・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・原作とは異なる自分設定
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
・今回は本当に『おまけ』です。本編の展開とは殆ど関係ありません
・エアブロアーってすげぇ……
以上が苦手な方でも折角ですしゆっくりしていって下さいね!
おまけ編 1話~暇な時間ほど辛い時間はない~
「あれ?なにやってるんですか?文さん?」
僕はガサゴソと棚を漁る文さんに後ろから声をかける。
「あやや!ビックリしましたー。鞘、いたんですか?」
「ビックリしてないですよね………。」
棚を漁る手を止めず視線を棚から外さない文さんにため息混じりに呟く。
「見ての通り探し物をしてますけど………、何か用ですか?」
文さんはきょとんと僕に尋ねる。
「いや!別に特に何か用がある……ってわけでも無かったんですけど…。」
ただ単にさっきまで読んでいた本を読み終え、することもなかったので仕事場を特に目的もなく歩き回っていただけなのだ。
「えぇと……、探し物手伝いますよ?なにを探してるんです?」
僕は文さんに提案する。
しかし文さんは
「あ……いえ。別にたいしたものでもないですし大丈夫ですよ?鞘はゆっくりしててください。」
そう言うと棚を探っていた手を横に積み上げてある資料の方へと向けた。
「あ……そうですか…ごめんなさい………。」
僕は断られてシュンとしながらさっきまで本を読んでいた部屋まで、戻った。
「…ー………。」
「……」
「オー……や。」
「……」
「…や!きこ…てますか?」
「……」
「鞘!……起きてください!」
「ひにゃ?」
文さんにほっぺをぺちぺちと叩かれ僕は重いまぶたをどうにか開ける。
半眼に映る世界はどうにも不鮮明で脳が状況を把握するまで時間を要する。
「…あれ……?どこ…?」
思わずそんなことを呟く。
ぼやけた視界と半分寝ている頭ではそんなことすらも不確かだ。
「………なに寝ぼけてるんですか……?私の仕事場ですけど……?」
文さんは呆れたように言うと僕のおでこへと右手を向かわせる。
……そして…………。
《ペシン!》
「ふぁゃ!?」
軽い音と共に頭部に唐突な痛みを覚え、僕は言葉になっていない言葉を発する。
両手を自分のおでこへと当てて、さする。
「なな…なにするんですかぁ!?文さん!」
僕は文さんに向けて抗議の目を向ける。
「いや、目が覚めると思って……。」
文さんはそう言って可愛く笑い、照れるように後頭部を掻いた。
「うぅ………」
そんな風にされると……、どうにも責めにくい。
もしかして文さんはそこまで考慮してこんな風にしているんだろうか?
………恐ろしい娘……!
「それで……探し物は見つかったんですか?」
ちょっと不機嫌な僕が尋ねると、文さんは僕の隣に腰掛け、
「えぇ、見つかりましたよ。ちょっと手間取っちゃいましたが……。」
右手のペンを弄る。
手間取った……っていうことは僕は結構寝ていたのだろうか?
今更涎がついてないか不安になり確認する。
「大丈夫ですよ涎ついてないですから。」
文さんに苦笑される。
何だか見透かされたようだ……。
僕は頬が熱くなるのを感じながら右手を引っ込めた。
「ち……ちなみに…探し物って何だったんですか?」
話を変えようと僕は尋ねた。
訊かれた文さんは「あ~」と、言うのを渋るように呟くと
「秘密です。」
そう言ってクスクスと笑った。
「なんですかそれ…………。」
こう言うときの文さんに無理に追求しても答えてくれないのは分かってる。
無理に聞くのはやめておこう……。
そう思い僕は会話を溜め息で止めた。
「暇………ですね…………。」
横で頬杖をつく文さんが言う。
「………そう…ですね。」
僕は両手を膝に置いて言った。
「過去最高レベルで暇です。」
文さんは相変わらず微動だにせずに呟く。
「文さんの口から暇なんて言葉が出てくるのはちょっと意外でしたけど………。」
僕が苦笑すると文さんはムッとしたようにこちらを向く。
「んっ……?どういう意味ですか……?」
「いや……文さんって……何ですかね……ええっと……マグロ?…そう!マグロみたいにずっと動いてないと死んじゃいそうですもん。」
僕の言葉に文さんは少し機嫌を損ねたのか頬を膨らませて、
「ムッ…………鞘のくせに生意気ですね………。」
そんなことを言う。
「ど…どういう意味ですか!?」
「言葉通りの意味ですよ。」
文さんはそっぽを向いたまま言う。
普段は余り心情が読めない文さんがこんな風にムッとしているのを見るとなんだか面白い。
このまますこしからかっていたいような……。
ハッ……、もしかして僕ってちょっとSっ気があるのかm
「いや……、鞘はどう考えてもM寄りでしょう。」
急に文さんが手のひらを顔の前でひらひらさせながらそう言った。
これが僕に対する言葉だったことに気づくまで数秒を要した。
よく考えれば二人しかいないのだから僕に言ったに決まっているのだが……。
「え!?ちょっ!なんで!?」
もしかして文さんは人の心が読めるのだろうか……?
