とある人形が見た幻想   作:血濡れの人形

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サブストーリー(秋の部)
第十四話(秋の章1)


「さてと、なんか採取でもするかな?」

 

秋になってからというもの、何もないのでひましていたドール。

 

「ふむ、皆も誘うかな?」

 

「おや?なんのはなしでございましょうか?」

 

「ん?あぁ、少し栗拾いとか行こうかと思ってさ」

 

「栗拾いですか?」

 

「あぁ、みんなをさそってな」

 

「さようですか、それでは、したくをしてまいります」

 

「あぁ、さてと、どうするかな?」

 

「お~い」

 

「ん?あぁ、リクにシュヴィじゃないか、いや、栗拾いしようかなと」

 

「栗?」

 

「あぁ、焼いたりするとうまいんだよ」

 

「焼くのか・・・」

 

「あぁ、そんで、一緒に行くか?」

 

「いいのか?そんじゃ、お言葉に甘えて」

 

「準備だけはよろしくな」

 

「あぁ、そんじゃ、またあとでな、いくぞ、シュヴィ」

 

「わかった」

 

「さてと、あとは、そうだな・・・」

 

~紅魔館~

 

「お~い、あっき~」

 

トントン

 

「ん?」

 

後ろを向くとそこには、

 

「ばぁ!」

 

「うおっ」

 

「あはは、おどろいた?」

 

「あぁ、いや、まったくきずかなかったよ、フラン」

 

「あはは、は~、それで、なにかようがあったの?」

 

「いや、皆で栗拾いでもしようかなと思ってな」

 

「へえ、それはおもしろそうだな」

 

「ようあっき、そうだろ?みんなに伝えといてくれよ」

 

「あぁ、わかったよ」

 

「そんじゃ」

 

「あぁ、またあとでな」

 

~魔理沙の家前~

 

「お~い、りょうか~」

 

「なによ」

 

「この後みんなで栗拾いしようと思ってんだけど、いくか?」

 

「えぇ、わかったわ」

 

「そんじゃ、準備しといてくれよ」

 

「はいはい、それじゃ、博麗神社に集合ね?」

 

「あぁ」

 

~博麗神社~

 

「さてと、これで全員かな?」

 

「そうだぜ」

 

「そんじゃ、いくかな」

 

~森の中~

 

「ん?あれは・・・」

 

「どうしたの?」

 

「いや、あれは、女の子かな?」

 

「どれよ」

 

「ほらあれ」

 

ドールが指さす方には、白い服を着た少女がいた。

 

「あれは、しろまさんではないですか?」

 

「え?なんでこんなところで倒れてんの?」

 

「さぁ」

 

「まあいいか、とりあえずおこしにいこうぜ」

 

「そうですね」

 

「ふわぁ~」

 

「あれ?もしかして寝てただけ?」

 

「そんなまさか・・・」

 

「いや、いまあくびしてたろ」

 

「ほんとうですか?」

 

「あぁ」

 

「それじゃあ、なんでこんなところで倒れてたのかを聞かないとですね」

 

「そうだな、お~い、しろまー」

 

「あっ!ドールだー」

 

~移動中~

 

「それで、なんであんなところに倒れてたんだ?」

 

「いやぁ、ここら辺の森で遊んでたら眠くなっちゃって、そのまんま」

 

「あれ?妖怪はどうしたの?」

 

「ようかい?そんなのでなかったよ?」

 

「は?」

 

「だから、でなかったって」

 

「博麗神社から結構離れてるのになんでだろう・・・」

 

「博麗神社?」

 

「ん?あぁ、いまおれが世話になっている神社だよ」

 

「ふ~ん」

 

「おい、ドールだれだ?その子は」

 

「ん?あぁ、リク、こいつはしろまっていうんだよ」

 

「ふむ?それで?二人は知り合いなのか?」

 

「あぁ、一応な」

 

「む~、元仲間でしょ」

 

「あはは、まぁ、気にしたら負けだと思ってくれ」

 

「あ、あぁ」

 

「そんじゃ、栗拾い再開しますか」

 

「そうだな」

 

「私もつれてけ~」

 

「はいはい」

 

~五時間後~

 

