とある人形が見た幻想   作:血濡れの人形

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二人は願う。これからさき、狂わないですむようにと


二つの狂気

~博麗神社近くの森~

 

「さて、さっきオリジナルから色々と聞いてきたが、なんで弾幕ゴッコ知らないのとか呼んじゃうのかねぇ」

 

ルナテックドールは、身構えながらそんなことを言う。

 

「そんなことより、速くやろうよ♪三分しかいれないんだし」

 

「それもそうだな、んじゃ、俺のそっくりさんと薙刀持ってる少女ちゃんは俺がやるよ」

 

「えぇ~、私は一人だけなの~」

 

何て言いながら、フランはルナテックドールに教わったある力を試すことにした。

 

「白い吸血姫、その身、我が身に宿らせよ」

 

それとともに、フランがだんだんと白くなっていく。

 

「モード・ホーリー」

 

フランが言い終わると同時に、フランのまわりに白い柱のようなものが出てくる。それが消えると、そこには、

 

「なんだか力が溢れてくる・・・これなら、私も楽しめそう♪」

 

薄紫の目をした、真っ白なフランがたっていた。

 

「ドール、そっちはどう?」

 

そう言って、フランがルナテックドールの方を見ると、そこには二人の武器をへし折り、たっているドールがいた。

 

「ん?あぁ、あとそっちだけだよ?」

 

「ドール・・・やりすぎ・・・」

 

フランが呆れていると、急にいざやが攻撃を開始する。

 

「おっと、旦那の前で無様な姿はさらせないわね、ほら、遊んであげるわよ?」

 

そう言いながら、フランは光るたまをだし、そのままはじけさせる。

 

「いくらフランさんでも負けらまれません!」

 

といって、いざやははじけたたまを回避したあと、攻撃ペースを上げる。

 

「ドール!後ろの二人、まだやられてない!」

 

いざやの攻撃を避けながら、フランはそう叫ぶ。

 

「は?って、まじだっ!?」

 

急に立ち上がった二人に驚きつつも、ルナテックドールは回避する。

 

「イテテ、まったく、武器をへし折られたうえで、さらにダメージも加えてくるとは」

 

「本当だよ・・・あぅ、私の薙刀が・・・」

 

「あとで作ってやるから、今はこいつで我慢してくれ」

 

そう言いながら、ドールは絆に木でできた薙刀の様なものを渡す。

 

「これ・・・神木で出来てない?」

 

「秘密だよん」

 

といって、ドールも刀を取り出す。

 

「・・・まさか不意打ち仕掛けてくるとは」

 

「あはは、頑張って・・・」

 

と言いながら、フランはいざやの持っていた剣の側面を叩き、その振動で剣をおる。

 

「光の柱に飲まれなさい」

 

「え?」

 

次の瞬間、いざやの足元に光る円ができ、直後、いざやは光る柱に包まれた。

 

「さて、多分気を失ってるだけだと思うけど・・・まぁ、ドールの方を手伝おうかな」

 

そう言って、フランはルナテックドールの援護をしに向かうのだった。

 

~三人称視点~

 

「おっ、フランの方は終わったみたいだな」

 

そう言いながら、ルナテックドールは絆の薙刀をかわし、そのままドールの方へ投げる。

 

「うおっと、まったく、大丈夫か?絆」

 

「むぅ、手加減されてるのが悔しい」

 

そう言って、頬を膨らませている絆をみて、ドールは口元が緩みそうになる。

 

(かわいいっ、って、んなこと思ってる場合じゃないな)

 

ドールがそんなことを考えているとは知らずに、絆はたったあと、薙刀を再度構え、

 

「ドールはこっちお願いね、私はあっちいってくる!」

 

といって、フランの方へ向かうのだった。

 

「ちょっと待って!?俺一人だと勝てる気がしないんだけど!?つか使いづらくって作者が泣くぞ!?」

 

ちょっとドールさん、メタ発言禁止。

 

「でも本当だろう?」

 

