僕と天狗の取材録   作:彩風 鶴

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注意
・この作品は東方projectの二次創作です
・不定期更新
・原作とは異なる自分設定
・妄想過多
・にわか故のキャラ崩壊や原作と違う部分
・迷子……ってなんかそそりますy(殴
以上が苦手な方でも折角ですしゆっくりしていって下さいね!


7章 3話~情報交換はお早めに~

「えぇと………つまりこういうことですよね?」

文さんはペンを弄びながら手帳をめくる。

「あなたは大図書館の本には全く関心はなく、知りたくば管理している小悪魔さんやパチュリーさんに聞けと?」

確認の意を込めて文さんはレミリアさんに視線を送った。

レミリアさんはえぇ、と頷く。

「まぁ、簡単に言えばそういうことね。あんなに長ったらしい質疑応答は必要だったの……?」

「勿論です。情報は信憑性を追求してこそ価値のあるものになるのですよ。」

「………そう…。」

力を込めて語る文さんに疲れたようにレミリアさんが呟く。

 

 

「私に聞いても意味ないわよ。」

 

「ほぇぁっ!?」

「?パチュリー様?」

「あら、パチェ。」

「おや?わざわざそちらから出向いていただけるとは……手間が省けました。」

唐突に現れたパチュリーさんに全員が違う反応をする。

驚いているのが僕だけなのは、僕がおかしいからなのだろうか?

「あそこにある本全部を私が集めたわけじゃないし、管理はしていても全て把握なんてしていないわ。」

パチュリーさんは安定しない足取りでふらふらと椅子へと移動する。

咲夜さんが椅子を差し出すと「ありがと」と小さくお礼を言って腰掛けた。

「では、あの本に関しても何も分からない?」

「分かることと言えばあれが吸血鬼の言語で書かれた昔の新聞だってこと。他の気になる文献もほとんど吸血鬼の言語のものが多いわね………。」

分からないかと聞かれて、逆に分かることを示した。

以外と負けず嫌いなのかもしれない。

「吸血鬼の言語ですか……。」

文さんは静かに呟いて、ある人に視線を向けた。

同じように僕もある人を見る。

「……。」

僕達の視線に半眼で不満そうにレミリアさんが答える。

「何よ……。」

「いえ、やはりこの状況で真っ先に疑われるのは貴女なわけで………。」

「………。」

咲夜さんがもの凄い笑顔で僕らを睨む。

怖い。あれは何人か殺ってる眼だ………。

僕は思わず視線をそらす。

しかし、文さんはそんなことはものともせずにレミリアさんに言葉を投げかける。

「まず、吸血鬼の新聞でたかが130年前に載っているような事を貴女が知らないのはおかしくないですか?」

130年前にたかがという副詞がくっついてくるのに違和感を感じたが突っ込むのはよしておく。

「『魂』について詳しく知っているご友人もいらっしゃるみたいですし?」

文さんは挑発するように笑った。

すると、さすがにイラついたのかレミリアさんが立ち上がり、

「一つ言わせてもらうわ。紅魔館に仕えるメイドを傷つけた犯人が私だと言っているならそれは大変な見当違いよ。」

静かに……しかし力強くそう言った。

「私はそいつを許せないの。この手であの子と同じ目に遭わせてやりたいぐらい。……それでも私を疑う?」

レミリアさんは普段は見せない部分を垣間見せたのだろうか?

僕はレミリアさんの強く握られた右手が微かに震えているのを確かに見た。

「落ち着いて……レミィ。」

そんなレミリアさんにパチュリーさんの声がかかる。

「貴女は知らないのかもしれないけど吸血鬼の魂は希少であり人間や他の妖怪のものより綺麗なのよ。だから、吸血鬼が魂に関する情報に敏感なのはごく自然なこと。」

レミリアさんに変わるようにパチュリーさんが続ける。

文さんは表情を変えることなく話を聞いている。

「それにあの資料は全て幻想郷のものじゃないわよ?まぁ、外来本ね。幻想郷のもので目に入った資料はなかったわ。」

パチュリーさんは更にこう続けた。

 