「いやぁ、たくさんとれたな」

 

「そうね」

 

「キノコも大量だぜ!」

 

「そんじゃ、このくらいでもういいかな?」

 

「そうだな」

 

「さすがに重い・・・」

 

「そんじゃ、このあと栗パーティーでも開くかな」

 

「おお!」

 

「やったぜ!」

 

「キノコも少し使おうかな・・・」

 

「たのしみね」

 

「さてと、それじゃ、ここでいったん解散な」

 

「は~い」

 

「わかったわ」

 

「了解よ」

 

「たのしみだぜ!」

 

「それじゃあね~」

 

~博麗神社キッチン~

 

「さてと、栗は・・・焼くのとご飯に混ぜ込むかな?」

 

「キノコはどうするの?」

 

「炊き込みご飯にしようかと」

 

「なるほどね」

 

「さてと、それじゃあ、霊夢さんはあちらにいっててください」

 

「なんでよ」

 

「メニューがすべてわかってしまったらつまらないでしょう?」

 

「・・・それもそうね」

 

「そういうことなので」

 

「はぁ、わかったわよ」

 

「それではまた」

 

~霊夢移動後~

 

「さてと、栗と卵、小麦粉と水、白米とキノコ、熊とイノシシの肉と牛乳、野菜が少々か」

 

野菜の方は畑からとってきたものである。

 

「まずは白米からですね」

 

白米を洗って、量を半分にわける。

 

「こっちには栗、こっちにはキノコを入れましょう」

 

そういって、片方には栗を、もう片方にはキノコを入れて炊き始める。

 

「あとは、あっ」

 

何か思いついたのか、ポーチの中をあさる。

 

「あったあった」

 

そういって、小型のビンを取り出した。

 

「これで食後の方は大丈夫そうですね」

 

中身は茶葉のようだ。

 

「あとは、野菜と肉を焼いて・・・」

 

ガタリ

 

どこからかフライパンを取り出す。

 

ジュー

 

「あとはさらに盛り付けて」

 

そういって、皿を取り出して盛り付ける。

 

「これでオッケイかな?・・・あとは」

 

鍋をとりだしたかと思うと、

 

「だしは何を使うかな?」

 

ポーチの中をあさり始める。

 

「これでいっか」

 

昆布と魚を取り出す。

 

 

「これを中に入れてだしを取れば」

 

~だし取り中~

 

「さてと、だしを取ってる間に生地を作っちゃいましょうかね」

 

そういって、卵と小麦粉、水を取り出す。

 

「いやぁ、ケーキの生地なんで作るの久しぶりだな~」

 

そう言いながらも生地を作っていく、

 

「こんなもんでいいかな?」

 

十分後には生地がちゃんとにできていた。

 

「おっと、そろそろだしが取れてるかな?」

 

おたまで小皿にだしを少し入れる。

 

「うん、こんなもんで良いだろ」

 

そういって、その中に熊肉と長ネギ、人参などを入れる。

 

「あとは・・・」

 

先ほど作った生地に、モンブランに使うようなクリームを乗せる。

 

「栗を乗せて・・・」

 

その作業を何回もくり返す。

 

「こんなもんかな?」

 

そこには、かなり充実した食料が並んでいた。

 

「おっ?もう時間だね」

 

外から話し声が聞こえるので、もう数人来てるのだろう。

 

「それじゃ、運びますかね」

 

能力を使い、料理を運ぶ。

 

~博麗神社~

 

「料理できましたよ~」

 

「まってたぜ!」

 

「お酒もありますよ~」

 

「酒!?」

 

「えぇ、いい感じに冷えてると思いますけど」

 

そういって、酒瓶を取り出す。

 

パシッ

 

「ん?」

 

「確かにひんやりしてるわね」

 

「あぁ、ひえひえだぜ」

 

「それと、レミリアさんたちにはワインもありますけど飲みますか?」

 

ワイングラスとワインのビンを持っていうドール、

 

「えぇ、いただこうかしら」

 

それにたいして、肯定するレミリア、

 

コトリ

 

ワイングラスを置いて注ぎ始めるドール、

 

「どうぞ」

 

「ありがとう」

 