「なにと話してるんだよ・・・」

 

そうそう、確かにそうだし、二人の会話限定で最初にルとドって入れるから。

 

ド「勝手にやっとけ!」

 

ル「だから何に話しかけてんの!?」

 

ほら、あと九千文字位がんば。

 

ド「あとで作者はったおす!」

 

ル「もういいや!覚悟しやがれくそったれぇ(涙目」

 

若干涙目になりながら、ルナテックドールは突撃する。

 

ド「なに涙目になってんの!?」

 

ル「てめえそれはふざけてるのかな!?はっ、まさかこれも作戦のうちなのか・・・」

 

といいつつ、ルナテックドールは剣を投擲したあと、即座に近付き、そのまま殴りかかる。

 

ド「ちょ、流石にめんどくさい!」

 

そう言いながら、ドールが攻撃をかわしていると、絆が来て、

 

「いざやちゃんたたき起こしてきたよ!」

 

と言ったのだった。

 

ド「うん、絆、それはいいんだが、後ろ見ろ」

 

「ふえ?後ろ?」

 

といって、絆が後ろを向くと、そこには絆を追いかけるように、フランが追いかけてきていた。

 

「いざやちゃん!?そっちがんばってよ!」

 

「なに難易度ルナテックな事言ってるんですか!?」

 

そんなことを言っていると、フランはくるりといざやの方を向き、

 

「追いかけられるのもやだしなぁ、うん、きゅっとしてどかーん」

 

といって、手を握る。すると、空間が少し歪む。

 

「なにこれ!?」

 

「なにって、空間を壊して、さらにしんしょくさせて、こっちに来れないようにしただけ」

 

そういったあと、フランは再び絆の方へ走り始める。

 

「うぅ、こうなったらしょうがない・・・私が相手になるよ!」

 

「そう、あんまり早く壊れないでね?」

 

絆がそう言ったが聞こえたのか、フランは立ち止まりレーヴァテインを取り出す。

 

「ちょっと木でできた薙刀だと燃えそうかなぁ」

 

そう言いながら、絆は側面に薙刀をぶつける。

 

スパン

 

と聞こえてきそうなほど、フランの持っていたレーヴァテインは綺麗に切れた。

 

「「え、なにこれ」」

 

そんな光景を見て、思わず二人はそんな声を出す。

 

ル「レーヴァテインって、木で斬れるもんだっけ?」

 

ド「あっちゃー、強化しすぎたかぁ~?」

 

それを遠くから見て、ドール×2も、それぞれの反応をする。

 

「むう、光よ、柱となり我が敵を討ち滅ぼせ」

 

次の瞬間、絆の足元に光る円が浮かぶ。

 

「!?共有する程度の能力!」

 

それにたいして、絆は能力を使い、フランと痛みと感覚を共有する。

 

「「キャッ」」

 

次の瞬間、二人は全身に激しい痛みが走る。

 

「ハァ、ハァ、まにあったのはいいけど、流石にこれは・・・うぅ、後でドールに慰めてもらおう・・・」

 

と言いながらも、その場で立ち上がり、フランの方を向く絆、そこには、

 

「本気でいたい、真面目にいたい、しょうがないから、後二分あるけど、先にいってるね・・・

 

あとで慰めて貰うもん(ボソッ」

 

といった後、そのまま消えていくフランが見えた。

 

ル「ちょ、今いなくなられたら、いざやまでこっち来るじゃん!」

 

ド「そんなこと言ってる場合かなっ!」

 

そう言いながら、ドールと絆は同時に攻撃を仕掛ける。

 

ル「なぁんつって♪嘘ピョン♪」

 

と言いながら、ルナテックドールはドール達の攻撃を、防ぎ、回避し、反撃する。

 

ド「悪いが、簡単には負けられないんでなっ!」

 

「本当だよねっ!」

 

それにたいして、二人は新しく武器を取りだし、二人で同時に武器を叩く。

 

パリン

 

