僕と天狗の取材録   作:彩風 鶴

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注意
・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・原作とは異なる自分設定
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
・愛(と、あとその他諸々)を込めて文に花束を......!
以上が苦手な方でも折角ですしゆっくりしていって下さいね!


6章 2話~迷える子兎~

どうにか竹林へと入っていく決心をしたものの実際はなかなか最初の一歩が踏み出せなかった。

それで決心と言っていいのかはともかく、僕は竹林の前で立ち尽くす。

目の前の竹林を眺めると、道と言っていいのか分からないような砂利の細い線が永く永く続いている.........様に見える.......。

霧がかっているせいなのか、どことなく...なんだろう......神隠し...?とかにあってしまいそうな雰囲気だ。

うぅ......やっぱり若干怖い。何だか紅魔館などとは違う不気味さで入るのを躊躇ってしまう。文さんや咲夜さんと一緒だと分かっていても...どうにも............。

 

すると...唐突に...いつもはポンコツであるはずの僕の脳が回転したのを感じた。

 

何とも情けないことに、こういうことになると人間というのは頭が働くようだ。

「そうです!文さん。」

僕は自分の提案に目を輝かせながら文さんに声をかけた。

「何ですか?」

文さんはいつも通りの笑顔で返す。

「思いついちゃいました!!!。」

僕が自信満々にドヤ顔を貼り付けて言うと、文さんは手をたたき

「わーなんですか?。すごくたのしみですー。きっとすごいことなんだろうなー。」

先ほどと変わらぬ笑顔を見せる。

しかしどうにも感情のこもっていない声が気になる。

咲夜さんに至っては顔全体でどうせろくなものじゃないだろうと言っている。

「どうせ、ろくなものじゃないでしょう。」

あ......本当に言っちゃった。

僕ってそんなにろくな事言ったことがないだろうか?。

僕が軽く傷心していると、

「まぁまぁ...とにかく聞いてみましょう。それで思いついた事というのは?」

文さんが慰めるようにして僕に発言を促した。

僕は「は、はい。」と返事して、もう一度気を取り直し...

「それでは!驚かないで聞いてくださいね!!。」

そして相変わらずのドヤ顔で言う。

咲夜さんも相変わらず疑わしい目をしている。

文さんもまた、相変わらず営業スマイルを貼り付けていた。

そして、僕は勢いよく言い放った......。

 

 

「あぁ.........。」

「あぁぁ......。」

二人が似たような反応を示す。

無論二人とは文さんと咲夜さんのことだ。

「どうです?......いい考えじゃないですか?」

得意顔の僕は二人の表情に気づかない。

「まぁ...そうくるような気はしてましたけど。やっぱりそうきましたか......。」

文さんは苦笑いを浮かべる。

咲夜さんも、

「まぁ...そう考える気持ちは分からないことはないけど。」

そう言ってフォローするように僕の肩をたたいた。

 

あれ?僕の提案...駄目なのだろうか?

僕は自信満々の提案を何だかやんわりと否定されて何ともいえない表情になる。

 

「決して悪い案ではないんですよ?ただ、少し問題がありまして......。」

文さんは僕を傷つけないためか言葉をオブラートに包みつつ僕の肩をたたいた。

僕は控えめにもう一度言う。

「え......だってこんな竹林、文さんと飛んで行っちゃえば簡単に......。」

全て言い終わる前に文さんは竹林の上の方を指さした。

その方向を見やる。

「あ......。」

思わずこう声を上げた。

自分の観察力不足にため息をつきたくなる。

竹林に霧がかかっているのだから当然その上を飛ぶのであれば霧の中を飛ぶことになる。

そんな無謀なことはいくら文さんでもしないだろう.........。しないよな?

それでも......。

「で、でも、霧よりももっと上の方を通れば......。」

僕は諦めきれずに文さんの無言に反論する。

しかし僕の言葉に文さんと咲夜さんは暫く不思議そうに首を傾げる。

その後文さんが「あぁ...。」と何か納得したようなつぶやきをもらすと、

「ええとですね...鞘は多分根本から勘違いしていますけど...永遠亭は『迷いの竹林の中』にあるんです。」

そう苦笑いを浮かべた。

「え......。」

予想外の言葉に僕は間抜けな声を出した。

こんな風にするのも何回目だろうか......。

一向に慣れることはないな......それに、これからも慣れないんだろうな。

......じゃなくて!

