僕と天狗の取材録   作:彩風 鶴

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注意
・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・自分設定
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
・昔は漫画でみたパンツかぶるという行為の意図が分からなかったが、少しずつわかってきた今日この頃・・・・・・・。
以上が苦手な方でも折角ですしゆっくりしていって下さいね!


宴会の取材
4章 1話~何事も準備から~


「それでですねぇ~~もう鞘ったら・・・・・・・」

「文さん・・・・・・・飲み過ぎですっ!・・・・・・・」

僕は完全に酔っぱらってしまった文さんと、鬼に、巫女さん。妖怪数人に囲まれていた。

「もう・・・・・・・」

そう呟くと、僕は手元のお酒をグイッと一気に飲み干した。

 

 

 

「鞘~~行きますよ~~!!」

「は、はい!!ちょっと待って下さい!」

文さんの声に、僕は読んでいた本を慌てて閉じ、本棚にしまった。

机の上に置いてある荷物・・・・・・・といってもメモと文房具くらいしか入ってない手提げ鞄だけど、それを持えんって急いで文さんのところに走りつく。

すると文さんが僕に尋ねた。

「準備OKですか?」

準備と言っても特に何かするわけでもないため、僕は文さんの問いに頷く。

そうすると文さんも満足そうに頷き、

「それでは出発しましょう!」

楽しそうにそう言った。

しかし、その前にちょっとだけ気になったことがあったため、僕が文さんに質問する。

「あの・・・・・・文さん・・・・・・・?」

「はい?何ですか?」

「その、担いでいる木箱は何ですか・・・・・・・?」

文さんの背中にはよく分からないが小学生ぐらいなら入ることができそうなくらい大きな木箱が担がれてあった。

細身の文さんが担ぐと、まぁ文さんじゃなくてもだが異様なほど存在感を放っている。

「あぁ、これですか。」

文さんは、後ろの木箱を見た後、少し考えてから、

「ん~~中身は後のお楽しみと言うことで・・・・・・・・・どうせ宴会で開けますし。」

そういって、木箱を開けずに済ませた。

まぁ特に無理に見る必要もないし、僕は追求することはなかった。

 

 

「しかし・・・・・・・・・誤算でしたねぇ~~・・・・・・・」

隣で歩いている文さんが緊張感のない声で言う。

僕と文さんは山を下りながら、歩いて。博霊神社へと向かっていた。

「木箱を担ぎながらはさすがに飛べませんでしたか・・・・・・・・・・・・・。」

文さんが今度は悔しそうに嘆いた。

「そうまでして運ばなきゃいけないものなんですか?まぁ、行きは特に問題なさそうですけど帰りは・・・・・・・」

僕は今降りてきた道を振り返る。

なかなかに急斜面である。これをその木箱を担ぎながら歩くとなるといくら文さんでもキツいのではないだろうか・・・・・・・。

そんな心配をしていることを察したのか、文さんが

「それなら心配ないですよ。帰りはかるーくなってるはずですから。」

そう言って笑った。

行きは重くて帰りは軽い・・・・・・・?

ますます僕の中で木箱の中身が謎に包まれていった。

 

 

