交差する世界 騎士と暴君と五聖獣   作:狂戦士

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遊戯王に興味持った人物4人についてです。


それぞれのデッキ作り

そしてデュエルの後楯無が暴走したが、仭が沈黙させるなど色々あったが現在

 

「いやぁ、ありがとねー。おかげでデュエル・ディスク(それ)の性能がよぅくわかったよ!」

 

「そりゃどうも」

 

「じゃあ早速作ってみようかな!」

 

「!?作るんですか束さん」

 

「うん。そうだよいっくん」

 

「何故?」

 

「そりゃまあ、皆を付きあわせちゃったしね。お詫びにと」

 

何…だと…?この天災に人を思いやる心があったとは……。

 

「本心は?」

 

「ちーちゃんや箒ちゃんを立体的に……ってちーちゃん!?箒ちゃんも怖いよ!?」

 

前言撤回。

 

「で、自分の以外にも作ってくれるんですよね?皆の分を?」

 

「う~ん、ついでだし作ってあげるよ。あっ、ちーちゃんはいる?」

 

「いらん」

 

「オッケィ」

 

「…カイ、いいのか?」

 

「大丈夫だろ。別に」

 

映像をあくまでリアルにするだけだからな。しかし変な機能を取り付けるとも限らない。

 

「なら俺も手伝おう」

 

「おっ、手伝ってくれるの?」

 

仕方なくな。

 

「…千冬さん、なら空き部屋に移動させた方が良くないですか?」

 

「はぁ、そうだな。…束、それが終わったら帰れよ」

 

「りょうか~い」

 

というわけで、俺と天災はデュエル・ディスクを作ることになった。他の奴らは部屋に戻るのだろう。まあ、日曜だし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、俺視点か。初めてな気がするな。

 

「大尉?」

 

「いや、何でもない」

 

一夏と見分けがつかないと思う者には失礼。そして今しがた俺を大尉と呼んだのはアリシア・マーフェウスことアリィである。現在俺はアリィの部屋にいる。部屋へ戻って、その後遊戯王のカードを持ってここへ来た。一応アリィも遊戯王をやってるからな。生徒会の仕事?自分の分は終わっている。だが楯無は虚さんに引きづられる形で生徒会室へ連行されていった。後何故か結も。おそらく手伝えることもあるからだろう。

 

「にしてもデュエル・ディスク(あれ)すごかったですね」

 

「確かにな」

 

カードを見ながらそう話す。ちなみにレイラもアリィのルームメイトなため、この部屋にいるのだが、彼女は今はいない。虚さんに見張るのを手伝って欲しいと頼まれたからである。

 

「さて…今日どうする?一夏は何か出かけたし」

 

「うーん…」

 

 

コンコン

 

 

「「!」」

 

この後どうするか考えていると、ドアがノックされた音がした。

 

「私だ。入っていいか?」

 

「開いてますよ箒」

 

そう言うと箒が…いや箒だけでなくセシリア、鈴、簪も入ってきた。

 

「やっぱりここにいたか」

 

「何だ?俺に用があったのか」

 

部屋には誰もいないから鍵がかかってるからな。

 

「ああ…頼みがある!」

 

「改まってどうした?」

 

見るとセシリアも同じのようだ。じゃあ鈴と簪は?

 

「………てくれ」

 

「は?」

 

「私達に遊戯王を教えてくれ!」

 

「……は?」

 

思わず俺は間の抜けた返事をした。

 

 

 

「…ようするにシャルロットとラウラが遊戯王に興味を持ち、一夏に教えてくれと頼んできた。お前ら箒とセシリアもどうだと聞かれたが、意地を張って『やっている』といって断った。で、鈴と簪にそれぞれ泣きついた所共に俺に頼ったらどうだと言われ、それぞれ来た…そういうことか?」

 

「「…………」」

 

沈黙。だが背定だろう。しかし…阿呆としか言いようがない。何故カードゲームで意地を張る?

