インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第三十八話

奥の部屋から出てきたギルバート達は、今度は違う部屋に案内された。そこは一般的に入れない場所であったが、今回は特別処置として入れる場所とはなっているものの、一夏達は入れず外での待機になった。そして、扉に書かれていたのは『IS委員長室』であった。

 

そして千冬、ラクス、カガリはソファーに座りキラ、アスラン、シン、ルナマリアはその後方で立っていた。その姿はSPの様であった。

そしてギルバート、タリアはソファーに座り、その後方にはラウ、レイが立っていた。

 

「では、今後のことについてをお話しましょう。先に、キラ君。君達をIS委員会直属の部隊に入ってもらいたい」

 

「それはどう言う事ですか!!?」

 

ギルバートの言葉に千冬が突っかかる。しかし、ギルバートの表情は変わらなかった。

 

「横槍を入れないで貰いたい。これは私とキラ君達の問題ですので」

 

「ですが、彼らは私の生徒です。勝手に決められたも困ります!!」

 

「ですから、あなたは黙っていてください!! 今はあなたの意見を聞いているのではありません」

 

ギルバートは感情を押し殺しながら千冬を黙らす。

 

「………それで、如何かな?」

 

「そうですね。正直に言えば断りたいのですが、あなたがあるべき存在であることが判りました。過去のように過ちを繰り返さないようにしている事も判りました。ですが、正直、まだあなたのことが信用出来ません」

 

キラが代表して、正直に答えていく。

 

「それもそうだね。では、如何すれば信用してもらえるのかね?」

 

「簡単です。今後のことについてを教えてくださればよろしいのですよ。ギルバート議長、いえ、委員長」

 

ラクスがギルバートにそう言った。

 

「………今後の事か………判った。今後の事についてを説明しよう。今後はこの委員会のセキュリティーを頑丈な物にするべく束君と共に開発していく。そして、MSIS又はMAISが開発が出来た頃にIS学園に配備するつもりだ。それと同時に、現在建造中の戦艦一隻を完成後直ぐに配備させる。そして、まずは戦力を揃えつつロゴスとの戦争に備えようと思う」

 

「待ってください!! 戦争って、どうしてそうなるのですか!!」

 

ギルバートの説明しているところに千冬が突っかかる。

 

「貴女は何も判っていないんだね。この世界は戦争が絶えないのだよ。今でも紛争は起きている。君はその現実を知らなさ過ぎる」

 

「それでも、戦争になることは無いのではありませんか!?」

 

「あなたはまだ、そう言うことを言うのかね? ブリュンヒルデ。あなたも現実を見たら如何ですか? よく言うじゃないですか『停戦とは戦争の準備期間だ』と」

 

ギルバートは冷たい視線で千冬を見る。一方の千冬は背筋が凍る思いをしていた。

 

「そうですか………ですが、戦力を揃えるといってもIS乗りには重いことではありませんか?」

 

「そうでもないさ。あの機体は殆どが無人機だしね。それに、ISは女性だけが動くとは限らないのだよ。現に一夏君がいるではないか。だから、元軍人だったりする男性を基本的に雇うとしている最中だよ。まぁ、これに賛同している男性が多いのは確かなんだが………」

 

この瞬間、ギルバートの表情が曇り始める。

 

「何かあったのですか?」

 

「ああ。女性営利団体がこの頃活発化してきてね。ロゴスは女性営利団体を味方にしている様で、何度も妨害を受けているのだよ」

 

「もしかしたら、格納庫にある機体が奪取される可能性もありますよね?」

 

「そう言うことは過去に受けている。だから束君がこの委員会のセキュリティーの強化に乗り出してくれている」

 

「そうですか。判りました。僕達の力が何処まで通用出来るか判りませんが、委員長の力添えになれるようにします」

 

「おお、そうか。それは良かった。では、隊長をキラ君、アスラン。君達に任せても良いかな?」

 

「「はい!!」」

 

この時にキラとアスランはザフト式に敬礼をする。

 

「それと、シン、ルナマリアもキラ君達の力になってくれたまえ」

 

「「了解しました」」

 

シン達も同じくザフト式の敬礼をする。

 

「では、ラクス様、姫。お二人にはミネルバの改良型の艦長、副艦長をしてもらいたい」

 

「艦長は勿論、ラクスだろう?」

 

「いえ、わたくしは艦長よりもオペレーターがシックリしますわ。それに、カガリさんは指揮官としても有能ではありませんか。でしたら、その力を使って艦長兼パイロットをしてくださいな」

 

「………ラクスがそう言うならば、仕方が無いか」

 

カガリはラクスの笑みに負け、艦長の席に腰を据える事になった。空気状態である一夏、箒、千冬は話に付いて行けずに困っていた。

 

「では、これからも頼むよ」

 

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

ギルバートとカガリ、ラクスの三人が手を取り合った瞬間であった。

その後、キラ達は学園に戻って行った。

 

 

その後、ギルバートはとある場所に連絡を入れる。

 

「やぁ、久しぶりだね……君。ああ、漸く完成するよ。ミネルバ改装艦タケミカズチ級二番艦『ライカ』がね。うん、そうだよ。君のお陰だ。感謝する。では、また連絡しよう。俊輔君」

 

そう言ってギルバートは切った。

 

 

 

 

 

一方、ロゴスではとある会議が開かれたいた。

 

「それでは、フランス、ドイツに攻撃を行う事に対する反対意見はありませんね?」

 

アズラエルは会議室に集まる幹部にそう尋ねるが、誰も反対意見は出なかった。

 

「では、再来月に陸上からは、ハンニバル級大型地上戦艦を二隻、海上からはスペングラー級MS強襲揚陸艦を三隻にて攻撃を行います。では、これで会議を終了します」

 

そう言うと会議室に集まっていた企業の者達は出て行き戦力を揃うべく自分達の国へと戻って行った。

 

「これでまた一つ、我らの野望が進んだな。アズラエル」

 

「そうですね。ですが、まだ序の口ですよ。今後はIS学園、委員会を潰さない限り、僕達の野望は終わりませんよ」

 

「そうだったな。まぁ、今後共によろしく頼むよ」

 

「こちらこそ」

 

『青き清浄なる世界の為に』

 

また一歩としてロゴスは暗躍を続けていくのであった。そして、机の上には何枚かの写真が置かれていた。そこに映っていたのは、金髪の少女と銀髪の少女、その他にも色々と少女達が映っていたのであった。




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