インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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新たな話を入れたので書き直しました。


第五十話

その頃、ロゴスに向って三機の大型航空機が飛行していた。

 

「機長、これでロゴスがもっと繁栄しますね?」

 

「ああ、そうだな。だが、本来であれば四機あるらしいが四機目は確認出来なかったな」

 

「はい………もしかしたら既に何処かに移されたのでしょうか?」

 

「かも知れないな………………まぁ、これだけの戦力でも委員会とも対等で出来るだろう」

 

機長席に座る男はそう言ってモニターを確認する。

 

「もう少しで途中着陸上に到着する。各自、着陸態勢に移行するように」

 

『了解』

 

機長がそう指示を出していくのであった。

 

 

 

一方、イザークと一夏は対峙していた。シャルロットとセシリア、ラウラはディアッカに攻撃を当てようと必死になっているが、バスター改に搭載されている動力源はデュートリオンエンジンの為、PS装甲を削ることが出来ないで居た。また、セシリアの愛機であるブルーティアーズはレーザー装備であるが、どれも武装を破壊されており、成す術が無く状況は最悪な方に陥っていた。

 

『如何したんだよ? 俺にそんな攻撃ではこのバスター改は傷が付かないぜ?』

 

「クソッ!! どうしてあんな奴に勝てない!! 軍では一番だったのに!!」

 

ディアッカの言葉にラウラは空中で地団駄を踏む勢いであった。

 

『軍で一番? なんだそれ? よっぽど人事不足なんだな、お前の国は』

 

「なに? 如何言う事だ!!」

 

『如何言う事って………簡単なことじゃねぇか? それほど、軍は弱いということさ』

 

「貴様!!」

 

ラウラはそう言ってディアッカに攻撃を仕掛けるがどれも避けられ、逆に反撃を喰らいダメージのみしか残らなかった。

 

「ボーデヴィッヒさん、避けて!!」

 

「ッ!!」

 

シャルロットがラウラの後ろから攻撃を仕掛けた。しかし、どの攻撃も大した威力も無くダメージも無い様子であった。しかし、シャルロットは諦めずにディアッカに攻撃を仕掛けて行く。しかし、一方のラウラはISの内部からある声が聞えていた。

 

〔力が欲しいか?〕と………

 

「寄こせその力を」

 

〔良かろう………貴様に絶対の力を〕

 

その瞬間、ラウラはISに飲み込まれたのであった。

 

 

 

 

「グアァァァァァァァァァァッ!!!!!!???」

 

この叫びを聞いた全員がそちらを向く。そこには真っ黒なISが立っていた。

 

「どうして……どうして千冬姉の真似事を!!」

 

そう言って一夏はラウラだった物に特攻を仕掛けようとした。しかし、その前にイザークとディアッカが遮る。

 

『貴様は愚直だな』

 

「何だと!!」

 

『織斑一夏、もう少しでキラ達が来るだろう。その時に貴様は見ている事しか出来ない』

 

「どう言う事だ?」

 

イザークの言っている事が判らないのか一夏は尋ねる。

 

『簡単だ。アイツこそ不殺を決めてそれを実行に移した男だ』

 

「………」

 

一夏は何も言えなくなってしまった。そして、セシリアやシャルロット、鈴、箒が集まる。

 

「イザーク、ごめんね」

 

「もう懲り懲りだぞ。こんな役は」

 

「うん。もう今後は無いよ…………たぶん」

 

「おい、キラ!! どう言う事だ」

 

「さて、気を切り替えて行こうか」

 

キラはそう言うと頭の中で何かが割れる音がした。そして、視界がクリアになった。

 

「なら、イザーク達は一夏達をミネルバに案内しておいて。僕はこのまま行くから」

 

キラはそう言うとラウラだった物に向かって行った。

 

「やれやれ、キラは相変わらずだな」

 

「フン、まぁ、それがアイツの良い所なんだがな………さて、貴様らは俺達に付いて来てもらうぞ。拒否権は無いからな」

 

「そもそも、俺達もあの艦隊を目指していたんだ。拒否も無い」

 

「そうか………そこの女に関しては織斑、貴様が面倒を見ろ、では、行くぞ」

 

イザークはそう言って機体をミネルバの下に向わせる。その後を続いて一夏達も向かって行く。

 

 

 

 

一方、キラはドラグーンをパージしてラウラだった物に攻撃を開始した。

 

「ボーデヴィッヒさん!! 君は力の使い方を間違っている!!」

 

キラは説得するかのように声を掛けるが、返答は攻撃でしかなかった。

 

「君は教官…織斑先生からそう言う風に教わったの!! 違うのだろう!!」

 

「………」

 

しかし、無言で攻撃をする黒いISはドラグーンやキラからの攻撃によって弱まっていく。しかし、それでも尚、攻撃を続ける事にキラは疑った。

 

「もしかして、操られている………もしかしてロゴスが関わっているのか!!」

 

キラが沿う考えに辿り着く頃には既に遅く、ラウラだった物はまた形を変えて行った。そして、最終的にはモンドグロッソで千冬が使用していた機体である『暮桜』に変わったのだった。

 

そして、暮桜モドキは一つのブレードを出す。

 

「もしかして雪片壱型かな?………偽者が持つとこうも滑稽に見えてしまうね」

 

キラはそう言うとドラグーンを展開して暮桜モドキに攻撃を再開していった。しかし、先程までは当たっていた攻撃が避けられて行く事にキラは驚きを隠せなかった。

 

「此処までとは………そろそろ、僕も本気で行くよ」

 

キラはそう言うと腰からビームサーベルを展開して対峙し、そのままで両者共に固まった。

そして、最初に動いたのは暮桜モドキだった。暮桜モドキはそのままキラに向って行き雪片壱型で攻撃をする。しかし、既にキラの姿は無く、気付けば上をキラが取っていた。

 

「まさか、此処まで滑稽だったなんてね………でもこれで終わらせてあげるよ」

 

キラはそう言うとビームサーベルで手首に当たる部分を切り落とした。切り口には黒い物が蠢いていた。

 

「さて、まだやる気十分らしいから早くに終わらせるとしよう」

 

キラはそう言うとドラグーンを展開し、回りに滞空させ全ての武装を展開する。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒ!! 目を覚ませ!!」

 

ハイマット・フルバーストをかけたのだった。それを喰らった暮桜モドキは堪らずに武装を破壊され、また、四肢を吹き飛ばされたのであった。そして、暮桜モドキは原型を無くし、新たに現れたのはラウラ張本人であり、気絶しておりキラはゆっくりとラウラを抱きかかえたのであった。

 

「これで一旦収まったのかな?」

 

キラはそう呟いた。

 




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