インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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アンケートをもう一度採ります。
今後の展開を皆様にアンケートを採らせていただきます。三つの内の一つを選んでください。

1、福音偏まで原作通りに行ってそれからオリジナルに行く。

2、このままオリジナルで行く。

3、オリジナルと原作を半々で行く。

期限は今月の30日までとします。尚、回答に関してはメッセージでよろしくお願いします。

また、復活キャラも募集しています。これに関してもメッセージでお願いします。感想での回答は受け付けませんので御了承下さい。


第五十一話

ラウラは一人暗闇に捕らわれていた。

 

「此処は何処だ? 私は力を貰った瞬間…………ダメだ。此処から思い出せない」

 

ラウラは何故に自分がこの暗闇にいるのか全く検討が付かず悩んでいた。

 

『君はこんな力が欲しかったの?』

 

「違う!! 私は………」

 

ラウラは自分が言おうとした事が言えなくなった。否、言えないのであった。

 

「(私はどんな力が欲しかったのだろうか………?)」

 

『君は力と言う物を間違った考えで捉えているからこう言う結果になったんだ』

 

「だが!! 私には力と言う物が判らない!! これを教えてくれる人はいるのだろうか………?」

 

此処まで言うと、ラウラは不安に駆られる。

 

『大丈夫だよ。君はもう一人じゃないんだ。だから、胸を張って堂々としていれば良いんだ。もし、それでも判らなかったら回りに居る人を頼れば良いじゃない。だって、頼る事は弱い事じゃないんだからさ!!』

 

「………ああ、そうだな。ところで、私に語りかけてくる貴様は誰だ?」

 

『今更だね………でも、今の君には判らないよ。だって………ううん。忘れて。でも、これだけは覚えていて。僕は君の味方だと言う事を。だから、僕は時が来るまで現れない。でも、君の事はいつまでも見守っているから…………だから、それまでね?』

 

「ま、待て!!」

 

『また今度ね………ラウラ』

 

そこでラウラの意識が無くなった。そして、目を開けるとそこには不安そうな顔をした一夏や箒、セシリア、鈴、シャルロットが居た。そして、後方にはキラ達が他の少年達となにやら話をしている最中であった。

 

「此処は………」

 

「此処はミネルバと言う戦艦の救護室らしいよ」

 

ラウラの呟きにシャルロットが答えた。

 

「そうか………私はどうなったのだ?」

 

『………………』

 

この質問に他の面々は答えられなかった。しかし、キラ達の方から一人の少年が出てくる。

 

「お前があの黒いISの操縦者か?」

 

「………ああ、そうだg!!?」

 

パシィィィィンッ!!

 

ラウラが答えた瞬間、少年のビンタがラウラの頬に炸裂する。

 

「な、何をするッ!!」

 

「お前は何がしたくてあの力を手に入れた!? 自分の保身の為か? 国の為か? 如何なんだ!! ラウラ・ボーデヴッヒ!!」

 

「………………………私は………」

 

この言葉にラウラは何も答えられなかった。

 

「貴様の事は既にIS学園に情報提供をしてもらっている最中だ。ついでに言うと、貴様が使っていた機体の事も現在調べている。まぁ、どうせ織斑一夏の姉の方が何かしら抗議をしてくるかも知れないが、んなもん知らんがな………俺が知りたいのは、貴様がこのISというもので何がしたかったのかと聞いている!! 如何なんだラウラ・ボーデヴッヒ!!」

 

「私は………私は教官の面汚しを許せなかった。だから、その元凶である織斑一夏を許せなかった。だから、この力で織斑教官をまたドイツで教官として戻ってきて欲しかった。私だけを見ていて欲しかった。でも、違った………あの人は私に語ってくれた。弟の大切さ。そして、何かを守るということは如何いう物かを。でも、私は………」

 

ラウラはそう言うと声を抑えて泣き出した。少年は反省も後悔もしていない表情であった。

 

