インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏 作:武御雷参型
開いたドアには二人の女性が立っていた。
「目覚めたようだな」
一人の女性がキラ達に言った。
「失礼ですが、貴女は?」
キラが女性に尋ねた。
「自己紹介がまだだったな、私は織斑千冬だ。此処で教師をしている。そして、こちらが山田真耶先生だ」
織斑先生はキラ達に自己紹介をした。
「では今度はわたくしから、ザフト軍最高評議会議長ラクス・クラインです」
「ザフト軍最高評議会専属部隊FAITH総部隊長並びにヤマト隊、隊長キラ・ヤマトです」
「ザフト軍最高評議会専属部隊FAITH総部隊ヤマト隊二番シン・アスカです」
「同じく、ザフト軍最高評議会専属部隊FAITH総部隊三番ルナマリア・ホークです」
「オーブ連合首長国代表、カガリ・ユラ・アスハです」
「オーブ連合首長国参謀長官、アスラン・ザラです」
キラ、シン、ルナマリア、アスランはそれぞれの所属軍の敬礼を行い、カガリとラクスは普通に言った。
「へぇ」
「うむ、敬礼が様になっている。しかし、ザフトやらオーブ等といった国はこの地球(・・)には存在しないぞ」
真耶は直に見た軍隊式の敬礼に目をキラキラさせながら見ており、千冬は、キラ達の敬礼が軍の敬礼だと判ったが、聞いた事の無い国であったので、キラ達にそのことを伝えた。
『えっ!?』
キラ達は千冬の言葉に耳を疑った。
「では、MSは知っていますか?」
アスランが千冬達に尋ねる。しかし、返ってきた言葉はキラ達に驚愕するものであった。
「MS? それは何ですか? この世界はそんな言葉は聞いた事がありません。織斑先生はどうですか?」
真耶はそう言うと千冬に話しを振った。
「いや、私も聞いた事はありません。それに、此処ではISが一番の力『軍事力』だ」
千冬は言った。
「IS? それは何ですか?」
シンは訳が判らないと言った感じで千冬に尋ねた。
「なに!? ISを知らないだと!?……どういう事だ、話しが噛み合わないぞ」
千冬はキラ達がISの事を知らない事に驚き、自分達が言っている事とキラ達が言っている事の違いに戸惑っていた。
「では、話しを変えましょう。織斑先生、此処は何処ですか?」
ラクスが話しを変える為、此処についてを千冬に尋ねた。
「此処はIS学園だ。此処では全世界の女子が集まりISについてを学ぶ場所だ。後、此処では高校の勉強もしている」
千冬は大まかな説明をキラ達にした。
「では、こちらからも質問だ。お前達は何処から来た。そして、お前達は私達の敵か?」
千冬は目付きを変え、キラ達に尋ねる。それは正しく〔嘘を付いたら許さん〕といった目であった。
「僕達は貴女方の敵ではありません。それに、僕達は元々は宇宙にいました。しかし、急に謎の電磁波が起きて気付けば此処にいた……という訳です」
千冬の質問にキラが答える。
「なんとも奇妙な話しだな・・・・・・さて、それよりもお前達にまた質問なんだが、この名前に覚えは無いか? 『ストライク・フリーダム』『インフィニット・ジャスティス』『デスティニー改』『アカツキ改』『インパルス改』」
千冬は名前を言っていく。
「その名前は僕達が搭乗していた機体の名前です」
キラが千冬に言った。
「そうか……なら、明日詳しい話しをする。それまでは安静にしていろ」
千冬はそう言うと真耶と共に保健室から出て行った。
「さて、キラ。これからどうする?」
アスランがキラに尋ねた。
「そうだね、僕達の機体は織斑先生がもっているっぽいけど、その前に」
キラはそこで言葉を止めた。
「「「俺(僕)達、一文無しじゃないかァァァ!」」」
キラとアスラン、シンはハモりながら言った。というか叫んだ。
「まぁそんなに叫ばなくても……」
ルナマリアはキラ達に言った。
「だけど、ルナ。良く考えてみろ。これからの生活はどうするんだ!! 一文無しだと仕事もしないと行けないけど、それ以前に、俺達の戸籍はどうするんだよ!」
「シン、もうそれぐらいにして。でもシンの言う通りかも知れないね」
シンはルナマリアに声を荒げながら言うが、キラはシンを落ち着かせながらも、シンの言う事に賛同する。
「しかし、本当にどうしたもんか……俺達の機体の名前はあの織斑先生や山田先生は知っているようだが……」
「アスラン、今は大人しく此処で待っていた方が良いんじゃないか?」
アスランもシンの言う事に賛同しつつ、自分達が搭乗していた機体についてを考えているが、カガリはアスランにそう提案を出した。
「そうですわ。今は大人しく此処で待っていることしか、わたくし達には方法がいりませんもの」
ラクスもカガリの提案を推した。
「そうだね。アスラン、シン。今は此処で大人しく待っていようよ」
キラもアスランとシンにラクス達の提案を推した。
「そうだな」
「そうですね、後、ルナ。さっきは怒鳴ってゴメン」
アスランもシンもキラ達の推す提案を受け入れ、シンに至ってはルナマリアに怒鳴ったことを謝った。
「ううん、大丈夫よ。何時ものことだしね」
ルナマリアもシンの謝罪を素直に受け入れた。
「それもどうかと思うぞ」
カガリはシンとルナマリアに聞こえない様に呟いた。
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