僕と天狗の取材録   作:彩風 鶴

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注意
・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・原作とは異なる自分設定
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
・文を自転車の後ろに乗せてこの坂道をブレーキをかけずに下って電柱に突撃し、結果夢でったことを悟りたい
以上が苦手な方でも折角ですしゆっくりしていって下さいね!


6章 4話~寂しいと死んじゃう~

後ろから聞こえた高めの声に僕はすぐに振り向いた。

するとそこには小さな女の子が僕の方を見て息を切らしていた。

 

「おやおや、珍しい顔がいっぱいだね......?どうしたの...?」

 

女の子らしいピンクの可愛らしいワンピースを着ていて、胸元には大きな人参のネックレスをつけている。

頭には付け耳...?だろうか......。兎のように、白い耳がついていた。

見たところ...チルノちゃん達と同じくらいの歳だろうか?

「あや...?貴女ですか...。」

文さんは今にもため息をつきそうな表情で呟く。

 

「で、咲夜はソレ。何担いでるの?」

女の子は咲夜さんの背中のアンネさんを指して言った。

文さんが短く

「病人ですよ。」

と答えると。女の子は納得したように頷いた。

 

「それと、その子を抱えてる君...。見ない顔だけど......。人間?」

女の子に訊かれ僕は「え?」と声を漏らす。

「は、はい。.........そう...ですよ...?」

「何で疑問系...?」

咲夜さんに突っ込まれてハハ......。と苦笑いを浮かべる。

 

「その子が親以外に懐くなんて......。人間には懐きやすいのかな?」

女の子の言葉に、僕は腕の中のウサギを見やる。

気持ちよさそうに眼を細めて僕の腕に頭を擦りつける。

「あんまり懐かないんですか?このウサちゃん。」

モフモフすると、小さくクゥンと鳴く。

とても人に懐きにくいようには見えないけど.........。

「あんまりなんてもんじゃないのよ。その子物心ついてからずっと一人でいてね......。親の言うことはそれなりに聞くんだけど、他の子や私の言う事なんて全然。」

女の子は困ったものだと言うように肩をすくめた。

ここで、動物が喋るんですか?と訊くのは幻想郷においては可笑しな質問になるのだろうか.........。

少しだけ考えて、飛び出かけた言葉を呑み込んだ。

「貴女は...確かこの辺のウサギを統べているんじゃなかったんですか?」

文さんの質問に女の子は

「そのはずなんだけどね~。どうもこの子だけは言うこと聞いてくれなくて......。」

苦笑してそう言った。

ウサギを...統べる......。この子はうさちゃん達のリーダーみたいなものなのだろうか?

そんなことを考えているといつの間にか咲夜さんがすぐ目の前に移動していることに気づく。

「ひゃぁっ!?」

「えぁ...?ご、ごめんなさい。」

反射的に悲鳴を上げると、咲夜さんはいつもと違う弱々しい声で謝った。

「ど、どど......どうしたんですか...?」

僕は咲夜さんの様子に戸惑いつつ笑顔を作って尋ねる。

「あ、いや......人間に懐くんだったら私にも懐くのかなぁ......とか...。」

咲夜さんはバツが悪そうに視線をずらしながら答えた。

頬はほのかに朱くなっているように......見えなくも....なくも...ない...かな......?

「あ......。ええと...どうぞ......。」

僕はそんな咲夜さんにうさちゃんを差し出した。

「ぇぁ......。その...ゃぅぅ..........。」

咲夜さんは蚊の鳴くような声で唸ると、うさちゃんへと手を伸ばした。

少しだけ震えている。

 

そして、咲夜さんの手が触れようとした瞬間。

「ぅぅぅぅうううう.........!!」

僕の腕のうさちゃんが低く吠えた。

突然のことに僕はつい手を離しそうになる。

しかし、咲夜さんはもっと驚いたようでいつの間にか僕と3メートルほど距離を置いていた。

「ぁ...ご...ごめん......なさい...。」

またもや聞き取るのが難しいぐらいに小さな声で言った。

 

「クスッ...。」

横で文さんが小さく嘲る。

「人間には懐くってわけではないみたいね......。」

女の子も苦笑する。

 

「......ぁ...。ぅぅ.........。」

こころなしか涙目の咲夜さんは言葉になっていない言葉を紡ぐ。

「あ、あの......咲夜さん...?ええと...その......。」

僕は懸命にフォローの言葉を探したが今この状態で何か言葉をかけたとしても全て逆効果だろうと思い自重する。

 