 

「竹林の中って......病院なんですよね!?」

「はい。」

文さんの迷いない回答に今一度竹林を見る。

一言で言い表すのであればそれは...《不気味》という言葉がもっともしっくりくるであろう。

濃い霧で覆われ、ほとんど先の方を見ることは叶わない。そのためか目の前の道がずっと続いているように錯覚する。

......本当に『竹林を抜けた先』ではなく『竹林の中』に永遠亭があるのだろうか......。

少なくとも僕は病院へ行くためにこの竹林の中へと進んでいく勇気も、こんな所にいるお医者さんにやっかいになる勇気もない。

「本当にこの中に?」

僕の疑いの目に文さんは表情は変わらない。

「はい。」

相変わらずの2文字の返事に僕はため息をもらして今度こそ、しっかりと竹林へと歩み行く決心をつけた。

 

いや......この場合諦めをつけた。の方が正しいのかな.........?

 

 

 

ガサッ

「ひぃっ!?」

草むらから聞こえた物音に子兎のように体をビクッと震わせながら音のした方向に振り向く。

すると本物の子兎が草むらから飛び出してきて僕たちの前を横切った。

「ふぅ......。びっくりしたぁ.........。」

僕は安堵の息をもらし、胸をなで下ろした。

 

「そんなにびくびくしなくても......。」

そんな僕に咲夜さんが呆れたように呟く。

続けて文さんも

「まぁ...あれだけ怯えてましたし...無理もないでしょう.........。」

苦笑いしながらそう言った。

「お、おお。怯えてなんて、い、いませんから。」

僕は膝を震わせながら強がる。

「そうですか...それならいいんですケド。」

文さんは全く信じていないという風に笑う。

怖い物は怖いですよ!。

 

「そ、そんなことより!永遠亭まではあとどのくらいの距離が?」

僕はあからさまに話を変える。

「あぁ......ええと...たぶん...おそらく...約10分ぐらいで着けるかと...思われます......。」

文さんはあからさまに目線を逸らしながら答える。

僕と咲夜さんに冷たい目を向けられながらも文さんは知らんぷりを強行した。

「はぁ......まぁはぐれでもしない限りは大丈夫でしょう。」

咲夜さんは文さんに聞こえるようにわざと大きくため息をつくとそう言った。

「そうですよ!くれぐれもはぐれないように行きましょう......!。」

咲夜さんの言葉に文さんが便乗する。

しかし再び僕たちに冷たい目を向けられてすぐに目線を逸らした。

僕は一抹の不安を覚えつつ文さん達と一緒に歩みを進めていった。

 

 

「さて、もうそろそろですかね.........。」

文さんが周りを眺めながら呟く。

僕も周りを見渡すがさっきからの景色とどこが違うのかまったくもって分からない。

文さんはどうやって判断しているのだろうか......。

そんな素朴な疑問を抱くがすぐに考えても無駄だと悟る。

 

もうすぐで目的地に着くと聞いても目的地が目的地なだけに余り喜べない。

永遠亭か......どんなところなんだろう。

僕は心の準備をしておこうと思い、永遠亭について色々と思考を巡らせる。

今知っている情報と言えば......。

まず、病院であること......。

そして腕利きのお医者さんがいること......。

あと、霧の濃い『迷いの竹林』の中に存在する...ってこと。

.........。

思ったよりも情報が少なくて渋い顔をする。

これだけの情報では顔を半分縫っていて、高額を請求する無免許の天才外科医ぐらいしか想像つかない。

 

病院と言えば......僕は幻想郷に来てから病気という病気は起こしてないけど...体は強い方なのかな?

