インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。

一気に時間を進めています。


第三十二話

そして、月は流れてクラス対抗マッチの日となった。

 

「一夏、漸く君の力が試される時になったね」

 

「そうだな、キラ。今までありがとうな………」

 

「何を言っている? これからも俺達はお前の味方だ」

 

「おう、すまないアスラン。でも何と無く、この言葉を言いたくなったから言ってみただけだ…」

 

「そうか………さて、もう少しで発進準備のようだ。気張っていけよ!!」

 

「おう!!」

 

一夏はキラ、アスラン、シンに見守られて待機室の中に入っていく。

 

「さて、キラ、シン。今から管制室に向かうぞ」

 

「うん /了解」

 

二人はそう返事をして管制室に向かって行った。

 

 

 

管制室に到着したキラ達三人はカガリ達とも合流し元から居た箒、セシリアとも合流する。

 

「さて、ザラ、ヤマト、アスカ、クライン、アスハ、ホーク。この勝負どっちが勝つと思う?」

 

千冬はモニターを見ながらキラ達に尋ねる。キラ達は一度目を合わせて、代表としてキラが話し出す。

 

「そうですね…………凰さんの機体を見るからに一夏とは真逆ですので、不利では一夏になりますが、訓練時に僕が教えたイグニッション・ブーストを上手く使えば勝率は変わりますが………」

 

キラはそこで言葉を止めた。モニターでは、既に一夏と鈴の勝負が始められていたからである。

 

 

 

一方、アリーナ内では一夏が何処からかの攻撃で機体が吹き飛ばされている最中であった。

 

「クッ!!? この攻撃は………」

 

一夏は周りを見渡すが鈴以外の人影もなく、センサーにも何も引っかからなかった。

 

「一夏、この武装の原理を教えてあげようか? この武装の名前は『龍砲』正式な名前は『衝撃砲』よ。周りにある空気を衝撃波にして攻撃してるの。でもね、この攻撃で一夏は倒れないよねっ!!」

 

鈴はそう言うと、龍砲を立て続けに一夏に向かって放っていく。しかし、一夏は当りながらも避けていた。

 

「何でそんなに当らないのよっ!!」

 

「ははっ! そんなの決まってるじゃねぇか!! あの弾幕を避けていたら体が勝手に覚えてるらしいからな」

 

一夏はそう言うが、管制室ではキラの背後に黒いオーラが見えたか見えていないとかで、周りが真っ青になっていたとは、この時の一夏は知らない。

 

「さて、鈴」

 

「な、何よ!!」

 

「今から本気を出すぜ」

 

一夏はそう言うと自身の愛機『白式』のワンオフアビリティーを出し、鈴に向かって突撃をする……………が、その瞬間、アリーナの上空が爆発に包み込まれる。爆炎の中からストライク・ダガー、ダガーL、フォビドゥン、レイダー、カラミティーの計23機のISが入ってくる。

 

「な、なんだ!!?」

 

一夏は急な爆発音と未確認のISに驚き、突撃を止めてしまった。その所為で、ダガーLから来る攻撃に対処しきれずに受けてしまった。

 

「グワァァァァァッ!!」

 

「一夏!!」

 

墜ちていく一夏を助ける為に鈴は愛機『甲龍』を最大速度で一夏に向かって行く。しかし、鈴の後方からは、ストライク・ダガーが五機、ダガーL五機が鈴に向けてビームライフルを撃ち掛けてくる。鈴はこの攻撃を回避しながら一夏のもとに行こうとするが、ダガー達による攻撃が激しい為、中々一夏のもとに辿り着けずに居た。そして、一夏が地上に激突すると思われた瞬間、鈴を追い越して、一機のISが一夏をキャッチした。

 

 

キラ達はカタパルトに待機していた。その時既にアリーナ内にダガー達が侵入した後であった。

 

「クソッ!! どうして早くに気が付けなかったんだ!!」

 

アスランはそう言い壁を殴る。

 

「アスラン!! 今はそれよりも早く一夏のもとに行く事が最優先だよ!!」

 

「そうだ! アスラン、早くインフィニット・ジャスティスを展開しろ。これよりの指揮をキラ、お前に託す。FAITHの総部隊長の力を見せてもらおうか!」

 

「うん。アスラン、後悔は後にして、今はしないといけない事をしよう」

 

「…………そうだな!!」

 

アスランはそう言うと愛機を展開させる。

此処に集まっているのは、C.Eの世界で英雄と言われた者達が集まっていた。

 

「これより一夏、鈴の救出に向かいます。織斑先生」

 

『ヤマト、ザラ、アスカ、ホーク、アスハ………弟の事をよろしく頼む……………ハッチオープン!! 射出権限をヤマト達に譲渡…システムオールグリン!! 発進されたし』

 

この言葉を聞いたキラ達は、スラスターを全開にして行く。

 

「キラ・ヤマト…………ストライク・フリーダム」

 

「アスラン・ザラ…………インフィニット・ジャスティス」

 

「シン・アスカ…………デスティニー改」

 

「ルナマリア・ホーク…………インパルス改」

 

「カガリ・ユラ・アスハだ…………アカツキ改」

 

「出ますっ!! /出るぞっ!! /出るわよっ!!」

 

一斉にカタパルトから出て行くキラ達………この世界に救世主が現れた様に見えたと、千冬は後日言っていた。

 

 

 

 

一方、IS学園から離れた海域に一隻の戦艦が海上を航行していた。

 

「ギルバート、それは本当なのか!!?」

 

『ああ、間違いない。先程IS学園に向けて23機のISが向かっている』

 

「だけど、私達で何とかできるのかしら?」

 

『その為に君達を向かわせたのだ。それと、ラウにもレイにもある人物と再開できるからな……さて、長話もこれぐらいにして、グラディス艦長、頼んだぞ?』

 

「ハッ!!」

 

タリアはそう言うとモニターに映るギルバートに敬礼をする。そして、モニターが消えると艦長席に座り、受話器を取り艦内放送を掛け始めた。

 

「これより本艦はIS学園に向けて急速に向かう事になりました。パイロットはカタパルトデッキにて別命があるまで待機」

 

そう言うと、受話器を置いて副艦長席にすわるラウを見る。

 

「申し訳ないけど、貴方にも出てもらう必要があるみたい。だから、お願いね」

 

「フッ……了解した」

 

ラウはそう言うと、艦橋から出て行った。

 

「これよりガーティー・ルーはIS学園に向かいます!! 機関最大、全速前進!!」

 

タリアの命令で戦艦『ガーティー・ルー』は全速力でIS学園に向かって行った。




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