目に涙が映る、
「やっと・・・・・・・・・・・・・つい・・・・・・・・・・・・・た・・・・・・・・・」
そのまま、体中の力が抜けて前に倒れた、
「だ、大丈夫ですか!?」
そこに妖夢さんが駆け寄ってくる。
が、僕は登り切ったことに対する達成感に酔っていてそれどころではなかった。
「やりましたよ文さん!一人で登り切ったんですよ!」
そう興奮気味に言う僕を、縁側に座る文さんと、今妖夢さんが買ってきたお菓子を食べている幽々子さんが見る
「さいですか」
文さんが答える
え?それだけ?
「え?いや?自力で登り切ったんですよ!?」
「さいですか」
なおも語る僕に文さんは気のない返事を続けた。
その返事に若干不満を持ちながら僕は簡単に人里であったことを文さんに伝えた。
すると今度は文さんが興奮気味に、人里に妖怪が!?と身を乗り出して聞いてきた
僕は妖怪のことを知っている限り文さんに伝えた
「黒い煙のような妖怪・・・・・・・・・で、目撃者は少ないが、鞘があったというのなら実在するのでしょう・・・・・・・・・それで体を大きくすることができて、かなり速い・・・・・・・・・こいつはネタのにおいがぷんぷんしますねぇ」
文さんは心底楽しそうに言うと、いつも持ち歩いているネタ帳と呼んでいる、手のひらサイズのノートに、サラサラと新しく書き込みを加えた。
幽々子さんが一枚のせんべいをカプッとくわえて
楽しそうに笑った。
僕はなおも妖夢さんの取材を続けていると、妖夢さんはおもむろに庭に繰り出し、
腰に差した剣二つをスッと抜いて、素振りを始めた。
その様子はなんだかとても凛々しくてかっこよかった。
相も変わらず縁側で幽々子さんと談笑している文さんは妖夢さんをみて、ほうと小さく呟くと
「相変わらず精が出ますねぇ」
と笑った
相変わらず、ということは、ずっと続けているのだろうか?
そう考えながら、僕は妖夢さんを見つめていた。
「すごいなぁ・・・・・・・・・」
自分すら意識せずに僕は感嘆の声を漏らした、
「手合わせ・・・・・・・・・・・・・願ってみます?」
ふと、後ろから楽しそうな声が聞こえてきた。
「ひゃぁっ!?」
僕はおきまりのごとく驚いた後、涙目で
「だからふつうに話しかけてくださいっ!」
と文さんに言った。
そうしてからさっきの文さんの言葉について少しだけ平静に戻った頭で吟味する。
「手合わせ!?」
僕は吟味した上でそう叫んだ
「はい!手合わせです」
文さんは心底楽しそうにそういった。
「手合わせ・・・・・・・・・ですか・・・・・・・?」
妖夢さんが不思議そうな顔で文さんにきく
「そうです、といっても真剣で斬り合うわけではなく、木刀を貸すのでそれで、まぁ相手に当てるなり、突きつけるなりしたら勝ちです」
「はぁ・・・・・・・・・・・・・」
まだ納得がいかない様子で妖夢さんが頷いた。
僕が文さんに問う
「なんで・・・・・・・いつもそんなに戦闘の訓練をすることにこだわるんですか?」
文さんはいつぞやの回答と同じく
「だから、ここ幻想郷はとても危険な----」
「それはもう聞きました!」
僕はそういうとどうにか、戦闘を避けられないかとほかのいいわけを考える、そして
「それに妖夢さんはよくても幽々子さんが大事な庭師さんを傷つけたくないかもしれないじゃないですか!」
そう言って幽々子さんをみた、
急に振られた幽々子さんは
「いいわよ~、」
と穏やかな声で言った、
-----僕に救いはないのだろうか?
そして、なんやかんやで結局またまた、戦闘訓練をすることになったわけですが・・・・・・・・・
ふふふ-----僕は心の中で笑っていた。
こんなこともあろうかと、実は毎日文さんに気づかれないように、体力づくり、イメージトレーニング、その他諸々をやってきていたのだ!