ル「うそん、木の剣で斬鉄剣を斬るとか、始めてみたわ、でもな?」

 

次の瞬間、ルナテックドールは両手に短剣のようなものを持ち、二人に斬りかかる。

 

ド「なっ!?」

 

ドールは驚いているが、絆はそれを冷静に受け流す。

 

「ちょっと!なにボーっとしてるの!?」

 

絆のその言葉に気がついてか、ドールは再度剣構える。

 

ル「はぁ、しょうがないなぁ、ほんとは使いたくないんだけどなぁ、契約結晶 フェンリル」

 

次の瞬間、ルナテックドールの背後に巨大な狼の様なものが現れる。

 

『グル、グラァァァッ』

 

すると、その巨体は顔をあげて、そんな風に吠えた。そして、次の瞬間、世界が凍った。それを見て、四人はそれぞれ、

 

ド「なぁにこれぇ」

 

「チートキャラかな?」

 

ル「りょうかめ、なんてもん寄越しやがる」

 

「うん、こうなったらやけだようわぁぁん!」

 

因みに、上から、ドール、絆、ルナテックドール、いざやの順番。

 

『何のために我を呼んだ。人形よ・・・』

 

そう言いながら、フェンリルはルナテックドールの方を向く。

 

ル「勝つため、かねぇ」

 

それにたいして、ルナテックドールは笑みを浮かべ、そう返す。

 

『ほう、たかがその様なことに我を呼ぶか』

 

ル「まっ、りょうかに貰った契約結晶なるものがなかったら呼べんかったがな」

 

と言いながら、ルナテックドールはため息をつく。

 

『りょうかだと!?』

 

その名前がでた瞬間、フェンリルは怯えるように後方に下がる。

 

ド「無視してんじゃねえっ!」

 

そうこうしているうちに、ドールが攻撃を仕掛けてくる。

 

『・・・今回のみだ、力をかそう』

 

フェンリルはそう呟くと、ドールの武器を破壊する。

 

ミシッ バキッ

 

そんな音と共に、絆の持っていた、木でできた薙刀が折れる。

 

『これより世界は凍り付く。億年の吹雪』

 

さらに、世界が吹雪に包まれ、ルナテックドールの持っていた武装以外にも、すべてが凍った。

 

『ふむ、やり過ぎてしまったか?』

 

すると、遠くから少女の声が聞こえる。

 

「世界をつかさどる程度の能力」

 

次の瞬間、吹雪がふき、全てが凍った世界は、もとの形を取り戻した。

 

『なんだと!?』

 

フェンリルが驚き、声のした方をみると、そこにはいざやが立っていた。

 

「あまり私たちをなめないでください。流石に私も怒ります」

 

『・・・あは、はははははっ』

 

次の瞬間フェンリルは光に包まれ、

 

「怒るか・・・面白いことを聞かせて貰ったわ」

 

一人の女性になっていた。

 

「だが、私も容赦は出来んな・・・りょうかの眷族として、負けるわけにはいかぬからな」

 

そういうやいなや、フェンリルは走り出す。

 

「凍結させよ、氷剣『必滅ノ紅キ氷』」

 

フェンリルがそう言い終わると、手元に紅い氷の剣が出来上がる。

 

ル「おう、もう参加すんのやめて、フェンリルにまかs」

 

ザシュ

 

ルナテックドールが任せようとしているのが聞こえたのか、フェンリルは手に持っていた剣を投げ、壁に当てる。

 

ル「す、すみませんでしたぁっ」

 

「なにあれぇ」

 

ついでに言うと、当たった壁は蒸発した。

 

「それじゃ、やりましょうか」

 

そういって、フェンリルが武器を構えると、

 

ペチン

 

という音と共に、りょうかが現れ、

 

「なにやってるのかしら?」

 

といって、フェンリルを引きずって消えた。

 

「へ?って、りょうかさん!?」

 

ド「なんかいたけど、あれなんだったのかねぇ」

 

「ドール、私彼女には絶対勝てない」

 

ル「りょうかよ、俺にこの数相手にしろと?」

 

ちょっと皆さん、そんなことよりはよ戦って!