「なら、今は如何なんだ?」

 

「………今は………許せないとか許せるとか如何でも良い。私は只単に独りになりたくなかったのかも知れない」

 

「それで良いじゃないか?」

 

「えっ?」

 

「お前は今、周りを見渡してみろ」

 

そう言われてラウラは回りを見た。そこには笑顔でラウラの事を見ている一夏達がいた。

 

「ボーデヴィッヒ、いや、ラウラ。俺は最初はお前の事を嫌いだった。でも、今は違う。もう俺の事は水に流そうぜ? それでさ………友達として付き合っていこうぜ、な?」

 

「一夏さんの言う通りですわ。今はいがみ合う時では無いですもの。此処は水に流してみては如何でしょうか?」

 

「そうだな。ボーデヴッヒ。一夏はいろんな意味で唐変朴だが、根っこからの言い奴なんだ。だから、水に流して貰えないだろうか?」

 

「そうね。私も賛成」

 

「うん、僕もかな」

 

一夏達はそう言ってラウラを受け入れた。此処まで暖かい物が知覚にあったと知ったラウラは今度は号泣して喜びの涙を流した。すると、ラクスがラウラの傍に行くとその弱弱しい体を抱いて泣き止むまでそうしていた。以前にも鈴にした時のようであった。

 

 

 

「嫌な役目を押し付けちゃったね。イザーク」

 

「フン。ホントだ。俺はこう言う事は苦手なんだ」

 

「イザーク。お前、本当は似合ってるぜ」

 

「そこに直れ!! ディアッカ!!」

 

「おうおう、怖い怖い」

 

イザークとディアッカは何時ものコントをしていた。

 

「あははは。何時もの感じだね」

 

「そうだな。懐かしいよ」

 

「ホントですね。でも、懐かしくて本来の目的を忘れてしまいそうになってしまいますがね?」

 

「うん、そうだね」

 

キラ達もそう言って懐かしそうな顔をしていたのであった。

 

 

 

一方、救護室ではラクス達が一夏とラウラの話を聞いていた。

 

「前の私は織斑一夏………お前を許せなかった」

 

「如何してだ?」

 

「お前は過去に誘拐された事があるだろう?」

 

『何だと!!?』

 

この言葉に箒達は驚きの声を上げた。

 

「まぁ、それはまた今度話すとして、そうだが? それがどうかしたのか?」

 

「その所為で教官はドイツ軍IS部隊の一年間の教導官として来られた。そして、私はその頃『未完成』や『落ち零れ』と言う烙印を押された。しかし、織斑教官が来られ、私はまた最強と言う名の座にまた座る事が出来た。その時、教官が日本に帰る事になった時、教官は何時もの教官としてではなく、一人の姉と言う顔をしていた。その時、私は憎くなった。教官にこんな顔をさせる男が………」

 

ラウラはそう言って少し黙る。

 

「俺は………」

 

一夏は話し始めた。

 

「俺も、あの頃は力が欲しいと思っていた。誘拐された時にそんな気持ちに駆られた。でも、今は力がある。この力で俺を誘拐した組織を破壊したいと何度も思っていた。いや、今でも思っている。でも、この力はその為に与えられた力じゃない。だから、俺はもっと強くなりたいと思っていた。だからさ………もっと俺達で協力して強くなろうぜ? な、ラウラ。それに皆」

 

『うん/ああ/はい/ええ』

 

一夏の言葉に箒、鈴、セシリア、シャルルは返事をする。

 

「私は、お前達に酷いことをしたのだぞ!!? それでも近くに居ても言いというのか!?」

 

「何を言ってるのだ?」

 

「なに?」

 

ラウラの叫びに箒が聞き直す。

 

「もう、その事は水に流そうではないか?」

 

「………」

 

この言葉にラウラはまた涙を流し始めた。この涙は嬉し涙であった。




誤字脱字、感想、指摘があればよろしくお願いします。
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