インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第二十九話

その後、キラ達は気絶した一夏を保健室に連れて行った。

 

「さて、キラ?どうしてあんな事をしたんだ?」

 

アスランはキラがしたことが行き過ぎであると思い尋問をしていた。その周りではラクス達の姿があった。

 

「え~と、ちょっと行き過ぎなのは僕自身も思っている事だけど・・・・・・でも、アスランも判っていると思うけど、今のままじゃ一夏はきっと死ぬよ」

 

「「ッ!!?」」

 

「それもそうだが、今回はやり過ぎだ」

 

この言葉にセシリアと箒は驚いていた。今までの競技では死ぬ事は無いし戦闘になってもISの絶対防御が存在する。それがある限り安全であると思っているからである。

 

「箒、セシリア。君達は絶対防御の事を過信し過ぎてる。キラが言っていた通りエネルギーが切れたらISは只の鉄屑に変わる。君達はそれを判っているのか?」

 

アスランの言葉に箒達は何も言えなかった。

 

「ですが、それは戦争になったときの話でありませんか? 戦争にもならない限り大丈夫ではないのですか?」

 

セシリアがそう質問をする。

 

「そう言ってられない状態にまでなっている。極秘裏だが、何処の国でも軍事ISを開発している。そのことを考えてみたら何時戦争になっても可笑しくは無い。まぁ、この事を知っているのはその国家の重役達だろうな。それと例えを出したらドイツの試作ISであるシュヴァルツェアタイプなんかがそうだ」

 

アスランがセシリアの質問に答える。

 

「だが、どうしてそのことを知っている? 機密なんだろう?」

 

「「「「「「……………………」」」」」」

 

箒の言葉にキラ達は目を背けた。

 

「目を背けるな」

 

「「「「「「…………………………」」」」」」」

 

だが、キラ達は背ける。

 

「まぁ、そのことは横において置こう。だが、戦争になることは無いんだろう?」

 

箒はそう問い掛ける。

 

「いや、さっきも言ったが、そうも言ってられない状態だ。それと、現在ある企業が表に出てきている」

 

「それは何処の企業ですの?」

 

「………ロゴスだ」

 

シンは苦虫を噛む様な表情で言った。キラ達は悲痛な思いをしながらシンを見ていた。しかし、箒達は何故シンやキラ達がそんな表情をするのは判らなかった。

 

「だが、そんな企業は一般では聞いた事が無いぞ? もし、そんな企業が出て来たらテレビでもやっているだろう?」

 

「そうだが、しかしその企業はある物を製造している。何か判るか?」

 

「「…………」」

 

この質問に箒達は答えられない。それもそうである。この事を知っているのは軍や国家だけである。まぁ、キラ達が知っているのはキラがハッキングを行った事である。

 

「まぁ、判らないのも仕方が無いな。製造しているのは軍事用ISの部品だ。しかもその企業が独占している物らしい。しかも、コアも製造していると言う噂を聞いたことがある。だから、アメリカ、ロシア、中国、日本、フランス、ドイツ、イギリスがこの部品を機密で買っているらしい」

 

アスランはそう説明をして行く。

 

「まさかわたくしの国がそう言う企業から部品を買っているなんて思っても見ませんでしたわ。ですが、何故その企業がキラさん達が懸念に思っていますの?」

 

「…………それは、一度聞いたことがある。これは他言で頼むぞ。ロゴスは人体実験を行っていると聞いたことがある。しかも、前回此処を襲撃して来ただろう? あれもロゴスが開発した機体と思う。まだ確信が無いから何とも言えないが、だが、何時また此処を襲撃されるのか判らん。なら、手っ取り早く一夏を鍛えるのだったらこう言う機会にしかないからな。まぁ、今回はキラがやりすぎにあるが」

 

「うっ………」

 

キラはそう言って胸を押さえる。

 

「まぁ、そのことは横において、キラや俺が心配しているのはそう言うことだ。今回は織斑先生からも許可を貰ってやっている。それと、セシリア」

 

「はい?」

 

「君の機体も改良する。まぁ、国家には君の発言を盾にしたら承諾してくれるだろうからな」

 

「…………(何故、わたくしはあの時にあんな事を言ってしまいましたんでしょうか? 今更になって後悔してしまいますわ)」

 

セシリアは今更に後悔していた。日本の諺で「後悔後先立たず」と言うほどである。まぁ、本当に今更だが。

 

「さて、セシリアの機体はもう少ししてからにして、キラ。一夏はどうだ?」

 

「そうだね…………まだヒヨッコだね。これだったらまだラクスが強いね」

 

「そんなにラクスは強いのか?」

 

箒はラクスにそんな力があるとは思わず尋ねる。

 

「ラクスは強いよ。でも、カガリ、ルナマリアよりは弱いけど、此処の生徒より強いはずだよ。だけどね、ラクスは元々オペレーターの方が専門だけどね」

 

「そうですわね、わたくしはオペレータの方が一番しっくりしますわね」

 

「まぁ、そうだね。それと、今ラクス専用の機体を製作中だよ。勿論、オペレーターとしての専門機であり自衛も出来るようにしているから、大丈夫だよ」

 

「ありがとうございます、キラ」

 

「待て、キラ。お前はISのコアが作れるのか!?」

 

「造れないよ。でも、違う物なら造れるよ。まぁ、これを売ったら今の世界の軍事バランスが変貌するからしないけど、でも、何時かは出すかも知れないけどね」

 

キラは箒達にそう説明をした




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