孤独が嫌いな修行馬鹿   作:ヴァニフィア

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第十一班は波の国には
いきませんのであしからず…
しかし、それに伴って日数をあわせる
必要が出てきてしまって投稿が
遅くなってしまいました…
まだ確認ができてないので、
また遅くなってしまうかも
しれないので、お許しください…


語られない事件

今日も元気にお仕事お仕事!

 

「今日の任務は迷い猫探しよ〜。」

 

お仕事お仕事。

 

「今日は店番よ〜。」

 

お仕事、お仕事…?

 

「犬の散歩よ〜。」

 

 

「ごみ拾い〜。」

 

ーーーーーー

 

「先生…任務が簡単すぎて少し

飽きてきちゃったんですけど…

忍者らしくもないですし…」

 

「ああ、俺もそれが言いたかった。」

 

「…あまり我儘を言わない…

目の前にルルト先生だけじゃなくて

イルカ先生と火影様もいるのに…」

 

「…あぁ…サヨリたちもか…」

 

「え?私たち『も』?」

 

「ああ、昨日は第七班…ナルトが文句を言ってな…

第七班はCランク任務を受けていったが

今日はサヨリたちだ…」

 

ああ…私も大概だけど

ナルト君の方がもっと張り切ってたしなぁ…

 

「今年の卒業生はなかなか

ヤンチャな者が多いのう…」

 

「すいません火影様…サヨリやナルトが…」

 

「いや、イルカのせいではない。

それに、元気があるのはいいことじゃ。」

 

「…ルルトさん、サヨリたちは

こう言ってますけど、どうするんです?」

 

「ん〜、そうね〜…

Cランク任務でも大丈夫だとは思うけどー…

ちゃんといろんなことを教えるまでは、

まだ危険な目にあわせたくないのよね〜。」

 

いや、その意見はおかしい。

いつもギリギリの訓練をさせてるのに…

あれも十分危険だと思う。

 

チラッ

 

コクリ

 

うん、二人も同じ意見みたいだ。

 

「じゃあ今日もDランク任務でいいですか?」

 

「ええっと〜、そうね、

じゃあそうしてちょうだいー。」

 

ーーーーーー

 

「それでルルト先生、今日の任務はなんですか?」

 

「えっとね〜、また前の猫が

逃げちゃったみたいだから、

それを捕まえないといけないみたい〜。」

 

えー…またぁ?

 

「またあの猫かよ…

ナルトのやつも捕まえたその猫に

ひっかかれたって愚痴ってたぞ…」

 

「…もう逃してあげればいいのに…」

 

「この前もあの猫、あの依頼人の人から

逃げ出そうとして暴れてたしねぇ…」

 

「まぁまぁ、任務だからね〜。

とりあえず、目撃情報なんだけど…

今回はあんまりないんだよね〜…

門にいる人によると里の外に

出て行ったりはしてないみたい〜。」

 

「じゃあどうすんです?前はかなり詳細な

位置の情報があったけど、

今回はかなり曖昧だから罠とかもはれないし…」

 

「…元々、里の中で人がかからずに

猫だけかかるような罠、ない…」

 

あー、ヨミちゃんの罠って地形を使うのとか、

大がかりなのが多いからね。

簡単なので言えば落とし穴とか。

巧妙に隠すから普通に引っかかるけどね…あれ。

 

「うーん、とりあえず手分けして

探してみるしかないわね〜。

まだ里の外に出たって情報はないみたいだしー…

ヨミちゃんはさらに聞き込み、

サヨリちゃんは門のあたりで猫が外に

出て行かないように見張りでー、

私とアキラ君で里の中を探そっか〜。」

 

「私のところに猫が来たらどうすれば?」

 

「…サヨリ、無理に捕まえようとしないでいい。

門を通さないことを優先して…」

 

「ええ、そうね〜。門から出られると、

手がかりがないからほんとーに

見つからなくなるかもしれないからね〜。

サヨリちゃん、そうしてくれるー?」

 

「はい、わかりました!」

 

「じゃあ二時間ぐらい目処に

サヨリちゃんの所に集合で〜。散ー!」

 

……………

 

とは言うものの、

暇だよなぁ…見張ってるだけだし…

素振りとかしてたいけど

今は真剣以外出せないから危ないし、

そもそも見逃すかもしれないし…

門を警備してる人に聞いても、

あの猫、今日は見てないって言ってたしなぁ。

…ていうか昨日捕まえられて

今朝に逃げられたって…どういうことなの…?

 

「あ…サヨリ、ちゃん?」

 

「ん?あ、ヒナタちゃんじゃない。

アカデミーで何回か話して以来?」

 

「うん、たぶんそう。」

 

確か初めて会った時は

ナルト君と話してたら影から見てたから

気になって私から話しかけたんだよね〜。

ナルト君が気になるみたいだけど

話しかけれなかったみたいで、

私に色々聞きに来てたな〜。

 

「これから外に出かけるの?」

 

「同じ班の人が忍犬の散歩に行ってから

帰ってきてなくて…サヨリちゃんは?」

 

「私は任務でね〜。迷い猫探しなんだけど、

里の外に出て行ったりしないように

見張ってるところなんだ〜。

いや〜、見張らないといけないんだけど

暇で暇で…もう行くんだよね?

