孤独が嫌いな修行馬鹿   作:ヴァニフィア

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タグにオリキャラを追加しました。
とはいえ出しても通して3、4人までに
留めたいです。それ以上は管理がたいへ…
ゲフンゲフン!覚えにくいと思いますから。

追記
技名修正。ひとつめの技から誤字とか
恥ずかしすぎる…


サヨリの授業風景

「ゲッ!イルカ先生!」

 

「ゲッ、とはなんだバカモン。」

 

「もう怒られんのはごめんだってばよ…」

 

「…もう怒らんからとりあえず帰ろうとするな。」

 

そう言われてナルト君はしぶしぶ座った。

うーん…友達になるっていっても

初めからだと難しいなぁ…なにか

きっかけでもあればいいんだけどな。

 

「まったく…まあ、一応掃除は

ちゃんとしてたしな。ラーメン、

一杯ぐらいはおごってやる。」

 

「いーの⁉︎イルカ先生!

じゃあおっちゃん!ラーメン1つ!

…ん?あー!お前は!」

 

「ひゃっ!」

 

びっくりしたぁ…

ナルト君、私を見ていったいどうしたんだろ?

 

「あ、いきなり大声出して悪かった…

その、お前にずっと礼を言いたかったんだってばよ。」

 

「え?お礼?どうして?」

 

結局この2年間会話とか全然してないし

何かしたわけでもなかったと思うんだけど…

 

「俺がこの店を知ったのは

お前のおかげなんだってばよ。

自己紹介のときここのラーメンが好きだって

言ってただろ?あの後ここが

どんだけ美味しいか気になって食べてみたら

すげぇ美味かったんだってばよ。

だからだよ。ありがとな。」

 

満面の笑みでナルト君は私に

そんなことを言ってくれた。

なんだか…嬉しいけど恥ずかしいな…

イルカさんはさっきから少し微妙な顔してるし…

 

「そういえば、えっと…

名前なんて言ってたっけ…

なんでイルカ先生と一緒にいるんだ?」

 

「私の名前はうみのサヨリだよ。」

 

「ああ、そうそう。サヨリって言ってたなー…

ん?うみの?どっかで聞いたような…」

 

いやいや…目の前に本人いるじゃない…

…落ちこぼれって言われてしまってたけど

担任の先生の姓を忘れちゃったのかな…

 

「あぁー!イルカ先生と同じ苗字だってばよ⁉︎

えっ⁉︎イルカ先生って子供いたの⁉︎」

 

「いきなり大声を出すな!距離を考えろ!」

 

そりゃイルカさんの耳、痛くなるよね。

ナルト君のすぐ隣だもん。イルカさんを

挟んだ場所の私でも今のびっくりしたし。

 

「養子だ。サヨリとは血は繋がってない。

でも、本当の子供のように思ってる。」

 

「…そっか…サヨリは独りだったんだな…」

 

…ナルト君はやっぱり独りはつらいのを

知ってるんだろうな。私の場合は

周りに人がいなかったからわからなかったけど、

両親と笑いあう子供を見て羨ましいって、

そう思うんだろうな。

 

「…なぁ、ナルト。

お前は火影様を越えたいって言ってたが

本気なのか?」

 

「当たり前だってばよ!

特に4代目火影は里を救った英雄って

言われてるけど、俺はそれよりも

里のみんなに認めさせて、

1番偉大な火影になってやるんだってばよ!」

 

「…そうか。」

 

イルカさんは満足そうな顔をしていた。

 

「…ナルト。俺たちがいるんだから

独りとか言うなよ。」

 

「…あ、あぁ!ありがと、イルカ先生!

じゃあおっちゃん、ありがと!」

 

そう言ってナルト君は、笑顔でそのまま

店から出て行った。

 

「…ナルトのやつ、落ち着きがないな。」

 

まあその通りだと思う。うん。

 

「じゃあ俺たちも帰ろうか。

テウチさん、ごちそうさまでした。」

 

「うん。わかったよ。ごちそうさまでした。」

 

「おう、また来てくれよ!」

 

ーーーーーー

 

いつものようにアカデミーで授業を

受けているが、どうも座学はあまりわからない。

そもそも、一般常識すらあまり知らなかったから

勉強どころじゃない時があって、

私の勉強はかなり遅れてしまっている。

 

「こらサユリ!聞いてるのか?」

 

「あ、ごめんなさい…」

 

勉強は好きではない。嫌いかと言われれば

そうでもないのだが、どうしても座ってると、

どうやって動けばあの技の動きができるか、

とかそんなことを考えてしまう。

授業中にぼーっとしてて怒られることなんて

しょっちゅうある。そんなこともあって、

成績はあんまりよくないので、

イルカさんには少し悪いなと思ってる。

 

「コラァ!ナルト!キバ!戻ってこい!