「じゃぁ、なんで君には懐いてるんだろうね......?」

女の子が不思議そうに言う。

腕の中のうさちゃんは咲夜さんが離れたと分かると、すぐにまたくつろぎ始めた。

「単に咲夜さんに懐かないだけなんじゃないですか?」

文さんがからかうように咲夜さんに言う。

いつもの咲夜さんなら人を殺せる目で文さんを睨みそうなものだけど今回の咲夜さんは拗ねたようにそっぽを向いていた。

どうやらよほどダメージが大きかったらしい。

さすがに文さんも空気を読んだのかそれ以上は何もいわなかった。

「う~ん......。君...名前は?」

女の子に訊かれ

「あ......ええと。心音鞘と言います......。刀を入れる鞘と書いてさやです。」

いつもの通りそう答えた。

「そう。...女の子みたいな名前だね。私はてゐ。因幡てゐよ。」

もう慣れてしまったのか、性別の訂正をするのを横着し、苦笑ですませた。

それはそうと...この子、見た目の割にしっかりしているようだ。

いくつなんだろうか...?まぁ、小さい子とはいっても女の子だし歳を訊くのは失礼だと思い、やめておいた。

 

「そうだな...。人間に懐く訳じゃないなら...、最近人参食べた?」

てゐちゃんが僕に尋ねる。

人参......うさちゃんって本当に漫画みたいに人参が好きなんだろうか?

野菜なら結構何でも食べちゃいそうだけど......。

「いえ......食べてないと思いますけど...。」

「まぁ、それだけだったら私や他の子とも仲良くできるよね~......。そんな匂いもしないし。」

てゐちゃんはう~んと唸りながら小さな手を顎にあてる。

「動物に懐かれやすい体質だとか?」

「う~ん。多分そんなことないと思いますけど...。」

「先祖がウサギとか?」

「ない......ですよ...。多分。」

「そういう能力?」

「.........。それは...分からないですけど...?」

てゐちゃんに色々と訊かれたが最後の質問だけはしっかりと否定できなかった。

 

動物に懐かれる能力......?

う~ん...うれしくないことは全然ないんだけど...。

パッとしないというか......う~ん............。

 

「鞘!」「鞘!」

そんなことを考えていると、声をかけられていることに気づく。

「え?あぁ!はい!な、なんですか?」

「あ、いや。別に特に何。と言うわけではないのですが...考え込んでいる様子だったので。」

文さんは少しだけ心配そうにそう言った。

「あぁ、いえ。ちょっと考え事を......。」

僕は笑顔を作り、告げた。

文さんは納得いかないような表情で首を傾げるが、追求はしてこなかった。

 

「ん~?悩み事?」

するとてゐちゃんが少し嬉しそうに呟く。

てゐちゃんの方をみると、キラキラと輝く面持ちで手元には『お賽銭』とかかれた箱を持っていた。

それを見て文さんはゲッと言うように表情を濁した。

「お賽銭?......」

僕が呟くとてゐちゃんが可愛らしい笑顔でうん。と頷いた。

「私はね?実は幸運を呼ぶウサギなんだ。だからお賽銭を入れればあなたにもきっと幸せが訪れるよ?悩みなんてすっ飛ぶよ?」

なんだか妙に事務的な雰囲気で言った。

言ってることは無茶苦茶な気がしないでもないけど...。

まぁこんな小さい子が言うことを頭ごなしに否定するのもな......。

「また、それですか......。なかなかえげつない詐欺の手口ですね。初対面なら言ってることが多少おかしくても見た目で騙されそうですし......。」

横で否定する人がいました。

「だ~か~ら~詐欺とは人聞きの悪い......。実際、幸せになれるのは本当だしね~......。」

てゐちゃんは不満そうに頬を膨らませた。

文さんは訝しげにてゐちゃんを見ると、

「お金を払う必要があるには思いませんが。」

冷たく言い放つ。

「そもそもお賽銭って言うのはそんな風に回収するものじゃないでしょう。」

文さんは尚も言い続ける。

 

「......まぁ!信じる信じないは彼次第だからね...。どう?」

 

