「初め!」
その一言を合図に、フランはリッパーに突撃、それを見たリッパーは横に移動してから霧になった。
「むぅ」
すると、背後にリッパーが現れ、刀を使って斬りかかる、が、
「そこだ!」
それをよんでいたかのように、刀の側面を蹴り、当たった場所から、なにかに切断されたように綺麗に折れる。
「え?」
だが、リッパーはそれを妖力で即座に修復、
ガキン
「うそ、斬れない!?」
フランはそれに反応して、レーヴァテインを出して斬ろうとするが、
とっさの行動のためか、うまく力が入らないで、ギリギリ太刀筋をそらすのが精一杯だった。
「でも、これなら、禁忌『フォーオブアカインド』」
フランはフォーオブアカインドを使い、四人に分裂したあと、四方向から同時に斬りかかる。が、
「このくらいなら」
そう言って、リッパーは正面にいたフランの剣をそらし、そのまま背後にまわって斬りつけた。
ザシュ
「うっ」
フランが斬られ、フォーオブアカインドの効果がなくなると、少年が、
「そこまで!今回の勝負はリッパーさんの勝ち!」
と、リッパーの勝ちを知らせた。
「うぅ、負けちゃった」
フランがしょんぼりと言うと、ドール(ルナティック)が駆け寄って、
「背中の傷を見せろ」
と、心配そうにいう。
「わかった・・・」
そう言って、ドール(ルナティック)が薬を取りだし、
「これは、ふむ、これならすぐに直せそうだな」
と言って、傷口に薬を塗る。
「しかし、これだったら戦っても問題なさそうだな」
「え?」
「よっしゃ、リッパー、俺とも戦おうぜ?」
「ちょ、なにいってんのよドール!」
いきなりそんなことをいったドール(ブラッディ)にたいして、霊夢がつっこむ。
「だって面白そうだし」
「いいよ?」
「やったぜ!」
そう言って、ドール(ブラッディ)は小さくガッツポーズをした。
「そんじゃあ、ルールはさっきと同じで、二人とも能力の使用は可能、それじゃあ、初め!」
「エクスカリバー!」
開始と同時にドールは剣(エクスカリバー)をもち、リッパーに突撃する。
「その程度?」
だが、それに対してリッパーは、刀を妖力で作り、そのまま防ごうとする。が、
「血よ、我が剣に宿り、全てを斬る血からを与えよ!」
リッパーは、刀で防ごうとするが、
「なっ!?」
スパンッ
という音とともに、刀が折れ、
「風の力、我が剣に宿れ!」
追撃には、鎌鼬のようなものが発生し、そのままリッパーの方に飛んでいく、が、リッパーは霧になり、回避する。
「血よ、霧を包む箱を造り出せ!」
すると、霧を包むように赤い箱が発生する。
「ムギュ!」
箱の中から声が聞こえる。
「別に降参しても良いのですよ?」
「・・・わかった、降参!」
「よし、それじゃあ、血よ、我が服にもどれ」
ドロリ
という音とともに、赤い箱が形をなくし、ドールのほうに戻っていった。
「それでは、今回はドールの勝ち!」
「今回のコラボは終わりです、リッパーさん、ありがとうございました。それでは、作者である程度の能力」
と、少年が本に書き込む。
「それではこれで」
すると、リッパーの体が段々と薄まっていく。
「え?え?」
「どういうことだ?」
「コラボはこれで終わりです!そして、今回はここまで!ネタ的な意味で」
・・・・・・
ちょ、メタ発言やめて!血濡れの人形さん!
「実際ネタないからいいだろ?」
地の文に突っ込むな!
「なにいってんだ?」
「気にしたら敗けだよ?」
「そ、そうか」
そうして、少年の正体が作者だとわかったところで、そのままその日は終わったのだった。
首吊り道化師様、コラボありがとうございました。