「宴会・・・・・・・かぁ・・・・・・・・・」

僕が思わず呟いた。

今まであった幻想郷の人達と言えば、あまりまともな人は、というか人自体があまり会わなかったけれど、とにかく僕の常識で見ることはできないってことだけはいえる。

そんな人達がいっぱい集まってくるんだろうか・・・・・・・。

僕の心を緊張とも恐怖とも興奮ともとれる感情が走る。

「大丈夫かな・・・・・・・」

ふとそんな言葉が僕の口から漏れた。

「心配ですか?」

「へっ!?」

心ここにあらずという状態だったのにも関わらず耳元で囁かれ、つい変な声を上げる。

「宴会・・・・・・・心配ですか?」

再度文さんが僕に尋ねた。

その眼は優しく温かくて、僕はついつい魅とれてしまっていた。

暫くして我に返ると、

「あ、あ!ご、ごめんなさい!!。」

何に対して謝っているのか自分でもわからないが、文さんの眼から視線を逸らす方法がこれ以外思いつかなかったのだと思う。

頭を下げて、気持ちを落ち着かせた後、おそるおそる顔を上げると、文さんがきょとんとした顔で、

「何で謝ってるんですか?」

そう訊いてきた。

「え!?あの、それはですね・・・・・・・その・・・・・・・・・」

僕はうまいいいわけを考える。が、そもそもいいわけを考える。という経験がほぼ皆無だったため、予想以上に困難だった。

思いつかず視線を泳がせていると、僕の目に、あるものが留まった。

「・・・・・・・・・文さん・・・・・・・あの木・・・・・・・・・変じゃないですか・・・・?」

僕は視線の先にある木を指さす。

一見何の変哲もない木だが、あの木だけ、何か・・・何かがおかしかった。

文さんが僕の指さす木を見た。が、不思議そうに

「特に変わった様子はないみたいですけど・・・・・・・・・何が変なんですか?」

そう尋ねられる。

何がおかしいか、というより、そこにあること自体がおかしいというか、なんだか自分でもわからずモヤモヤとした気持ち悪い感じが募っていく。

僕はそのことを文さんに伝えようとし、

そしてやめた。

何言ってるかわからないだろうし、第一、言ったところでどうこうなるわけではない。

僕はできる限り笑顔を繕って、

「見間違えだったみたいです・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・さぁ!早く神社に向かいましょう!」

そう、努めて明るく答えた。

「・・・・・・・・・?・・・・そうですね。早いところ着いてしまった方が都合がいいですし・・・・・・・先を急ぎますか。」

文さんは釈然としない様子ではあったものの、すぐにいつも通り、笑顔で僕に言ってくれた。

 

 

博霊神社横の、開けたスペースに、僕と文さんはたどり着いた。

あれだけの大きさの荷物を持ってかなりの距離を歩いたというのに文さんは汗一つ書いていない。

やってきた僕たちを見つけて、箒を掃いていた霊夢さんが前と同じ眠そうな声で

「あんた達来るの早すぎるでしょ。今から準備よ?」

そう呆れた様子で言った。

確かに、まだお昼前だし、宴会の取材にしてはいくら何でも早すぎる時間帯だろう。

僕はどうしますかという問いの意味を込めて文さんの方をみる。

文さんはそんな僕を見て、一度にっこりと笑った後、霊夢さんに、

「早く着いていた方が何かと都合がいいですし・・・・・・・それに何か手伝うことがあるならお手伝いしますよ?」

そう言った。

それを訊いたとたん霊夢さんはさっきまでからは想像できないほど優しい、しかしひどく威圧的な笑顔で

「そうね、そちらの都合があるわよね、じゃぁ悪いんだけどちょっと手伝ってもらえるかしら?」

そう猫なで声で言った。

 

 

「それにしても・・・・・・・・・」

宴会用の敷物をせっせと運ぶ僕に、文さんが大きな石に腰を下ろしながら、話しかける。

僕は足を止めて文さんの方に顔を向ける。

「何にも面白いもの無かったですね・・・・・・・・・」

どうやら話しかけたのではなく独り言だったようだ。

つまらなそうに博霊神社を見てぶつぶつと文句を言っている。

というか、面白いものがなかった・・・・・・・って勝手に人の家の、それも神社を物色したんだろうか・・・・・・・・・。

「前の時は魔理沙さんの写真が出てきたんですけど・・・・・・・・・何処に締まったんだ・・・・・・・?」

どうやら前科もあるらしい。大丈夫なんだろうか・・・・・・・・・いろんな意味で・・・・・・・・・。

もし文さんが暴走しそうになったら弟子として止められるようにしないとな・・・・・・・・

僕がそんなことを決意していると、霊夢さんから文さんに向けて野次が飛んでくる。

「コラァ!!天狗!!休むなぁ!!」

その声を聞いて、文さんはビクッと体を震わすと、次の瞬間には僕の横で何事もなかったかのように敷物を運んでいた。

もうこれぐらいじゃ悲鳴を上げなくなったなぁ・・・・・・・・・。

僕はしみじみと自分の成長ぶりに喜びと悲しみを5分5分で感じた。

 

 

ーー作業開始から1時間ほどたった頃。

「おぉ!やってるやってる!」

明るい声に僕が振り向くと、魔理沙さんが箒にまたがって笑顔で手を振っていた。

「あっ!魔理沙さ、モゴッ!?」

僕が声をかけようとするとすぐに魔理沙さんに口元を押さえられた。

何が起こったかわからずに僕は叫ぼうとするが、それを押さえつけて魔理沙さんは、

(静かにするんだぜ・・・・・・・今霊夢に見つかったら絶対、手伝わされる羽目になるだろ?それだけはごめんだぜ)

