インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行いました。


第十四話

翌日、教室内は静まり返っていた。理由は当然ながら、昨日の未確認ISによる襲撃並びに織斑一夏の負傷が原因である。未確認ISによる襲撃は今後、IS委員会と共に検討していく事に決議案が出され、可決され、執行はクラス対抗試合の際となる。

 

そして、一夏は怪我もそこまで酷くは無く、一日で退院する事が出来て無事に教室に来ていた。しかし、それでも所々に包帯は巻いている所は痛々しかった。

 

そして、現在はショートホームルームである。

 

「では、1年1組のクラス代表は織斑一夏君に決定しました!!」

 

山田先生がそう言うと、クラス中が盛り上がっていた。

 

「待って下さい。その、自分はあの時に負けたはずでは? それに、未確認のISによる襲撃で中止になったんじゃないのですか?」

 

一夏は納得が行かないので山田先生に抗議をする。しかし、後方からによる援護射撃に一夏は黙ってしまう。

 

「あの襲撃の前に織斑とオルコットの試合は終了している。お前の負けでな。しかし、オルコットは辞退した。そして、ヤマト達に遣らせても良いのだが、簡単に終了してしまう。それならば、今回の事を踏まえて、織斑。お前が適任だ。それに、この件については拒否権も無いからな。決まった事だ。それに従え」

 

何とも辛辣な言葉を言う織斑先生であったが、実を言うと、一夏が保健室で寝ている際に少し泣いていた。それは、大切な家族が失ってしまう事による恐怖ではなく、只単に、自分にはもう昔のように護って遣れない事の悔しさから来る涙であった。

 

「それから、今後、織斑には特別にヤマト、ザラ、アスカの三名による戦闘の訓練に参加してもらう。もし、希望者がいれば、ヤマトかザラ、アスカの三名のうちの誰かに伝えろ。以上。では、山田先生、お願いします」

 

そこで区切ると、山田先生にバトンタッチする織斑先生。そして、どこかに行ってしまった。

 

 

 

 

所変わって、グランドでは一組全員が集合しており、ISの稼動訓練を行っていた。

 

「では、オルコット、織斑。ISを起動させろ」

 

織斑先生の掛け声の下、一夏とセシリアは自分の専用機を起動させるが、一夏に至っては機動に戸惑っていた。

 

「何をしている。熟練したパイロットならば0.1秒で展開する事が出来るぞ」

 

モタモタしていた一夏に織斑先生は棘の詰まった言葉で、一夏に言う。

しかし、それでも集中出来ていないのか、展開に時間が掛かってしまう。

 

「集中しろ」

 

織斑先生にそう言われ、集中すると、今までモタモタしていたのが嘘のように展開される。

 

「よし、では飛べ」

 

一夏の専用機「白式」が展開された事を確認した織斑先生は、セシリアと一夏に次の指示を出す。

しかし、まだISに慣れていない一夏はゆっくりとしか飛んでいなかった。

 

『どうした、白式のスペックはオルコットのブルーティアーズよりも上の筈だが?』

 

織斑先生は一夏の飛んでいるスピードが遅いことに少しイライラしていた。

 

そして、何とか目標の宙域に到達した瞬間、また織斑先生の指示が飛んだ。

 

『それでは、急降下並びに急停止を行ってもらう。目標は地表から10cmの所だ。では、オルコットから始めろ』

 

そこまで言うと織斑先生からの通信は切られた。

 

「ではお先に生かせて貰いますわ」

 

セシリアはそう言うと、自身の専用機であるブルーティアーズを急降下させる。そして、地表に衝突する瞬間に機体にブレーキを掛け、完全に停止させる。

 

「見事だな。だが、もう少しブレーキを掛ける場所を早くしろ」

 

織斑先生は褒めるが、落とす事が得意らしい。

 

『次、織斑』

 

一夏はそう言われると、白式を急降下させる。しかし、このときに思い出した。まだ、ちゃんと習っていない事をしている事に。つまり………ブレーキの掛け方が判らない事になる。そして、一夏はそのまま地面と熱いキスをする羽目となった。

 

「馬鹿者、誰が地面に穴を開けろと言った」

 

「すみません………」

 

織斑先生に怒らる一夏はシュンとなっていた。

 

「さて、次にヤマト、ザラ、アスカ。三人はISを展開後、急上昇並びに急降下。目標地点はそうだな………1ミリだ」

 

「「「了解」」」

 

織斑先生は無茶振りの指示を出したが、それでもやろうとしたキラ達は最強だと思う。否、現に最強であろう。

 

それからは、キラ達三人は急上昇、急降下を行い見事に1ミリで停止した。これを見たほかの生徒達は目を見張ってしまった。

 

「さて、此処までしろ、とまでは言わないが、これに近い物を得れる様に努力しろ。以上」

 

織斑先生がそう言うと、待ってましたかの様にチャイムが鳴る。

 

「此処までだな。それでは各自は教室に戻る様に。それから、織斑。この穴の始末はお前一人で行え。ヤマトやザラたちの手を借りてまでするなよ?」

 

織斑先生は一夏にそう言うと、校舎の方へと向かって行く。

 

「頑張って」

 

「自業自得と言いたいが、仕方が無い。頑張れ」

 

「頑張れ。やりこなせたら飯を一食分だけ奢ってやる」

 

上からキラ、アスラン、シンの順番で言い、一夏はシンの言葉でやる気が起き授業開始5分前には教室に入っていた。これをみた織斑先生は驚いていたのは、別の話。




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