まだ授業中だぞ!」

 

私が怒られてすぐぐらいに、廊下から

イルカさんの声が聞こえてきた。

どうやらナルト君が、利害が一致した

他の子と授業を抜け出したようだ。

違うクラスで授業を受けていると、

よく隣の教室からイルカさんの

怒鳴り声が聞こえてくる。

いったいどれだけ問題を起こしてるんだろうか…

 

ーーーーーー

 

最近になって、授業の中に体術として

何も持たない状態での組手をするようになった。

忍術も使ってはいけないらしいが、

私はまだそんなに術を覚えてないので

あまり問題ではない。

そもそもまだ3年目だしせいぜい

チャクラっていう力の説明ぐらいだしね。

それに、私の背はかなり小さいけど、

こんなんでも3年間サバイバルで生き残ってきた。

だから身体を動かすのは得意だ。

バク宙ぐらいなら余裕でできるぐらいには。

 

「次、うみのサヨリと風見ヨミ。」

 

私の番が来たみたいだ。

相手は私の友達の秀才、ヨミちゃんだ。

相変わらずお人形さんみたいにかわいいね。

ヨミちゃんはフラフラと私の前に出てきた。

 

「…はぁ…私じゃ…無理…」

 

「そんなこと言わずに戦おうよ。」

 

ヨミちゃんはいつものように言葉少なく、

今の気持ちをつぶやいていた。

対して私はやる気満々だ。

…別に戦闘狂とかじゃないからね?

ただ戦うのが楽しいだけだし(震え声)

 

「…戦闘バカ。」

 

…なんだろう…少し目に熱いものが…

周りから見たらそんな評価なのかな…当たり前か。

 

「両者対立の印を結んで。」

 

先生に言われて私とヨミちゃんは

互いに利き手の人差し指と中指を立てて

目の前で印を組む。

ちなみに先生はイルカさんではない。

イルカさんは離れたところで男子の組手を見てる。

 

「どちらかの身体が倒れるまで。

いいな?では始め!」

 

そう言われて私はヨミちゃんに近づいた。

ヨミちゃんは私の動きを読んでいたようで、

私の進む方向に手を突き出して、

カウンターを狙うようだ。でもその動きは

私にとっては遅すぎるよ。正面に突き出しされた

手を避けてそのパンチをいなして、

私は足払いをかけた。名前はわからないが、

私の記憶にあった、

とある人物の代名詞らしい技で、

『転泡』というらしい。本来は水が出るけど

そんなのできないから動きだけだけどね。

でも今の勝利条件が転ばせることなら

この技以上に有用な技はないと思う。

足払いをかけられたヨミちゃんは

そのまま転んだ。…うん、怪我はしてないかな?

 

「大丈夫?」

 

「…問題ない。」

 

「両者、和解の印を。」

 

さっきの対立の印と同じ手で

それぞれ握手する。とりあえずこれで

私の出番は終わりだね。

そういえば向こうの方の組手、

どうなってるだろ。

…あら、ナルト君が一瞬で倒された。

あの子強いね。少し雰囲気暗いけど。

…戦ってみたい…いやいや、

女の子がそんなこと考えちゃ…

それにしても周りのクラスメイトはキャーキャー

言ってるし人気のある子なのかな?

 

「ねぇヨミちゃん。あの子知ってる?」

 

「…うちはの末裔のうちはサスケ…

成績はダントツでトップ……」

 

「へぇ。そうなんだ。

さすがは名高いうちは一族。

うちはってやっぱり天才なんだねぇ。」

 

「…もう彼と兄しかいない…

2人残して全滅した…」

 

「え?…ど、どうして?」

 

「少し前話題になった…暗部だった

うちはイタチが弟を残して虐殺して里を抜けた…

この話は有名…」

 

そんなことがあったなんて知らなかった…

 

「…知らない方が不思議…」

 

うっ…そのレベルなのか…少し心が痛い…

でも、そんなことがあったから雰囲気が暗いのかな…

 

「…ついでにサスケを知らないのも予想外。

…サヨリは修行バカ…他は何も知らない。」

 

やめてヨミちゃん!

それ以上私の無知による傷を抉らないで!

 

「…ある意味バカは褒め言葉…

そのことに一生懸命だから…」

 

「…」

 

…やだっ…なんか泣きそう…

さすがヨミちゃん…

落として上げるなんて高等テクニックを…

 

「…でもサヨリは悪い方が大きい…」

 

「…グスッ…」

 

まさかの落として上げてまた落とすだよ…

そんなの泣くしかないじゃない…




今回はかなり短めですが、
次を入れるとかなり長そうなので
ここで切りました。
けっこう待たせてしまったのにあんまり
文字数を書けなかったことは反省します…
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