hells school idol   作:みーずー

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長らくお待たせいたしました


第1話「ヤシャの特訓」

ザワザワ…ザワザワ…

 

ホノ「うわ~!人がいっぱ~い」

 

ソードアート・オンラインを起動させた私は、まず始まりの街に降り立った。ゲーム自体が始まったばっかりなので結構人が多くいた。

何からしようか悩んだすえ、取り敢えず始まりの街を見て回ることにした

 

ホノ「あ!パン屋がある!」

 

ホノは初期の持ち金のことなど気にすることなく、そのパンを買うのであった。

 

ホノ「武器屋さんも見つけた~!」

 

パン屋からそう遠くない場所に武器売り場を見つけ近づくホノ

 

ホノ「へ~かっこいいな~」

 

武器売り場の前でそんなことを言っていると、後ろから誰かがドンっ!とぶつかってきた

 

ホノ「わわっ!」

 

???「あ、ごめんなさい!」

 

ホノ「いえ、大丈夫です!」

 

???「え、でもあなたのパン…」

 

ホノ「へ?…あーーー!」

 

地面に落ちたパンはそのまま四散し消えた

 

ホノ「パンが~!一口しか食べてないのに~!」

 

???「あの、本当にすいません!」

 

ホノ「…ううん、また買えばいいから」

 

と、言いながらそのプレイヤーに目を向けると、かなり整った顔立ちの女性プレイヤーがいた。例えるなら美人お姉さん系

 

ホノ(うわぁ~すごい美人)

 

???「あの」

 

ホノ「はいっ!?」

 

見とれていたホノは急に声をかけられ驚く

 

???「もしよければパンは弁償します」

 

ホノ「え!?だ、大丈夫です!」

 

???「ですが…」

 

ホノ「そんな悪いですし、それに最初に持ってるお金じゃあ少し高いですし」

 

ホノ(それでも私は買ったけど)

 

???「お金は大丈夫です!さっきモンスターを倒して、少し稼いで来ましたから」

 

ホノ「へ?…あ!」

 

ホノ(そういえばこのゲームって、モンスターとかも出てくるんだよね)

 

当たり前のことを思いだしたホノ

 

ホノ(だったら!)

 

ホノ「あ、あの!」

 

???「はい?」

 

ホノ「パンは弁償しなくてもいいです!その代わりモンスターとの戦いかたを教えて下さい!」

 

???「え!?」

 

ホノ「私、このゲーム初めてするんです!だから色々教えて下さい!」

 

???「なるほど~うん!分かりました、ではフィールドに行きましょうか」

 

ホノ「ありがとうございます!」

 

フィールドに出るとその景色に思わず声をあげてしまう

 

ホノ「うわ~!」

 

???「自然に囲まれた、美しい光景よね」

 

ホノ「はい!」

 

???「それじゃ!モンスター探しに行こうか」

 

ホノ「そうですね♪…あ!」

 

???「どうかした?」

 

ホノ「わ、私ホノって言います!よろしくお願いします!」

 

ヤシャ「僕はヤシャだよ、よろしくね♪ホノ」

 

ホノ「はい!………ん?あれは?」

 

ヤシャ「な、なに?」

 

近くを指差すホノの先にはイノシシのようなモンスターが歩いていた

 

ブヒー!

 

ホノ「あれが、モンスター?」

 

ヤシャ「そう、それじゃ早速戦うよ!」

 

ホノ「はいっ!ヤシャさん」

 

ヤシャ「さん、はやめてよ。普通にタメ口でいいよ」

 

ホノ「え、でも」

 

ヤシャ「僕もホノって読んじゃってるし、それに僕はホノのことをもう、友達だと思っているよ?」

 

ホノ「ヤシャ…うん!分かった!ヤシャ先生!」

 

ヤシャ「…先生もやめてよ」

 

と、いいながらイノシシの前に立つヤシャ。そして短剣を肩から引き抜き構える。こちらにきずいたイノシシが突進してくる

 

ホノ「うわ!きたよヤシャ!」

 

ヤシャ「分かった、まずは見ててね」

 

ホノ「はい!」

 

ヤシャ「この世界で戦うには必ずソードスキルが必要になる。モンスターを倒すなら覚えてた方がいいよ、こんな風に!」

 

すると構えた短剣から緑の光が現れそして

 

ヤシャ「せや!」

 

ズバッ!と突進してきたイノシシを正面から切り裂いた

 

ブヒー!

