白き女神
~博麗神社~
「霊夢、予定日は今日だったが、準備は出来てるか?」
と、ドールは霊夢の着替えてる部屋に向けて話しかける。
「もちろん、なんの問題もないわ」
そう言って、霊夢が出てくる。
「そうか、なら、何人か異世界から拉致していこうか」
そう言って、ドールは能力を使い、妖怪の山付近にしょうかんする。
「それじゃあ、去り際の異変を開始しようか!」
それと同時に、博麗神社を中心にして、大量の魔物が呼び出される。
「そうだな、手始めに村に行ってきてくれ」
ドールがそう言うと、魔物は理解したのか、村の方へ進軍する。
「さて、まずは異変宣言でもする?」
と、霊夢が聞いてきたので、
「当たり前だろ?」
そう言って、ドールはニヤリと笑みを浮かべるのだった。
~博麗神社 上空~
ドールは、博麗神社の上空で、霊力と妖力を同時に解放し、大声で、
「さぁ、異変の始まりだ!解決したくば俺たちのもとへこいっ!でなければ魔物は止まりはせぬぞ!」
と、いったあと、そのまま動きを止めたのだった。
~宣言から二分後の紅魔館~
「ドール、宣言はきいたな?あぁ、それじゃあ、例の場所で「何処へ行く気かしら?」レミリアお嬢様・・・」
『どうしたんだ?』
「こっちの話だ、先にいっててくれ」
そう言って、あっきは通信を切る。
「邪魔すると言うことですか?レミリアお嬢様」
「そうね、どうやら今回の異変に関わってるみたいだし」
「そうですか・・・なら、容赦はしませんよ?」
と言って、あっきは魔力を解放する。
バキバキ、メキャ
そんな音とともに、床の一部が崩れる。
「リミッター解除、制限解除、さて、行きますよ?」
そう言って、あっきは呪文を唱え始める。
「させるか!」
それにたいして、レミリアはスピア・ザ・グングニルを使い、あっきの動きを止めようとする。
「遅いです、『フレア』」
その音とともに、紅魔館の半分が消し飛ぶ。
「さて、私も合流しに・・・!?」
あっきが去っていこうとすると、後ろからナイフとグングニルが飛んでくる。
「あっぶなっ!って、やばい、帽子が!」
あっきはナイフとグングニルをギリギリでかわすが、帽子が壊れてしまった。
「まさか、あなたの素顔がそんなだったなんてね」
「そんな、まさか」
咲夜が最後まで言い切る前に、あっきは呪文を唱え、範囲攻撃を多重に唱える。
「「キャッ」」
そんな悲鳴とともに、レミリア達は気絶する。
「まったく、折角のオーダーメイド品に何てことしてくれるのよ」
そう言って、あっきは合流地点へ向かうのだった。
~博麗神社近くの森~
そこには、ルナテックドール、フラン、りょうか、あっき(帽子は新しいのをつけた)、しろまがいた。
「それじゃあ、戦闘の順番は、しろま、あっき、りょうか、そして俺らでいいか?」
「それと、最後に霊夢達ね」
そう言うと、ドール達はバラバラに行動する。最後にドールが、
「それじゃあ、今度は異世界で」
というと、
「「「「わかった」」」」
と、四人から返事がかえってくるのだった。
~しろま視点~
「さてと、相手が来るまで暇なんだよなぁ。霊夢が一本道になるように結界張っちゃったし」
「だから来るのに時間かかったんですね」
いつの間にかいたいざやが、しろまの言葉に反応する。
「いつの間に、まあいいや、それで、何しに来たの?」
「巫女としての仕事、異変解決に来ました」
「そかそか、なら、残機は十、スペカは九でどうかな?」
しろまはいざやの方を向き、いざやに質問する。
「分かりました、では、雷符『神々の裁き』」
「って、最初っから!?」
次の瞬間、空から雷がしろまを追尾するように落ちてくる。
「このっ!制限解除!私の研究の成果を見ろ!白符『ただ一本の白き杖』」
それにたいして、しろまも巨大な白い杖を使い雷を弾く。そこに、
「いや、ちょ、まっ」
一人の青年?が、当たる直前に、
「ダーインスレイヴ!」
といって、二メートル程の黒い剣を振るい、二人の攻撃を吸収する。
「「え?」」
それからすぐに、青年がおりてきて、
「まったく、巻き込んだのは誰だ?」
と、言ったのだった。
(ていうか、何でこんな化物ちっくのながいるの!?)