そう言って笑った。

僕は頷いて、ようやく手から解放される。

「そういえば天狗はどこだ?一緒じゃないのか?」

魔理沙さんが小声で尋ねてきた。

僕はそれに、同じように小声で

「文さんならさっきフラフラ~っとどこかに行っちゃいましたよ?そんなに遠くには行ってないと思いますけど。」

そう告げると、魔理沙さんは「いや、」と

「あの天狗のことだし、とんでもないところまで行ってるかもしれないぜ?」

僕はそれに全く反論できずに、苦笑いするばかりだった。

すると魔理沙さんは、

「んじゃ、宴会が始まるまでまだかかりそうだし、それまで適当に時間をつぶすかな・・・・・・・。」

そう言って頭を掻く。

じっとしていられない・・・・って点では魔理沙さんと文さんは似たもの同士なのかもなぁ。ふと、僕はそんなことを思った。

「まぁ、任せて悪いが準備はよろしくだ・・・・・・・「あら、魔理沙じゃない。」

魔理沙さんがこの場を去ろうとした瞬間、いつの間にか後ろにいた霊夢さんに肩をつかまれる。

その瞬間魔理沙さんが苦い顔をして「うげっ!」と叫んだ。

「あらーとっても奇遇ねーそうねー折角だし、準備手伝ってもらおうかしらー」

僕がかつて聞いた中で暫定トップの棒読みだった。

魔理沙さんは額に汗を浮かべながら、

「あ、よ、よう!霊夢!えん、宴会の準備か?。わわ、悪いんだがちょっと、紅魔館に本を返しに行かなきゃ行かないから、ちょっと手伝うのは無理だなあ・・・・・・・」

しどろもどろにそう言うが、霊夢さんはにっこりと笑って表情をピクリとも動かさず

「あらー、それならパチュリーはどうか知らないけど、レミリアや昨夜が来るから、宴会の時に返せばいいんじゃない?」

こう返す。しかし魔理沙さんも負けじと言い返す。

「いや、やっぱり、借りた本人にしっかり顔見て返すのが礼儀だろう?」

「あら、前までは借りたら死ぬまで俺のものーって言ってたのに随分律儀になったのねー?」

「だ・・・・・・・だろう?だから今日はすまんが・・・・・・・」

「だったら!、いつも入り浸ってる神社にちょっとぐらいご奉仕してもいいんじゃないかしら?」

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

両者がにらみ合い、沈黙が流れる。そして、

「拒否権は?」

魔理沙さんが尋ねる。そして

「ない」

霊夢さんが答える。

そして

「慈悲は?」

魔理沙さんが尋ねる。そして

「ない」

霊夢さんが答える。

最後に魔理沙さんが

「時給は?」

と聞くが、当然のごとく霊夢さんは

「あるわけない」

と答えた。

 

魔理沙さんが一つ溜息をつき、

「これは貸しだからな?」

そう霊夢さんに言うが、

「あら、今までの借りを全部返しきった気でいたのね」

言い返されて、黙って黙々と作業に移った。

霊夢さんは勝ち誇ったようにフフンと鼻を鳴らすと、そちらも作業に戻った。

 

僕は、どうしたらいいかわからず、若干戸惑った後。・・・・・・・・・すぐに作業を再開した。

楽しい宴会の裏側にはこんなことがあったんだと来る人達に伝えたい・・・・・・・。

 

 

 

   続く・・・・・・・

 

 

 

小さなおまけ ~文の一人調査~

 

「ふぅ、来てみたはいいものの・・・・・・・・・やっぱり勘違いでしたかねぇ・・・・・・・・・」

射命丸文はそう呟いた。そして目の前の岩を隅々まで調べ上げる。

「ううむ、やっぱり、かなり古いときからありそうですし、昔に封印が行われたってこともあり得そうですよねぇ・・・・・・・・・」

そう独り言を漏らしながらもテキパキと作業をこなす。

そして、

「あや?・・・・・・・・・」

なにかが彼女の目に留まった。

「御札・・・・・・・ですか・・・・。見たところかなり古いものみたいですが・・・・・・・。」

そう言ってそれを丁寧にハンカチで包み、鞄にしまった。

 




最後まで閲覧ありがとうございます!!

どうも!彩風です!!
いやぁついさっきのことなんですがね。
友人に『俺某診断サイトでツンデレって診断されたんだがお前どうだったか結果教えろ下さい。』
といわれたため診断しました。
自分では、(まぁ、クーデレかツンデレだろうな・・・・・・・)
こう思っていたのですが・・・・・・・結果は・・・・・・・。
あなたは鬱デレです。


・・・・・・・・・・・・・嘘やん(・ω・;)



次回も良ければゆっくりしていって下さいね!
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