「それではここで」

 

「えぇ」

 

そういって、霊夢たちの方に移動していった。

 

~移動後~

 

「これは私のものよ!」

 

「そんなのずるいぜ!」

 

「霊夢さ~ん」

 

「なによ」

 

「さすがに一人で飲むのはだめですよ?」

 

「なんですって?」

 

「だって」

 

「だって、なによ」

 

「そのお酒のおつまみは僕が持ってるんですもん」

 

「なんですって!?」

 

「あ~あ、このおつまみがある方がそのお酒もおいしくなるのにな~」

 

「それ、よこしなさいよ」

 

「二人で飲むならいいですよ?」

 

「うっ、しょうがないわね」

 

「それでは、これをどうぞ」

 

そういって、皿を取り出したドール。

 

「これは?」

 

「ビーフジャーキーと呼ばれるものです」

 

「ビーフジャーキー?」

 

「はい、それをつまみながら飲むとおいしいですよ」

 

「へぇ、それじゃ、試してみるわね」

 

「それではここで」

 

「ありがとうだぜ!」

 

「確かにおいしいわね」

 

「私の分も残しておくんだぜ!」

 

タッタッタ

 

「ドールー」

 

「ん?なんでしろまか」

 

「なんだじゃないよ」

 

「それで?どうしたんだよ」

 

「みんな向こうで集まってワイワイやってるし、ドールもいこー」

 

「はいはい」

 

~移動中~

 

「ん?ドールじゃないか、いままででどこいたんだよ」

 

「みんなと話してただけだよ」

 

「そうか、っと、そんな事より飲もうぜ」

 

「そうだな」

 

「あれ?何よドール、いたなら声かけてくれたっていいじゃない」

 

「おっと、そいつはすまんな、何せ今来たばかりなもんで」

 

「そう・・・」

 

「ん?そういえばなんか、りょうか顔赤くないか?」

 

「そういえばそうだな、どうした?」

 

コトリ

 

「ん?なになに?なっ」

 

「どうしたんだ?」

 

「これみてみろ」

 

そういって、瓶のラベルを見せる。

 

「なになに?鬼殺しっておいこれ丸々一本飲んだのか!?」

 

「そうみたいだ・・・なんせ、かなり軽い」

 

「はぁ、なるほどな、酔ったわけか」

 

「そんなことは無いわよ」

 

「えぇ」

 

「どうする?」

 

「しょうがないし・・・寝かすしかないんじゃないか?」

 

「そうだな、『スリプル』」

 

「むっ、なんでそんなのか、け、る」

 

スー

 

「よし!どうやら寝たようだな」

 

「そうみたいだね」

 

「そんじゃ、俺はもう少し飲むかな」

 

「運んでくるよ」

 

「あぁ、お願いするよ」

 

~博麗神社の一室~

 

「ここでいいかな?」

 

そういって、りょうかをそのばに寝かす。

 

「それじゃ、俺も飲みに戻るかな」

 

~博麗神社~

 

「さてと、一緒に飲もうぜ」

 

「そうだな、とりあえずあまりものでいいか」

 

そういって、近くにあった酒とつまみを何個かとった。

 

「そんじゃ、乾杯!」

 

それぞれ、酒とつまみを口に運ぶ。

 

「あれ?こんなに量すくなかったっけ?」

 

周りを見ると、空になった酒のビンや、鍋などが散乱している。

 

「なるほどね・・・どうりで少ないわけだ」

 

「うわぁ、どうしたらこんなことになるんだよ」

 

「とりあえずかたずけるかな」

 

「そうだな」

 

~清掃作業中~

 

「こんなもんでいいかな」

 

「そうだな」

 

「そうだ、もしよかったらモンブラン食べていくか?」

 

「モンブラン・・・だと?」

 

「紅茶もセットでついてくぞ」

 

「そうだな・・・それじゃお言葉に甘えて」

 

「少し待ってろ」

 

~移動中~

 

「霊夢さんたち~」

 

「なによ」

 

「なんだぜ?」

 

「ケーキがあちらにあるので、よければどうぞ」

 

「そう、ありがとうね」

 

「いただいとくぜ!」

 