 

イノシシはそのまま四散した

 

ホノ「ほえ~すごーい!」

 

ヤシャ「ま、こんなものかな、それじゃホノの番だよ」

 

ホノ「う~んできるかな~」

 

ヤシャ「大丈夫だよ、簡単だから。それじゃまずはソードスキルを出したいときに出せるようにしないとね」

 

ホノ「はい!」

 

それから30分ぐらいヤシャの特訓を受けた。すると

 

ホノ「ふぅ~。よしオリャ!」

 

ヤシャ「おお!また発動したよ!ホノは覚えるのが早いね」

 

案外早くコツを掴んだ

 

ホノ「いやぁ、ヤシャの教えかたがうまいからだよ~」

 

ヤシャ「ふふふ♪それならそろそろモンスターを相手にしてみますか!」

 

ホノ「う、うん」

 

ヤシャ「大丈夫だよ!きっと」

 

ホノ「そうだよね.うん!」

 

そして先ほど倒したイノシシを見つけその前に立つホノ、そしてきずいたイノシシが再び突進してくる

 

ホノ「よし!こい!」

 

短剣を構えるホノ、そしてソードスキルのモーションをとるが、しかし

 

ホノ「あれ?出ない。どうしよー!ってうわ!」

 

突進してきたイノシシを間一髪でよける、だがHPが少し減る

 

ホノ「危なかった~。それにしても何で出ないのー!?」

 

ヤシャ「ホノ、少し落ち着いて。モンスターを前にして少し気が早まってるよ、モンスターを相手にしてもまずは落ち着く、これ大事」

 

ヤシャがアドバイスしてくれる、本当にすごい人だなぁヤシャって

 

ホノ「うん!ありがと!…よし今度こそ、やるったらやる!」

 

体をこっちに直したイノシシがまた突進を始める

 

ホノ「はぁ~!」

 

ソードスキルの構えをとる、だかしかしまたもやソードスキルは不発。ギリギリで突進をよける

 

ホノ(まだ、まだ焦ってる。落ち着いて、落ち着いて)

 

体勢を立て直すホノ。イノシシは勢い余り少しよろける、まさに隙だらけである

 

ホノ(いまだ!)

 

もう一度ソードスキルの構えとる、そしてホノの短剣が薄青の光を帯始める

 

ホノ(できた!)

 

ホノ「はあああ!!!」

 

ソードスキルをイノシシの横っ腹に叩き込んだ、イノシシは

 

ブギャー!

 

と、さっきよりも大きい声をだし四散した

 

ホノ「やった…できたー!」

 

ヤシャ「やったねホノ!クリティカルヒットだよ!」

 

少し離れて見てたヤシャがこっちに来る、それにホノは

 

ホノ「やったよ!やったよー!」

 

嬉しさの余りヤシャに抱きついた

 

ヤシャ「ちょっ!なにしてんの!?」

 

ホノ「あ、ごめん!嬉しくてつい」

 

すぐに離れるホノ

 

ヤシャ「全く大げさだなぁ」

 

ホノ「えへへ、でも!今回みたいなソードスキル不発が起こらないように、もう少しだけ戦いかたを教えて下さい!」

 

と、言って頭を下げるホノ

 

ヤシャ「しょうがなあ。分かったよ」

 

ホノ「ありがとう!あ、でもその前にこの事をことりちゃんと海未ちゃんに教えてあげなきゃ!」

 

ヤシャ「お友達?」

 

ホノ「うん!幼馴染みなんだ~。ん~?ねえねえこのゲームから出るにはどうしたらいいの?」

 

ヤシャ「ログアウトボタンならメニューの左下にあると思うよ」

 

ホノ「なるほど~。………あれ?無くなってる?」

 

ヤシャ「な!?そんなはずは……本当だ、無い」

 

ホノ「どうするの!?これもしかして私たち帰れない!?」

 

ヤシャ「まぁまぁ、運営のミスだよきっと。まぁサービス開始からこんな致命的なミスをするのも珍しいけど」

 

ホノ「そーなの!?よかった~………ってヤシャ何で光ってるの?」

 

ヤシャ「え、本当だ!ってホノも光ってるよ!」

 

ホノ「うそ!あ、本当だ!うわ~!」

 

シュン!とホノの姿が消える、そしてヤシャも

 

ヤシャ「これは、強制テレポート?」

 

シュン!と消えた

 

―――――――――――――――――――

――――――――――――

 

ホノ「う…ん、ここは?始まりの街?」

 

ヤシャ「そうみたいだね」

 

ホノ「一体何が起こっているの?」

 

ヤシャ「ログアウトボタンが消えていたり、始まりの街に強制テレポート…さすがにミスとは考えにくい」

 

私たちは不安だった、何か嫌な予感がする。そしてそのあと語られるこのゲームの本当のルールに、嫌な予感が的中した事を悟った

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