~博麗神社~
「そういえば、どうしてドールさんを好きになったんですか?」
いざやが休憩している霊夢に聞いてくる。
「あぁ、まあ、ちょっとしたことがあったのよ」
といって、霊夢はお茶を飲む。
「ていうか、なんで聞いてきたのよ・・・」
「その、ルーミアちゃんから話を聞いたりとかしたんですが、いまいちよくわからなくて」
いざやの言葉を聞いて、霊夢は湯のみを置くと、懐かしそうに上を向いた後、
「少し長くなるかもだし、少し休憩しながら聞きなさい」
といって、話始める。
「あれは、しろまが来てから一、二週間くらいたったときのことよ」
~回想~
その日、神社のまわりは霧に包まれててね。そんななか、ドールと一緒に人里に降りようとしたんだけど、
気が付いたらそこらじゅうに妖怪がいたのよ。
「ドール、離れないようにしなさい」
そう言いながら、ドールの方を見ると、
「いえ、今回ばかりは逃げた方が得策ですね、流石にバハムートクラスを五十とか、俺ならともかく霊夢さんは・・」
って、冷や汗を流しながらいったのよ。
「なにいってるの?このくらいなら問題ないわよ」
そういって、私が札を構えると、ドールが私の手を押さえた後、
「中には紫さん並みのやつもいますが、それでも言いますか?それに、どうやら指揮をしてるのもいるみたいですし」
ていって、押さえてる手とは違う手を使って、一点を指差したのよ。
「霧が濃くて見えないかもしれませんが、人の形をした魔物がいます。指揮をしてるのはあいつでしょう」
ドールの指差している方向を見るために、私はそのまま相手に背後を見せちゃってね、
それにあわせて、妖怪が襲ってきて・・・
ガシュ
その時、ドールがその間に入って、私をかばってくれたのよ・・・
「・・・ぇ?」
「つぅ」
その代償に、ドールが片腕を失っちゃってね。
「霊夢さん!すみませんが、りょうかかしろま辺りを呼んで来てもらっていいですか!?」
ドールの言葉を聞いた後、私はすぐに空に飛んだんだけど、そこにまた鳥みたいなのがいてね。
それを回避しそこねて、今度こそだめかと思ったんだけど、ドールが盾を投げてその鳥の行動を妨害したから、
そのすきに逃げ出して、魔理沙の家について、ドールの事をいった後、私はそのまま意識を失っちゃったの。
~回想終了~
霊夢が話終わると、いざやが、
「そんなことがあったんですね・・・そう言えば、その後ってどうなったんですか?」
と聞いてくる。
「一体なにを話してたのかな?」
いきなり背後から声をかけられたせいか、二人はビクゥとなった後、
「あらドール、お帰りなさい」
「あぁ、霊夢さんがドールさんに惚れた理由をですね」
と、それぞれの反応をした。
「そういや、俺もそこは知らんな、どこなんだ?」
いざやの言葉を聞いて、ドールは疑問そうに霊夢の方を向く。
「あなた・・・まあいいわ、あの後の話も聞きたいし」
~霊夢説明中~
「あぁ、あの時か、それなら、りょうかに腕直してもらった後りょうかがぶちぎれて片っ端から肉片に変えてったよ」
ドールのまさかの言葉に、二人は思わず唖然とする。
「ぶっちゃけ、紫ランクならりょうかが本気出せば狩れるしなぁ・・・」
「・・・りょうかさんは怒らせないようにしないと・・・」
ドールが死んだような目をしながら、遠くを見てるのを確認した二人は、そう心に誓ったと言う。
登場回数少ないリク達の話も書かなければ・・・(´・w・)