インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月8日にて改修を行いました。


第十一話

一方、一夏とセシリアは全身装甲(フルスキン)のISの攻撃から逃げていた。

 

「くっ………俺のシールドエネルギーはもう無い状態なのにどうやって攻撃すればいいんだ」

 

一夏は逃げながらそう呟いた。

 

「織斑さん、今はそんなことより逃げることに集中しましょう」

 

セシリアはそんな一夏を宥めていた。

 

「そうだな………ッ!! オルコット危ない!!」

 

一夏はそう言うとセシリアを突き飛ばした。すると、一夏にビーム攻撃が着弾してISが強制解除される。

 

「織斑さんっ!!」

 

セシリアはそう言うと、一夏の元に行く。そして、ピットをシールドにしながらビーム攻撃から一夏を護る様に展開させる。しかし、強力な攻撃力を持つビーム攻撃にピットは堪らず爆散して行く。

 

「(此処で、わたくし達は死ぬのでしょうか?)」

 

セシリアは残り一機のピットが破壊された瞬間にそう思った。そして目の前には一機のISがセシリアに攻撃しようとビームライフルを掲げた。

しかし、ビームライフルは突如として爆散する。そして、上空からは二機の全身装甲(フルスキン)で蒼き天使と紅き騎士が降り立った。

 

「大丈夫か? セシリア・オルコット」

 

すると、紅き騎士から声が聞こえる。それも男で、聞き覚えがある声であった。

 

「その声はアスラン・ザラですの?そして、その横に居るのは?」

 

セシリアは驚きながら尋ね、蒼き天使のことを尋ねる。

 

「それは僕だよ」

 

今度はキラの声がした。

 

「此処からは僕達が対処するから君は一夏をつれてピットに戻って」

 

キラはセシリアにそう指示を出した。

 

「でもそれでは貴方方が………」

 

セシリアはキラ達のことを心配していた。

 

「大丈夫だ。それにこのISは俺達じゃないと対処が出来ないからな。早く、行け」

 

アスランはセシリアに少し言葉をきつめに言った。

 

「………判りましたわ。必ず生きて帰ってきてください」

 

セシリアはそう言うと、気絶している一夏を連れてピットに戻っていく。しかし、周りにいるIS達は一夏の誘拐が命令な為、セシリアに攻撃をしようとした。だが、キラ達がビームライフルやビームサーベルで攻撃しようとしていたISの武装などを破壊していく。それも傍から見たら一方的な攻撃であった。

 

「でも、どうしてカラミティにフォビドゥン、レイダーが此処に居るのだろう?」

 

キラは、そう思いながらアスランに尋ねる。

 

「それは判らないが、この機体を作れる技術者が居ることは確かだと思う」

 

アスランはキラの質問にそう答えた。

 

「でも、僕達の友人に手を出そうとしたことに後悔させてあげるよ」

 

「そうだな。これでもかって程に後悔をさせてやる」

 

二人はそう言うと、頭の中で何かが割れる感覚が起き、そして頭の中がクリアになった。

キラは、自身の武装のドラグーンを全機パージしてそれぞれに攻撃をさせていった。そしてキラ自身もビームライフル二丁で攻撃していった。

アスランはビームサーベルを連結させ回転を加えISを縦横無尽に破壊していく。

 

「アスラン」

 

「ああ」

 

二人は頷き合うとキラが上でアスランが下でダブルハイマット・フルバーストの準備に入った。

キラとアスランの目の前にはモニターが現れISをロックしていく。そして、ロックし終わった瞬間、ストライク・フリーダムはドラグーン十機、ビームライフル二丁、肩から迫り出したビーム砲二門、腰に装備されているレール砲二門、そして、機体の中央に装備されているビーム砲一門、計十五門が発射体制になる。インフィニット・ジャスティスはビームライフル一丁、背中に装備されているリフレクターから二門のビーム砲、計三門が発射体制になる。そして、計十八門によるハイマット・フルバーストを行う。

煙が晴れると、そこには三機のISしか残っていなかった。あるのは、破壊されてバラバラになったISだけであった。

 

「なんなんだよっ、お前達はっ!?」

 