「ろくに考えもしないでお嬢様に疑いを向けるとは………良い度胸ね?」

咲夜さんは天使も裸足で逃げ出しそうな笑顔を浮かべる。

「いや……多分これぐらいのことは彼女でも…」

「えぇ、知っていましたよ?」

するとパチュリーさんの言葉をケロッと文さんは繋げた。

あまりにも軽くサッパリと……。

「は?」

「はい?」

「え?」

僕を含める三人が目を点にして呟いた。

「いやいや、あの資料が幻想郷のものではないことぐらい知っていましたよ。伊達に情報を扱う仕事してるわけじゃないです。」

文さんはケラケラと楽しそうに笑いながら言う。

「んな………じゃぁ、なんであんなこと……。」

咲夜さんは文さんの意図が分からないからか訝しげに視線を送る。

しかし、やはり文さんは気にしないのか…

「んー………まぁどちらにしても吸血鬼が怪しいのは確かですし、あぁあぁそんなに怖い顔しないでください。あくまでも怪しいだけです。それにそちらのご主人様だけのことを言っているわけではないですよ。なにも本気で言ったわけではないですって。」

どーどー、と宥める様に言った。

「………。」

しかし咲夜さんやレミリアさんの表情が緩むことはない。

「………。」

パチュリーさんも不満げだ。

でも、文さんはそんなことは気にも留めず、何やらメモをとり始めた。

 

 

「その………そ、それで!こ…これからどうするんですか?」

文さんの言葉にレミリアさん達は黙ったままだ。

その場の空気をどうにか変えようと言葉を紡ぐ。

文さんは一瞬だけ黙り、そしてパチュリーさんを見やる。

「念のため訊いておきますが……あの他にめぼしい資料などは……?」

「ないわよ。………いえ、あるにはあるけど似たようなものばかりだったわね………。」

「………そうですか。」

パチュリーさんは文さんの問いに即答し紅茶を一口飲む。

 

「あやや………もう手掛かりがなくなってしまいましたね……。」

「ふりだしに戻った………、ってことよね……。」

咲夜さんや文さんが嘆く。

 

雰囲気が重く居心地が悪い。

すると僕は重大なことを文さん達に伝えていなかったことに気づく。

 

「あ!」

 

僕が上げた声に、その場の全員が一斉にこちらを向いた。

 

「………?どうしたんですか?」

文さんに尋ねられる。

「あ!その………ええと……!」

言葉を探して言い淀む。

えぇと。と連呼しながらあたふたする。

「大丈夫ですか?落ち着いてください……。」

文さんに言われて一度深呼吸をした。

久しぶりに素数も数えた。2、⑨……。

 

そうして落ち着いた後、僕は話し始めた。

 

「えぇと………大分前の話になるんですけど……二回目に紅魔館にくる途中、文さんに置いて行かれたじゃないですか……?」

「記憶にございません。」

文さんは皆の、置いて行ったのか?という疑いの目に笑顔で応える。

「あ、いや………別にそれはいいんですけど………、そのときチルノちゃんに一緒に大ちゃんを探してと頼まれて…。」

「あぁ……そういえば、そんなこと言ってましたね。」

自分に注がれ続ける疑惑の視線を軽くスルーして文さんは思い出したように手を叩いた。

うん。別にいいとは言ったけど訂正しようかな……?

「まぁ………それで、探すのを手伝っていたんですけど…………そのとき二人の女の子を見つけたんです。」

その場の皆が相槌をうちながら僕の話を真剣に聞いている。

今更ながら何だか緊張してきた。

「え、えぇと………そ!それで!その女の子たちと少しだけ話をしたんですか……そのとき彼女等が言っていた自分達の能力というのが……。」

ここで一度言葉を切る。

「能力というのが……?」

案の定文さんから催促がかかる。

思った通りにいって僕は満足して頷き……。

そして文さんの催促に答えた。

 

「『魂を宿らせる程度の能力』と『魂を奪う程度の能力』だったんです……。」

 

