インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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すみません。少し新しい話を入れましたので消去して新たに書き直したものをもう一度、投稿します。
前話でも最後のところで触れていますので、そこの方も見てもらえると話の展開上が見えます。


では、新たな本編をお楽しみ下さい。


第四十八話

指示をされた企業の社員達は急いで航空要塞フォートレス級に乗り込み、機関を始動する。

 

『こちら一番機フォートレス。機関の始動を確認。何処も異常はありません!!』

 

『こちら二番機スピリダス。機関機動異常はありません!!』

 

『こちら三番機オルゴイ。機関の始動確認。異常はありません!!』

 

『こちら四番機バラウール。機関、電気系統に異常はありませんが、武装が無く、迎撃が不可能です!!』

 

管制室ではフォートレス級からの報告が入って来る。

 

「こちら管制塔。フォートレス級一番機、二番機、三番機は敵を攻撃後に地下格納庫に入港してください。四番機に到っては、そのまま地下格納庫に入港して下さい。何としてでもこの企業、そして地下にある戦艦は盗まれてはいけません!! 各自の奮闘を期待しています。一番機から順に発進して下さい」

 

『こちらフォートレス級一番機。了解。これより発進する』

 

通信士がそう言うと、大きなアーチ状の格納庫から一機の大型航空機が出てくる。

その航空機こそが新型航空要塞フォートレス級である。この航空機要塞は全長が1500mあり全幅に至っては3000mもある航空機である。

エンジンはレシプロ型にする予定であったが、航続距離や燃料の問題もあって最終的には核エンジンを搭載する事によって、強化する事に成功した。

また、この航空要塞にはコンテナも搭載しており、その中にISを五十機は入るぐらいの広さを確保していた。また、この要塞の本来の目的は、災害救助などで使われる事を想定していたがロゴスの参上によって変更を余儀なくされたのであった。

 

 

その後、フォートレス級三機が出撃されると、遅れて同型の航空機が違う方面に向って飛んでいった。

それを見逃す敵でもなく、四番機であるバラウールは対空火器も無く攻撃を避ける事で精一杯になってしまった。

 

しかし、上空から十機からなる部隊によって迎撃され、追っては居なくなり四番機は無事に地下格納庫に入港することが出来たのであった。

 

 

 

 

一方、一番機であるフォートレスは対空火器を展開して敵と攻防戦を行っていた。

 

「クソッ!! 敵はファントムタスクかよ!! あの機体は厄介だな。護衛機はどうなっている!!」

 

「半分が墜とされました!!」

 

「クソッ!! 本格的にヤバイな………」

 

「機長!! 後方から新手が来ます!!」

 

「何っ!!?」

 

この瞬間、フォートレスのコンテナ部分が攻撃され、そこから新手の敵機が進入してくる。

 

「敵部隊、コンテナ部に進入!! 味方が殺られて逝きます!!」

 

報告をする士官から悲鳴のような声で告げていく。

 

「動くな!!」

 

その時には既に遅く、コックピットには敵の侵入者が入ってきていた。

 

「クッ!!」

 

機長を始めとするクルーは両手を上げて白旗を上げたのであった。

 

 

その他の二番機、三番機も同じ頃に白旗を上げるのであった。

 

 

 

 

 

その後、ラウ達はギルバートとの元に帰還していた。

 

「只今戻りました。一応、元教師の一人を連行してきました」

 

「ありがとう、では、尋問は委員会に戻ってからにするとして、キラ君達を艦隊に乗せて、連れて来てはくれないかね?」

 

「判りました」

 

ラウはそう言うとまたISを展開してキラ達の元に向って行った。

 

「他の皆もお疲れ。今は待機状態だから艦内でゆっくり休んで頂戴」

 

「了解」

 

「漸くか」

 

「………」

 

タリアの労いの言葉を聞いたスティング達三人は漸く休めると思うと疲れがドッと出て、一気にしんどそうな表情に変わる。

 

「では、ガーティー・ルーはこれから委員会に向けて帰投する。機関最大」

 

タリアはインターカムを使って指示を出した。

 

 

 

 

「ただいま戻りました」

 

「良くやった。だが、良かったのか? あの戦艦はそちらの主力ではないのか?」

 