気をつけてね。行ってらっしゃい!」

 

「うん、行ってくるよ。頑張ってね。」

 

忍犬か〜。パートナーがいるってのも

いいもんだよね〜。まあ私には

班のみんながいれば大丈夫だけど。

 

イヤ…ダレカタス…

 

「え?」

 

今の…まさかヒナタちゃんが…?

と、とにかく大人の人に…!

門の警備をしてる人に助けてもらおう!

 

「す、すいません!

今、私の友達の悲鳴が聞こえて…!

助けてくれませんか?お願いです!」

 

「悲鳴?俺には聞こえなかったが…

空耳じゃないのかい?」

 

「でも…!私には聞こえて…!」

 

「う、うーん…そうは言われても

俺はここから離れることもできないし…」

 

「でも…!」

 

「じゃあとりあえず他の人を呼んでくるまで…」

 

「っ!もういいです!」

 

「あっ、君!」

 

ーーーーーー

 

ヒナタちゃんは…?確かこのあたりから声が…

時間は経ってないからまだ遠くには…

 

オトナシ…シテロ…

 

向こう?…見えた!

ヒナタちゃんが捕まえられて…!

 

「待て!ヒナタちゃんを返せ!」

 

「チッ、もう追っ手が…いや、こいつのお友達か?

…相手をするだけ無駄か…」

 

は、早い…!でも、逃すわけには…!

ま、巻物…しまった、落とした…!

いや、武器を飛ばすとヒナタちゃんに

当たるかもしれない…やっぱりこのまま

全速力で追いかけるしかない!

幸いヒナタちゃんを担ぎながらだから

私の方がまだ少しだけど早いはず…

三年間森の中で住んでた

私の足を…舐めないでよね…!

 

「にが…すか…!絶対に…!」

 

「意外と早いな…だがここまでだ。」

 

「次はないと思うが…目標を追う時も

周りには注意するんだな。」

 

「え…?」

 

ーーーーーー

 

「ん…」

 

こ…ここは?洞窟…みたいなところ?

外もずいぶん暗い…

痛た…頭が…どうして私、こんなところに…

…!そうだ、ヒナタちゃんは…!

周りには…?あ、いた!でも気を失ってる…

いや、眠らされてるのかな…

 

「おい、どうしてあんなガキをここに連れてきた?

目標は日向のガキだけだったはずだ。」

 

この声…私が追いかけてた?

 

「あの場で殺せば跡が残る。

まだ木の葉からそう遠くはないんだ。

あんなところで死体が見つかれば

ここから離れることも難しくなる。

事実、日向のガキがいなくなっただけでも

警備がきつくなってここにいなければ

ならなくなってる。その上死体まで

見つかればさらに動くことができなくなるぞ。」

 

「…チッ、あのガキが追ってこなけりゃ

ルートを外れてここに戻ってくる

予定なんてなかったのに…

とりあえず外を見張ってこい。」

 

「…ああ、わかったよ。」ギィ…

 

…しばらくここからヒナタちゃんを

連れ出したりはしないみたいだ…

でも、当たり前だけど巻物はとられてて

手足とか縛られて動けないし…

どうすればいいんだろう…

なんとかできないのかな…こっちに来る…?

 

「…イライラするぜまったく…

…なんだぁ?起きてやがったのか。」

 

「…ヒナタちゃんをどうするつもり…」

 

「こっちのガキか?さぁな。俺たちは

任務で日向一族を捕らえろと言われただけだ。

その後は…いや、律儀に答えてやる必要もねぇな。

お前はどうせすぐ死ぬんだから、な!」

 

「ゲフ…」ガッ

 

「お前のせいで計画が台無しだ。俺たちの任務は

日向のガキ一人いりゃ十分なんだよ。」

 

「…私の友達をさらわれて…

ほっとけるわけないじゃない…」

 

「へっ、お友達のために自分の命も

捨てに来るとはなぁ。馬鹿な奴だ。

お前が持ってた巻物…全部口寄せ用のやつだな?

あれを使えば俺を殺すこともできたってのによ。」

 

「私は殺したいんじゃない!

ヒナタちゃんを助けたかっただけだよ!」

 

「それが馬鹿だってんだよ!」

 

「ぐっ…ゲホッ、ゲホッ!」ドッ

 

「チッ…お前を見てると余計にいらつくぜ…

綺麗事ばっか言いやがっ…」

 

ギィ…

 

「…」

 

「なんだ?見張りはどうした?」

 

「……ふふっ…」

 

「あ?」

 

「ふふふふ…見張りって…

このゴミのことぉ?」ドサ…

 

こ、この声って…

 

「ル、ルルト…先生?」

 

「な、なんだテメェは…?」

 

「あら、これから消えるのに

そんなことを教える必要があるかしら?」

 

あ、だめだこのルルト先生…

見たことないぐらい怒ってる…

 

「なんだと…」

 

「喜びなさい…あなたには

いくつも選ぶ権利があるわ。

水責め…石抱き…火責め…笞打…虫責め…

まだまだあるけど…

どの拷問で殺してほしいかしら?」

 

