第十九話(カットォ!)
ドール達は、こたつに入りながら、
「冬ですね」
「そうね」
これは、春になる一週間ほど前の会話、今は・・・
「なんでまだ冬なのかしら・・・」
「異変と考えた方かそれっぽいですよね」
「なんで、一番動きたくなくなる季節で止めるかなぁ」
「しょうがないんで解決してきます」
そう言って、ドールは立ち上がり、
それにつられるように、霊夢はドールの後ろをついていった。
~そんな話をしている頃・博麗神社上空~
「冬・・・いつになったら終わるんだ?」
「さぁねぇ?」
「まぁ、いまはこれでいいか」
「えぇ、もう動かしとこうよう」
「そうだな、召喚には時間がかかる、それなら、それでいいだろう」
そうして、二人は消えて行った。
~博麗神社~
ドールと霊夢が外に出て、霊夢は少し進んだところで止まり、
「それじゃ、行ってきますね」
と言ったドールにたいし、
「えぇ、いってらっしゃい」
と、行ったのだった。
そうして、ドールは外に出て行った。
~博麗神社・外~
「はじめてだけど、出来るかなぁ」
そうして、つなぐ程度の能力を使う。
~???~
「あっ、いけるんだって、え?」
「ここはどこかしら?」
「あれ?らんしゃまは?」
「ここはいったい?」
「ここはどこ?」
「あれ?さっきまで私たちって」
「どうしたの?お姉ちゃん」
「何かふいんきが違うような」
「幽々子様・・・これはいったい?」
「どういうことかしらねぇ」
ドールは、周りをみて一言、
「増えすぎてるけど、誰だこの人たち」
「そういうあなたこそ、誰なのかしら?」
「おっと、これは失礼、ブラッディドールと言います」
「「「「その名前どこかで」」」」
「みんな同じこと言うんですね・・・息ぴったり」
「そう、あなたが紫の言っていた」
「へぇ?紫さんの名前が出てくるってことは、何か関係があるんですか?」
(この人だけなんかふいんきがちがう)
「古くからの知り合いってだけよ?」
「まあいいです、そんな事よりも、はやく春返してもらえますか?」
「いやよ」
「えぇ~」
「でも、ちょうど私も退屈してたところなの、
暇潰しに付き合ってくれるなら、考えなくもないわ」
「弾幕ごっこですか・・・」
「えぇ」
「残機は二、スペカの制限は無し」
「分かったわ」
「偽装『天撃 20000%』」
ズガシュ
その音に反応して、後ろを振り返ると、今まで自分がいたのかさえ分からない残骸が・・・
「あ、あらあら、さすがにこれはきつそうね」
「それは、やりましょうか」
にこっとしながらいうと、
「なんだか怖いはね」
「ひどい・・・」
「こっちからも行くw「曲『ある幻想行進曲』」へっ?」
ピチューン
「フフフフ、これで一つ目」
「いつの間に!?」
「絶望『ダークテンペスト』」
ピチューン
「どういう原理よぅ」
「フフフ、企業秘密だ」
「うぅ、西行妖を満開にしたかっただけなのに」
「あの木の事か?」
「えぇ」
「あの木、深い死の気配的なあれを感じるんだが」
「すごいわね、あの木を見ても問題ないなんて」
「なにがですか?」
「あれをみると、ほとんどの人はそこで死んでしまうのよ」
(あら?何か今違和感が)
「それじゃあ、俺と似てるからが正解なのかもな」
「え?」
「俺は、俺を作った製作者は、俺が殺した人間は、俺や世界を憎み、呪い、祟り、怒り、そんな感情からできている」
「そうなの?」
「あぁ、結果的に、即死しなくなり、死んでも甦る、そんな体になったけどな」
「でも、体は老いていくんじゃないかしら?」
「俺は、人形に着いた付喪神みたいなもんだ、ついでに言うなら、呪詛とかのせいなのか、この体は…」
「一切老化しないのね」
「そういうことだ」
ゴゴゴゴゴゴゴ
「なんか地面が揺れて・・・」
『グォォォーッ』
「今の声は!?」
「蛮神・・・」
今回はここまで、
さぁ、オリ異変の開始です。