インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏   作:武御雷参型

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完成したので投稿します。
それと、バスターローエングリンは特別に提供してもらったので使用しています。


第五十九話

カガリ達はミネルバを連れデストロイからなる大隊部隊に攻撃を仕掛ける。しかし、ゲルズゲーが前方に立ちはだかり攻撃を無力化していた。

 

「代表、これでは埒が明きません!!」

 

「そんなことは判っている!! ミネルバ、タンホイザーは使えるか!!」

 

『はい、何時でもいけます』

 

カガリの言葉にアーサーは答える。

 

「なら、ミネルバは直ぐに攻撃を開始、全ての武装を使え!!」

 

『了解!!』

 

カガリが指示を出すとミネルバの全武装が放たれる。しかし、それでもゲルズゲーを五機破壊する事しか出来なかった。

 

「クソッ!! これでも無理なのか…………」

 

カガリはコンソールを叩く。

 

「代表!!」

 

シンがカガリを呼ぶ。

 

「どうかしたのか?」

 

カガリにはもう落ち込み答えるだけで億劫な声を出す。

 

「委員会からの増援艦が後方から来ます!!」

 

「で?」

 

シンの報告にもカガリはそう答えるしかなかった。何故なら既にデストロイやザムザザー、残りのゲルズゲーからの攻撃によりミネルバも被弾して行った為である。

それでもシンは諦めずにカガリに通信をつなげて言う。

 

「ですから、艦種が…………ミネルバ型なんですって!!」

 

「……………どう言う事だ?」

 

この報告にはカガリも反応した。以前に見た艦はまだ八割方しか完成していなかった筈である。それが此処に居る筈が無いと思っていた。

 

「ですが、艦名が出てるんです!! タケミカズチ級二番艦『ライカ』って」

 

「……………」

 

この報告にはカガリは黙ってしまう。しかし、気を確かにしてシンに尋ねる。

 

「目視では確認できるか!?」

 

「出来ます。もう間も無くで目視圏内………見えました!!」

 

シンが言う通り、目視で確認するとそれは委員会機密ドックで建造されていたライカであった。

 

「どう言う事だ? 完成にはまだまだと聞いていたが」

 

『こちらはIS委員会直属部隊FAITHヤマト隊旗艦タケミカズチ級二番艦ライカ、臨時艦長のナタル・バジルールです。お久しぶりです』

 

カガリは機体内でのモニターで元アークエンジェル級一番艦アークエンジェルの副官として働き、その後二番艦であるドミニオンの艦長をしていたナタルの姿が見えた。

 

「どう言う事だ? その艦はまだ完成するには時間が掛かると聞いていたが?」

 

『はい、実は篠ノ之束博士がこっちを最優先にした結果、予定よりも早くに就航することが可能になり、こうして此処にいます』

 

カガリの質問にナタルはそう答える。

 

「そうか………なら、ミネルバと共に攻撃を開始してくれ」

 

『了解です』

 

ナタルはそう言うとモニターから消える。そして、ライカから全ての武装が放たれていった。

この攻撃により、デストロイ以外の機体が全て消えた。

 

 

 

時間を遡り、ライカの艦橋ではナタルが指示を出していく。

 

「聞いたな。これからミネルバと共に攻撃を開始する。ローエングリン一番、二番起動!! バスターローエングリンも起動させろ。ゴットフリート、トリスタン一番、二番を起動。バリアント全基起動させろ!! すべてのミサイル発射管にウォンバット装填、同時に攻撃を開始する……………撃ェッ!!」

 

この瞬間、ライカに装備されている武装が火を噴いた。それらは前方でデストロイを守るように立ちはだかるザムザザーやゲルズゲーなどを呑み込んで逝き、爆散して逝った。

しかし、後方からきたムラサメ隊がデストロイに向けて攻撃を仕掛けていく。そのうちの一機のムラサメにはとある武装を搭載していた。

 

「何としてでもあのムラサメ隊を援護しろ!!」

 

ナタルはムラサメ隊が何をしようとしているのかを判っている為、そう指示を出していく。

そして、一機のムラサメがMAからMSに変形すると手にはあるものが装備されていた。

 

 

ムラサメ隊の隊長であるトシカズ・ババが指示を出す。

 

「良いか!! これより我々ムラサメ隊はあのデストロイのリフレクター発生器を破壊する。行くぞ!!」

 

『了解!!』

 

ババの指揮の元、五機のムラサメはMA状態のままデストロイに接近し、直ぐにMSに変形すると手にはビームライフルのような物が握られる。

 

「これで終わりだ!!」

 

ババはそう言うと引き金を引く。そして、そこから射出されたのはビームでも実弾でもなかった。レーザーが射出されそのレーザーはリフレクター内部に侵入し発生器を破壊していく。そこにアカツキ、デスティニー、インパルスが攻撃を仕掛けて行き、十機のデストロイが撃墜されて行ったのであった。

 

 

 

 

一方、利根川重工の艦隊は時津風艦隊司令自ら専用機であるプロトセイバー+11を駆ってビームライフルやプラズマ砲などで応戦し、ダガーやウィンダム、ワイルドダガーを破壊していく。

しかし、それでも一機対三十機の戦闘ではどこか隙を見せてしまい所々被弾箇所が見られていた。

 

「ええい!! 数が多すぎて手に負えない!!」

 

時津風はそう言いながらも攻撃をしていくが、後方から来ていた機体に気付くがその時既に遅く、ダガーがビームサーベルで時津風を貫く手前、上空からのビームによりダガーは爆散して逝った。

 

「何が…………」

 

時津風は上を見るとそこには漆黒の機体『ネブラブリッツ』がビームライフルを収容しているトリケロスを構えながら立っていた。

 

『これより援護に入ります!!』

 

そう言うとネブラブリッツは敵に攻撃をしていき、アストレイ隊や漆黒のシグーアサルト等の機体が一斉にロゴスのMSIS部隊との戦闘に入って行った。

 

「委員会の増援が来たんだ。俺達も負けてられないな………」

 

時津風はそう言うとプロトセイバーをMS形態からMA形態に変形しロゴス艦隊に向って行ったのであった。




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