 

ド「後で処刑な♪」

 

「「「異議無し♪」」」

 

こえぇ、目標に届いてないからしょうがないけどな。あと一分半だ。

 

ル「あんだけやって三十秒!?」

 

リタイアしてもいいのよ?その場合あとで三人に消されるけど。

 

「まあいいです、覚悟!」

 

ほら、いざや来てますよ?

 

ル「あとで覚悟しやがれ」

 

だが、断る。

 

ル「エクスカリバー」

 

「無刀 弧月!」

 

ルナテックドールは金色の剣を、いざやは黒い刀を持ち、たがいに攻撃する。

 

「ルーミアちゃん、借りるね。無刀 弧影!」

 

ル「もう一本!?」

 

ルナテックドールはそれ見て、後方へ飛んだ。だが、それを見て、いざやはにやりと笑い、

 

「ルナテックドールさん、実はこれ、二本で一本出来上がった、少し特殊な武器なんです」

 

ル「なにをいって」

 

すると、いざやは二本の刀を地面に突き刺し、一滴血を垂らしたあと、

 

「見てればわかります『二本の黒き刀よ、今こそ真なる力を!』」

 

いざやが言い終わると、地面に刺さっていた刀が、だんだんと近付き、ぶつかりあった。

 

パシッ

 

次の瞬間、いざやは一本の黒い刀を持ち、

 

「これが、無刀シリーズの真の姿の一つ、弧刀 月影(ことう げつえい)です」

 

ル「無刀シリーズなのに、最後?は弧刀なのな」

 

むぅ、あの刀はあと三つ変身するんだぜ?

 

ル「ちなみに名前は?」

 

無刀 弧月影(こげつえい)、無刀 弧月 影の形、無刀 弧影 月の形だぞな。

 

「行きますよ!」

 

ちなみに、エクスカリバー位なら塵にするぞ?

 

ル「こええよ!?」

 

「とりあえず、一閃!」

 

ルナテックドールは、とっさに剣で防ぐが、防いだ剣が消滅し、服の表面の部分が斬られた。

 

ル「余波だけですのに!?」

 

ルナテックドールは少し考えたあと、

 

ル「うん、りょうかがいたわ」

 

と言ったのだった。

 

ド「俺たちの事も」

 

「忘れてないよね!」

 

ルナテックドールが武器を壊された直後、絆とドールが攻撃する。

 

ル「チッ、菊一文字」

 

それを、ルナテックドールは即座に剣をとりだし、二人の攻撃を防ぎ、

 

ル「ラストスペル『狂気に呑まれた神々の黄昏』」

 

次の瞬間、大規模な爆発がおこる。

 

「「「ちょ、まっ、ふざけるなし」」」

 

ル「よし、これで解決」

 

そういって、ルナテックドールは剣をしまい、後ろを向くと、

 

「ドールさん、私の武器をあまりなめないで欲しいですね。ただの爆撃程度、斬れないわけがありません」

 

背後からいざやの声が聞こえる。

 

ル「あれくらって生きてる時点で人間やめてんぞ?斬ったとしても余波で死ぬランクだし」

 

と言いながら、いざやの方を向くと、そこには黒い刀で、つかのあたりに月のように白い円が浮かんでいた。

 

「無刀 弧影 月の形」

 

ド「防御結界か?だとしたらかなり高性能だな」

 

「これ、かなり力がこめてあるね」

 

そう言いながら、絆は結界を突っつく。

 

「無刀 弧月 影の形」

 

次の瞬間、ルナテックドールは黒いなにかに刺される。

 

ル「グフッ、んだよこれ・・・影か?」

 

そう言いながらルナテックドールはそれをつかみ、握り潰した。

 

すると、ルナテックドールの手が、なにかに潰されたように消えた。

 

ル「なぁにこれぇ」

 

「剣の効果に感謝・・・」

 