 

「というか今日中ってどういうことだ?」

 

「それは…」

 

「その…」

 

「この2人が今日デッキ見せるって一夏と約束しちゃったのよ」

 

「はぁ……」

 

馬鹿か?どこの猫型ロボットと、眼鏡をかけた少年の話だよ。

 

「だから頼む!!」

 

「今日中に教えて下さいまし!!」

 

何これ?もう苦笑せざるをえない。

 

「まあいいや。訓練も束さんが来たせいでやる気が失せたし」

 

「可哀想ですもんね」

 

自業自得だがな。

 

「まあいいや。じゃあまずどういうカードをテーマにするか決めないとな」

 

「テーマ、か」

 

「そう難しく考えなくていいですよ?」

 

「んー…じゃあまずどういうのを使ってみたい?格好いいとかそういうのでもいい」

 

「そうだな…武士がいいな」

 

「私は…美しいカードを使ってみたいですわね」

 

「ふむ。箒はそうだな…」

 

俺はこの部屋に持ってきたバッグに入っているファイルを開いてめくる。おっ、あった。

 

「こういうのはどうだ?」

 

俺はあるカードを箒に見せる。

 

真六武衆-シエン(制限カード)

☆5/闇属性/戦士族/シンクロ・効果モンスター/ATK2500DEF1400

戦士族チューナー+チューナー以外の『六武衆』と名のついたモンスター1体以上

1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。その発動を無効にし破壊する。また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する『六武衆』と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。

 

「シンクロ…?」

 

「そこは気にせんでいい。そういう系はどうだ?」

 

「…うむ。気に入った!」

 

箒は六武衆に決定した。さてセシリアだが…

 

「これはどうだ?」

 

再びファイルを開いてめくり、あるカードを見せる。

 

ジェムナイトマスター・ダイヤ

☆9/地属性/岩石族/融合・効果モンスター/ATK2900DEF2500

『ジェムナイト』と名のついたモンスター×3

このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。このカードの攻撃力は、自分の墓地の『ジェム』と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。

また1ターンに1度、自分の墓地のレベル7以下の『ジェムナイト』と名のついた融合モンスター1体をゲームから除外して発動できる。

エンドフェイズ時まで、このカードは除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

 

「気に入りましたわ」

 

(早い)

 

が、まあ2人共決まった。さてルールを教えるか。ISより覚えられるだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャルとラウラに遊戯王について教えて欲しいと頼まれ、カードショップに俺達は来た。で、とりあえずどういうカードを使ってみたいか探してもらっている。

 

「一夏よ」

 

「おっ、ラウラは決まったのか?」

 

「うむ。これだ」

 

そう言って見せてきた。

 

マシンナーズ・フォース

☆10/地属性/機械族/効果モンスター/ATK4600DEF4100

このカードは通常召喚できない。

『督戦官コヴィントン』の効果でのみ特殊召喚する事ができる。

このカードは、1000ライフポイント払わなければ攻撃宣言をする事ができない。フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、自分の墓地から『マシンナーズ・ソルジャー』『マシンナーズ・スナイパー』『マシンナーズ・ディフェンダー』をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する

 

……………。

 

「どうだ?」

 

「…ラウラ。このカードを主体にするのか?」

 

「ああ、攻撃力が強い方がいいだろう?」

 

「デッキに入れるのはいいが、やめとけ」

 

「む?何故だ?」

 

こりゃガジェットとかアンティークと混合させた方がいいな。後はスキルドレインとかか?

 

「一夏」

 

「シャルはどうだ?」

 

「うん、決まったよ」

 

「へぇ、どんなだ」

 

「これ」

 

The splendid VENUS(ザ・スプレンディッド・ヴィーナス)

☆8/光属性/天使族/効果モンスター/ATK2800DEF2400

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する天使族以外の全てのモンスターの攻撃力と守備力は500ポイントダウンする。

また、自分がコントロールする魔法・罠カードの発動と効果は無効化されない。

 

おぉぅ。これは……

 

「い、いいんじゃないか?」

 

「うん。ありがと」

 

天使族か。大天使クリスティアとかもおそらく入れるだろうから俺や仭にとってかなり厄介になりそうだ。実質、王宮のお触れや大天使クリスティアなどと並行されるともう最悪だ。だからと言って入れない方が(俺達にとって)良いなんて言えない。

