インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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10月9日にて改修を行っています。


第四十四話

キラ達は一度集合し、とある場所に向かった。

 

「キラ、一夏達は大丈夫だろうな?」

 

「? どういう意味?」

 

「こっちに来るかも知れないと言う事だ」

 

「………正直、不安要素だらけだよ」

 

「そうだろうな………」

 

アスランとキラは一夏達の事を心配していた。

 

「まぁ、来たら来た時で良いんじゃないですか?」

 

「ルナマリア、一夏は一般人だ。だが、俺達は軍人だ。そこを弁えないといけない。そうだろう?」

 

「そうでした、すみません」

 

「いや、良い。まぁ、意見的には妥当な事だから、そん時になってから考えても遅くはないと思う」

 

「そうですね」

 

「見えた」

 

アスランとルナマリアの会話を聞きながら前方に見える管制塔の近くにキラ達は降下する。そこに待っていたのは、他の教師達であった。その誰もが打鉄、ラファールを装備して待機していた。

 

「待て、お前達は生徒じゃないのか? どうして此処にいる」

 

一人の教師がキラ達にそう質問する。

 

「僕達はIS委員会直属部隊に入っています。ですから、緊急時にはこう言う事には参加できるんです。証明でしたら、直接委員会、又は織斑先生に聞いて下さい」

 

キラがそう言うと、教師は千冬に通信で本当の事かを確かめる。因みに、この教師は女尊男卑に染まっている為、キラ達の事は格下に見ている。

 

「先程、織斑先生より本当の事だと知らされた………行け」

 

教師は苦々しくそう言うとキラ達に道を譲る。

 

 

 

 

キラ達はその後、管制室に入って行き、千冬の後ろに立ってそれぞれの軍式に敬礼をする。

 

「IS委員会直属部隊FAITH隊二番隊隊長キラ・ヤマト現着しました」

 

「同じく三番隊隊長アスラン・ザラ現着しました」

 

「二番隊シン・アスカ現着しました」

 

「同じく二番隊ルナマリア・ホーク現着しました」

 

「委員会直属運用艦艦長カガリ・ユラ・アスハ現着しました」

 

「すまないな。では、今の状況を知らせる。この学園の領海内にて未確認の艦隊を確認。数については不明。現在、五人の教師小隊で艦隊の規模を確認しに行っている」

 

「そうですか。モニターに出ますか?」

 

「ああ、出せるが、如何した?」

 

「もしかしたら、知っている艦があるかも知れないので確認したいと思っています」

 

「………そうか。山田君、教師小隊からの連絡は?」

 

「まだです………いや、今来ました。モニターに出します!!」

 

『んな!!?』

 

キラ達はモニターに映る艦を見て驚いた。

 

「ヤマト達、この艦隊を知っているのか?」

 

「はい。通信をしたいのですが、出来ますか?」

 

「やってみよう、山田君、可能か?」

 

「ちょっと待ってください…………もう間も無く、艦隊が通信が出来る距離に入ります」

 

「そうか」

 

千冬と真耶の会話にキラ達は待ち遠しかった。早く、艦隊、それよりも、白亜の艦と紅と黒のツートンの艦、そして桃色の艦の三隻と通信がしたいと思っていたのであった。

 

 

「艦隊、通信可能領域に入りました!!」

 

「山田君、急いで通信を」

 

「はい!! こちらIS学園教師山田真耶です。返答をお願いします」

 

『……こ……は………軍艦隊………ラミアスです』

 

「この声は!! 織斑先生。マイクを貸してください」

 

「ああ、山田君」

 

「はい、どうぞ」

 

真耶から渡されたマイクを持つキラ。言う言葉は決まっていた。

 

「こちらは、ザフト軍FAITHヤマト隊隊長キラ・ヤマトです。マリューさんですか!!」

 

『この声はキラ君!!?』

 

「やっぱり、マリューさんなんですね?」

 

『ええ、どうしてあなたがそこにいるの?』

 

マリューの声で安心するキラ達。千冬はそんなキラ達に尋ねる。

 

「ヤマト、あの艦隊は大丈夫なのだろうな?」

 

「はい、大丈夫ですよ。自分が保障になります」

 

「そうか……第一次警戒を第二次警戒に変更。地下シェルターに避難している生徒は各自部屋にて待機。一歩たりとも出る事を禁ずる」

 

『了解!!』

 

千冬がそう言うとアナウンスが流れ始める。

 

『警戒を第二種に移行。各生徒は各自部屋にて待機。別命あるまで部屋を出る事禁止します。繰り返します―――――』

 

キラ達はそれでも管制室から出ようとはしなかった。

 

「お前達は如何する? このまま来るつもりか?」

 

「そうですね。それと委員会に連絡してください。大天使が舞い降りたと」

 

「良いだろう。ヤマト、このまま誘導をしてくれないか?」

 

「良いですが、何処に行くのですか?」

 

「なに、簡単だ。この学園の裏側に秘密ドックが存在する。そこに誘導してくれれば良いのだ」

 

「判りました。ですが、地図を見せて貰えませんか?」

 

「良かろう………これだ」

 

千冬はそう言うと手元にある端末を操作し地図を出す。

 

「……………判りました。ですが、自分だけでは無理なのでアスラン達も使っても良いですか?」

 

「良かろう。許可する」

 

「ありがとうございます。行こう、皆」

 

『ああ』

 

キラ達はそう言うと管制室から出て行き、地上で機体を展開して艦隊の下に向かって行った。

 

 

 

一方、アークエンジェルのブリッジでは喜びの空間になっていた。なぜならば、キラ達が生きている事と自分達がキラ達と再会できたからである。

 

「漸く、任務成功ね。でも、帰れるのかしらね?」

 

『……………』

 

この言葉に空気が一瞬の内に凍った。

 

「まぁ、何とかしてくれるんじゃないのか? 前だってそうだしな」

 

「そうね。早く、キラ君達と話がしたいわ」

 

マリュー達はそう言って話をしていた。

 

『お久しぶりです、マリューさん』

 

「キラ君!!?」

 

『はい、キラです。これから誘導しますので、こちらの指示に従ってください』

 

「判ったわ。よろしくね、キラ君」

 

『はい』

 

キラはそう言うと通信を切る。

 

そして、ブリッジの前にストライク・フリーダムが現れる。しかし、大きさが人間より大き目の機体であった。

 

『では、行きますので着いて来てください。アスラン、ザフト艦隊をお願いね。シンは連合艦隊をお願い』

 

『ああ』

 

『はい』

 

アスランやシンの声が聞けてマリューは本当に安心したのであった。




誤字脱字、簡素、指摘がありましたらよろしくお願いします。

指摘がありましたので修正を行っています。
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