ガンダムビルドファイターズヴレイヴ   作:三号機

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0バトル目・銀色のガンダム

バトルステージ宇宙ソロモン

 

暗黒の宇宙空間、ソロモンと呼ばれる衛星拠点

 

そこで激しくぶつかる死闘を繰り広げる

 

二つの機体、一つはアーマーが漆黒の色のジムと呼ばれる

種類のMSのガンプラだが、かなり改造が施されている。

 

一方は銀色のRX-78ガンダム、ガンプラ伝説の始まり

機動戦士ガンダムのあのガンダムだ。

 

だが、色以外いたってシンプル、俗に言う素組みである。

武装もビームライフル、シールド、ビームサーベル、バルカン

と言うシンプルな物ばかり。

 

そして相手は、今回のゲームセンター主催のバトルロワイヤル用に引っさげてきた

対多数殲滅用のフルアーマーZZのミサイルポット、ハイパー・メガ・カノン、ダブルビームライフル等々

表で見える武装でも数多くある。

 

期待名ジムブラックボルトフルアーマー

機動戦士ガンダムサンダーボルト版のジムを改造したもので

 

この企画開始2分で、この最終決戦仕様。

ガンダム作品なら、ネオジオンでのグレミー軍とハマーンの戦争に突入

メサイアでのデュランダルのザフトの決戦。

 

最後の戦いで持ち出すような、重武装を惜しみなく全力解放

 

一瞬で塵に変えた、物凄い大人げない決戦兵器を使っているのは

紅い髪の女、名前はコシナ・カイラ

ここ3年ある理由で、ガンプラバトルを自粛していたが

知る人ぞ知る、上位のガンプラファイターであり

 

かなりの実力者だ。

 

 

だが、そんな彼女が今銀色のガンダムに押されている。

 

敵の半分は開幕全力解放で倒したが、残りの半分は

 

 

このガンダム1機で20機以上の、ガンプラを叩き潰していた。

ビームサーベルとライフルのシンプルな武装だけでだ。

 

無惨に破壊した、無数のガンプラの破片の中心に君臨していた。

そのガンダムを見たカイラは、一瞬気圧されるも、直ぐに最後の1機になった。

 

このガンダムに戦闘に入るも

1時間以上攻めあぐねてていた。

 

 

ミサイルなどの弾幕が当たらないからだ。

 

このガンダム…パッと見色を変えてただけの筈だが

自分すらも認めないといけない程の

恐ろしすぎる完成度を誇っている、ガンプラバトルはガンプラの出来栄えで

その性能が左右される。

 

3年ほどのブランクがあるにもかかわらず、彼女は

今でも親交がある三代目メイジン・カワグチと、アランが創設した

ガンプラ学園の前身であり、二代目メイジンが創設したガンプラ塾

の指折りにトップファイターだった。

 

ブランク差差し引いてこう押されるとなると、残るは

あの素組みのガンダムの完成度が、このジムを超えているのだろう

そして、相手の戦い方が上手い…接近戦の武装がビームサーベルだけで

あとクソ重たい重火器で、構成されたものだ。

接近戦を防ぐための両肩のアーム構成のシールドがあるが

これはある武装を隠すための物だ

ジムの上にFAZZをもとに振るアーマーZZの武装を詰め込み

更にガンプラバトルはやめていたが、ガンプラバトルの対戦や

試合観戦は、休みの日にはじっくり見ていたので

参考になった奴のギミックを盗んで、取り入れた武装が数点

ハリネズミのような武装を持ったのが

このジムブラックボルトフルアーマーである。

 

なので機体コンセプトが中遠距離戦主体の

ZZとFAZZなので、接近戦が弱い

 

 

 

 

アランのバカがみたら、口論になるだろうなと

苦笑する、カイラはこの銀色のガンダムを睨む。

 

弱点を攻めつつブランクがあるとはいえ、こいつの戦い方謙虚だと

そう思う、ワザとつくった隙は乗らない。

実力ではまだ自分の方が上だだが

1つ1つ丁寧なコンビネーションで、着実にこちらを押している。

 

中々いいファイターじゃねーかと

 

「なめんじゃねーー!!」

 

叫ぶと同時に、バトルシステムのスロットを開き

SP2のスロットを選ぶ。

 

 

「キャストオフ!!」

ZZ用の武装が全てパージした瞬間、カイラはパージし相手の虚を突いた

隙にブラックボルトのブースターを最高にし

 

銀色のガンダムに突っ込む、咄嗟の事で

ガンダムはシールドでガードするも、シールドアームがここで使い

ブラックボルトを守るように、前に出るそのまま

シールドアタックで、ガンダムのシールドにぶつけ怯ませ

 

 

そこで、銀色のガンダムから、な!?っと初めて声が聞こえた。

それもそのはず、たての裏側から見えた、ガンダムユニコーンのガドリングシールドの

小型ガドリング4丁、そして腕から隠し武器で両腕からガドリングが飛び出ていた。

 

ジム用のシールドで、ユニコーンのガドリングシールドを参考に

スクラッチした小型ガドリングと、2年ぐらい前にここと同じ

大人数参加企画型のガンプラバトルで見た、重武装の黄色いジムの

隠し兵装、そくっりそのままパクった武装だ。

 

