インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第四十話

五反田食堂は一気に気温が下がったように感じられた。それはラクスの発言でだった。

 

「IS学園に入学するのは良いのですが、蘭さん。あなたは人を殺す覚悟はありますか?」

 

「えっ?」

 

ラクスの言葉に蘭は思考が止まってしまった。

 

「おい、穣ちゃん。それはどう言う事だ?」

 

しかし、厳さんがラクスに問い詰めるべく、言葉に怒気を篭らせながら尋ねる。

 

「簡単です。この世界は確実に戦争に向かっている。それも最悪な方向の戦争へと」

 

「それこそ、どう言う事だよ!! 戦争? 今の世の中は平和だろうが!!」

 

キラの説明に弾が突っかかる。

 

「そうだね。でも、君はまだこの世界の一部しか知らない。それはニュース? テレビ? ネット?それら全てが全部と言う事はないんだよ? 現にロゴスと言う企業が出てきたよね?」

 

「ああ」

 

「あの企業は………裏では対IS用の兵器を造っているんだよ」

 

この言葉に弾達は黙ってしまう。

 

「だが、どうしてお前達が知っている? 国家機密じゃないのか?」

 

「いえ、僕達はIS委員会直属部隊に入っているので、そう言う情報は簡単に流れて来るんですよ」

 

「では何か? この世界は戦争をしようとしているのか?」

 

「否定も出来ないですし、肯定も出来ない状態ですね。ましてや、表立っての行動はしてませんからね、ロゴスは。だからと言って、このまま指を咥えて待ている事も出来ません」

 

厳の質問にキラが淡々と答えて行く。

 

「それと、先程のラクスの言葉に戻りますが、蘭ちゃん。君には護りたい物があるかい?」

 

「えっと………」

 

キラの質問に蘭は黙ってしまう。

 

「今の君だったら………戦場では生きていけないよ?」

 

キラの最後の言葉に厳、弾、そして蘭が固まってしまった。

 

「もし、君が学園に来るなら反対はしないよ? でもね、その結果では、君が死ぬかも知れない選択をしたと言う事は覚えていて欲しい」

 

「坊主は戦場、を見てきた風に言うな」

 

「ええ、そうですね。この世界ではまだですがね?」

 

キラは何かを含みを入れたように言う。そのことに気付いたのはアスラン、シン、ルナマリア、ラクス、カガリである。

 

「そろそろ、時間も時間ですので帰らせて頂きますね。御代は此処において置きます。では、失礼します。あっ、そうそう。一夏、明日からもっと厳しい訓練をするからね? 覚悟していてね」

 

キラがそう言うとお金を置いて出て行く。それに連れられてアスラン達も出て行った。

その後、五反田食堂は何もいえない空気が充満していたとは、キラ達は知っていた様であった。

 

 

「キラ? どうしてあんな事を言ったんだ?」

 

アスランは歩きながらキラに尋ねる。

 

「如何してかな? でも、本当にこの世界は戦争に続いていることは確かだよ? だからと言って、あんな女の子を戦場に出せれると思える? もしかしたらそう思っての言葉だったかも知れない」

 

キラはそう答える。

 

「まぁ、そうだな。戦争は殺されたからと言って殺しての繰り返しだからな。だから、俺達が出来る事はしないとな」

 

アスランの言葉にキラ達は返事したのだった。

 

 

翌日、教室内ではISスーツは何処の企業が良いのかと話し合いが女子生徒内でされていた。

 

「皆、おはよう」

 

『おはよう!』

 

キラ達が入って行き、教室にいる同級生に挨拶をすると、皆から元気な声が帰ってくる。

 

「そうだ、キラ君達」

 

「ん? 如何したの?」

 

「キラ君達のスーツって何処のメーカー?」

 

この質問に対して如何答えようかと考えるキラ。しかし、アスランが変わりに答えた。

 

「ああ、俺たちは委員会から支給されてるんだ。なんでも、イレギュラーだからって事で。らしいけど」

 

「でも、一夏君はどうなるの?」

 

「アイツのスーツはとある企業のメーカーらしいが、マークが白兎なんだよな」

 

カガリの説明に聞いた事の無いマークがあることに対して、皆が頭の上に?マークをつけていた。

 

「皆さん、席についてください」

 

すると、山田先生が教室に入って来る。それにつれて、キラ達も自席に戻って行った。

 

「皆さんに新しい仲間が来ました。では、入ってきてください」

 

「失礼します」

 

「………」

 

そこに入って来たのは、金髪の少年と銀髪の少女であった。

 

「初めまして、フランスから来ましたシャルル。デュノアです」

 

『………』

 

シャルルが自己紹介すると、嵐の前の静かさが起きる。そして、瞬間、キラ達は何が起きるのか判ったのか耳を両手で塞ぐ。しかし、一夏はまだ呆けていた。

 

『キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!』

 

女子生徒達による音響兵器が炸裂する。キラ達は両手を塞いでいたのにもかかわらず、音響兵器の攻撃を受けてしまう。そして、一夏は音響兵器をまともに受けてしまい、目を回していた。シャルルも同じく目を回していた。

 

「皆さん、まだ自己紹介は終わっていません。ですから静かにしてください!」

 

山田先生がそう言うと、一瞬で音響兵器が止む。これにはキラ達も驚いていた。特に一夏が。

 

「では、自己紹介をお願いします」

 

「………ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

「あの…それだけですか?」

 

ラウラの自己紹介に山田先生はそう言うが、ラウラは無視をして、とある少年の下に行く。

 

「貴様が織斑一夏だな?」

 

「ああ、そうだが?」

 

一夏がラウラの質問に答えた瞬間、一夏の頬を殴られた。

 

「んなっ!? 何すんだよ!!」

 

「フンッ、私は認めない。貴様が教官の弟なぞ。認めるものか」

 

そう言ってラウラは自分の席に向かって行った。

 

「それでは、この後に二組と合同で行うIS模擬戦闘を行いますので、皆さん各自第二グランドに集合して下さい。織斑君はデュノア君の事をよろしくお願いしますね? では、移動して下さい」

 

山田先生はそう言うと、教室を出て行く。それに続いてキラ達も出て行く。当然、一夏、シャルルもだ。




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