6面ボス・ラスボス達が現代のシェアハウスに住むようです   作:汚水

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さあ海へ行こう!

一同は初めての海へ期待を胸に、早く就寝についた


2日目の朝が来た

そこには一同の無残な姿が…


5話;百合ヶ浜

「ちょっと…長すぎない?」

 

「誰が入ってるのよ…さっさと出てきなさいよ」

 

 

 

 

レミリアと天子は扉の前で悶絶していた

 

この家には2つの洋式トイレ、そして立ち小トイレが2つある

2つも洋式トイレがあれば普通は困ることはないだろう

 

事件の発端は昨夜の晩御飯にあったらしい

聖白蓮が夜飯のスパゲッティを作ったのだが…

 

 

 

 

昨日 20:00

 

 

 

 

「買い物に行ったら様々なスパゲティの具材を見つけたの。幻想郷では見かけないものばかりで面白かったわ!

さあ召し上がれ」

 

  一同「いただきまーす!」

 

 

 

 

見たところ、粒粒の卵の入ったスパゲティや真っ黒なスパゲティ、バジルの匂いが効いたスパゲティや、トマトソースのかかったスパゲティ、それにカルボナーラもある

咲夜が作るのといい勝負だ

 

 

 

 

「買い物してる時から気になってたけど、聖は動物性料理食べて大丈夫なの?

なんかベーコンとか何かの卵が入ってる料理がちらほら見えるけど…」

 

「大丈夫よ。化学調味料から成るスパゲティだけ食べるから。」

 

 

 

 

針妙丸は肉食禁止のことを気にしていたようだ

しかし、その心配は必要なかった

 

おいしい…外の世界の具材に聖の料理の腕が加わった結果、口に表せないような美味が口の中で広がった

 

 

 

 

「ヘカーティアとジェノバに旅行した時もこのようなものを食べたな」

 

「なんで旅行とか行ってるのに、金の存在知らないのかなぁ」

 

「ヘカTに『欲しいものがあったら私に言ってね』と言われたからだ。

大体そんな面倒くさそうなことをイチイチ考えてる暇はない」

 

(あんたどうせ復讐のことしか考えてないでしょ…)

 

(その割には麻雀でガチってたくせに…)

 

(やっぱ面倒なだけじゃないか…)

 

 

 

 

大皿に盛ったスパゲティは瞬く間になくなった。

タラコスパゲティとカルボナーラは特に争奪戦になり、レミリアと天子は度々喧嘩した

 

そんな中、イカ墨風味スパゲティに手を付けたメンバーは一人もおらず、聖白蓮が一人で食べることになった。(イカ墨風味パスタはほぼ化学調味料でできており、聖が言うにはセーフらしい)

 

 

 

 

「あら?明日の朝も食べられるように25人分以上は作っておいたのに…まあいいわ。明日はパン祭りね♪」

 

 

 

 

 

そして今に至る

今日 8:00

 

 

 

 

「…ねえ永琳、この開放感のある長い便器は何かしら」

 

「レミリア?やめなさい!それを使ったら紅魔館当主のメンツが立たなくなるわ!あと30秒!いや1分待ちなさい!」

 

「いいや!限界だ。出すね!」

 

「聖出た~!もうダメかと思った~」

 

 

 

 

聖のいたトイレに天子は即座に入った

そこで天子は衝撃の光景を目にする

 

 

 

 

「便器が…黒い?」

 

「困ってそうだからすぐ出たんですよ!ジロジロ見てないで早く出しなさい!」

 

 

 

 

確かに昨夜、聖は一人でイカ墨パスタを完食していた

イカ墨は消化されなかったのか…

 

そう、メンバーのほとんどがお腹を壊していた。

聖の料理が美味しすぎた結果、一同は食べ過ぎてしまったのだ

 

 

 

 

 

 

今日 10:00

 

一同は海に行く準備を整えた

線路を伝い、車道に沿って歩くこと15分。

幻想郷では決して見ることのできない海!浜!海岸!

心躍る

 

 

 

 

「じゃあみんな上着を脱いで水着を披露しようか」

 

 

 

 

輝夜の一言から、一同は一斉に上着を脱いだ

その光景は、近所の保護者達が子供を連れて海に遊びに来ているような構図であった。

女子大生の集まりのような華はなく、ただ多少、色っぽい親と子供たちに見えた

 

レミリア、輝夜、針妙丸はワンピースっぽい水着

純狐はチャイナドレスを少し改造したような水着

他の方々はビキニっぽい水着であった。(水着というより下着のようにも見える)

 

 

 

 

「あ、レミリア。この世界にくる時に通ったあのゲートは、非科学的な現象を無効化できるそうよ。もしかしたらあなたの弱点の日差しも今だけは大丈夫かもしれないわ」

 

「たしかにそうね、永琳。ダメだったら怖いけど、やってみる価値はあるわね」

 

 

 

 

そう言ってレミリアは傘を畳んだ。すると…

 

 

 

 

「焼け…ない。やったー!これでビーチバレーができる!」

 

「泳がないのか?」

 

 

 

萃香はすぐにツッコミを入れた

 

 

 

 

「水は単純に嫌いなんでNGよ」

 

 

 

 

浜に残るレミリアを気遣って、永琳もその場に残った

そして純狐も「泳ぐのは好きではない」と言って浜に残った

 

そして他の者は一斉に海へ駆け込んだ

しかし永琳は一つ疑問を抱えていた

 

 

 

 

「実は姫様に泳ぎ方を教えたことはないのよね…それに普段飛んでばかりいるあの子達が泳げるのかどうか…」

 

 

 

 

いやな予感が的中した。海に行った者は全員はしゃいで奥まで進んでしまった

足がつかないところまで進んでしまったらしく、皆溺れているようにしか見えない

さらに災難なことに、一同のいる場所には離岸流が流れていた

 

 

 

 

「あら?いつの間に足がつかなくなって…それにいくら浜へ戻ろうとしても戻れない?」

 

「衣玖から聞いたことがあるわ。これは離岸流ってやつね。見えないけどかなりすごい勢いで沖まで流されるそうよ」

 

「このメンバーで身長が最小なんで、足なんてとっくについてなかった…」

 

「みんな背筋伸ばして海に浮かびな。救助がくるだろうから浮いて待とう。…おや?あの水兵服には見覚えが」

 

 

 

 

萃香の目線の先には水兵服の少女と変な少女が船に乗っていた

 

初めての海にはしゃぎすぎて溺れかける一同

 

その救助に来た人物は意外にも顔見知りだった…?

 

 

 

 

?「やれやれ、あのスキマ妖怪の言ってたことが見事に的中したね。聖は溺れないかと思ったけど、1000年近く泳がなかっただけでこんなに下手になるなんて…」

 

 

 

 

to be continued…




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

更新ペースがだんだん遅くなり、大変申し訳ございません。

夕飯の話を考えてたらこんなにかかってしまいました…


さて、次回は新たなるゲストを加えて海編の続きを書きます(今回は正規ルートで来ているので、帰るのは本人が帰りたくなるまで、となります)


次回、砂上のバトルフィールド!

こうご期待!る
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