出来る限り闘うことは避けたがったが決まってしまったものは仕方ない。
今なら、勝てはしないまでもそこそこいい勝負を繰り広げられるはずだ。
ふふふ--------妖夢さんには悪いですがここは本気でやらせてもらいます!
そう心の中で明言すると僕は前を見て木刀二本を構える妖夢さんと向かい合った。
空気を読んだのか風がヒューーッと吹き抜けた。
スッと妖夢さんが踏み込む、それをみた僕は注意深く妖夢さんの動きをみた
その次の瞬間僕の後ろには妖夢さんがいた。
それに僕は反射的に、持っていた短剣(鞘つき)を後ろに回してかがんだ
「ゴッ」という鈍い音がして僕は後ろに転がった、
すぐに体制を立て直し、僕は冷静にした頭の中で考える、
ん?え?・・・・・・・・・えええぇぇぇ!?なに?今の、速くない?え?速くない?いや、ちょと、え?無理でしょ!?
意味が分からないまま妖夢さんがもう一度踏み込む、
今度こそはと僕は妖夢さんの動きに全神経を集中させる。
今度は正面から突っ込んできた、
「っ!?」
さっきので少し分かっているつもりだったんだけど、さすがに速くて、怯む。
今回もほとんど反射に近い形で妖夢さんの動きに反応し短剣で受け止める。
今度はとばされることはなかったけどすぐに次の木刀が飛んでくる、
7回目の木刀をギリギリでよけた後で僕は一度後ろに下がって落ち着いた、
とにかく、妖夢さんが予想以上に強かったのは把握できた・・・・・・・
それで・・・・・・・・・どうする?どうすればベストだ?普通に闘ったって確実に勝ち目はないし・・・・・・・・・・・・・
僕は思考を限界まで加速させる、そして、一つの答えにたどり着いた。
-----ふつうに闘って勝てないから、<ふつう>に闘わなければいいんだ-----
この状況に至った上で、僕は不敵に笑った
その様子を見た妖夢さんの表情に若干動揺がみられた。
僕は・・・・・・・・・・・・・僕は・・・・・・・・・
持っている短剣を・・・・・・・・・・・・・妖夢さんに投げつけた・・・・・・・!!
妖夢さんはもちろん、縁側でみていた幽々子さんと文さんも
「えっ!?」
と驚きの声を上げた。
投げつけた短剣は円をえがきながら妖夢さんの顔めがけて、飛んでいく。
妖夢さんは驚きながらもスッと横に転がることで短剣を避けた。
大丈夫、それでいい、ひるんでくれれば、大丈夫・・・・・・・
僕は妖夢さんに全力で走っていく・・・・・・・
そう、走っていく--------ハズだった
僕はそこでグルッと視界が反転するような感覚を覚える
「あれっ?」
気の抜けた声が脳内にこだまする。
(嘘っ?なんで・・・また・・・・・・・・・)
僕の意識はそこで途切れた。
うっすらとした意識のまま僕は目を開けて周りの状況を確認する。
僕の顔をのぞき込む顔が3つ、それは当然のごとく、文さん、妖夢さん、幽々子さんの三人だった
「お、気がつきましたね」
文さんが笑顔でそういうと、僕はすぐに、布団から起き上がった、
そして、
「すいません・・・僕・・・・・・・また、気絶しちゃったみたいで・・・・・・・・・・・・・」
それを聞いた文さんが
「いえいえ謝る事じゃないですし、気にしなくていいと思いますよ」
文さんはそういってくれるが、こうも毎回気絶しているんじゃさすがに気になる
それにこれのせいでいろんな人に迷惑がかかるのは、申し訳ないし・・・・・・・。
そう思っているとふと、あることに気づく、
「あの・・・・・・・妖夢さん、怪我とかはなかったですか?」
その問いに、何か考えていた様子だった妖夢さんが、我に返り答える
「え?あぁ、大丈夫です、」
「そうですか・・・・・・・良かった・・・・・・・・・・・・・それにしてもこの勝負、僕の完敗ですね・・・・・・・」
