交差する世界 騎士と暴君と五聖獣   作:狂戦士

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あらすじ
2人の未来組の実力を知った。

タッグデュエルです。


波乱の生徒会長&副会長タッグデュエル!?

未来の娘達の実力を確認した後。

一夏が一夏ラヴァースに追いかけられているのを確認しながら(この時仭に止めなくていいのか?と聞いたが、『いつもの光景だ。まあ、IS使い出したらさすがに止めるが…』と返された。IS使う奴がいるのかよと思った)、俺と結は焔、六花と話していた。

 

「六花。後で一夏さんに謝りなさい」

 

「え?何で焔?」

 

まあ、結や楯無のように悪気(というか悪戯心)があったわけじゃないからな。

 

「ところで、お父様」

 

「ん?何だ焔」

 

「お父様たちの実力も見てみたいのですが」

 

「ああ、そうか」

 

焔たちは未来の俺達のことを知っているが、若い俺達の実力はそんな知らないのだろうな。

 

「じゃあ、誰かとやるか」

 

「何だ、今度はお前がやるのかカイ」

 

「!仭か…」

 

後ろから、仭が話しかけてきた。

 

「というか、タッグでやったらどうだ?お前と結で。その方が早く終わるだろ?この体育館午前中までしか使えない。部活とかで使う者達がいるからな」

 

ふむ、ならそうするか?

 

「じゃ、私とやらない?」

 

「おいこら」

 

「「「「!」」」」

 

すると俺に抱き付こうとするが、仭に首根っこを掴まれて、止められる楯無が言ってきた。

 

「これ以上問題を起こそうとするな。トラブルメーカー」

 

「酷い、それじゃ私がいつも問題起こしてるみたいじゃないの」

 

「………」

 

仭が楯無の耳元に口元を近づける。

 

「一夏を景品にしたときは何だ?俺とのISでの模擬戦で、観客集めたのは何だ?簪に会いに行こうとしてシスコンを発動させたのは何だ?いつも虚さんや俺に迷惑かけて、仕事放って逃げ出していくのを捕まえに行く羽目になるのは何だ?結を暴走させたのは何だ?k「もういいわ。ごめんなさい。わかった、わかったから」

 

「…今度結にもそれを試すとしよう」

 

「ちょっと!?」

 

「冗談だ。…で、楯無、お前とか?」

 

「ええ、いいでしょ?」

 

確かに、やったことがないから面白そうだ。

 

「じゃあ、もう1人はどうする?」

 

「仭君でいいんじゃない?」

 

「俺か?というかもうお前達とやるの2回目だな」

 

この世界に来ての初タッグデュエルのときだな。

 

「別にいいでしょ?」

 

「ま、構わんが…」

 

「焔や六花もお前達の実力は知らないし、いいだろう」

 

「それもそうか。生徒会長と副会長のタッグデュエルだな」

 

「そういえばそうだな」

 

こっちでは仭は副会長。楯無は生徒会長だからな。

そして俺達は、向かい合う。

 

「ん?楯無。何のカードを入れてる?」

 

「え?まあ、気にしないで」

 

「…じゃ、ルールを確認するぞ」

 

「ああ」

 

「わかったわ」

 

・LPはお互い8000。

・攻撃できないのは1ターン目のみ。

・LP、フィールド、墓地は共有。

・パートナーの手札は確認できない。

・パートナーのセットカードを使うことができ、モンスターをコントロールすることができる。

・基本守備表示でモンスターを通常召喚する場合は裏側守備表示で。

・自分のターンが終了した後も、相方のターンが来るまで場に立ったまま残る。

 

ようするに俺達がこの世界に来て、初めて行ったタッグデュエルと同じルールだ。

一夏達も追いかけるのをやめていた。

 

「で、最初にカードを引くのはどっちだ?」

 

「俺でいい」

 

「こっちは楯無だ。じゃ、表か裏か」

 

「…表」

 

「了解」

 

コインが宙を舞い、仭の手に落ちる。

 

「…裏。こっちが先行だな」

 

またか。これで負けたの2回目だぞ。

そして楯無→俺→仭→結→楯無になった。

そんなこんなで俺達はディスクを展開する。

 

「「「「デュエル」」」」

 

カイ&結:LP8000

楯無&仭:LP8000

 

「私のターン、ドロー!」

 

さて、この生徒会長&副会長デュエル。

俺は今回も炎王だが、仭がな。

楯無のデッキからして、サポート系か?

