インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏 作:武御雷参型
その後、キラ達は途中で合流したラクス達と共に自部屋に戻っていた。
「それにしても、あの機体は何処の所属なんでしょうか?」
「それは判らないね。もしかしたら連合の人間が来ているのかも知れない。でもこれだけは言える」
「何ですか?」
「………それは、現状としては世界が最悪の方向に向かっていると言う事は言える事だね。それに、僕たちの機体を盗ろうとしている国家もあるらしい」
「「「「「……………」」」」」
キラの言った言葉にアスラン達は何も言えなかった。
「だとしても俺達の機体の情報は誰にも渡す気はないがな」
「そうだね」
「はい」
アスランの言葉にキラ達は頷いて答える。
「だが、このままでも私達の機体の情報が漏れるのはありえるぞ? その場合はどうするのだ」
「その時は、その時に考えれば良いんじゃないかな? それに、僕にしてもアスラン、シン、ルナマリア、カガリにしても扱う事が出来るのは僕達だけだ。それに代わりは無いよ」
「そうでしたね」
カガリの質問にキラが答える。その後にルナマリアが肯定する。
「まぁ、先にしないといけない事がありますね」
「一夏達に僕達の一部の情報を打ち明ける事だね」
「そこが一番厄介なんだがな」
「そうですわね」
「まぁ、一部だから大丈夫だろう」
アスランが最後を締め括りキラ達の部屋に向かって行った。
一方、セシリアはキラに頼まれた一夏を呼びに一夏の部屋に向かっていた。
コンコン
「一夏さん? 居ますか。キラさんがお呼びでしたのでお迎えに来ました」
『ちょっと待ってくれ。直ぐに行く』
セシリアが一夏を呼ぶと中から一夏が答えるが、どうも一頓着しているような感じであった。
「一夏さん? なにかありましたか?扉を開けますわよ」
セシリアがそう言いながら扉を開けると、そこには箒と転入生である鈴が睨みあっていた。
「この状況はどういう事なのでしょうか? 教えていただけませんか?」(ニコニコ
「……………」(ダラダラ
セシリアは背後に何とも言えないオーラを出しながら一夏に迫って行く、しかし、そこに箒と鈴が突っ掛かって来る。
「ちょっと待ちなさいよ、アンタ。なに抜け駆けしようとしてんの!?」
「まてセシリア、何勝手に一夏に迫っている。そこに直れッ!!」
鈴はギロリという効果音が聞えるのではないかと思うぐらいに睨み、箒は何処から持ち出したのか判明しない真剣を取り出していた。
「おい、そこまでしなくてもいいだろう……」
「「「お前は(アンタ/一夏さん)は黙っていろっ!!」」」
「はい…………」
セシリア、箒、鈴が一斉に吠え、一夏は縮こまってしまった。
(私だけに出来ることがあるの~)
すると携帯の着信音が鳴り響く。
「この着信音にしているのは誰だ?」
「わたくしではありませんわよ」
「私でもないわ」
「…………ごめん、俺です」
「「「一夏ァァァァァァッ!!」」」
一夏は携帯を開くとそこにはキラの名前が載っていた。
「おう、キラか? どうかしたか」
『いや、そっちにセシリアは居る?』
「居るがどうかしたか?」
『少し変わってくれる?』
「了解、ちょっと待ってな」
キラのお願いでセシリアに携帯を渡すが、その際、セシリアの顔は真っ青になっていた。
「…………はい、はい、すみません。今すぐに伺いますわ。えっ? 鈴さんも居ますが………判りましたわ。では後ほど…………ふぅ」
セシリアは一夏に「ありがとうございます」と言って携帯を返す。
「どうかしたのか?」
一夏はまだ表情が真っ青のセシリアに尋ねる。
「すみませんが、一夏さん、箒さん、鈴さん。わたくしに付いて来て下さいませんか?」
「良いが?」
「私も良いが」
「どうしてよ!」
「キラさんが呼んでいますの。機体の武装の一部を教えてくれるようですわ」
「「「…………今すぐに行こう!そうしよう!!」」」
元々、キラ達の機体の武装に興味があった一夏達はこの餌に釣られてしまう。ましてや、鈴もキラの情報は喉から手が出るほどに欲しい情報である。これに食いつかない人間はまず居ないであろう。
と言うわけで、一夏達四人はキラの部屋に向かった。
コンコン
『良いよ。入ってきて』
ノックをするとキラの許可が降りた為、一夏達は中に入っていく。
「お邪魔します」
「失礼する」
「お邪魔しますわ」
「ジャマするわよ」
「よく来たね、皆。何処でも良いからイスに座って待っていて。お茶を出すから」
キラは一夏達が入ったのを確認した後、台所に入りお茶をポットで沸かして出す。
「あら?皆さんお揃いで、キラ、アスラン達はまだですの?」
すると、シャワールームの扉が開きラクスがバスローブを纏った状態で出てくる。これを見た四人は顔を赤くした。特に鈴はラクスの胸と自分の胸を見てorzになっていた。一夏は顔を背けてラクスを見ない様にしていた。箒とセシリアはラクスの色っぽさで赤くなってしまう。
「皆どうしたのって、ラクス。まだみんなは初心なんだから刺激が高い物は辞めないと。ほらちゃんと服を着て」
「ウフフフ、判りましたわ。鈴さんも、まだまだこれからですわよ?」
ラクスは皆の表情を楽しそうに見て、奥の方に行き制服ではなく寝巻きに着替える。その際に鈴にラクスは胸の事でアドバイスをしていたのは別の話である。
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