(ФωФ)<にゃんはろいぶにーんぐ!
ベルセルク執筆している間の息抜きのような、厨二が入っている小説です。
苦手な方は、サヨナラを推奨します。
いずれ、この小説を他の小説とクロスさせてみたい。と思っています。
これもまた、とっても気紛れ更新です。ベルセルク以上に。
火の高熱から産まれた彼女は、最初は小さな小さな火の粉でした。
小さな小さなそれは、今にも消えそうな弱い弱い火の粉でありました。
しかし、小さな、弱い火の粉の1つに生命が産まれました。
その生命は、自分の周りの、自分に成りかけた(・・・・・・・・)火の粉達をも呑み込み、少しずつ少しずつ大きく成り始めました。
例えるなら、そう、火の粉から灯火に、灯火から弱火に、弱火から中火に、中火から強火に、強火からボヤに、ボヤから火事に、火事から火災に、火災から大火災に……
成長する過程で、意識が芽生えた彼女(・・)は、とてもとても素敵な気分でいました。
あんなに小さかった私は、こんなに大きくなって、沢山のモノをぼんぼん燃やしている。とっても大きくもなれた。と。
彼女「…………(*^¬^*)♪」
ごうごう、ごうごう。 ぼうぼう、ぼうぼう。
兎に角何でもかんでも燃やしていきます。
しかし、ある時、燃える物がついに全て無くなりました。
あるのは、一面の灰ばかり。
燃やせる物が無くなってしまった彼女は日に日に
弱っていきました。
どんどん、どんどん小さくなり、終いには、灯火にまで戻ってしまいました。
彼女「………………(T^T)」
彼女に出来る事は、何もありません。
ただ、消えていくのを待つのみでした。
最後には、彼女は火の粉にまで戻っていました。
その火の粉は、ひょろひょろと、一面の灰の中に落ちてしまいました。
彼女は死んでしまったのでしょうか?
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………ぱち……パチッ!ポッ!
火の粉が灰に埋もれてしまって直ぐに、異変が起こります。
ただの火の粉は赤い火を、赤い火は青い火を、
青い火は透明な火を、透明な火は形を作りました。
そして、灰を空へ舞わせ、透明な火は空高く飛び上がりました。
灰の煙が無くなった時、その中に見えたのは
一体の、炎でできた鳥でした。
全てが灰になって、死にかけたはずの彼女は
なんと、火の鳥への転生を果たしたのです。
外側から赤、青、透明な色で構成されていて、顔にあたる
部分には2つのまあるい目が有りました。
鳥にしては、実体を持ったようでは無く、炎が鳥の形を形成しているような感じですが、それでも、それは正しく鳥でした。
彼女「…………( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆」
彼女は嬉しくて嬉しくて、その場でぐるぐる回ってみたり、
猛スピードで飛んでみたりをしていました。
ただの意識を持っただけの火だった頃と、比べても足りないくらいのとてつもない自由を手に入れていました。
彼女は何処までも飛んでいきます。山の穴に突っ込んで限界まで温度を上げてみたり、溶け出した山の一部で遊んだり、
他の要素(・・・・)達を見つけては、協力して、
極最近 現れ始めたヒトに対して、彼女は火の知識を教えてあげていました。
その内、要素達の存在に気付いた一部の特殊なヒトによって、火の彼女は認識されるようになりました。
認識してくれたそのヒトに対し、火の彼女は、特別な契約をそのヒトと執り行い、自らを協力させるのをヒトに誓いました。
要素達の中では一番最初に[契約]という概念を造り出した存在だったようで、
その結果、契約を行ったヒトの下において、かなりの頻度で彼女が見られるようになったそうです。
火の彼女は 火の粉から産まれて 灰の中で転生し
自由を手に入れた