僕が苦笑しながら言うと妖夢さんが若干怪訝そうな顔をしたような気がしたが、すぐに話しかけてきた文さんのおかげであまり気にすることはなかった。
「そうです、鞘、今のままではそのうち怖~い妖怪に食べられちゃうかもしれませんよ?」
文さんが笑いながら手を前に垂らすようにおどけて言った
さっきの煙のこともあって、僕は少し顔をひきつらせながら
「はい、・・・・・・・精進します・・・・・・・・・・・・・」
と答えた。
そして布団の横に置いてあった短剣を腰に戻した。
続く・・・・・・・・・・・・・
小さなおまけ~妖夢視点の戦闘訓練~
戦闘訓練・・・・・・・・・なんだかよくわからないまま始まったわけだが・・・
さて、どうするか、・・・・・・・まぁ鞘さん相手にてこずることはない・・・とは思うが。油断は禁物だ
油断なんかしてたら負けても不思議はない。
絶対手を抜くな・・・・・・・・・
そう自分に言い聞かせて一歩踏み込んだ、
鞘さんの後ろに回り込んで寸止めできるように少しだけ手加減して木刀を放った、
鞘さんなら避けられないだろう、そう思っていた
が、予想に反し鞘さんは鞘のついた短剣で木刀を防ぐ
それでもぶつかった反動で後ろに転がっていった。
あれを防ぐのか・・・・・・・・・これは思ったより厄介かもな・・・・・・・・・
そう考えながらもう一度鞘さんに向かって踏み出す。
今度は威力を押さえて連続で放つ、
が、こちらも全てそらすなり受け止めるなりされた。
「嘘・・・!?」
心の中でつぶやく、はっきり言って避けさせるつもりはなかったのだが・・・・・・・・・・・・・
避けられた・・・・・・・・・ということに若干のショックを抱きながら
次の攻撃を仕掛けようとしたとき・・・・・・・・・・・・・
ふと鞘さんを見やる、そこには不敵に・・・・・・・・・いや獰猛という方がしっくりくるような表情で笑っていた
(まずっ!)
そう思ったときにはもう遅かった。
鞘さんは手に持っていた短剣を私に向かって<投げた>
武器として持っているものを手放すなど、自殺行為ではあるが、事実、鞘さんは投げた。
全く予期していなかった攻撃にバランスを崩して横に転がる。
マズい、そう考える前に体が動く。
立ち上がって攻撃に備えられる体勢になる、
-----目の前には鞘さんが立っていた-----
後ろに回られたわけでも、前にかがんでいたわけでもない、ただ目の前に直立していた、
反射的に目をつむった。
しかし、短剣が突きつけられた感触はない、
そっと目を開けるとそこには気絶する鞘さんの姿があった。
その顔はさっきとは打って変わって穏やかな表情をしていた。
幽々子様に頭を上げながら言う
「すみません・・・・・・・・・負けてしまいました」
幽々子様は笑いながら大丈夫よ、といってくださった、が
「でも、人間の女の子に負けているようじゃ、まだまだよ?」
と付け足された・・・・・・・・・ん?
「え?女の子?鞘さんがですか?」
まぁ女の子と言われればそう見えなくはないが、僕と言っていたからてっきり・・・・・・・・・
「あら、気づいてなかったのね・・・・・・・・・」
幽々子様は気づいていたらしい、そしてちいさく
「まぁ、人間の女の子・・・・・・・・・・・・・っていうのは怪しいかもしれないわね」
といって笑った。
はい!最後まで見ていただきありがとうございます!
えとえと、なんだか週一ペースの更新になってますね・・・
これからは更新ペース頑張ってあげるように努力します!
さて・・・・・・今気づいたんですが前回で10話目だったんですねぇ。
いやぁ、はやいなぁ・・・・・・
こんな作品ですがこれからもよろしくお願いいたします!
応援して下さる方がいるととてもありがたいです!
それでは次回も是非ゆっくりしていって下さいね!