 

「ところで…」

 

「「「!」」」

 

そんなことを考えていると、楯無が話しかけてきた。

 

「ただデュエルするのもいいけど…賭けをしない?」

 

「賭け?」

 

「カードのアンティはやらないわよ」

 

「違う違う」

 

結の言葉に楯無が否定する。どうやら楯無の言う賭けは違うらしい。

 

「このデュエルで負けた1人が、勝った1人の言うことを1つ聞くとか?」

 

「面白そうね!」

 

「おい、結…」

 

くっ、この2人は…

 

「…やれる範囲だろうな?」

 

「当たり前じゃない」

 

「ならお前は何を望む楯無?」

 

仭が楯無に聞く。

嫌な予感しかしないのだが…

 

「んー、じゃ、私が結ちゃんに勝ったらカイ君とデートを許してね♪」

 

『!!』

 

おま…!

 

「楯無ちゃ~ん?最近ちょぉっと調子に乗りすぎじゃないかしら?」

 

「ゆ…結?」

 

マズイ。

黒いオーラと、笑顔だが笑顔ではない表情を結がしている。

俺や仭、ラウラ、六花も含めてこの場にいる全員が引いているぞ。

 

「あらあら、別に私とすぐ付き合ってってわけじゃないんだから」

 

「っ!ならカイ君!私が勝ったらデートよ!!」

 

「結ちゃん、それは駄目よ。負けた方が勝った方の言いなりになるんだもの」

 

「なっ!?」

 

「うふふふ」

 

確かに俺と結はタッグを組んでいる…。

別にこんなことで、賭けをしなくともデートくらいしてやるというのに。

 

「はぁ…、俺はどうするか。…楯無を絞めてほしいと結にでも頼むか?」

 

「ちょっと仭君!?」

 

「うふふ、いいわよ~仭君」

 

「何でそんなこと言うの!?」

 

「いや、だって…特にないから。結は楯無とO★HA★NA★SI★として…」

 

「そうね~」

 

「う…」

 

…誰か止めてくれ。結がものすごく怖い。

 

「カイは…あるのか?」

 

「ないな」

 

あるとしたら、もう今は結の怒りを収めてほしいということぐらいだ。

 

「つまらないわね~。じゃ、負けた方に罰ゲームを追加しましょう!」

 

「お前が楽しみたいだけだろ」

 

「誰かリクエストないかしら?」

 

「聞けよ」

 

「はいは~い!あるよ~!」

 

六花だ。

 

「何かしら~?」

 

「う~んとね~…パパとジンジンの、負けた方が女装!!」

 

『!!』

 

おい、何だそれは!!

 

「ふざけんな!!」

 

「…決まりね!」

 

「「待てこら!」」

 

仭と被った。だがそんなどうでもいいことはいい!

 

「俺達了承してないぞ!!」

 

「え~、いいじゃない女装でも」

 

「…カイ君の女装…いいかも」

 

結!?

 

「アハハ、いいんじゃないですか仭さん?女装!」

 

「アリィ。貴様ちょっと武道場までご同行願おうか」

 

「嫌です♪」

 

仭からも黒いオーラが…。

 

「別に2人共ってわけじゃないし」

 

「だとしてもだな…」

 

「………」

 

仭が無言で睨んでる。

しかし何を言っても無駄そうだな。仕方ない…

 

「悪いが仭。勝たせてもらうぞ」

 

「…はぁ、お前は最後まで抵抗してくれると、思ったが…いいだろう。…楯無」

 

「はぁい?」

 

「うざい。やめろその返事」

 

どうやら相当ご立腹のようだ。

 

「これはあくまで、罰ゲームだ。俺かカイのどっちか()()()()が負うってことでいいんだな?」

 

「ええ、そうよ」

 

状況確認。

楯無と仭が勝ったら、結は俺と楯無のデートを認めてもらうことになり、しかも俺は女装。

俺と結が勝ったら、楯無は結にお仕置き?で、仭が女装。あっちは罰ゲームだな。

って、あれ?負けたら俺しか罰受けてなくないか?

