インフィニット・ストラトス~英雄達此処に集う~番外編、コラボ偏 作:武御雷参型
翌日、キラ達は織斑先生に言われた教室へと向かっていく。その際に他の女子生徒達の視線を浴びていたが、カガリ、ラクス、ルナマリアの三人がそれぞれの彼氏に抱きついているので羨ましさの視線でしかなかった。
「ねぇ、アスラン。僕達六人は一緒の教室に集まったね」
キラは、隣にいるアスランに言った。
「そうだな。まぁ、強ち俺達の監視目的と織斑教諭の弟の「織斑一夏」の護衛のためでも在るだろうな」
アスランは納得しながら教室の中に入っていく。
そして、それぞれに用意された席に座る。すると、入り口から一人の女性?が入ってくる。
「はい、皆さん揃っていますねぇ。今からSHRを始めます。あっ、自己紹介しますね。この1年1組
の副担任の「山田真耶」です。皆さんこの一年間よろしくお願いしますね?」
山田先生はそう言うとニッコリと笑う。しかし、見た目からして『子供が無理して大人の格好をしましたよっ!!』的な感じである。
しかし、誰一人山田先生の言葉に返事をしなかった。理由は簡単だ。この教室内に男が五人?もいる為、他の女子生徒は緊張していた。
「じゃ、じゃあ、それぞれ自己紹介してもらいますね」
山田先生はそう言うとあ行の人から自己紹介をして行く。
先に当たったのはカガリである。
「カガリ・ユラ・アスハだ。男性服を着ているが、私は正真正銘の女だ。これからよろしく」
カガリはそう言うと、着席する。
「キャ………」
すると、周りの女子生徒達は・・・黄色い悲鳴を上げる。
「キャァァァァァァァ!!!」
これには、キラ達もビックリ仰天する。
「女の子なのに男子服………ジュルリ………」
「これでいけるはぁぁ!! 今回のコミケはこれで勝てる!!」
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「皆さん、まだ自己紹介が始まったばかりですので静かにしてください………」
山田先生は涙目で訴えた。すると、教室内は静かになる。
「つ、次の人、お願いします、グスッ………」
なんとも破壊力のある涙目効果で他の女子生徒達は赤い鼻水を流していた。
次は、シンである。
「シン・アスカです。これからよろしくお願いします」
シンはそう言うとぺこりと頭を下げた。
この後もわかると思うが、女子達は黄色い悲鳴を上げる。そして、山田先生の涙目攻撃で静まるをした。
「もう、いいです。早く終わらせてください。グスッ………」
山田先生の落ち込みようは物凄くなっていた。
「織斑君、織斑君!」
山田先生は目の前にいる男子生徒に声を掛けるが、無視されている為、大声で名前を呼んだ。
「織斑君!! 織斑君!!」
「は、はいっ!」
すると、織斑はビックリしたかのように返事をした。
「あ、あのね。お、大声をだしてごめんね、今、[あ]から始まっていま織斑君の[お]なんだ。だから、自己紹介してくれるかな?」
涙目の山田先生に織斑はオロオロする。
「判りましたから、泣かないでください」
織斑はそう言うと、席から立ち上がり後ろを振り向く。
「えーっと、織斑一夏です。これからよろしくお願いします……………以上ですっ!」
織斑はそう言うと、周りの女子生徒達はずっこけた。
すると、織斑の後ろには一人の女性が立った。そして、手に持った黒い物体で織斑の頭を叩いた。
「いっ………ゲェッ!? 張飛!!」
「誰が、三国志の大酒のみだ! 馬鹿者!」
一夏を叩いたのは、一夏の姉である「千冬」であった。
「あ、織斑先生。職員会議は終了されたんですね」
山田先生は涙目で織斑先生が教室に来てくれたことに感謝していた。
「ああ、済まなかったな、山田先生。SHRを押し付けてしまって」
織斑先生は済まなさそうに山田先生に謝る。
「い、いえ!! これも副担任の役目ですから………」
山田先生は、救世主様様といった感じになっていた。
「さて、私がこのクラスで担任になる織斑千冬だ。君達新入生を一年で使い物にしてやる。私の言うことは聞いて理解しろ。理解できなくても、とことん付き合ってやる。逆らっても良いが、私の言うことは必ず聞け」
なんとも、鬼軍曹のようなセリフを言う織斑先生。しかし、その後に帰ってくるのは、黄色い悲鳴だけである。
「キャァァァァァァァ!! 本物の千冬様よ!?」
「ずっとファンでした!!」
「私、千冬様に憧れてこの学園に来ました!! 兵庫県から」
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きゃいきゃいと騒ぐ女子生徒達。しかし、キラ達には織斑先生が鬱陶しい感じにしか見られなかった。現に、織斑先生は、頭に片手を置いているからである。
「……………毎年もまぁ、こんなにものバカが集まるとは。呆れるを通り越して、感心させられる。なにか? 私のクラスだけこんなにも集められているのだろうか?」
織斑先生は、そんな風に生徒達に聞こえる様に言った。しかし、これもまた、黄色い悲鳴に変えられる。
「キャァァァァ!! もっと叱って下さい!!」
「でも、時には優しく」
「そして、付け上がらない様に」
「躾をして下さいっ!!」
まぁ、なんというか………女子生徒達は元気一杯であった。
「で、お前は、碌に挨拶も出来ないのか?」
織斑先生は弟である一夏にそう言った。
「いやっ、千冬姉。俺は………」
しかし、一夏は言い訳をしようとしたが、織斑先生の持つ黒い物体で殴られる。
「此処では織斑先生と言え!!」
「はい、織斑先生………」
一夏は即効撃沈された。
まぁ、また周りの女子生徒達が騒ぎ始めるのは……………省略する。
「さて、早く済ませろ。直ぐに授業に入るからな」
織斑先生の指導の下、自己紹介はスムーズに進んでいく。
次に自己紹介をするのはラクスである。
「ラクス・クラインです。皆さんこれから一年間、よろしくお願いしますわ」
おっとりとしたラクスに、クラス中は穏やかな風が吹く。
次は、アスランである。
「アスラン・ザラだ。一年間よろしく頼む」
そして、次にルナマリア。
「ルナマリア・ホーク。先に言って置くけど、シン・アスカとは恋人関係なんで取らないでね?」
黒いオーラを出しながら言うルナマリアに、クラス中は押し黙った。
最後はキラだ。
「キラ・ヤマトです。これからよろしくお願いします」
キラに至っては、黄色い悲鳴は上がらなかった。なぜなら、ラクスの出す威圧が凄かったからである。
「さ、さて、自己紹介済んだ所で授業を始める」
そして、織斑先生による講義が始まっていく。しかし、冷や汗をかきながらであるが………。
久々の投稿です。次回の更新は何時になるかは・・・・・未定です。
誤字脱字、感想、指摘がありましたら待っています。