hells school idol   作:みーずー

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第3話「絆」

ソードアート・オンライン開始から1ヶ月で二千人が死んだ

 

 

アインクラッド第一層 フィールド

 

ホノ「てやーーー!」

 

ソードスキルを振りかざすホノ、そして目の前のモンスターを切りつける

 

モンスター「ギャー!」

 

倒されたモンスターは四散した

 

ホノ「ふぅー。もうほとんど完璧にソードスキルを発動できるようになった!私頑張ったよ!ヤシャ」

 

ヤシャ「うん、ホントにすごいよこんなに早くソードスキルのコツを掴むなんてね、正直僕より早いかも」

 

ホノ「ふふーん♪もしかしてもう私の方が強いかもねー」

 

ヤシャ「いやぁそれは無いかな!だって僕は…………いや何でもない」

 

ホノ「え?なにヤシャ?」

 

ヤシャ「何でもないよ……ほら!もっとレベルあげないと!」

 

ホノ「うん!ガンバろう!」

 

あれから1ヶ月、始まりの街から出た私達はまずレベル上げをすることにした。私はゲームはあんまりやらないからどうすれば分からなかったけど、ヤシャがソードアートオンラインについて色々知っていたお陰で、割りと効率の良いレベル上げができている

 

ヤシャ「ん?……このモンスターは結構強いかも、ホノ!二人で倒そう」

 

ホノ「オッケー!」

 

ヤシャがリードしてくれるお陰で簡単には負けないようになってきた

 

ヤシャ「よっと!よし今だよホノ!」

 

ホノ「うん!とりゃー!」

 

そんなこんなで私はソードアートオンラインをなんとか生きていた

 

ヤシャ「ふぅ、少し休もうよ」

 

モンスターがいない木の下に座るヤシャ

 

ホノ「分かったー、いやー本当に助かったよー!ヤシャが色々知っているお陰で私、強くなってるのが分かってくるよ!ありがとう!」

 

ヤシャ「ううん、ホノが覚えるのが早いんだよ」

 

ホノ「そんなのかなー♪えへへー」

 

ヤシャ「否定しないのなー」

 

そう言ってクスクス笑うヤシャ。フムそれにしても

 

ホノ「アバターの時のヤシャもそうだったけど、ヤシャって可愛いね!」

 

ヤシャ「え!?な、急に何を言って…そんなことないもん!」

 

そう言って細いうでをぶんぶん振りながら赤くなった顔を隠すヤシャ。うんやっぱり可愛いなー

 

ホノ「え~そんなことあるよーアバターよりリアルの方が可愛いよー」

 

ヤシャ「もう~!やめてよ~!」

 

ヤシャの顔が耳まで赤くなった。どうやら可愛いって言われて慣れてないらしい。戦っているときのヤシャはかっこよくて頼りになるけど、一緒に喋っているときはちゃんと女の子だ!

 

ヤシャ「そ、そう言うホノだってリアルの方が可愛いよ!」

 

ホノ「えへへー!ありがとー♪」

 

ヤシャ「え、う、うん」

 

少し驚いた顔のヤシャどうやら反撃のつもりだったらしい。

 

ホノ「もう~ヤシャは可愛いなー!」

 

ヤシャ「もうやめてーーー!」

 

と、そんなことをして、私とヤシャはだんだん仲良くなっていった

 

―――――――――――――

―――――

宿舎

 

ホノ「ふぁ~今日は疲れた~」

 

くだ~とベットに寝転がると、コンコンと音がなった

 

ホノ「は~い空いてまーす」

 

ガチャとドアが空いた

 

ヤシャ「ふふ♪お疲れ、ホノ」

 

ホノ「ヤシャ!どうしたの?部屋は隣だよ?」

 

ヤシャ「うん分かってる。でも寝るまではホノと居たくて」

 

ホノ「そうなんだ!いーよ、こっちおいでよ!」

 

そう言って私の横のベットをぽんぽん叩く、ゆっくりホノの横に座るヤシャその体が少し震えていることに私は気付いた

 

ホノ「ヤシャ……震えてる?」

 

ビクッとヤシャの体がはねあがる

 

ヤシャ「あはは……気づいちゃった?」

 

笑ってみせるヤシャ、けどその顔は笑っていなかった

 

ホノ「どうしたの?…ヤシャ寒いの?もしかして何か怖いことでもあったの?」

 

ヤシャ「怖い……そうかも怖いのかも」

 

ホノ「ヤシャ……」

 