「舐めやがって…火と…⁉︎」ゴボゴボ…

 

…え?いきなり水が…

 

「水牢の術…

やっぱり決める権利なんてあげないわ。

そんな価値もないですものね。」

 

「グ…ゴボ…⁉︎」

 

「…あら?やめてほしいのかしら?」

 

「…!」コクコク

 

「じゃあ、『自分が悪かったです。迅速に、

惨めに逃げ帰りますのでお許し下さい』って

言ってみなさい?そうしたら考えてあげる。」

 

「ゴボ…ゴボ…!ゴボ…」

 

「ふーん、言わないのね。

やめてほしくないってことでいいのよね?」

 

…水の中で言えるわけないじゃないですかやだー…

 

「ゴボッ…!ガボ…」

 

「あははっ、暴れても無駄よ?

私の水牢の術から逃げられるなんて

思わないことね。それにしても

以外と持つわね。この方法じゃだめかしら?」

 

「………」ゴボゴボ…

 

「ああ、いいことを思いついたわ。

こっちはそんなに得意じゃないけど、

この水を熱くしてみましょうか?」ボウッ

 

うわっ、水の下に火が…

 

「…」

 

「あら?もう声も出ないのかしら?

教えてほしいな〜、お湯加減はどう?」

 

「…⁉︎ゴボ、ゴボ!」

 

「ふふ、よかった。

熱くなってきてるみたいね。ちゃんとした

血継限界なんてできないけど、弱くていいなら

一緒に起こすことぐらいできるのよ?」

 

「…」ゴボォ…

 

「あら、もうダメかしら?

はぁ…まだまだこれからなのに、

気絶されたんじゃ反応を見れなくて

つまらないのよね。仕方ないわ。

もうこの辺りで引き渡しましょう。」

 

あ、水も火も消えた…

 

「さて…サヨリちゃーん、大丈夫?」クルッ

 

「ヒッ…!」

 

ヤダヤダヤダ、怖い怖い!

 

「大丈夫、大丈夫よ〜。

サヨリちゃんには怒ったりしてないから。」

 

「ほ、本当に?

私、任務だってすっぽかしちゃったし、

捕まって先生に助けてもらって…」

 

「そんなの、どうでもいいのよ〜。

サヨリちゃんは生きてるでしょ?

それにー、あの子を助けたかったんでしょ?

任務も大切だけど、

友達はもっと大事にしないとね〜。」

 

「先生…うう、ありがと…

ありがとうございます…」

 

「よしよし〜。」

 

……………

 

「大丈夫ー?ちゃんと立てる?」

 

「ううん…はい、なんとか大丈夫です。」

 

「じゃあこの子…ヒナタちゃんは

私が背負っていくわ〜。」

 

うわ、もう外は一面の星空だね…

そういえば…

 

「先生、どうして私を見つけられたんですか?」

 

「あの猫はすぐに見つけられてすぐに

門の前まで行ったけど、サヨリちゃんの姿が

見えなくってねー。警備してる人に聞いてみたら、

何か聞こえたーって言って出て行った子がいるって

言ったから、二人には猫を連れて行ってもらって、

私は探しに里からでたのよ〜。

それから、しばらく探してると、

サヨリちゃんの巻物が落ちてて、

そこから通った跡を追いかけて行ったの〜。

はい、これ。今回は良かったけど、

落とさないようにね〜。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

そっか、あの時使っちゃいそうになったけど、

落とした巻物が残ってたのか。

あそこにあった巻物の数が合わないと思ったけど、

そういえばいくつか落としてたや。

 

「…ん、んぅ…?こ、ここって…」

 

「あ、ヒナタちゃん!目が覚めたんだね!」

 

「あ、サヨリちゃん…そうだ、私…

ごめんね、サヨリちゃん。それに…」

 

「ルルトよ〜。サヨリちゃんの班の

担当上忍をしてるわ。よろしくね〜。」

 

「あ、よろしくお願いします…でも、

本当に迷惑をかけて…」

 

「大丈夫、ヒナタちゃんは何にも悪くないよ。

悪いのはさらった人だもん。」

 

「今頃は捕縛されてるでしょうね〜。

軽い狼煙を上げておいたから

ヒナタちゃんを探してた人が見つけるでしょ。」

 

「そうですか…」

 

「大丈夫?何にもされてない?」

 

「うん、私は大丈夫…でも、サヨリちゃん、

その顔…少しはれてる…」

 

「え?ああ、これくらい大丈夫だよ。

いつものことだしね。」

 

「とりあえず二人とも病院には

連れて行くわね〜。疲れてるだろーし。」

 

「あ、あの、私、降りた方が?

サヨリちゃんの方が…」

 

「え?そんなの気にしなくてもいいわ〜。」

 

「うん、私よりもヒナタちゃんの方が

怖い思いをして大変だっただろうし、

私は体力だけはたくさんあるから大丈夫だよ。」

 

「…ありがとう…サヨリちゃん、ルルト先生…」




相変わらず口調に自信が…
できるだけいろんな情報を見て
確認しようとは思っていますが…
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