するとレイダー型のISのパイロットがキラ達に話しかける。

 

「お前達こそなんだっ!? 何故、このIS学園に攻撃して来た!!」

 

アスランは黒いISに尋ねる。

 

「そんなの決まってるじゃん。生きる為だよっ!! 死なない為には殺さないとね」

 

そう言うと、レイダー型のISはアスランに攻撃をし始めた。

 

「ハァッ!! 撃滅!!」

 

そう言うと、レイダー型のISは鉄球を投げつけてくるが、アスランは足に装備されているビームブレイドで鉄球の軌道をずらした。

 

 

「君達の目的は何だ!?」

 

キラはカラミティ型のISに尋ねる。

 

「そんなのは楽しいからに決まってるじゃんかよっ!!」

 

するとカラミティ型のISは肩に装備されているビーム砲二門と手に持っているバズーカ、そしてシールドの搭載されているビーム砲二門でキラに攻撃をした。

 

「オラオラオラッ!!」

 

カラミティ型のISパイロットは叫びながら攻撃していく。しかし、キラは簡単に避けていく。

 

「フッ………」

 

すると、フォビドゥン型のISが強襲形態に変形してプラズマ砲を撃った。しかし、キラは避けるがビームは軌道を変えキラに向かって行く。キラはビームシールドを展開して防御した。

 

 

しかし、そうこうしているうちに、三機の動きが段々と落ちていく。

 

『カラミティ、フォビドゥン、レイダー帰投してください』

 

すると、三人のモニターに一人の男性がそう言った。

 

「でも、まだ戦えるぜ?」

 

カラミティのパイロットがそう言う。

 

『良いですから帰島して下さい。これは命令です』

 

男性は冷たく言った。

 

「でも、でも、でもっ!!」

 

「いいから帰投するぞ。じゃ無いとまた苦しい思いになるんだぞっ!!」

 

フォビドゥンのパイロットが憎らしげにストライク・フリーダムとインフィニット・ジャスティスを見ながら言うが、レイダーのパイロットにそう言われると大人しく突入してきた穴から出て行く。

 

「待てっ!!」

 

アスランとキラは後を追うが、カラミティ型のISが手に持ったバズーカを撃つとキラ達の間で爆発した。その瞬間、辺り一面が眩く光った。そして、光が収まるとそこには誰も居なかった。

 

「アスラン、あの機体に乗っていたのって………」

 

「そうかも知れないな。いや、絶対にそうに違いない」

 

キラ達は第二次ヤキンドゥーエ攻防戦で戦った機体とパイロットのことを思った。機体は同じではあったが、パイロットについては見たことも無かった。しかし、アスランにいたってはロドニア研究所で見たデータを思い出していた。

 

「オルガ・サブナック、シャニ・アンドラス、クロト・ブエル」

 

「えっ?」

 

「この名前はさっきの機体のパイロット達だった者だ」

 

アスランが呟いた名前にキラは疑問に思った。アスランはキラに名前についてを教えた。

 

「そう、なんだ………」

 

キラはそう呟くしかなかった。

 

『何時までそこに居る。直ぐに帰投しろ』

 

すると、織斑先生に言われたのでキラ達は意識を切り替え、ピットに戻った。

 

 

一方、帰投したカラミティ達はパイロットルームで苦しんでいた。

それを眺めていたアズラエルとジブリールは哀れなどの目ではなく、役立たずとしか見ていなかった。

 

「しかし、まさかフリーダムとジャスティスが居たとは………しかも改装型とは」

 

アズラエルそう呟いた。

 

「これからの事を考えなくてはいけませんね?」

 

ジブリールもそう言う。

 

「早くあの機体が完成すれば簡単なんですがね?」

 

アズラエルは手元にあるタブレットを見る。

 

「まぁ、気長に待ちましょう。あの機体はそう簡単には造れませんよ」

 

ジブリールはそう言った。

 

「そうでしたね。気長に待ちましょう」

 

アズラエルはそう言うと、タブレットを閉じた。

 

「破壊者(デストロイ)が完成したらまたIS学園に攻撃を仕掛けましょう」

 

ジブリールはアズラエルにそう言うと、アズラエルも肯定で答えた。




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