インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第三十九話

その後、キラ達は学園に戻ると各自の部屋に戻って行った。しかし、一夏と箒の部屋に麻耶が来ていた。

 

「お二人にはお引越しをして頂きますね?」

 

「「………はっ?」」

 

真耶の言葉に一夏と箒は何が何やらで判らず、可笑しな声を出してしまう。

 

「えっと、先生。どちらが引越しなのでしょうか?」

 

「決まっています。篠ノ之さんです」

 

「えっ? 私ですか?」

 

「はい、そうですよ。漸く部屋の調整が出来ましたので、引越しをするようにと織斑先生からです」

 

「………」

 

この言葉に箒は何も言えなかった。

 

「判りました。直ぐにですよね?」

 

「そうですね。早くの方が良いですね。なんだったら手伝いましょうか?」

 

「いえ、先生のお手を煩わせる訳には行きませんので、待って頂ければありがたいです」

 

「では、私は入り口で待っていますね」

 

真耶はそう言うと部屋から出て行く。

 

「さて、少し寂しくなるな」

 

「そうだな。でも、何時でも来たら良いじゃないか?」

 

「フッ、そうだな。さて、早くしようか。山田先生を待たせるわけには行かないからな」

 

そして、一夏はベット上にある物だけを箱に詰めて行き、箒は箪笥内の物や細々した物を箱に詰めて行く。そして、作業は十分で終わったのだった。

 

「では、私は行くな」

 

「ああ、また来いよ」

 

「ああ」

 

箒はそう言うと部屋を出て行く。そして、大きな部屋に一人となった一夏は少し寂しくなった。

 

コンコン……

 

しかし、唐突に扉がノックされたので一夏は《誰かな?》と思いながら扉を開ける。そこには先程出て行ったばかりの箒が立っていた。

 

「箒? 如何したんだ?」

 

「そのだな………」

 

箒は恥ずかしそうにモジモジしていた。

 

「一夏、もし、今度ある学年別個人トーナメントで優勝したら………」

 

「お、おう」

 

「私と付き合ってもらう!!」

 

「…………はぁっ!!?」

 

箒の言葉に一夏はビックリしていた。しかし、何を勘違いしたのか、一夏は「おう」と答えてしまった。しかし、これを見ていた女子生徒がいるとは、思っても見なかったのだった。

 

 

 

 

翌日、一夏は幼馴染である五反田家に来ていた。そこで弾と一緒にゲーム『IS/VS』をしていた。

 

「おい、一夏。招待券はないのか?」

 

「ブフッ!! ある訳ねぇだろうが」

 

「ないのか? なら作れ!!」

 

「無理言うなァァァァァッ!!」

 

弾の言葉に一夏は叫んでツッコミを入れる。しかし、弾は止まらずに言葉を続けて行く。

 

「だってよ、お前から来るメールを見てたらさ、凄いハーレムじゃん!!」

 

「どこが!!?」

 

「………ハァ~」

 

一夏のツッコミに今度は弾が呆れて溜息をついてしまった。しかし、その瞬間に部屋の扉が蹴破られた。

 

「お兄、ご飯だって言ってるじゃ……な…い」

 

弾の妹である蘭がそこにいた。

 

「い……一夏さん!!?」

 

蘭はそう言うと今の自分の格好を見る。そこにはラフな姿をしている自分しか写らず、恥ずかしくなるなり直ぐに自分の部屋に戻っていたのだった。

 

「なぁ、あれってなんだったんだ?」

 

「さぁ? (今晩、蘭に殺されるな)」

 

弾は内心ビクつきながら言葉を濁らす。

 

「それよりもさ、早く飯を食いに行こうぜ!!」

 

「おう、そうだな。今日はなんだろうな?」

 

「今回もあの甘ったるいカボチャの煮つけじゃねぇのか?」

 

一夏達はそう言うと下に降りて行くのだった。

 

 

 

 

一方、キラ達は全員で買い物に来ていた。

 

「今日は買いすぎたね」

 

「そうですわね」

 

「まぁ、たまには良いんじゃないのか?」

 

「そうだな」

 

「明日からまた学校ですしね」

 

「ああ、また訓練か………」

 

上からキラ、ラクス、カガリ、アスラン、ルナマリア、シンの順番で言った。

 

「そろそろお昼だしあそこの食堂で食べない?」

 

「そうだな。丁度、混んでもいなさそうだしな」

 

キラとアスランの速攻会議で決まり、六人は五反田食堂に入って行った。

 

そこには一夏、弾、蘭が昼食を摂っている最中であった。

 

「あれ? キラにアスラン、シンにルナマリア、ラクス、カガリじゃん。如何したんだ?」

 

「一夏、今日はレゾナンスで買い物ついでの寄ったんだ。それで、一夏の友達?」

 

「ああ。そうだ弾や蘭に話してなかったな。ISを動かしたキラにアスラン、シンだ」

 

「初めまして、キラ・ヤマトです。よろしくね?」

 

「アスラン・ザラだ」

 

「シン・アスカだ。よろしくな」

 

「カガリ・ユラ・アスハだ。これでも女だ。間違えるなよ」

 

「ルナマリア・ホークよ。よろしくね」

 

「ラクス・クラインですわ。よろしくお願いしますわね」

 

「あっはい。五反田弾です。よろしく願いします!!」

 

「妹の蘭です。よ、よろしくお願いします!!」

 

キラ達が纏うオーラに押されてしまう弾と蘭であった。

 

「キラ達も一緒に如何だ?」

 

「そうだね。御一緒させてもらおうかな? 良いかな?」

 

「あっはい!! どうぞ!!」

 

一夏の提案にキラ達は少し引き気味であったが、一夏の目が希望で溢れていた。それに答えてしまうキラ達であった。

 

「なら、野菜炒め定食を六つで」

 

「あいよ」

 

キラの注文に弾達の祖父である厳がすぐに調理を始めた。

 

「そうだ、蘭。進路は決まったのか?」

 

「あっ、はい。IS学園に行きます」

 

「「!!?」」

 

「「「「「「…………」」」」」」

 

蘭の言葉に一夏、弾は驚きの余り言葉が出ず、キラ達は黙って事のなりを見守る事にした。

 

「おい、待てよ。蘭。急に言っても試験とかあるんじゃないのか!?」

 

「それはこれで問題なし!!」

 

蘭がそう言うと、一枚の紙を取り出す。そこに書かれていたのは、なんと無料で出来るISの操縦ランクが書かれていた。

 

「おいおい。まさかのA判定ですか」

 

これを見た一夏はそう呟いてしまう。

 

「これで、問題ないですよね? 一夏さん」

 

「ああ、大丈夫だが………」

 

一夏はそう言うとキラ達の方を見る。それに吊られて弾、蘭の二人も一緒に見る。

 

「ふぅ、蘭さんでしたわね?」

 

「あっ、はい」

 

ラクスが蘭の名前を確かめるように尋ねる。

 

「IS学園に入学するのは良いのですが………あなたは、人を殺す勇気はありますか?」

 

この言葉に五反田食堂は一気に空気が凍った。




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