「なに言ってるんですか……鞘…全部声に出してますけど……。」
文さんの呆れる声に僕は赤面し口元に手を当てた。
「そ……そんなことより!なな…なにかやることはないんですか……。」
話を逸らそうと噛み噛みになりながらも急いで言う。
「う~ん……そうですね……。新聞の配達(拒否権はない)はまだいいですし、ネタを探しに行くにしてもこの時間からでは………。」
文さんの言葉に外を見やる。
空はほんのりと朱く染まり夕暮れであることを知らせていた。
「なにかしたくてもなにも………。」
文さんは机に突っ伏すように脱力する。
「そう…ですね………。」
僕は適当に返事をする。
「あれ?文さん?」
気づくと横で机に突っ伏している文さんが微動だにしていない。
「文さ~ん!」
文さんに呼びかけるが返事がない。
まぁ別にただの屍になってしまったわけじゃない……恐らく寝てしまったんだろう。
あれだけ日中活動的なら夜眠くなるのも仕方がない。
……でも…あれ?烏って夜行性じゃないのかな?
「……風邪引きますよー。」
考えても仕方がなさそうなので取り敢えず文さんに毛布を持ってくることにする。
「えっと……確かこの辺に……あぁ!あったあった。」
すっかりこの生活にもなじんできたなぁ……。
そんな風に心の中で苦笑しながら文さんに毛布をかける。
「んっ……。」
文さんは小さくそう漏らすと寝返りをうって顔をのぞかせる。
とっても幸せそうな顔だ。
「…………。」
何気なく文さんの顔をまじまじと見つめる。
真っ白で透明感のある肌……。
唐突に僕の中に文さんの肌に触れてみたいという欲望が生まれる。
(寝てるんだったら大丈夫……だよね……?)
そんな根拠のない自信の元、ゆっくりと文さんの頬へと人差し指を近づける。
妙な緊張のせいで僕の額を一筋の汗が流れる。
ゴクリ…と唾を飲み込む音が頭に響く。
そして……ついに………文さんの頬に僕の人差し指が……。
「だぁぁぁあああ!暇です!!」
「ひにゅぁあああああ!!???」
触れることはなく……、盛大に椅子とともにひっくり返った。
「大丈夫ですか……?すごい音……と悲鳴でしたけど…?」
「痛ってて……。だ、大丈夫です。……それより…起きてたんですね……。」
僕はあとでたんこぶが出来るであろう後頭部を抑える。
「?……えぇ……、毛布を持ってきてもらったあたりで言い出そうか迷ったんですけど…。」
「そ………そうなんですか………。」
僕は飛び出しかけた溜め息を飲み込み、代わりに作り笑いを浮かべた。
「さて……繰り返しますが……暇なんです。」
「本当に繰り返しますね……。」
文さんは本日何度目かのその単語を呟いた。
「というわけで鞘……。」
そして手を後ろにまわしてゴソゴソと何かを取り出す。
何だろう……猛烈にいやな予感がする……。
文さんが取り出したのは大きな木の直方体に丸い足が付き、1面には9×9のマス目が彫り込まれたもの。
そして5角形に漢字が彫り込まれた小さな駒の山。
まぁ……要するに、
「将棋でもしましょうか……。」
文さんがいい笑顔でそう言った。
「何故唐突に将棋なんですか………?」
「今思いついたからですが?」
あっけらかんとした文さんはもう既に盤の上に駒を並べ始めている。
どうやら拒否権は無いようだ。
僕は小さく溜め息をつく。
「ルールは分かりますよね?」
「まぁ……一応は……もし知らなかったらどうするつもりだったんですか。」
僕は将棋盤を挟んで文さんと向き合った。