「まぁ、そうなんですが、正直、ナスカ級に関してはほぼ時代遅れみたいな感じなんです。今は新たな戦艦を製作中です。まぁ、それまではナスカ級を使っていると言う事なんです」

 

「そうか………それと、先程ラウ・ル・クルーゼがお前達を呼んでいたぞ?」

 

「了解しました。では、今から僕達は向こうに行きます」

 

キラがそう言うとアスラン達も敬礼をしてラウの元に向って行った。

 

「あの者達はなにを考えている。戦争? そんなものは起こるはずが無いではないか」

 

千冬は後姿のキラ達を見ながら独り言を言う。しかし、この言葉を聞いていた者は誰一人と居なかったのが幸いである。

 

 

 

「お待たせしました。クルーゼ隊長」

 

「やぁ、キラ君。アスラン。ギルが君達を呼んでいる。もう既に艦は出発していると思うから、これから艦隊を連れて委員会に向う事になる。何か質問はあるかね?」

 

「いえ、無いです」

 

「では、これから艦隊を連れて委員会に向う。各自、準備をして待機」

 

『了解』

 

ラウの指示でキラ達はマリュー達の元に向かって行く。

 

「これからが正念場だ。如何するつもりかな………アズラエル」

 

ラウはそう言ってキラ達の後に続いて行った。

 

 

 

 

その日の夜に艦隊はゆっくりと機密ドックから出て行く。この事を知っているのは織斑千冬、山田真耶、そして学園長の柏木の三人だけである。その他の教師には知らされておらず、また、生徒も知らなかった。一部を除いて………

 

学園の屋上では五人の生徒が集まっていた。

 

「本当にするのですか? 一夏さん」

 

「ああ、俺達には如何して此処に艦隊があるのかを知りたい。それにキラ達の行動も知りたい」

 

「そうだな………」

 

「そうだね」

 

「そうね」

 

一夏が言うと他の四人も賛同する。

 

「なら、今から行くか?」

 

「でも、一夏」

 

「ん? 如何したシャルル」

 

「箒は如何するの?」

 

『あっ』

 

このとき、一夏達は箒の事について全くと言って良いほどに考えていなかった。

 

「俺が抱えて行く」

 

しかし、一夏が箒を抱えて飛ぶと言い始めた。

 

「でも、それだと艦隊についていけないんじゃないのかな?」

 

「そうかも知れないな………私のことは如何でも良い。お前達だけでも行ってくれ」

 

すると、箒が自分を置いて行けといった。視界、この言葉に一夏達は反論する。

 

「まて、箒。此処まで来て置いてそれはないだろう? なら、格納庫から打鉄かラファールを持って行っては如何だろうか?」

 

『なるほど』

 

そう言って箒達は納得してしまった。しかし、屋上の扉がある人物が出てきた。

 

「その作戦に私も加えてもらえないだろうか?」

 

「んな!!? ラウラ・ボーデヴィッヒ!!」

 

なんとラウラがそう言って来たのである。

 

「如何してだ? お前には関係ないはずではないのか?」

 

「そう言うわけにはいかん。私も軍の人間だ。委員会の直属の人間でしかも男の操縦者となると話は別だ。それに、教官に対しての振る舞いには納得がいかんでな」

 

ラウラはそう言う。

 

「如何するの? 一夏」

 

「まぁ、良いんじゃねぇか? それに戦力が増えるしな」

 

「なら頼むぞ、織斑。それと………私はお前のことは許すつもりは無い」

 

「許してもらおうなんて思ってもいない」

 

一夏とラウラは急に険悪な風陰気になる。

 

「フン、まぁ良い。では、これから如何するのか教えてもらいたいのだが?」

 

「ああ、さっき、学園の後方から何隻もの戦艦が出て行くところを見た。それを今から追跡する。質問は?」

 

「無いな」

 

一夏の説明にラウラは納得した。

 

「なら、行くか」

 

『ああ』

 

一夏達はそう言って自分達の愛機を展開して行く。そして、箒に関しては一夏が抱えて飛ぶ事になったのであった。




誤字脱字、感想、指摘があればよろしくお願いします。
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