そう例え強いヤシャでもやっぱり死ぬのは怖いのだろう。

 

ヤシャ「僕ね戦っているときは気持ちよくて、怖いなんて少しも思わないけど、夜になって一人でいるともう寝ることもできないくらい怖くなってくるんだ」

 

ホノ「ヤシャ」

 

ヤシャ「なに?」

 

ホノ「そんなの当たり前だよ!」

 

ヤシャの前に立ち叫ぶホノ、そして呆気にとらわれるヤシャ

 

ヤシャ「ホノ!?」

 

ホノ「当たり前すぎるよ!ゲームオーバーが本当に死ぬなんてそんなゲームをプレイするなんて怖いのが普通だよ!」

 

ヤシャ「で、でも僕は!ホノ見たいに強くはない!このままじゃ僕は戦闘中にも震えてしまうかも知れない!そうなったらもう……戦えない…」

 

涙を貯めて必死に自分を訴えたヤシャ。そんなヤシャにホノは笑顔で答えた

 

ホノ「ヤシャ……私だって怖いんだよ?」

 

ヤシャ「へ?」

 

ホノ「戦いに関してもヤシャより強くないし、未だにアイテムの使い方も分からないし!………だけどね」

 

ヤシャ「…うん」

 

ホノ「ヤシャと一緒なら…………怖くない」

 

はっとなるヤシャそのあと涙をポロポロこぼした

 

ヤシャ「ありがと…グスッ…ありがとね…ホノ」

 

ホノ「うん。こちらこそありがとう」

 

ホノはうつむいて鳴き始めたヤシャの小さな体を抱きしめた

 

 

 

 

 

私はもしかしたら寂しかったのかも知れない。少しだけのつもりが出られなくなってしまい、1人このゲームにほっぽり出された私は、きっと寂しかったのだ。

だからヤシャあなたに会えて本当に良かった。ヤシャとなら怖くないし、寂しくもない。

 

―――――――――――――――――

―――――――――

 

ホノ「う~ん!もう朝かー!よく寝たー」

 

朝、目が覚めたホノは元気よくノビをした

 

ヤシャ「おはよう、ホノ」

 

朝ごはんだろうか、パンのような物を食べているヤシャ。ホノ部屋で。あ、そうか昨日はそのまま二人で一緒に眠ったんだっけ

 

ヤシャ「ほら早く出掛けるよ!」

 

さっさと部屋を出ようとするヤシャ。どうやらかなりホノより早く起きたらしい。すでに支度が整っている

 

ホノ「おはようヤシャ!……ってちょっと待って~!私起きたばっかりー!」

 

あたふたしているホノを見てヤシャが言った

 

ヤシャ「ふふ♪ねぇホノ!」

 

ホノ「なにー?」

 

ヤシャ「昨日はありがと!僕もホノとなら怖くないよ!」

 

笑顔でそう言って部屋を出たヤシャ

 

ホノ「………ふわ~」

 

ボーッとして言葉が出てこないホノ。その理由は今みたヤシャの笑顔が今までで一番可愛かったらだ

 

 

 

 

支度を済ませたホノはヤシャと、今いる村を歩いて回った

 

ホノ「いやー今日もパンがうまい!」

 

ホノはパンを食べながら

 

ヤシャ「美味しいの?そのパン」

 

確かに見た目はパサパサして、あまり美味しくはなさそうだが。得意気にホノが言った

 

ホノ「ふっふっふー♪実はこれを使うんだよ!」

 

メニュー欄をいじり、小さな壺をの様なものを出したホノ。その先端をぽんと軽く叩くと

 

ヤシャ「これは……クリーム?」

 

ホノ「そ!これをパンに塗るととっても美味しいんだよね!ヤシャも食べる?パンはまだあるから」

 

ヤシャ「どれだけパン持ってるの……」

 

ホノからパンを貰ったヤシャは、クリームをパンに塗りパクっと一口かじった

 

ヤシャ「これは……美味しい!すごい美味しいよこれ!」

 

ホノ「でしょーー!」

 

と、そんなことをしながら村を歩いていたら壁に張り紙を見つけた

 

ホノ「ん?なんだこれ?」

 

ヤシャ「どうかした?ホノ」

 

ホノ「うん、なんか張り紙があって」

 

ヤシャ「へーなんてかかれてるの?」

 

ホノ「えーとこれは……」

 

 

 

 

ホノ「第一層攻略会議のお知らせ?」

 

 

 

 

 

 





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