「う~、寒いなぁ」
「そうね」
「でもここは暖かいしなぁ」
「そうよねぇ」
ついでに、今いるところは博麗神社の中にあるこたつである。
「ん?」
「どうしたのよ」
「いえ、なぜかふぶいてきたなと思って」
「本当に?」
「はい、それに、なにかいるきg『ウォーン』!?」
「なによ、いまの声は」
「・・・霊夢さん」
「どうかしたの?」
「絶対に外に出ないでください」
「さっきの声は気になるけど、さすがに出ようとは思わないわよ」
「それならよかったです」
そういって、ドールは立ち上がる。
「どこにいくの?」
「秘密です」
そうして、玄関の方に向かっていくと、
ガラガラッ
ドアを開けたような音がした。
~博麗神社外~
「さてと、あっちの方か?」
そうして、妖怪の山の方を向いて、
「そんじゃ、行くかな」
空を飛んで空に消えて行った。
~妖怪の山近くの森~
「あれか・・・」
そこには、巨大なオオカミがいた。
ドサッ
地上に降りるドールに、
『グルルルル』
「フェンリルか・・・」
『ウォーン』
ガサガサ
「!?」
フェンリルが遠吠えをしたと思うと、周りから人間が出てくる。
「ちっ、お前らもいたのかよ」
「そういってくれるな、光の戦士、いや、ブラッティ」
ふいに、女性の声が聞こえる。
「その声は・・・イゼルか?」
「あぁ、そうなのだが、どうかしたのか?」
「いや、たしか魔大陸に行くときに死んでいたはずなのに、それが目の前にいるんだからな」
「なるほどな、それに関しては納得だ」
「それで?なんでこんなところにいるんだ?」
「それなのだが、私にもわからないんだ」
『・・・』
「そのまえに、アイツをかたずけるか」
「そうだな・・・それでは、久しぶりの共闘と行こうか」
「そんじゃ、おれが前に行く」
「そうしてくれると助かる、さすがに前に出るのだけはきついからな」
「そんじゃ、いくぞ?」
「わかった!」
そうして、二人は走り出し、
「挑発!か~ら~の~、フラッシュ!」
『ガウッ!』
ドールの声の後、それに反応したようにフェンリルがドールに向かってくる。
「四大妖精『ウンディーネ』」
次の瞬間、膨大な量の水がフェンリルの周りを囲む。
「シヴァ、いや、私が作りだした私の理想よ!いまこそ、私に真なる力を!」
さらに、イゼルがシヴァになり、
「風よ、光よ、その全てを凍てつかせ、
世界に静寂をもたらせ!
砕け散れ!ダイヤモンドダスト!」
その水をかたまらせる。
「さてと、あとは・・・・」
「どうするのだ?」
と、いつの間にか元の姿になっていたイゼルが聞いてきたので、
「マグマに突っ込もう!」
「なんだと!?」
「そんじゃ、行ってくるわ」
「あ、あぁ」
~妖怪の山山頂~
「ここでいいかな?」
そういって、その場にフェンリル(凍っている)を落とす。
ヒュー
「さてと、もう帰るかな」
~妖怪の山近くの森~
「イゼル~」
「おや?もう終わったのか?」
「あぁ、突っ込んできたから問題ないよ」
「そうか、それならこれでもう私は行くよ」
「そうだ!」
「どうしたんだ?」
「せっかくなんだし拠点は必要だろ?」
「あぁ、だが、それがどうかしたのか?」
「いい隠れ家を作ってやるよ」
「本当か!?それは助かる」
「これもつけとくか」
「それは・・・石か?」
「あぁ、これをどうぞ」
『クポ!?』
「これは・・・モーグリ族か!?」
「あぁ、それを連れてっていいよ」
「本当か!?」
「あぁ、それじゃ、何か要望はあるか?」
「こほん、それじゃあ、地下室のような感じで頼む」
「わかった、そんじゃ、ここに作るんでいいか?」
「あぁ」
「少し待っててくれ」
~十分後~
「できたぞ」
「早いな」
「とりあえずはこんなもんで良いだろ?」
「少し見てくる」
そういって、イゼルは梯子から降りて行った。
~数分後~
「ドール・・・少し聞いていいか?」
「ん?どうしたんだ?」
「あんな広い物を、どうやってあんな短時間で作ったんだ?」
「それは・・・・教えないみょ~ん」
「はぁ、まぁ、なんとなくそう答える気はしてたんだ」
「それじゃ、俺はもう戻るからな?」
「あぁ、またな」
~博麗神社~
「ただいまです~」
「あら、お帰りなさい」
「いやぁ、案外弱いやつでした」
「そう・・・何と戦ってたの?」
「フェンリルですよ?」
「・・・はい?」
「もう持ってるんでいらないんですけどね」
「持ってるって・・・・」
「でも、さすがに眠くなりましたね」
「そ、そう」
「それでは、僕は寝てきますね~」
「え、えぇ」
~ドール移動後~
「ドール・・・なんてもの持ってるのよ」
「そうね・・・さすがにこれは危険かもしれないわね」
「あら紫、生きてたのね」
「さすがにあの時はもうだめかと思ったけどね」
「あ、あはは」
「笑い事じゃないわよ!危うく死にかけたんだから!」
「世界と共に存在を消されなかっただけましじゃないかしら?」
「うっ」
「さてと、それじゃあ私はもう寝るわね」
「えぇ・・・」
そうして、二人はわかれた・・・・が
「あの」
「!?」
「あなたはいったい?」
「私?私は・・・」
(どうしましょうか・・・)
「霊夢の知り合いよ」
「なるほど!それでさっきから話してたんですね、紫さん」
「なっ」
(聞かれてた!?)
「ばっちり聞こえてましたよ?」
「・・・あなたは心を読むことまでできるのかしら?」
「そんなことはありませんよ?」
「そう・・・あなたにできそうなことは無いと思うくらいだけど」
「できることしかできないですって」
「・・・正論なのがまた」
「それでは、僕はまた寝てきますね」
「えぇ、それじゃあね」
「あぁ、それと」
「なにかしら?」
「僕は死んでも死にませんよ?」
「!?」
「それでは」
そうして、そこにいたメンバーは解散したのだった。
イゼルさんを呼びました(これから出すとは言っていない!)