そして自陣の駒を並べ始める。
「そのときはそのときです。」
「……さいですか。」
クスクスと笑う文さんに呆れながら、自陣に玉将を置いた。
「あの……先に言っておきますけど…僕……弱いですよ?」
将棋盤には両陣営とも全ての駒が配備されている。
均等に並んだ駒は見ていると妙に緊張してくる。
「ムッ…勝負の前に弱音を吐くとは感心しませんね……諦めたらそこで試あ…」
「あぁぁあ!!いいです!それ以上はいけない!」
唐突によくわからないことを言い出す文さんの言葉をよくわからない使命感から遮る。
「?………まぁ、ものは試しです。一度お手合わせ願いますよ。」
文さんはやる気まんまんの様子だ。
まぁ……別に断る理由もないし……。
「お手柔らかにお願いします……。」
僕は文さんに向けて一礼した。
『カタッ』
『………カタッ』
将棋という遊びは何故こうにもややこしいのだろうか……?
僕は足りない頭をどうにか回転させて次の手を打つ。
『カタッ』
……なんでそこに飛車を置くんだろうか…。
文さんの思考を読もうとどうにかイメージを湧かせる。
だけど深読みすればするほど余計に文さんの考えが分からなくなってくる。
「大丈夫ですか?」
「はい!?」
突然の声に裏返った返事をする。
「あ、いえ。意識があるか微妙だったので…。」
文さんは心配そうにこちらをみる。
「え、あ…はい!だだ、大丈夫です!」
『カタッ』
異様なほど焦り、適当なところに駒を置いてしまう。
「……?それならいいですけど。」
不思議そうな文さんは僕が動かした盤面を見つめる。
そして3秒ほどの熟考の末……、
「王手」
『カタッ』
そんな短い声とともに文さんの手で駒が移動させられる。
「え……。」
僕は盤面を睨む。
相手の香車が僕の玉将をとらえていた。
「えっと………。」
『カタッ』
金将を使い玉将を守る。
しかし、間髪入れずに
「王手」
『カタッ』
文さんの右手が動く。
「………。」
もう逃げられるところはない。
僕は真っ直ぐ文さんの目を見て、
「参りました……。」
深々と頭を下げた。
続く……。
どうも!スカートはロング派の彩風です。
ミニももちろん好きです。
さて!今回も最後まで見ていただきありがとうございます!
夏休みぼけを引きずっていきますよー!
いやぁ、楽しかったあのころに戻りたい………。
何故もっと勉強しなかったのだろうか……。
クーラーの利いた部屋でアイス食べながらポータブルゲーム機片手にネットしてた自分を呪いたい。
ま、そんなことはおいといてお待ちかねの余談です。
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試しに覗くだけでも!
さてさて……この時期と言えばやはりあの行事が思い浮かびますよね………。
運動会!
小学校に行けば幼女の体操服姿が見放題撮り放だ……。
っとと…失礼しました。
まぁ、とにかく運動会があったわけなのですが……。
そこで気づいてしまったのです。
最近は全くと言っていいほど運動していなかった彩風は……。
急に運動すると……。
腰が悲鳴を上げる……。
お前いくつだよ。
って話なんですが、割とガチでやばいです。
かがんだ瞬間『バキッ』とかいう音と共に動かなくなったりしました。
病院行かなきゃな……。
そんな考えが過ぎりつつも億劫でいけてない彩風なのです。
それでは!次回も是非是非ゆっくりしていってくださいね!