「それでは」

 

~移動中~

 

「レミリアさん」

 

「あら?なにかしら?」

 

「向こうにモンブランと紅茶をありますので、よければどうぞ」

 

「あら、それじゃあ、いただこうかしら」

 

「それではこれで」

 

「ド~ル~」

 

「うおっ」

 

「一緒にいこー」

 

「えぇ」

 

「ダメ?」

 

「はぁ、しょうがないな~」

 

「やったー」

 

「それでは僕はここで」

 

「えぇ」

 

~移動中~

 

「おや?もう全員あつまってるかな?」

 

「そうみたいね」

 

「そうだね~」

 

ふむ、どうやら後ろからついてきたようだ。

 

「それじゃ、デザートを食べますか」

 

そこには、人数分のモンブランが並んでいた。

 

パシパシパシッ

 

「全員取ったかな?それじゃあ」

 

「「「「いただきまーす」」」」

 

「うまいな」

 

「そうだな、初めて作った割には意外といけるな」

 

「え?そうなの」

 

「あ、うん」

 

「それでこのおいしさですか・・・」

 

「前いたところでは料理人もやってたしね」

 

「なるほど・・・それなら先ほどのなべなどのおいしさも納得です」

 

「そんなにおいしかったですか?」

 

「えぇ」

 

「それならよかったです」

 

そんな話をしていると、

 

「っ!?」

 

「おい、なんだこの気配は」

 

「この気配…前にも感じたことがある、いや、あったことがあるやつに似てるな」

 

「それは、敵としての事ですか?」

 

「あぁ、お前らと別れた後におそらく一番かかわってるんじゃないかと思えるくらいにはな」

 

「そこまで、ですか」

 

「あぁ、ゴブリンと同じくらいの感覚だよ」

 

「たしかに、一番合いましたね」

 

「おいおい、その言い方はひどいじゃないか」

 

「っ!?」

 

「いつのまに!?」

 

「やっぱりお前か、アシエン」

 

「ひさしぶりだなぁ、光の加護を受けしものよ」

 

「あぁ、でも、出来ればもう会いたくなかったな」

 

「そうか、そいつは残念だ、最高のプレゼントも用意したのにな」

 

「何言ってやがる」

 

「そろそろ来るはずだぜ?」

 

「なにをいってrっ!?」

 

「おい!どうした」

 

「ドール!?しっかりしなさい」

 

ドサッ

 

~回想~

 

「ははは、やっと、やっと終わった」

 

「やめろ、それ以上やっちゃだめだ、ドーr」

 

「少し静かにしてろ、アルフィノ」

 

ドスッ

 

「あはは、これで俺を邪魔する奴はもういない」

 

そういって、剣を抜く何者かは、足元にあった何かを、

 

ブスリ

 

刺した。

 

~回想終了~

 

いきなりドールの周りが紅い霧のような物に囲まれる。

 

「あはっ、あはははは」

 

「おいっ!大丈夫か!?」

 

「あはははははは」

 

(なに!?ドールの周りのふいんきが変わった!?)

 

「これはっ」

 

「あなた、アシエンとか言ったわね?」

 

「だとしたら、なんだというのだ?」

 

「ドールに何をしたのかしら」

 

「なに、少し過去を見てもらっただけだよ」

 

「過去?」

 

「あぁ、そいつは一定の条件がそろうと過去を見ることができるんだよ」

 

「おい、アシエン」

 

「ん?なんだよ」

 

「これからが面白いんだから少し遊ぼうぜ?」

 

そういって、ドールは手の上に丸い球を作る。

 

「俺の世界でさぁ」

 

その球を握りつぶした。

 

「何言ってるの?」

 

そうこうしてるうちに、周りの風景が変わり始めた。

 

「ここは!?」

 

「あぁ、お前らと会ったところだよ」

 

「やっぱりか」

 

周りは一面木、木、木、

 

「こんなステージもいいだろ?」

 

「あぁ、おもしろそうじゃないか」

 

「さぁ、始めようぜ」




どうだったでしょうか・・・次回は戦闘編です。

アルフィノは主人公の能力の覚醒に必要なので、勝手に作らせていただきました。
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