インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第二十六話

翌日、キラ、アスラン、シンは一組に向かっていた。

 

「にしても、あれぐらいで納得してくれますかね?」

 

「いや、一夏の事だ。それは無理だろう。それにあいつの目にはこの世界の行く末が見えていない」

 

「そうだね。でも、もうじき始まるクラス代表対抗戦でまた襲撃があるかも知れない。その時の為に僕達の機体も点検しておかないとだね」

 

キラはそう言いながら一組の教室の扉を開けた。しかし、そこにはカオスが広がっていた。

 

 

少し時を戻して、一組内では一夏と箒、セシリア、鈴が集まっていた。

 

「ねぇ、一夏。昔の約束は覚えてる?」

 

「ああ、覚えているぞ」

 

「「…………」」

 

一夏と鈴が出す甘い空気に箒、セシリアは入る隙が無かった。

 

「そう………なんだ。なら、言ってみてよ」

 

「おう。えっと、確か………鈴の料理が上手くなったら、毎日酢豚を…………」

 

「「ッ!!??」」

 

「そうそう、続きh「奢ってくれるだっけ?」………」

 

「「…………」」(呆)

 

「いやぁ、マジで助かるわ。だって俺って中学時代はバイトに明け暮れていたからな。そう言うことを言ってくれるのはありがたいz「「「一夏(さん)、馬にけられて死ねッ!!」」」グボラッ!」

 

箒、セシリア、鈴はグーパンで一夏の顔面を殴る。そして、一夏は吹っ飛んでいった。鈴は教室から出て行った。

 

そして、そこにキラ達が登場した。

 

 

 

「えっと、どうなってこう言うことになったのかを説明してくれないか?」

 

キラ達は屋上に一夏、セシリア、箒を集めて事情を聞く事にした。鈴は聞く前にどっかに行ってしまったので此処には居ない。

 

「えっと、どうしてだ?」

 

「一夏。本当に、一度馬にけられて死ね」

 

「唐変朴にも限度ってものがありますわよ」

 

一夏が言った言葉に箒達は突っ込みを入れる。

 

「「「はぁ~」」」

 

キラ達は溜息を吐くしかなかった。

 

 

 

一方、ラクス達は鈴の方に行っていた。

 

「さて、鈴さんは何処に行かれたのかしら?」

 

「此処は地道に探すほかに無いようです、ラクス様」

 

「そうだな。でも固まって探す方が効率が悪い。だから、私はこのまま行く。ラクスは右に行ってくれ。ルナマリアは反対の左側を頼む。もし見つかったら、携帯で連絡しよう。では、また後でな」

 

カガリはラクス達にそう提案した後、真っ直ぐ進んでいく。

 

「では、ルナマリアさん。また後で」

 

「はい。お気をつけて」

 

ラクスもそう言うと右の方に行く。ルナマリアは反対の左に行った。

 

 

 

鈴は中庭に設置してあるベンチに座っていた。

 

「はぁ、どうして殴ったんだろう。一夏、絶対に怒っているだろうな………」

 

鈴は先程一夏を殴ってしまった事に後悔していた。しかし、そこに一人の少女が現れる。

 

「ここに居ましたの? 鈴さん。皆が探していましたわよ?」

 

ラクスはおっとりとした声で鈴に声を掛ける。

 

「ラクス………私って最低ね。好きな男を殴ってしまうなんて………」

 

鈴は地面を見ながらそう言う。ラクスは鈴の横にゆっくりと座り、静かに鈴の話を聞いていた。

 

「はぁ、こんなんだったら日本に戻ってこなけりゃ良かったわ…………」

 

鈴はそこまで言うと目に涙を溜める。そして、溜め切れずに一筋の道が出来た。ラクスは鈴を自分の胸のところに持ってくる。

 

「泣きたい時には泣けばいいのですのよ。人間誰もが泣きたい時があります。それは、わたくしにもありますし、キラにも、アスラン、シン、カガリさん、ルナマリアさん、箒さん、セシリアさん、一夏さんにだってあります。だから、今は泣いてもいいのですのよ」

 

「あ………あ…………うわぁぁぁぁぁん!!」

 

鈴はラクスの胸で泣き出した。しかし、傍から見れば母親が娘を慰めているようにしか見えない。

 

 

 

「あ、ありがとう。ラクス」

 

「いえいえ、大丈夫ですわ。少しはすっきりしましたか?」

 

「うん、したわ。だから今から一夏のところに行くわ。それで、ぎゃふんって言わせてやるんだから!!」

 

鈴の背中には一匹のトラが唸り声を出している感じに見えてしまう程に燃えていた。

 

「では、わたくしもご一緒しますわ。でも、味方は多い方がいいですわね」

 

ラクスはそう言うと制服のポケットから携帯を取り出して電話を掛け始める。

 

「………あっ、カガリさんですか? ラクスです。はい、今見つけて…………ええ。ではご一緒に行くという事でいいですわね。判りましたわ。では、中庭で待っています」

 

そして、電話を切るとまた違う電話に掛け直す。

 

「………………………ルナマリアさんですか? ラクスですわ。はい。今見つけて今から一夏さんのところに以降と思っていますの。ええ、カガリさんも一緒ですわ。…………はい。ではご一緒に行くという事で。判りましたわ。中庭にて待っています。では」

 

ラクスは漸く、携帯をポケットに直す。

 

「もう少ししたらカガリさん達も来られますのでご一緒に行きましょう。味方は多いほうがいいですわ」

 

そう言うとラクスはニッコリと笑う。




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