「…………なるほど……。」

僕の言葉に文さんは手を顎に当てて考え込む。

「鞘にしてはまともなことを言いましたね……!褒めて遣わす。」

「何でですかね?素直に喜べないのは。」

僕は半眼で乾いた笑いを漏らした。

「さぁ、そんな重要なことを今まで黙ってたからですかね?」

「うぐっ…………。」

文さんの息をするような嫌味がクリティカルヒットする。

「なにげにえげつないわよね………。」

咲夜さんが呆れたように言う。

「だ、大丈夫です。な…………慣れましたから。」

言葉のナイフが突き刺さった腹部を押さえながら、はは……と力ない笑いを浮かべる。

パチュリーさん達の哀れみの視線が痛い。物凄く痛い。

 

「それより……その女の子二人についてもう少し詳しく話してもらえますか?」

「え?…あ!はい!」

珍しく文さんに真面目な声で言われ、あのときのことを詳しく思い出そうと記憶を手繰る。

そして、頭の中で喋ることをまとめてから話し始めた。

 

~少女説明ちゅー~

 

「僕が分かるのはこれぐらいです………。」

「なるほど………。」

何とか前にあったことを思い出して説明し終える。

文さんは何かを考え込むように真剣な眼差しでメモ帳のページを言ったり来たりする。

「咲夜さんやレミリアさん、パチュリーさんはエルさんとチールさんについて何か知ってますか?」

「いや、知らないわね。」

「私も。」

僕の問いに二人は知らないと、一人は首を振って答えた。

「そうですか……。」

何となく予想していた答えとはいえ、三人もいるからもしかして……という淡い期待が裏切られる。

 

「ところで、説明の中にあった『後ろに現れていきなり声をかけられた』というのは?」

 

すると、メモ帳にかじり付いていた文さんから声がかかる。

「へ?……あぁ!えっと。言葉通りですよ?いつの間にかエルさん……チールさん?だったかな?二人のどちらかが僕の後ろに回り込んでいて、明るく声をかけられました。」

さして珍しくもないでしょう?と問いかけるように首を傾げる。

「……まぁ、そのこと自体は特におかしいことはないのですが………。」

文さんはどこか腑に落ちないように呟く。

「………文さんもいつもやってることですしね…。」

僕の苦笑に返事は返ってこなかった。

どうやらよほど真剣に考え込んでいるらしい。

 

「因みに………その二人組の容姿についてもう少し詳しいことは分からないの?」

 

「え?…………えぇと………。」

急に咲夜さんに話しかけられ上擦った声をあげる。

ゆっくりと、訊かれたことを頭の中で整理して記憶を手繰る。

「…………すいません……。青い長い髪をしていて……二人ともよく似ていたとしか……。」

しかし、いまいち思い出すことができずこう答えた。

「そう………。」

咲夜さんは短く呟く。

 

「さて!それでは!新たな手がかりも手には入ったことですし!!エルさんチールさんを探しに行きますか!」

 

すると明るい声が耳に入る。

「え?い、今すぐですか?」

文さんの唐突な発言に座っていた椅子ごと倒れかける。

「無論。善は急げです。」

文さんは当然というように人差し指を立てながら言った。

何となく予想はしていたもののこうも突然だとさすがががが………。

「さぁ、急ぎましょう!!」

「え、ひゃん!?ちょ……ちょっとま……!待ってくだ…………。」

一方的に右腕を掴まれ、引きずられながら叫ぶ。

しかし既に紅魔館を出ていたのか、青空に僕の声が散った。

 

 

 

「彼女も大変ね…………。」

「そうですね……。」

「咲夜、紅茶のおかわりいいかしら?」

「あ、はい!ただいま!」

 

 

 

      続く……

 

 

 

 

 

小さなおまけ~お久しぶりです2~

 

「あれ?」

「どうした?」

首を傾げるエルにチールが尋ねた。

「いや、続けざまに二回もおまけに出るっていうのはどういうことなのかな?って。レギュラー陣の仲間入りする伏線?」

「頼むから黙ってくれ。ほんとに、後生だから。」

えげつないことをサラッと言うエルにチールが頭を抑える。

 