 

「じゃあルールとか教えるから」

 

「うん」

 

「頼む」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…こんなところか。わかったか箒、セシリア?」

 

「まあ…」

 

「大体…」

 

こういう反応は仕方ないか。さて

 

「じゃあ出かけるから準備しろ」

 

「えっ?」

 

「どこに?」

 

「カードショップ」

 

「なっ!?そ、そこは行きつけのか?」

 

「俺も一夏もこの辺で近くにあるところは1つしか知らん」

 

「一夏さん達はそこに行ったのですわよ!・」

 

「都合なんざ知ったことか。だってデッキは40~60枚なきゃ作れないんだぞ?この面子でお前たちが使う種類のカードを多く持ってる奴はいない。となると買いに行くしかないだろ」

 

「だ、だが…一夏に遭遇したらどうする!?」

 

「普通にデッキを改造するとか言えばいいだろ?一夏の見せつけるためだとか言えばいい」

 

「な、なるほど。…金額はどのくらい持っていけば?」

 

「結構必要になるな。レアで言えば数千円は少なくともいく。6桁は持ってけ」

 

1から作るわけでいくならそれくらいがいいだろ。ちなみに俺が見せたカードは返してもらった。あれは一応レアだからな。

 

「じ、仭…」

 

「ん?」

 

「私はそんなに持ってないのだが…」

 

「ああ…」

 

忘れてた。セシリアは専用機持ちだが箒は代表候補生じゃない。給料は貰ってないんだった。俺はまあ、組織で働いてるし。けど貸したところで帰ってくるのは数年後だろうな。…あ

 

「束さんに頼めばいいんじゃないか?」

 

「ね、姉さんに!?」

 

嫌そうだ。楯無達みたいに。仲良くなったわけじゃないからな。いや、この姉妹だと楯無達より始末が悪いだろう。

 

「…わかった。頼んでみよう」

 

すると携帯を取り出し、コール。

 

『おう!箒ちゃん!どったの?』

 

「姉さん。その…お金を貸していただきたいんですけど…」

 

『急だね~~、どうしたの?』

 

「実は……」

 

理由を話す箒。

 

『オッケィ、いっくんのためなら仕方ないね。ちなみにいくら?数百万?』

 

「そ、そんなには…」

 

こっちを見てくる箒。いや、どのくらいって言われてもな……。そうだ。

 

「とりあえず箒が買った分は俺がまず払う。で、後で俺が箒に貸した分だけ振り込んでおいてくれと言っておいてくれ。口座は後で連絡する」

 

「だ、だそうです」

 

『うん、わかったよじーくん!ありがとね!』

 

そう言って切った。カネヅルとは思ってはいけない。そういや束さんどうやって収入を?

その後俺達はセシリアが準備をし終えた所でカードショップに向かう。鈴と簪はいかず、何故かアリィがついてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…どうやら運良く互い違いになったようだな」

 

「ですね」

 

カードショップに着き、2人が一夏達がいるかどうか確認しないと入らないとか言い出してきたので渋々俺とアリィでショップに入っていったわけだが、どこにも姿は視えない。――っと

 

「メールだ。…しかも一夏から」

 

「このタイミングでですか?」

 

「…『シャルとラウラがデッキを作って、早速やってみた。ちなみにデッキはそれぞれ天使族、マシンナーズ。俺はラウラには勝ったけどシャルには負け、シャルとラウラでやったらラウラが負けた。クリスティアやVENUSをヴァルハラとかで来られてもうボコボコにやられた』…だそうだ」

 

「ああ、シャルロットは天使族デッキですか」

 

「処刑を執行する天使だな」

 

「怖いです」

 

「で、デッキは作れたから学園に帰るって書いてあった」

 

「じゃあ本当に互い違いになったんですね」

 

「そうだな。2人を呼んできてくれ」

 

「わかりました」

 

そして箒とセシリアが来て、六武衆やジェムナイトのカード、補助カードなどを指摘しまくり、完成した。デュエルをそこらの奴にやらせたが、箒は5戦中2勝3敗。セシリアは7戦中4勝3敗。

