hells school idol   作:みーずー

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今さらですがヤシャのプロフィールです

名前 ヤシャ
性別 女
髪 短めのストレート
身長 ホノより少し低いくらい
一人称 僕
年齢 18歳

こんな感じです。その他のデータは今は伏せておきます。外見に関しては読者におまかせいたします。


第10話「未知のクエスト」

ホノとヤシャは第1層の戦い以来、前線で戦うことをやめて自分達が余裕を持って倒せる範囲内でのモンスターを狩っていた。

現在の最前線は49層で今も攻略組が頑張ってくれてるだろう。一方その頃ホノとヤシャは

 

アインクラッド第20層 ~フィールド~

 

ホノ「はぁ~!たぁ!」

 

見渡しのよい野原で雑草に足が生えたような体長50㎝くらいのモンスターと戦うホノ、片手剣へと武器を変更したホノはかなり絶好調だった。ソードスキルを難なく発動させ草のモンスターを倒す。

 

ホノ「やった!……ん?」

 

だが地面から2匹目3匹目と現れソードスキルの硬直で動けないホノに飛びかかるように襲いかかる。

 

ホノ「わわっ!ヤシャ!」

 

地面からいきなり現れた草のモンスターに対応できず思わずホノはパートナーの名前を呼ぶ

 

ヤシャ「はいはい!ホノ、しゃがんで!」

 

硬直が解けたホノはとっさにしゃがんだ、そこにホノの少し後ろにいたヤシャが素早く距離を詰めソードスキルをさっきまでホノがいた場所、今は草のモンスターがいる場所に発動させた

 

ヤシャ「そりゃ!」

 

2匹の草のモンスターは体を切り裂かれそのまま四散した。2連撃ソードスキル『ラピッド・バイト』素早く2体を短剣で突いたのだ

 

ホノ「ふぅ~危なかった~。まさか地面から出てくるなんて想像できなかったよー」

 

ヤシャ「ホノ…地面にもモンスターはいるから注意してねってフィールドに行く前に言ったはずなんだけど…」

 

最前線が49層ってだけあって20層の下調べは万全なはずなのだ。ヤシャはあきれ半分に言った。

 

ホノ「あ、あれ~?そういえばそうだったよーな」

 

ヤシャ「もう、少し油断したらすぐに危なくなるから気を付けてね」

 

ホノ「うん!」

 

そんな事を話しつつモンスターを探しながら歩いていると、あまりプレイヤーがいなさそうな人気の無い茂みのような場所に着いた

 

ホノ「う~ん、なんか昼なのに薄暗くて不気味なところだね」

 

回りを見ながらそう言うホノ

 

ヤシャ「うん、確かに。変なモンスターに出会う前に戻ろうか」

 

そう言って振り返るヤシャ…だが

 

ヤシャ「あ、あれ?」

 

ホノ「どうしたの、ヤシャ?」

 

疑問に顔を歪めるヤシャを見てホノが訊ねた。しかしホノもすぐに気付いた

 

ホノ「嘘…無い!」

 

ヤシャ「うん…無いね」

 

そう、ホノとヤシャが今まで通ってきた道が無くなっていたのだ。そこには背の高い木や雑草があるだけだった

 

ホノ「うわ~もしかしてこれって迷った?」

 

ヤシャ「恐らくそうだけどいつの間に?」

 

ホノ「ヤシャ取り敢えず街に戻ろうよ、そのあとでもいいでしょ。ここ不気味で早く出たい」

 

ヤシャ「あ、そうだね」

 

転移結晶を取りだしホノは言った

 

ホノ「転移!」

 

…………………………………………………反応なし

 

ヤシャ「……ん?」

 

ホノ「……あれ?」

 

ヤシャ「まさか…転移無効エリア!?」

 

ホノ「ええ!?そんなところあるの!?」

 

衝撃を受けるホノ、ヤシャは顔をしかめた

 

ヤシャ「こりゃいよいよ少しヤバくなってきたよ」

 

ホノ「どーしたらいーのー!!」

 

ホノは混乱し叫ぶ

 

ヤシャ「ホノ少し落ち着いて、取り敢えずこのエリアを進んでみよう」

 

ホノ「え、でも大丈夫なの?変なモンスターとか出てこない?」

 

ヤシャ「それは…わからない。けどなにもしないよりは進んだ方がいいでしょ?」

 

ホノ「う、うん。よ~し!行くぞ!ファイトだよ!」

 

そうして二人は薄暗く不気味な木々の中を歩いて行った。がさがさと草むらを踏みながら歩いていると、どこからか声が聞こえた

 

『お姉ちゃんたち、そこで何をしているの』

 

ホノ「ひぃ!!」

 

ヤシャ「なに!?」

 

子供のような声が聞こえホノとヤシャは思わず声をあげる。後ろでもない前でもないどこかわからない場所から声が聞こえ二人は固まった

 

『ここは僕の場所だよ、早く出ていって』

 

ヤシャ「か、勝手に入ってごめん!」

 

ホノ「あわわわわわ」

 

『わかったら早く』

 

ヤシャ「で、でも僕たち出口がわからなくて迷っているんだ!」

 

ホノ「うんうん!!」

 

しどろもどろでなんとか話すヤシャとパニックのホノ。そして声は少しの沈黙のあとに

 

『それなら僕を見つけてごらん、そうしたら出口の場所を教えてあげる』

 

ホノ「…へ?」

 

ヤシャ「君を見つける?一体どうやって?」

 

『ふふふ、ヒントは出してあげる。絶対見つけてね?』

 

ヤシャ「うん、…わかった」

 

ホノ「もう!怖いけどわかった!」

 

ピコーンと二人の前にクエストのマークが浮かんだ。半分やけくそなホノと冷静に対応するヤシャ。ヤシャは少し考えた

 

ヤシャ(探索系のクエストか、しかもアイテムじゃなくてどこにいるかもわからない声の主の)

 

ヤシャ「難しそうだな…」

 

ホノ「ヤシャ~私どうしよう」

 

ヤシャ「よしよし、大丈夫だからまずは声にヒントを貰おう」

 

不安でいっぱいのホノをなだめながらヤシャが言う

 

『ふふふ、まずは洞窟を探して』

 

妖しく笑う子供のような声はそう言った

 

ヤシャ「洞窟…か」

 

ホノ「この辺に洞窟なんてあった?って言うかなんで洞窟にいるの!」

 

そう言いつつ探しながら進む二人。次第に人が通れそうな通路が続いている穴を見つけた。

 

ホノ「あ!洞窟ってこれかな?」

 

ヤシャ「うん、これだと思う。それじゃ入ってみようか」

 

ホノ「う、うん。うわ~怖いな~」

 

 

『ふふふ、僕と遊ぼうよ』

 




更新がかなり遅れてしまい面目ありません
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