インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行いました。


第十八話

「お前の所為だっ!!」

 

「一夏さんの所為でしてよっ!!」

 

授業終了と共に箒とセシリアは一夏に詰め寄っていく。何故なら、授業中に箒とセシリアは転入生の風鈴音と一夏の関係について考えて、真耶からは8回も注意を受け挙句の果てには千冬から5回もの鉄拳を受けてしまったからである。要は、自業自得だが………。

 

「まぁまぁ、二人とも、少しは落ち着いて………」

 

キラがセシリアと箒を宥める。

 

「そうだ。昔に一夏が何しようと勝手だ。それに対してケチを付けるのは場違いじゃないのか?」

 

アスランもそう言う。

 

「まぁ、今はそれを横に置いといて、食事に行きましょう」

 

「そうですわ。では、キラ。エスコートの方、よろしくお願いしますね?」

 

「うん」

 

ラクスの言葉でキラは左手と体の間を空けると、ラクスはそこに右手を入れる。

 

「アスランも、私のエスコートを頼むぞ?」

 

「了解」

 

アスランもキラと同様に、左手と体との間を空ける。そこにカガリが右手を入れる。

 

「シンも。アスランやキラさんと同じ事をするわよ」

 

「はいはい」

 

シンもキラ達と同様に(省略

 

『羨ましいなぁ~』

 

クラスや廊下ですれ違う生徒から憧れの眼差しで見られているキラ達。その表情は少し困惑していた。

 

 

「待てたわよッ!! 一夏」

 

食堂の入り口にラーメンの置かれているお盆を持って立っている鈴は一夏にそう言った。

 

「待ってたって………麺が延びるぞ?」

 

「う、五月蝿いわね!! アンタが早く来ないのがいけないんでしょうがっ!!」

 

「まぁ、それについてはすまん。でも、久々だな、鈴」

 

「え?………うん。元気にしてそうで良かった。でも、一回ぐらい病気しなさいよっ!」

 

「なんちゅう無茶振り」

 

一夏はキラ達を空気状態にして鈴と話し込む。

 

「おいっ一夏!! そいつとはどういう関係なのか教えてもらおうか!!」

 

「そうですわ!? ま、まさかその方とお付き合いされているとか………」

 

箒とセシリアは一夏と話す鈴との会話の最中に割り込みに入る。

 

「え? コイツとは単なる幼馴染だが?」

 

「………」

 

一夏が箒達に説明を入れると、鈴は一夏を睨み付ける。

 

「な、なんだ?」

 

「フンッ!!」

 

「はぁ~そうか。ん? 待て、一夏。今‘幼馴染’と言ったな。どういうことだッ!!」

 

「ああ、ほら、箒が転校して行ったのが四年生だったろ? その入れ違いで転入してきたのが鈴ってわけ。だからこうして合うのが一年ちょっとぶりってわけだ」

 

一夏は簡潔に箒に説明していく。箒も納得はしているが、鈴に対して目の敵に(一夏関係で)しているので表面上はニコヤカにしながら鈴に手を差し出す。

 

「そうか、では自己紹介だな。初めまして、私は篠ノ之箒だ。よろしく頼む(一夏に手を出してみろ………その時は貴様を殺す)」

 

「初めまして、風鈴音よ。こちらこそよろしく頼むわ(受けて立つわ。アンタこそ一夏に手を出してみなさい? その時は、ぶっ殺す!!)」

 

箒と鈴はニコヤカに握手はしているが、その背後のは虎と龍が睨み合っている様に見えていた。

 

「ンンンッ!! わたくしの存在を忘れられては困りますわ」

 

「……………誰?」

 

「なッ!? わ、わたくしの事を知らないですの!! このセシリア・オルコットを」

 

「うん。だって私、他国のことなんか興味無いから」

 

「………」

 

鈴はセシリアの事なんぞ興味が無い様で、会話を強制的に終わらせて一夏の方にまた会話を再開する。

 

「ところでさ、アンタクラス代表なんだって?」

 

「ああ、そうだがそれがどうした?」

 

「いや、私と戦ったら絶対に私が勝つだろうな~なんて考えてる」

 

「絶対に鈴に勝つからな」

 

「へへん、そこまで言うなら絶対に私に勝ちなさいよ」

 

「望むところだ!!」

 

一夏と鈴の間では火花が散っている。これぞまさしく一触即発状態である。

 

「お、一夏。こんなところに居たのか、探したぞ? ところで、そこに居るのは誰だ?」

 

すると、シンが一夏達の元に来た。

 

「ん? シンか。こいつは幼馴染の鈴だ。鈴、コイツはシンだ」

 

「あれ? 男でISを動かしたのって一夏だけじゃないの?」

 

「まぁ、機密情報であと二人居る。しかも、千冬姉が言っていたが、千冬姉でも勝てないって言っていた」

 

「そんなのありえない!?」

 

「いや、一夏。俺は兎も角、キラさんやアスランはこの世界中探しても勝てるやつは居ないぞ」

 

「「…………」」

 

最後のシンの言葉で一夏と鈴は固まってしまった。

 

「おっと、そうだ。一夏。今日の放課後にキラさんが特訓するから時間を空けて置く様にだってさ。良かったなアスランじゃなくて」

 

「あ、ああ………」

 

一夏はアスランとの特訓でのトラウマが出てきたのか、少し顔を青くしながら体が震えていた。

 

「まぁ、そう言うわけだから一夏、ちゃんと時間を空けて置けよ?じゃあな」

 

シンはそう言うと食堂から出て行った。

 

「ねぇ、一夏。アンタどんな特訓を受けてるの?」

 

「そうだな………シンとの特訓ではビーム砲を避けたり、対艦刀を雪片で受け止めたりしていた。アスランとの特訓では、ビームサーベルを散々避ける訓練やリフレクターを避けたり、ビームライフルの攻撃を避けたりしてた」

 

「ああ、うん。ご愁傷様ね一夏」

 

「ああ、キラとの特訓ではどんな訓練をするんだろうな………」

 

一夏がそう言うが目は遠い所を見ていた。




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