てゐちゃんは期待の眼を僕に向ける。

僕はどう答えて良いか戸惑う。

...とりあえず精一杯申し訳ない雰囲気をかもし出しながら...。

「んと...ごめんね...?僕、今お金持ってなくて......。気持ちだけってことで......。」

こう、答えた。

それと共に軽く文さんを睨む。

僕の財布をすっからかんにした張本人が口笛を吹きながら眼を逸らした。

反省してないな...この人.........。

 

「えぇ..........。」

てゐちゃんは露骨に残念そうな表情を見せる。

若干心が痛んだけど本当に無いものはどうしようもない。

改めてもう一度文さんを睨んだ。

 

「まぁ...手持ちがないならしょうがないか......。」

てゐちゃんは呟くと賽銭箱をしまった。

.........『しまった。』なんて簡単に言ってしまっているけどあの大きさのものを小さな体の何処にしまったんだろうか......?

「それじゃぁ、その子は親のところに帰らせないと...。」

そしててゐちゃんは僕の腕のうさちゃんを受け取った。

 

「あ...。」

僕からてゐちゃんへと移動したうさちゃんは少しだけジタバタと暴れたけどすぐに大人しくなった。

確かに僕にだけ懐くっていうのは本当らしい。

「それじゃぁ、また今度ねお兄さん。」

てゐさんはそういってウィンクすると竹林の中に消えていった。

 

 

「............。行っちゃいましたね。」

その場に立ち尽くし文さんに話しかける。

「行っちゃいましたね。」

文さんは適当に返す。

 

少しだけうさちゃんの余韻に浸りながらぼーっとしていると、咲夜さんを忘れていたことに気づく。

「あ!......咲夜さん.............ひぃっ!?」

僕は咲夜さんの方を向き、ついつい悲鳴をあげてしまった。

 

振り向いた眼の前には咲夜さんの顔があった。

「どっどどっ...どうしたんですか?」

冷や汗をかきながら少しだけ後ずさる。

「いえ。別に......。行きましょうか...。」

咲夜さんはいつも通り...いや。いつもより爽やかな笑顔で言った。

だけど眼が笑ってない。

色を持たない眼はずっと見ていると吸い込まれそうな気がする。

冷や汗が背中まで伝うのが分かった。

 

「そうですね......思わぬところで時間を喰ってしまいました......。」

文さんがそう言う。

咲夜さんは全然笑ってない笑みを張り付けたまま。

「そうね。」

と応答した。

 

そして、やっとのことで僕たちは目的地である永遠亭へと踏み入れた。

 

 

 

     続く......。

 

 

 

 

 

 

 




どうも。久しぶりに腹筋してみたら30回で限界を迎えました。彩風です。

今回も最後までの閲覧誠に感謝でございます!。

さて、もうこの章も残すところあと1話となりました。
未だに永遠亭に着いてないけど大丈夫か......。
なんてお考えの方もいることでしょう...!

でもみなさん。安心してください!

次章にも永遠亭引きずっていきますよ!!。

ということで安心して(?)次回も閲覧くだされば幸いです。



さてさて余談。
始まるざますよ?
今回はほんの少し下ネタが含まれるでガンス
フンガ~(訳:それでも大丈夫な方のみゆっくりしていってね。)


先日登校日の教室での出来事。
友人C「暇だーーー。」
彩風 「だな。」
友人B「C、お前何か話題振って。」
友人C「う~ん......そうだな...。」

 ~30秒後~

友人C「胸と尻だったらどっちが良い。」
彩風 「何故長考の後それを選んだ...。」
友人B「下ネタとかないわー。」
友人C「いや...言うても俺たち中学生じゃん?思春期真っ盛りな訳じゃん?こういう話題の一つや二つしなきゃいけない訳じゃん?男は獣じゃん?」
彩風 「獣である前に受験生だからね。」
友人B「中3って思春期真っ盛りか?」
友人C「.........。とにかく!俺も言うからお前等も言えよ?なっ?」
友人B「別にお前の性癖に興味ねぇけど?」
友人C「だぁあ!もう!ウダウダ言わない!」
彩風・B「えー.........。」
友人C「はい!じゃぁ!せぇの!!」

友人C「胸!!」
友人B「脚。」
彩風 「腋。」

友人C「.........選択肢ガン無視?」


きゃぁー。彩風の知られざる性癖がバレちゃうーハズカシー。

それでは、次回もゆっくりしていってくださいね!。


Ps.鎖骨も捨てがたい。
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