 

「この距離貰った!!」

 

 

 

 

 

今僕は興奮していた

 

それは、ガンプラバトルを、死ぬほど熱いガンプラバトルをしているからだ。

 

蒼いパーカーの服を着て、パーカーを被っているが、黒髪の自分

名前はヒカル

 

知り合いの某所で、あまりない時間でちまちま作った。

素組みではある物の、完成したガンプラ

 

ガンダムこのイベントをするために、家の仕事の合間に

ほぼ突貫で作った間に合わせるだけを念頭にいれたので、武装は

初期装備と小細工用の道具しかない。

 

だけど十分、ガンプラバトルはあまりできないが

いつも最高のバトルを脳内で想像していた。

 

武装の少なさはハンデではない!

20機以上の数の機体を、僕のガンダムで

相手をしていた時、一番の激戦区の方向から一瞬でとんでもない爆発が

いくつも光ったのを見た。

 

そして僕が全てのガンプラの機体を叩き潰していた時、現れた。

ベースは多分サンダーボルト版のジムだが、とんでもない改造をしていた。

 

まず目立ったの主武装がフルアーマーZZか、そのプロトタイプFAZZ

の武装を着こみ後ろの増設された、ランドセルにサブアームシールドをつけた

漆黒のジムが現れた、バトルシステムのデーターによれば

生き残ったのは僕含めて2機、まさか100機以上の機体がいたのに

70機近い数の機体をさっきので倒したのか!?

 

そこまでの考察をしてゾクッと、武者震いをした自分は。

 

臆する事無く突貫、あのガチガチの重武装では接近戦は苦手だ。

格闘戦で押し込む!!

 

 

ガガガガガガと音を立てながら、ソロモンの岩の上で死闘を繰り広げるが

自分は相手を凄いと思う、何故なら接近戦で挑んでる筈だが

 

攻撃が当たらない。

 

間違いないこのジムのファイターとして実力は、自分より遥か高みにいる。

唯一これだけ食い下がってるのは、このガンダムと相手の弱点を重点的に

攻めているからだ、遠距離勝負じゃ一瞬で食われる。

 

攻めて攻めて攻め続けろ!

 

「なめんじゃねーー!!」

と音声が聞こえると同時に、武装がパージされ

 

「なぁ!?」

パージされた武装が、此方に飛んできて

相手を一瞬見失った瞬間、一瞬で懐に入られるも盾でガード

 

盾が弾かれる、そしてその時驚愕する。

サブアームシールドの下に二丁ずつのガドリング4丁と

腕から隠し武器で、仕込みガドリング二丁

計6丁のガドリングがこちらに向いていた。

 

 

「ま、ずい!!」

 

冷や汗が流れ、素早くスロットSP1を回す

 

ガドリングが火を噴く、此方はシールドを取りに行く

間に合わないの解っているが、時間稼ぎできる策は開始初っ端にした!

 

自分と黒いジムをはさむように、いきなりデブリがガンダムの盾になり

デブリは木端微塵になる

さらに黒いジムに目掛けて、3つデブリが飛んで来る。

 

 

「はぁなんだ!?」

驚いてるようだ、流石の【タツヤ様】の戦闘映像を穴が開くほど見ているとはいえ

初期装備だけじゃ勝てないが、時間もなかったため。

 

ステージの種類の告知がされていたのを良い事に、戦闘工作用に

簡単に作れてるある特殊兵装を持ってきていた。

 

それは取付用の小型ブースターだ。

ミニチュアサイズの、ドップファイターを改造したものだ。

取り付けも操作も簡単で、それを戦闘していく過程で付けて行った

 

他の方との戦闘で、使うことは無かったが…

持ってきてよかった、デブリ操作がなかったら今ので終わっていた!

 

 

「ああ、楽しい…もっと!熱く!」

シールドを取り戻し、僕のガンダム

再びビームサーベルを引き抜き、今度はガドリングに気を付けて

突貫する。

 

 

「燃えろ!もっと熱く!」

 

途轍もない、ガドリングの雨だが薄い弾幕を見つけ…

シールドで押し込む、小型化と隠し武器だ。

長期戦を考えてた筈だが、あれは所謂初見殺し

そう長くは、撃てまい!

 

 

相手の弾幕を、突っ込み盾でガードし

相手は嫌がり中距離に身をおく様に距離をとり

回避し、此方は機体操作の同時並行でデブリ操作で

身を隠しながら間合いを詰める!

 

熱い!やはりあの人が言っていた通り!僕の憧れ、ユウキ・タツヤ様

いや違う三代目メイジン・カワグチの言う通り

 

面白い!ガンプラバトルが!この一瞬が!