「ちょっとドール!こんなの聞いてない!」
「ドール?あぁ、そいつが巻き込んだのか、折角ルーミアに会えたのに、直後に呼びやがって」
すると、青年はしろまといざやの方を向き、
「それで、さっきの攻撃はお前らのかな?」
「「なんと言うか、ごめん(なさい)」」
すると、草の揺れる音が聞こえる。
「急にこんな所に呼び出されて、いったいなんなんだか」
「あれ?あっきから咲夜はと倒したって聞いたんだけど、何でここに」
しろま達がそちらの方を見ると、そこには執事服を着た咲夜?がいた。
ガツン
しろまがそれに唖然としていると、何かが木にぶつかった音がした。
「うぅ、前と同じ感覚で能力使ってたら頭ぶつけた・・・」
「ルーミアちゃん!?」
「ん?ルーミア?」
いざやと青年がそちらの方を見ると、そこには頭に手をおいて座り込んでるルーミアがいた。
「あれ?いざやちゃんと・・・誰?」
「ルーミアどうした!頭うった衝撃で記憶を失ったのか!?」
ルーミアの言葉を聞いて、青年はなにやら慌て始める。
「失礼ね、まず初対面でしょうが、いざやは知ってる?」
「さぁ、ドールさんならわかるかもだけど、私は知らないしなぁ」
と、二人が話していると、
「なに!?そのドールとかいうのが原因なのか!己許さん!」
といって、博麗神社の方へ走っていこうとしたので、
「ちょっと待て~!」
といって、青年を止める。
「・・・何のようだ?俺はドールを倒しにいかないといけないんだが」
「それなら私と戦いなさい。勝てば情報をあげるわ」
「その前に私と戦うことをお忘れなく!」
いざや、その発言は始まってからにしてほしかった。と、内心思いながらも、しろまは、
「それで、どうするの?何だったらまとめて相手にするけど」
といいながら、青年を挑発する。
「そんなに倒されたいか?ルーミアの前だ、容赦はしない」
と、青年は殺気を出してくるが、しろまは少し冷や汗を出しながらも、
「問題ないわよ、どうせこの世界にはもう長くいられないしね」
と答える。すると、青年の纏っていた雰囲気が変わる。
「それじゃあ、何でもありの弾幕ゴッコを始めましょう。でもその前に、名前を聞いても?そっちの少年君も」
「迅真だ、薙浪迅真」
「ツルギ、十六夜ツルギだよ」
「そっか、それじゃあいざや、迅真さん、いくよ?」
そう言って、しろまは杖を構える。
「「はい!(あぁ)」」
「『光淡く包まれて、一つの月の光にて、すべてを滅ぼす光とならん』制限解除、終焉を告げる月光」
しろまの詠唱が終わると、月を中心に、巨大なレーザーが降ってくる。
「いざや!」
ルーミアはそう言いながら、いざやを庇うように飛ぶ。
「ルーミア!?くそっ!」
それを見て、迅真はさらにルーミアの上にたち、ダーインスレイヴでレーザーを切り裂く。
「まだ最初、『光に飲まれし幻影の、たった一つの夢のあと』幻影月光狼」
次に、巨大な白い狼型の影が現れ、迅真の方へ走り出す。。
「『ある日、魔力の高き少女がいた。魔力の多き少女は、全てのものを癒したと』少女の記憶」
それに続くように、しろまに似た少女が出てくる。
「「『ある時、少女は異世界に呼び出される。そこにいた青年達と世界を救えと言われるままに』少女の追憶」」
次に、しろまと少女が同時に詠唱する。すると、三人の何かが現れる。
「いい加減鬱陶しい!『闇よりいでし魔なる剣よ。戦乱を呼びて我が敵に死を与えよ。その肉を刃へと。その魂を力へと全てを喰らいて混沌へと還す美しき刃となれ!ダーインスレイヴ第二封印、王の顎門アギト解放、捕食を許可する!』」
次の瞬間、迅真の持っていた黒い剣が赤色になる。
「へ?」
その後、迅真が剣を一振りした瞬間、呼び出していた全てのものが消えた。
「それで、話す気にはなったか?」
「あ、あはは、しょうがないなぁ、あなたを巻き込んだのは九十九・九%ドールだよ」
それをいった直後、しろまの体が光始める。
「残念、時間みたいだね、いざや、最後に少しいいかな?」
そう言って、しろまはいざやに手招きする。
「?何ですか?」
いざやが近付くと、
「えいっ」
といって、しろまが思いっきり抱きつく。
「最後に贈り物だよ。迅真君もね。それt、私の本当の名前は」
そう言って、二つの杖を取り出し、名前を言おうとした時、しろまは幻想郷から姿を消した。二つの杖を残して。