インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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はい、完成したので投稿します。


第五十四話

キラ達は未確認の機体達との戦闘に入った。

 

「君たちはどうしてこんなことをするんだ!!」

 

『お前達には関係無い事だ。いや、一応関係はあるな………』

 

「如何言う事だ?」

 

『我々はISと言う物で生きる場所も家族も全て奪われた!! そして、我々は委員会を壊しに行く』

 

アスランの質問に未確認のMSISの操縦者はそう答える。

 

「でも、それでもこう言うやり方は間違っている!!」

 

『黙れ!! 委員会の犬がっ!! 貴様らは判っていない。俺達はここまで生きて来るのにどれ程の犠牲を背負って生きているかを!!』

 

この言葉にキラ達は黙ってしまう。

 

「だからと言ってこう言うやり方は間違っている。それに、その力はこう言うやり方の為に使うものじゃないはずだ!!」

 

キラはそう言うと敵であるMSISの三機中、一機の四肢を吹き飛ばす。そして、アカツキに搭乗しているカガリがその操縦者ごと抱えてミネルバの方に引き返していくのであった。

 

『俺たちの仲間を如何するつもりだ………』

 

一機のMSISに搭乗する者から質問を受けたキラは答える。

 

「君達を保護する。委員会からは僕から言う。それにもしかしたらその機体ごと君達の物になるかもしれない」

 

『………』

 

この言葉に二機は止まってしまう。その瞬間である。二機のうち、一機がビーム砲により爆散してしまったのである。

 

「何処からの攻撃だ!!」

 

キラ達はそう言うと辺りを見渡す。そして、見つけてしまう。あの大量破壊兵器である………………デストロイを。

 

 

 

一方、ミネルバではミーティングルームにてモニターを見ていた一夏達がいた。どうして此処にいるかと言うと、ブリッジに来ても邪魔になるからでもあり、機密的なものが多くあるからである。

 

「キラ達………」

 

この戦いを見ていた一夏達は驚く事しかできなかった。今まで接していた物が崩れていく感覚に陥ってしまうような感じである。

 

「僕達は如何して此処まで身勝手なんだろうね………」

 

シャルルはそう言うと涙を流す。

 

「判らない………でも、私達がこの力を手に入れている頃から誰かが犠牲になっているという事を知らなさ過ぎる」

 

ラウラはそう言いながらモニターに食いついている。

 

「そうだな………俺達には何も出来ずに此処で見ている事しか出来ないのか………」

 

一夏も悔しさからか歯を噛み締める。

 

「一夏………」

 

箒は一夏のその横顔を見ながら名前を呟く。

 

「見て、敵が止まったよ」

 

「ホントだ………」

 

「良かった。これで終わるんd………」

 

シャルルはそこで言葉を止めてしまう。他の面々も今何が起きたのかが判らず、モニターを見つめる。そこには先程まで二機いた機体が、今では一機しかおらず、先程までいた機体は爆発を起こして消え去った。

 

「そ…そんな………」

 

「う、嘘だろ」

 

モニターに映し出されている物が信じられずにそう呟くしか出来ない一夏達。

 

「おい、あそこに何かがいるぞ」

 

ラウラが指摘した場所には黒い塊がキラ達のほうに向って来ていたのであった。

 

 

キラ達は既にデストロイとの戦闘に突入していた。

 

「まさか、いきなりのご登場とは思いもし無かったですね!!」

 

「シン、口を動かす暇があったら攻撃してデストロイを沈黙させるよ」

 

「判ってますよ、キラさん。でも、おかしくないですか?」

 

「どう言う事だ? シン」

 

シンの言葉にアスランは尋ねる。

 

「いや、どうして一機しか来ないのかな? って思いまして」

 

『はっ!!?』

 

シンの言葉にキラ達は戦慄を覚える。

 

「シン、ルナマリアは急いでミネルバに戻ってカガリと合流して。もしかしたら向こうに本隊がいるかも知れないから!!」

 

『了解!!』

 

キラの指示でシンとルナマリアは急いでミネルバの方に戻っていく。

 

「キラ、俺達でデストロイを墜とす事って初めてじゃないか?」

 

「そうだね、でも、僕達が力を合わせたら出来る事だよ?」

 

「それもそうだな………なら、行くぞ!!」

 

「うんっ!!」

 

そう言ってキラとアスランはデストロイに向って攻撃を開始したのであった。

 

 

 

 

一方、とある海域で航空要塞が一機、その左右斜め後方に飛行戦艦が二隻、海上を対潜航空母艦が二隻並んで航行し、左右に機動戦闘航空母艦が二隻、対潜航空母艦の後方に一隻の計三隻が航行、その周りに戦艦四隻が護衛している形の布陣をとって航行していた。

どれも、利根川重工が建造した艦であり、戦艦に関してはもう一つの重工、山本重工が関わって建造した艦になっている。(詳しくはこの前の話を読んでください)

 

「社長、そろそろ委員会の護衛艦と合流する海域です」

 

「そうか………正直、フォートレス級の一番機から三番機までが奪取された事に関しては結構なほど痛手ではあるが、他の艦が奪取されなかった事に関しては良かったと思う」

 

「そうですね………レーダーに反応!! このIFFは………委員会の物ではありません!!」

 

フォートレス級四番機『バラウール』に搭乗していた利根川時津風は驚く。

 

「如何言う事だ!! 今すぐに委員会に通信を繋げろ!!」

 

「了解!!………………………社長、ダメです。全ての通信が失われています。ですが、幸いな事に各艦との連絡は出来ます」

 

「………そうか………これより、第一戦闘配備に移行する。各艦は速やかに戦闘準備を行え!!」

 

『了解!!』

 

そう言うと全ての艦の武装が展開され、対潜航空母艦、機動戦闘航空母艦から雷嶽が上がっていく。そして、未確認の敵との戦闘が始められるのであった。




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