インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第二十話

「みんなお疲れ様。それじゃあ、今日の特訓は終わろうか」

 

キラがそう言うと、漸く一夏達は力が抜ける。

 

「どうした? 手加減はしたぞ? これぐらいで根を上げていたらこれから先の特訓には付いて行けないぞ?」

 

アスランは一夏達を呆れ顔で見ながら言った。

 

「だが、キラにしてもアスランもどうしてそこまで力がある? 俺達と同じ年なのに………」

 

一夏は疑問に思っていることを口にした。セシリアと箒も頷いていた。まだ15、16の年齢であるはずなのに此処までの差は何なのか? 一夏達はそう思っていた。

 

「そうだな………今はまだ話せないがいつか話す。それまで待っていてくれ」

 

シンは一夏達にそう言った。しかし、まだ一夏は納得していないようである。

 

「その何時かって、何時の話だ? 簡潔で良いから教えてくれ、キラ、アスラン、シン」

 

「「「……………」」」

 

此処まで言われてしまうとキラ達は黙り込んでしまった。もし、此処で話してしまったら何かあった場合首を突っ込む危険性を一夏は持っているので(千冬から聞いている)まだ話さない様にしていた。

 

「まだ、僕達は覚悟を持っていないんだ………」

 

「覚悟ってなんだよ?」

 

「それは………」

 

キラは何とか納得してもらおうとしたが、逆効果であった。一夏に詰め寄られる結果に繋がってしまったのである。

 

「その覚悟は………お前達が俺達の本当の事を知ってまでも友としてくれるか。という意味もあるが、俺達で一つ調べている事がある。これが解決したときに話す。それでいいか?」

 

アスランの言葉に一夏は何とか納得はしたようだが、まだ不服そうな顔をしていた。

 

「そう言う顔をするな。いつかは話すんだ。それまで待って、楽しみにしていたら良いんだ。そうだろうセシリア?」

 

「そうですわね。今はキラさん達から特訓を受けて強くなる事を目指しましょう一夏さん」

 

「………そうだな。ならその調べ物が終わったらちゃんと教えてくれよな」

 

箒とセシリアの援護射撃で一夏は本当に納得したようで、キラ達も頷いてピットに戻っていく。

 

 

 

「ところでさ」

 

「ん?」

 

「なんだ?」

 

「どうかしたか?」

 

ピットにて一夏はキラ達に話しかける。

 

「いや、キラ達の専用機って何世代目の機体なんだ? 今のISに全身装甲(フルスキン)はないし、武装をみても全部セシリアより強い武装だよな?」

 

「そうだな………俺達の武装はビーム兵器を搭載しているからな。それに………いや、これも全部話すときにしようと思う」

 

アスランは途中で話を変えた。

 

「で、何世代目かって話だったな………そうだな……………キラ。お前は何世代目に入ると思う?」

 

「此処で僕に話を振るんだね? そうだね………ルナマリアが使っているインパルスはユニット交換式だし、セカンドシリーズだからね………僕達のがサードシリーズだと思うよ? だから、第三世代目ぐらいかな?」

 

「え? でも今のISの武装で一般なのはレーザーだぞ? セシリアのスターライトがそうだからな。可笑しくないか?」

 

「まぁ、俺達の機体は無確認のところが多いから暫定的に第三世代として通している状態だな」

 

「そうなんだ」

 

一夏はまぁ納得したようである。

 

「さぁ、早く着替えないと箒達に怒られるよ?」

 

「ウッ!? それは避けたいな。早く着替えようぜ」

 

一夏は着替えていくが、既にキラ達は着替えが終わっている状態であった。

 

「キラ達は早いな。なにかコツでもあるのか?」

 

「特に無いよ?強いて言えば、スーツの上から制服を着ていることぐらいかな?」

 

「でも、それをすると汗で引っ付かないか?」

 

「そこらへんは大丈夫だよ。僕達のスーツは特殊な素材で出来ているらしいから、問題ないって織斑先生が言ってたよ」

 

素材についてはキラ達も知らされていないが、何処で製作さえれたという事は知らされている。製作会社は白兎製作会社である。社長は誰かは誰も知らない。強いて言えば、織斑先生の幼馴染と言っていたが・・・とアスランが呟くと、一夏は驚きの表情に変わる。

 

「どうかしたのか一夏?」

 

「い、いや………どうしてあの人が………」

 

シンが一夏に質問するが、一夏は上の空で何やら呟いていた。

 

「まぁ、一夏はほっとくとして先に出てるかキラ、シン」

 

「そうだね」

 

「はい」

 

アスランが言うと、キラ達は頷いて更衣室をでていく。後に残された一夏はその後、箒達からの雷が落ちたのは別の話である。

 

 

所変わって、女子更衣室では別の花が咲いていた。

 

「ところで、ラクス」

 

「はい?」

 

「ラクスはキラと……その………つ、付き合ってるんだろう?」

 

「はい、それがどうかしましたか?」

 

箒がキラとラクスが付き合っている事を質問したが、箒の顔は真っ赤になっていた。

 

「その、切欠はなんだったのだ?」

 

箒は質問の答えを自分にも反映させようとしてラクスに質問した。

 

「そうですわね…………わたくしとキラが出会ったのはわたくしが一人で(宇宙空間で)迷っている際に(MSで)助けてくださり、その後(MSで)送り届けてもらった時がわたくしの初恋でしたわ」

 

ラクスはうっとりとした感じの表情となって話す。しかし、何故だが、ブラックコーヒーがカフェオレに変貌するのは時間の問題といつしか箒は考えてしまった。

 

「しかし、わたくしには婚約者がいました………」

 

しかし、ラクスの表情が曇りだす。婚約者と聞いた瞬間、ラクスの目には困惑が伺えるほどであった。

 

「その婚約者とはどうなった?」

 

箒は続きが気になるようで、ラクス7に詰め寄り聞いて来る。しかし、これを見ていたカガリとルナマリアは苦笑いをしていた。

それもそうである。ラクスの婚約者はアスラン、初恋の人はキラ。ある意味で略奪である。しかし、アスランにはキラの姉? のカガリと付き合っているので均等が採れているのである。反対に、ルナマリアはアスランに好意を持っていたが、これは‘憧れ’の意味での好意であるのでLoveではなくLikeの方である。妹のメイリンも憧れであって、姉同様の感情としか思っていなかった。そして、今ではシンといつゴールインしても可笑しくは無い状態までの付き合いになっている。では何故に結婚しないのか………それはさっさとキラとアスランが結婚してくれた後に結婚するつもりであった。そ言うわけで、まだ結婚していないのである。




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