ルナテックドールが驚いていると、いざやがボソリとそう呟く。

 

「なるほど、ドール、あの武器かなり厄介よ、恐らくだけど、相手の影を使って攻撃して、それに攻撃を加えると」

 

ド「そこの部分がダメージをくらって、そのまま消える、と」

 

ル「なるほど、説明ありがとよ、おかげでわかった」

 

と言いながら、ルナテックドールは自身に回復魔法をかける。

 

ル「全く、結構出血しちゃったじゃんか」

 

そういって、ルナテックドールは能力を使い、血液で剣を作る。

 

ル「つか、さっきまで能力使ってなかったわりには戦えてたな」

 

「よく言いますよ、本当はダメージを切り離してそこら辺の木々に繋いでたくせして」

 

それを聞いて、ルナテックドールは一言、

 

ル「ばれてたかー」

 

と、呟いたが、

 

ル「まあいいや、そんなことよりもだ、いい加減フランのぶん、お返しさせていただくぞ?」

 

といって、血の剣を振り、血を飛ばす。それが当たった所は、ジュという音と共に、穴が開く。

 

ル「さてと、準備完了、覚悟しろ!」

 

次の瞬間、ルナテックドールは剣を片手に持ち、もう片方にも同じように血の剣を作り、絆に斬りかかる。が、

 

ド「悪いが、そう簡単にうちの女神様には危害は加えさせんぞ?」

 

その横にいたドールに防がれてしまう。

 

ル「でもこの剣、触れると溶けるんだぜ?」

 

ルナテックドールが呟いてるうちに、血の剣はドールの剣を溶解させた。 

 

ド「んなばかな」

 

ル「そのままふっとべやぁっ!!」

 

といって、ルナテックドールは剣の側面をドールの腹部にあて、そのまま絆の方に飛ばす。

 

ド「絆、避けてくれ」

 

「いや無理だから」

 

あまりの早さだったのか、ドールは絆とおもいっきり衝突する。

 

「「カハッ(キャアッ」」

 

ル「うっし、とりあえず一撃」

 

と、油断していたのか、背後にいたいざやに気付けず、攻撃をくらってしまう。

 

ペチン

 

ル「ん?こんにゃくかなにかあてたのか?」

 

実際に当てたのは無刀 弧影 月の形なのだが、

 

ルナテックドールはダメージをくらったとは思えないほどピンピンしていた。

 

ル「まあとりあえず、お返しさせてもらう」

 

そういって、ルナテックドールがいざやに斬りかかると、上空から、

 

「やらせないみょん!」

 

「悪いけど、倒させてもらうわ」

 

「りょうかの居場所もはいてもらうのぜ!」

 

「私達も加勢します」

 

「あまり私を舐めないで欲しいわね!」

 

「今回ばかりは動いてあげるわ・・・図書館を直して貰わないと」

 

「パチュリー様~、待ってくださいよ~」

 

「いざやに何しようとしてるのかしら?」

 

「スクープの予感!記者として見逃すわけにはいきません!」

 

空から、そんな声と共に、大量の弾幕が飛んできて、それを防ぐ。

 

ル「ここまで来ると、嫌がらせの域に入りそうだな」

 

その弾幕を、斬る、弾く、方向を曲げて打ち返すなど、普通なら考えないような防ぎ方をする。

 

ル「この程度出来ないと前いた場所じゃあ生きていけんからな」

 

といいながら、ルナテックドールは上空に剣を投げる。

 

ル「おまけだ、フレア、メテオ」

 

それと同時に、回りを囲むように隕石や爆発を起こす。

 

ル「さて、魔理沙の質問にだけ答えてやる。りょうかは今頃、どっか違う異世界に行ってるだろうよ」

 

そういって、ルナテックドールは再度いざやの方へ走る。すると、上空からレミリアの声が聞こえる。

 

「あら?あっきとフランの場所も言って貰わないと」

 

次の瞬間、ルナテックドールめがけて、グングニルが飛んでくる。

 

