インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏 作:武御雷参型
その後、キラ達に誘導されて艦隊は学園の裏側に建造されているドックに入る。そこは地下に続くようになっており、先にオーブ軍艦隊、ザフト軍艦隊、最後に連合艦隊が入って行く。
しかし、地下に設置されているドック内は途轍もなく広く、全ての艦隊が入れるようになっていた。
そして、艦隊から全ての人員が出てくる。その数は数え切れる筈が無い。
「キラ君、久々ね」
「はい、お久しぶりです」
マリューがキラの前に立ちそう言う。そして、キラの後方にはアスラン、シン、ラクス、カガリ、ルナマリアが立っていた。
「アスラン君もカガリさんも無事で何よりだわ」
「はい、申し訳ございません。ラミアス艦長」
「私からも申し訳なく思っている」
マリューの言葉にアスランとカガリは只、頭を下げる事しかできなかった。
「キラ、大丈夫だったか?」
「はい、ですが、まさかこんなにも艦隊が集まるなんてどうかしたんですか?」
『……………』
キラの言葉に絶句してしまう。
「おいおい、お前達を探しに来た艦隊だぜ?」
「ムウさん!! そうだったんですか…………因みに、帰れる目途はあるんですか?」
「正直、難しいわね」
「そうですか」
マリューの説明にキラ達は落ち込みを見せる。
「ヤマト、こちらでも話がある。良いか?」
後方から千冬と真耶が出てくる。
「あっ、はい」
キラはそう言うと千冬に道を譲る。
「始めまして、IS学園生徒指導並びに学園防衛隊隊長の織斑千冬です」
「始めまして、オーブ連合首長国第二宇宙艦隊旗艦アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスです」
「始めまして、ザフト軍ミネルバ艦長アーサー・トラインです」
「始めまして、地球連合軍第一機動艦隊旗艦ガーティー・ルー艦長ホムラ・タカミネです」
それぞれの国家の敬礼をする。
「ここでの話もなんです。代表者の方々とお話がしたい。よろしいでしょうか?」
「判りました。ですが、艦隊には一切手出ししないで頂きたい」
「判りました。警備はそちらに一存でよろしいでしょうか?」
「そうしてもらえるとありがたいわ」
「では、こちらに」
千冬が先頭に立ちそれに続くようにマリュー、ムウ、アーサー、イザーク、ディアッカ、バルトフェルド、ダコスタ、ホムラ、キリツグが着いて行く。
マリュー達が連れて来られたのは食堂である。しかし、誰も居らず静かであった。
「では、改めて自己紹介を。IS学園生徒指導並び学園防衛隊隊長の織斑千冬です」
「同じく防衛隊副隊長山田真耶です」
千冬と真耶は自己紹介を改めて行う。
「では、こちらもした方が良いですね。オーブ連合首長国第二宇宙艦隊旗艦アークエンジェル級一番艦アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスです」
「同じくアークエンジェル副艦長ムウ・ラ・フラガだ」
「オーブ連合首長国第一宇宙艦隊イズモ級二番艦クサナギ艦長のソガです」
「同じくクサナギ副艦長のアマギです」
「地球連合国宇宙軍第一機動艦隊旗艦ガーティー・ルー級二番艦ナナバルク艦長ホムラ・タカミネです」
「同じく副艦長のキリツグです」
「ザフト軍第一艦隊旗艦ミネルバ艦長アーサー・トラインです」
「同じく、副艦長のシホ・ハーネンフースです」
「同じく、ミネルバ所属ジュール隊隊長イザーク・ジュールだ」
「エターナル所属エルスマン隊隊長ディアッカ・エルスマンだ」
「エターナル艦長アンドリュー・バルトフェルドだ」
「同じく副官のダコスタです」
改めてマリュー達は自己紹介を行う。
「もう間も無く委員長が来られるとの事です」
「そうですか………因みに委員長とは誰がしているのかね?」
ムウが麻耶に尋ねる。
「あっ、はい。ギルバート・デュランダル氏ですが?」
『ギルバート・デュランダル!!?』
この名前をマリュー達は声を上げた。
「IS委員長ギルバート・デュランダル氏が来られました」
すると食堂の入り口にキラ達と二人の人影があった。
「久しぶりね、アーサー。元気にしてたかしら?」
「ま、まさかグラディス艦長!! 生きておられたんですか」
アーサーはタリアの姿を見ると涙を流しながら再会を喜んだ。
「ええ、何とかね。それと、お久しぶりです、ラミアス艦長」
「そうね。お久しぶりですね。こうしてお話が出来た事が嬉しいですわ」
「私もです。まさか、白亜の大天使の艦長とこうしてお話が出来る事は嬉しく思います」
マリューとタリアは楽しそうに話をしていた。
「おい、坊主。どうしてお前がそっちにいる? 元々は敵だったんだぞ?」
「ええ、そうですね。ですが、この方は既に昔のような事はしないでしょう。それと、ムウさん。合わせたい人が居ます」
「? 誰だ」
「私だ」
「!!?」
キラの後ろに居た男が前に来るとムウは警戒心を出す。
「どうして、貴様がいる!! ラウ・ル・クルーゼ!!」
「既に、昔のような狂気は無い。それに、今の敵はまたあのロゴスだ」
『!!?』
ロゴスと聞いて全員が苦虫を噛んだ様な顔になる。
「そこで、君たちが乗って来た艦を改装しようと思う。此処では出来ないので一度IS委員会の機密ドックで行うよ。それに、今のままではISを運用するには難しいからね」
ギルバートはそう言うと懐から携帯を出し、何処かに電話を掛け始める。
「私だ、ああ。二番と三番が開いているだろう? なに、そうか………判った。こちらでも何とかしてみよう。ああ。では、また後で」
ギルバートは携帯を懐に戻してキラ達の方を見た。
「すまないが、これから急ぎの用が出来た。なので、私はこれで失礼するよ」
ギルバートはそう言ってタリア達を連れて委員会に戻る為に格納庫に向かって行った。
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