記憶を取り戻せばそんなことを考える必要もないんだろうけど...。

 

......ん?いや?ちょっと待てよ.........!。

今から行くのはお医者さんなんだよな......。

それで、僕は記憶喪失.......。

 

.........、もしかすると記憶を取り戻すことができるかもしれない...!。

そんな期待に顔を輝かせる。

「文さん!!。永遠亭が病院なら......。って、あれ?」

しかし僕の視界には文さん...そして咲夜さんの姿は見あたらず、さっきから飽きるほど眺めていた竹林の景色のみが広がっていた。

............。

「......え?。」

そんな声が竹林に響いた。

 

 

「どどど.....どどど。どうしよう.......ドウシヨウ...ドウシヨウ...どうし..。」

バカみたいにそれだけ呟きながらぐるぐると円を描くようにせわしなく動く。

半ばパニックになりながら......いや...半ばなんかではなく完全にパニックを起こしながらいつまでも「どうしよう」と同じ言葉を繰り返し呟く。

なんだかデジャヴだ。

.........あ...そうか。前に紅魔館に来るときも......道に迷って...。

 

ん?。

 

ここで、僕はある違和感を覚えた。

 

「あれ?紅魔館に行く途中...確か......道に迷って...それで...大ちゃんと会って...。その後...大ちゃんの様子がおかしくなって...それで紅魔館に向かって...このことを文さんに伝えたんだよな...。ん?」

 

再び違和感を覚える。

 

何かが引っかかる......何かが...。

 

 

 

 

「そうだ.........!。」

思わず声に出して手をたたいた。

「迷ったはずなのに...なんでその後、普通に紅魔館に向かえたんだろう......?。」

違和感の正体に気づき、今度はその矛盾について考え始める。

なんで?なんで?と頭の中で色々な思考を巡らす。

しかし、一向に結論はでることなく...考えても仕方ないと判断し、何らかのはずみでコロッと紅魔館への道を思い出したという事にしておくことにした。

......少し無理があるだろうか......。

 

 

って...今はそんなこと考えてる暇はない!!。

どうにかしてこの危機を乗り越える方法を考えなくては.........。

 

僕は腕を組み、目を瞑ってじっくりと思考する。

危うく居眠りを始めようとする頭をどうにか起こしつつ熟考の末、出した結論は......。

 

《とりあえず歩き回ってみる》

 

という紙がかったものだった。

 

 

 

「はぁ.........。」

 

 

 

 

     続く......。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも!夏休みに入ってから昼食を90%麺で片づけております!彩風です!

そうめんおいしいですよね。

さてさて!今回もここまで見ていただきありがとうございます!。
感謝感謝なのです!。

え?今回更新が遅かったって?。
いや...だって夏休みに入って新しくゲームをはじm......勉強が忙しくてぇ.....!

ハイ。ごめんなさい。次は頑張ります。ハイ。

ま、まぁ次回もゆっくりしていってくださいね!。


さてさて、ここからお待ちかねの余談となります。
いつもいつもつまんねぇんだよコノヤロウ!って方はブラウザバックを押してください。


さて、彩風は実は結構ゲームをやる方なんですが......。
そのジャンルは様々で全く一様ではありません。
RPGからアクション。パズルにホラーやシミュレーション系、アドベンチャーからレースに音ゲーまで...色々と遊んできたのですが...、一つ、やってないジャンルの物がありました。
そう、

『アダルトゲーm(殴

う、嘘です。いややったことないのは本当です。いや、やってないです本当です!!。

えぇと、今のはちょっとした冗談で......そのやってないジャンルというのは...

『ギャルゲー』

です!。まぁ恋愛シミュレーションですね。
これを彩風はやったことがなかったのです!ちなみに乙女ゲーはちょっとやったことがあります(なんでやってたんだろう?)

ですが、彩風はこの夏、ついにギャルゲーに手を出したのです!。
理由は単純でPSのストアで安売りしてたからという何とも中学生らしいものです。

それでまぁ、やり始めた訳なのですが...。

めっちゃおもしろい.........!。

これはもう。アレですね。そう......アレ。


とまぁこんな感じで今回はちょっと更新が遅れてしまった訳なのですが...。
次回はそんなことない(はずな)のでご心配なく!。


それでは!次回も是非是非ゆっくりしていってくださいね!。
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