この刹那的な感覚が!!格上のこの相手の一騎打ちが

 

 

「燃えろ!僕のガンプラ!」

 

銀色の閃光がデブリを足場に跳躍、更にブースターでの最大解放

イグニッションブーストで、ジムの間合いに入る。

 

「ようやく来たな…残念だが…この距離アタシの距離だ!」

黒いジムが、今度はシールドをパージし

更に身軽になり、ここで初めてビームサーベルを抜く

 

その瞬間、あ…やべぇと心の中で思った時は遅かった

反応した時は既に

 

途轍もない速さで、シールドとシールドを持っていた左腕が…切られた。

 

 

「マジかよ!?」

その動きはまさに黒い雷だった、凄い凄すぎる。

あの速さでブレない操縦技術、ニュータイプだとでもいうのか…

 

「面白い!!もっとだ!!」

あのスピードは厄介だ、しかも格闘戦も分が悪いが

今まで相手の動き行動パターン、そして後は打てる選択肢は

もう解っている!

 

左腕が斬られたのは痛いが!

ガンダムのブースターを最大にし、片腕でジムにぶつかる。

 

ジムも二本あるはずのビームサーベルを片腕一本だけで

ぶつかる、銀と黒のぶつかり合う。

 

 

ジムの怒涛の攻撃がガンダムを襲うが、それを総べて受け流す。

もう既に、このジムの動きと癖は把握した。

それが接近戦でも、変りがない。

 

ヒカル、本名クラモチ・ヒカル

彼の家は、代々従者の家系でありある家に長年使えている家である。

 

それはヒカルも例外ではない、彼も従者の教育を受けていたため

目で観察と洞察力を鍛えられている。

 

更にガンプラは人の動きを再現が可能だ。

 

去年ガンプラバトル世界大会本選の1回戦で惜しくも

イオリ・セイとの戦いに敗れた、二年前に中高生のガンプラバトルで

騒がせた、機体の新星であり次元覇王流の使い手の

武道を完全再現できるほどだ、故に主を守るため

護身術や体術全般を教育された…

ヒカルにおいて、初見では躱せなかったが…

相手が実力が上だろうと、いなすだけなら…

 

「片腕でも可能!いっけええええガンダム!」

 

既に何合打ち合ったかは覚えていない

ある瞬間、いなした瞬間シャアよろしく

ジムのコックピット部分に蹴りを入れ、ソロモンの岩盤上空でぶつかっていた

ジムがソロモンに墜落する。

 

ここでカイラがダメージらしいダメージを負う、そこで透かさず。

デブリを出し押見なしで、ジムを狙うように操作

 

「ちぃいいい、やることがせこいんだよ!」

 

ジムも当たらないように直ぐに態勢を立て直し…

ブースト全開で回避するが、それは逃げる先をある程度固定させる。

 

罠だ…

 

 

その先に待ち伏せをしたガンダムが、全ての力を使って…

ジムを狙う…

 

「あ…」

カイナ自身も完全に虚をつかれ、そんなことが漏れた時だった。

 

ヒカルの後ろポケットから光が…バイブレーションで震えてる事から…

 

携帯なのだろう…

 

「…クソ…時間か…!」

ヒカルはつぶやいた時…システムのあるボタンを押した…

 

その瞬間、ガンダムとジムの動きが止まった。

 

そして、あるメッセージがステージに現れる。

 

BATTLEENDと…

 

 

 

 

 

「は?」

油断していた、ブランクもあった、ロマン装備を使い続けていたから

 

言い訳と悪かった点も幾らでもあったが…

 

親戚のおっさんに拾われて、そのまま養子になって…

おっさんの進めで海外で勉強して、高校行って飛び級で

大学に行って…ある職の免許をとるため3年ガンプラバトルを

自粛して、ようやく免許が取れ…

ガンプラバトルを解禁した矢先、3年ぶりの熱いガンプラバトルだったのに…

 

何でだ…自分の画面にWINの言葉が浮かんでいた…。

 

「やるせぇね―じゃないか!」

 

そう、相手はあと一歩までの所を…棄権したのだ…。

 

 

「…うん…?」

優勝したが、やるせなく…片付けられる会場を見ていた時だった…。

 

あるバトルシステムに付けっぱなしのあれを見つけた

 

 

一方その頃、少し長い黒髪を後ろにまとめ

簡素な従者用の燕尾服を着こみ、そして同じ歳のメイド共に

ある屋敷を歩く二人、勿論1人はヒカルだ。

 

「遅かったですね…先輩…まぁオフでしたけど」

 

「ああ、すまない…それに今日の事は前々から聞いてたから…

遅れたのは僕の落度だ…あ…!」

何かを思い出したヒカル。

 

「どうしました先輩?」

と目元を隠したおっかぱ頭のメイドは聞く。

 

「焦ってGPベースを忘れた…」

 

 

 

 

 

同時刻

 

「クラモチ・ヒカル…登録機…ガンダム……」

本当につけっぱなしで…機動状態だったためパスコード入力なしで見れた

それは、ガンプラバトル機動するためのパスポート見たいな存在。

 

GPベースが置かれていた。

 

 

レイジとイオリ・セイのコンビが優勝して9年

 

ある三人組がガンプラ学園を下して2年

 

 

 

新たなビルドファイターズが始まる

 

 

ガンダムビルドファイターズヴレイブ

【序章・銀色のガンダム】

 

 

 

 

 

 




小説が出たので買って読んだら面白かったので書きましたw
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