「まぁでも何かしらあるってことだよねぇ………単純に思い出してほしいだけだとしてもさ。」

 

エルは悪戯っ子のように笑みを浮かべる。

「お前なぁ………本当に大概にしろよ。」

チールはイラつきを隠すことなくエルを睨む。

「ほーら…ちー。そんな怖い顔しないの!リラックスリラックス。」

「………。」

エルは馬を宥めるようにどーどーと呟く。

そして次の瞬間には表情をさして変えることなく、目だけを細めて

「どちらにせよ、もうそろそろ来るんだろうし少し準備しておかないとね。」

クスッと笑った。

 

木にもたれ掛かるソレを横目に……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうも!キノコ派の彩風です!

タケノコもいけます。

さてさて!今回もここまで見ていただきありがとうございます!
最近は寝不足が続いていて頭を揺らしながら執筆していました。
そのため誤字脱字、おかしな点が見られるかとは思われますが指摘してくださると嬉しいです。

え?何?全部?……………。
ソレは言わないお約束でしょう?(微笑)



さて、やはり今回もあります。余談です。
そんなもんいらねぇんだよ□ね!!
って方はブラウザバックまで。
今回は大分下ネタが含まれます!
苦手な方もブラウザバックまで。

それでも大丈夫という方は!是非是非ゆっくりしていってね。




友人D「ときに彩風よ。お前の性癖ってなんぞや?」
彩風 「………。」
友人D「お前の性へ……。」
彩風 「っるさいなぁ!?聞こえてますよ?何ですか?クラス跨いでまで人の睡眠時間削りにきたのはそれがききたかったからですか!?」
友人D「あぁ、生きてた。」
友人B「何話してんの?」
友人D「おぉ、いいところに。」
彩風 「お前等帰れよ…………。」

友人B「なるほど………彩風の性癖ねぇ……ロリコンでマゾってぐらいだろ。」
彩風 「違イマス。ファミニストデス。」
友人D「いや、まぁそれは知ってるんだけど、他にないのかな……って。」
友人B「いや、もうこの二つだけで既に絶望的なのにそれ以上探ってやるな可哀想に。」
彩風 「お前等、本人前にいるの分かってるか?」
友人D「ま、そうだよな。ロリコンでMって終わってるよな。」
彩風 「うるせぇよサディストに言われたかねぇよ。」
友人D「マゾよりはましだろ。」
彩風 「そんなことねぇよ。お前、どうせアレだろ?陵○とか腹○ンとか調○とかが趣味なんだろ?」
友人D「最高じゃないですか。恐怖顔の素晴らしさが分からんとは………。」
彩風 「分かんねぇよ。できれば分かる日が来ないことを祈るよ。」
友人D「いや、マゾの方が理解したくないわ。」
彩風 「いやいや、蔑んだ眼で見下ろされながら罵倒されるのがどれだけの……。」
友人D「あーーあーー。分かった分かった。じゃぁ何か?お前密室に閉じこめられてロープと幼女が落ちてたらどうするんだよ。縛る一択だろ?」
彩風 「ロープを差し出して土下座しながら『縛って下さい』だろ。」
友人B「うわぁ……。」
彩風 「いや!?お前の答えも大概だろ!?」

友人B「お前等の会話聞いてると頭おかしくなりそう………。」

彩風・D「「黙れゲイが。」」
友人B「ゲイじゃねぇよ!!男の娘が好きなだけだ!!」
彩風 「似たようなもんだろうが。」
友人B「大いに違うよ?」
友人D「似たようなもんだって。」
友人B「ちげぇよ!!」
彩風 「まぁ戸○君は分からないでもないが、あとハ○太君。」
友人D「お前もか!?」

友人D「まぁ………最終的にはサドが一番マシってことだな。」
彩風 「俺が一番マシってことだな。」
友人B「男の娘の良さが分からんとは………。」

「「「……………よろしい。ならば戦争だ……。」」」

友人C(こいつらやだぁ………。)


次回も是非ゆっくりしていって下さいね!
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