後日談
~???~
「ここは・・・」
いざやの一撃をくらったあと、ドールは一面が焼け焦げ、所々死体が落ちている場所で目を覚ました。
「・・・今までのあれは、夢だったのか・・・それにここは・・・くそが、戻ってきちまったのかよ・・・」
ドールはこの場所を知っていた。この光景こそ、自身がおこなった行動の結果なのだから当然だ。
「・・・これ以上ここにいたら危ないか・・・少し移動しよう」
そういって、ドールは立ち上がり、歩き始める。
「それにしてもなぁ、こんな姿じゃあ、霊夢に見られたら幻滅されそうだ・・・」
ドールは歩きながら自分の姿を確認し、そう呟く。
「おい!見つけたぞ!こっちだ!」
遠くから男の声が聞こえる。どうやら見つかってしまったらしい。
「・・・もうあいつらはいないんだ、ならもう狂ってもいいだろう?なぁ、霊夢」
その声を聞き、ドールは少し涙を流す。
「あら?なに言ってるのかしら、私の旦那様は」
ふと、この世界にはいないはずの人物の声が聞こえる。
「お帰りなさい、ドール」
その声の方向を向くと、そこには手をさしのべている霊夢と、やれやれと言いたそうなりょうか達の姿があった。
「ははは、できればこんな姿、お前には見られたく無かったなぁ・・・」
「おや?さっそく弱音か?案外弱気になったもんだなぁ、えぇ?ドールよ」
ドールの言葉を聞いたルナテックドールは、ニヤニヤと笑みを浮かべそう言う。
「うるせぇ、それ以上言うようなら貴様の口を縫い合わすぞ?」
そう言いながら、ドールは針と糸を用意する。
「おいおい、冗談通じないなぁ」
「それをいうならお前もだろ?真に受けやがってからに」
といって、ドールは針と糸をしまい、剣と盾を用意する。
「そんなことよりドール、この場所の説明」
霊夢が札を取り出しながらそう言う。
「ここの説明か・・・そうだな、とりあえず言えるのは、この光景を作ったのは俺って事くらいかな」
「・・・後で直しておくわ」
りょうかの言葉を聞いて、ドールは心のなかで謝罪する。
「それよりもだ、敵が来てるぞ?人が一万、妖異が三万、機械兵器がこれまた一万かな」
と、あっきが背後を指差す。
「うへぇ、えぐい敵の量だな」
「それには同感ね、何体か見たような顔もいるし」
霊夢の言う通り、妖異にまじって何故か蛮神もいるし、蛮族もいた。
「まあ関係ないな、どうせ雑魚どもだ」
そういって、あっきが杖を構える。
「それもそうだ、大人しく地面に縫い合わそう、影縫い」
その直後、ドールは弓を持ち、蛮神の一体に当てる。
「さて、戦争といこうか!」
その後、ドール達の存在は、その世界で魔王として残り続けたと言うのは、また別の話。
その後、敵を全滅させました