ル「悪いけど、それを教えてほしいなら俺の事をピチュらせな」

 

それに対して、ルナテックドールはグングニルを掴み、そのままの勢いでなげ返す。

 

「なっ」

 

「恋符『マスタースパーク』」

 

そして、グングニルがレミリアに当たるより前に、魔理沙のマスタースパークにより、グングニルは消滅する。

 

ル「リミットブレイク『ブレイバー』」

 

そのままの勢いで飛んできたマスタースパークを、ルナテックドールは巨大な剣で斬る。

 

ル「されにこのまま、ぐるぐる回って飛んでゆけっ」

 

さらにその剣を、魔理沙に向けて投げる。

 

「っ、このくらいなら、りょうか!力を貸してくれなのぜ!」

 

直後、魔理沙の手元が光ると、そこから一本の剣が出来上がる。

 

ル「あれって、りょうかの奴マジざけんな!なんでこんなところにあんな物騒なもん置いていってくれるかねぇ!」 

 

それは、段々と蒼く染まっていき、遂には全体が蒼くなる。

 

「すごいのぜ、力が溢れてくる。これなら!」

 

ル「あぁ、身体強化までかけていやがった。蒼天 イシュガルドだっけか、身体強化まで付けたら邪神殺せるぞ」

 

ルナテックドールがそんなことを呟いている隙に、魔理沙に隙をつかれ、攻撃をくらう。

 

ル「ケホッ、ゴホッ、ガハッ、はぁ、はぁ、相変わらずふざけた火力なこった」

 

そう言いながら、ルナテックドールはクリスタルを取りだし、地面に叩きつける。

 

ル「こいっ、邪神 ヨグ=ソトース」

 

次の瞬間、上空に玉虫色の球が集まり始め、それが収まったと思うと、そこにはブヨブヨしたナニカが浮いていた。

 

「「「「「「「「「なにあれ」」」」」」」」」

 

それを見てしまったルナテックドール、絆、ドール以外は、そんな声を出す。

 

ル「そんな光景を見たあなた達はSANチャック♪」

 

「「「「「「「「「するかボケがっ」」」」」」」」」

 

「これでもくらっとけっ!」

 

そう言いながら、魔理沙は剣を投げる。

 

『ちょっとそれは洒落にならな』

 

サクッ

 

次の瞬間、そんな音と共に、上空のナニカは消滅する。

 

ル「嘘だどんどこどん!とか言ってる場合じゃねえな」

 

そして、全員の視線がルナテックドールに集まる。

 

「ルナテックドール」

 

「覚悟は」

 

「できてるのぜ?」

 

「容赦は」

 

「しないわ」

 

レミリア、咲夜、魔理沙、妹紅、そしてルーミアが言ってくる。

 

「「「「「「「「よくもあんな気持ち悪いもの見せてくれたな(わね)!」」」」」」」」

 

そういって、ルナテックドールに向けて、大量の弾幕をうち始める。

 

ル「フラン、俺はもう駄目のようだ」

 

そして、ルナテックドールは弾幕に包まれ、やんだ頃にはなにもいなかった。

 

「ふう」

 

ルーミアがやりきったというように、そんな声を出す。

 

ボコッ

 

ふと、そんな音が聞こえる。

 

ル「酷いなぁ、一回死んじまったよ」

 

音のした方から、今度はさっき倒したはずのルナテックドールの声が聞こえる。

 

ル「まあいいや、ついでにここにいるみんなにプレゼントだ」

 

ルナテックドールはそう言うと、箱を取りだし、全員に投げる。

 

ル「レミリア、咲夜、魔理沙には、あっき、フラン、りょうかに会いに行ける特殊アイテムを、他は皆武器だ」

 

ルナテックドールがそう言い終わると、ルナテックドールの体が輝き始める。

 

ル「チッ、残念だが時間切れだ、そんじゃあな」

 

そういって、ルナテックドールは消滅した。最後に、黒い弓と矢を残して。

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