まあ勝ってきたのは後半からだったが良い方であるだろ。不慣れだったわけだし。

ちなみに俺は変装していた。昨日来たばっかであるのもあるが、騒がれるのもあれだと思ったからだ。

で、時間も結構経ったので俺達は学園に帰ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

俺は帰ってきてひとまず生徒会室の方へ向かうと

 

「「……………」」

 

楯無と結が机に突っ伏して死んでいた。

 

「何があった?」

 

「溜まりに溜まっていた会長用の仕事が全て終わっただけです」

 

冷静にレイラが応えた。……………。

 

「何回か逃げ出そうとしましたけどね」

 

「そうか。ご苦労様だ」

 

「お疲れ様でした」

 

「はい、じゃあ部屋に戻りますので」

 

そう言ってレイラが生徒会室から出て行った。俺は改めて真っ白に燃え尽きている2人を見る。

 

「どうします?この2人?」

 

「そのままでいいです」

 

それもそうか。しばらくすれば復活するだろう。

 

「では俺も戻ります」

 

「はい、この2人は私が見ているので」

 

そう言われたので部屋に戻ろうとすると

 

「お~い結、楯無、k……」

 

カイが入ってきた。真っ白に燃え尽きた楯無と結を見て

 

「何があった?」

 

そう聞いてきた。まあそうだろう。

 

 

 

「つまり楯無が仕事を溜めていたと?」

 

「そうらしい」

 

「はぁ…そういうところも結そっくりだな」

 

「ちょっとカイ君それはひどいわよ!」

 

「おぉ、復活した」

 

楯無と結の前に机を挟んで座っていると、結が急に起き上がって怒鳴った。

 

「私は楯無ちゃんみたいにめんどくさがりやじゃないわよ!!」

 

「どういう意味かしら」

 

「楯無も復活した」

 

結の言葉を聞いて楯無は起き上がった。

 

「私はあなたより真面目な方よ!」

 

「どこがよ!こんなに仕事溜めといて!」

 

「そ、それはたまたまよ!!それよりあなた私より仕事の進み具合が遅かったじゃない!!」

 

「そりゃ乗り気にならないのが普通だと思うがな」

 

俺は突っ込むが届いてないらしい。はぁ…。

 

「くっ、そ、それでも私の方が真面目な方よ!!」

 

「いいえ!私よ!!」

 

「どっちもどっちだ」

 

「「いったぁ!?」」

 

もう埒が明かないので2人に拳骨をかましておく。そして再び2人はダウン。(机に突っ伏す。その際頭を机にぶつけた音が響いた)

 

「カイもあんまり甘やかすなよ?でなきゃこいつの副会長なんざやってられない」

 

「まあ…善処する」

 

「ところで何の用だ?楯無と結に用があるみたいだったが」

 

「ああ、デュエルディスクが完成したのを伝えに来た」

 

「おお、早いな」

 

さすがは天災、伊達に世界に悪影響を与えてるだけじゃないな。いや、この言い方は失礼か。それと請求書を送らねば。

 

「俺も半分くらい作ったからな」

 

「短時間で作れるか。それのテストでもするのか?」

 

「ああ、けどアリーナは駄目だよな」

 

さすがにな。他に場所は……

 

「体育館はどうだ?」

 

「いいかもしれないな」

 

「よし、じゃあ皆にメール送るか。そういや束さんは?」

 

「織斑先生のとこ向かったら帰るって言ってたぞ」

 

「そうか」

 

まあ、別の機会でいいだろう。金には今のところ困ってないし。

 

「じゃあディスクもそこで渡すから運ぶの手伝ってくれ」

 

「了解」

 

「結と楯無はどうする?」

 

「簪が体育館に来れば自力で来るだろ」

 

「それもそうか」

 

おい!?納得してるってことはもう俺と同じ認識か!?そう思いながら俺は生徒会室を出た。

 

 

 

 




箒は六武衆、セシリアはジェムナイト、シャルロットは天使族、ラウラはマシンナーズです。次話はデュエルですが、この中のメンバーではありません。誰と誰がやるかお楽しみに。
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