 

「カイ君があいつと、デートするところを思うとそれだけで罰ゲームよ!」

 

おい、何か楯無をあいつとか言い出したぞ。同一人物だろ。

てかいつからそんな性格になった。…さっきか。

そして『お互い様☆』という文字が出てる扇子を掲げる楯無の姿。

 

「決まりね。デュエル続行!」

 

かくして、ある意味絶対に負けられないデュエルになってしまった。

 

『がんばってくださいね~カイ』

 

『ああ、応援するぞ』

 

にやにやしながら言われても、まったくがんばれん。

あっちでもダルクが何か言ったらしく仭が『黙れ』と言って、黙らしてた。

 

「私は《ソニックバード》を召喚するわ」

 

ソニックバード

ATK:1400

 

「ソニックバードの効果。デッキから儀式魔法を1枚加えるわ。《リチュアの写魂鏡》を手札に」

 

サーチャーか。

 

「私はカードを1枚伏せてターンエンドよ」

 

楯無:LP8000

手札5

ソニックバード

伏せ1

 

ターンエンドか。

1ターン目だからか?

 

「俺のターン、ドロー!」

 

さて、手札は悪くないな。

仭には悪いが、負けたら女装だ。

手加減抜きで行くぞ。

 

「俺は通常魔法《炎王進撃!》を発動。デッキからカードを5枚めくり、その中から『炎王』と名のついたレベル4以下のモンスターを自分フィールド上に可能な限り召喚する」

 

「容赦ねぇなこの野郎」

 

「このターンのエンドフェイズ時、このカードの効果によって特殊召喚されたモンスターは全て破壊されるがな」

 

デッキから5枚をめくる。

出てきたのは《炎王炎環》、《炎王獣 ヘイカン》、《炎王獣 サンゲイ》、《緊急同調》《炎王獣 ドゥン》。

 

「レベル4以下の『炎王』と名のついたモンスターは3体。よってそれらを特殊召喚し、残りはゲームから除外する」

 

炎王獣 ヘイカン

ATK:1500

 

炎王獣 サンゲイ

ATK:1800

 

炎王獣 ドゥン

ATK:1200

 

「炎王獣 サンゲイの効果、このカードがフィールド上に存在する限り、このカード以外の「炎王」と名のついたモンスターは攻撃力・守備力が300ポイントアップする」

 

炎王獣 ヘイカン

ATK:1500→1800

 

炎王獣 ドゥン

ATK:1200→1500

 

「通常魔法《炎王の聖火》を発動。自分フィールド上の炎属性モンスター1体を選択して発動。選択したモンスターを破壊し、相手の表側表示で存在するモンスター全ての攻撃力を破壊したモンスターの攻撃力分下げる。俺は炎王獣 ドゥンを破壊して、その攻撃力分相手モンスターの攻撃力を下げる」

 

ソニックバード

ATK:1400→0

 

「カード効果で破壊されたドゥンの効果で、デッキから『炎王』と名のついた魔法・罠カードを1枚手札に加える。俺は《炎王の燈火(ともしび))を手札に。そして自分フィールド上に表側表示で存在する『炎王』と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊されたので、手札から《炎王龍 チリュウ》を特殊召喚」

 

炎王龍 チリュウ

ATK:500→800

 

これだけやって手札はまだ4枚だ。

 

「チリュウの効果。この効果での特殊召喚に成功した場合、デッキから『炎王龍 チリュウ』を可能な限り特殊召喚できる。俺はもう1体チリュウをデッキから特殊召喚!」

 

炎王龍 チリュウ

ATK:500→800

 

「俺はレベル2のチリュウ2体でオーバーレイ!」

 

フィールドに現れた炎の渦に、飛び込む小さな竜2体。

 

「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚、《炎王巨鳥 フレース・ベルグ》!」

 

巨大な紅い鳥が現れる。

 

炎王巨鳥 フレース・ベルグ(ORY2)

ATK:1700→2000

 

「俺はこのターンまだ通常召喚を行っていない。《炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン》を召喚」

 

炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン

ATK:1500→1800

 

俺のフィールドの状況確認。

 

カイ:LP8000

手札3

炎王獣 ヘイカン

炎王獣 サンゲイ

炎王巨鳥 フレース・ベルグ(ORY2)

炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン

 

「ワンターンキルとか洒落にならんぞ…」

 

あいにく手札が良かった。

まあ、終わってくれるならくれるでいい。

 

「炎王獣 ヘイカンでソニックバードに攻撃!このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が800ポイントアップする!」

 

炎王獣 ヘイカン

ATK:1800→2600

 

これが通って総攻撃すれば、ダメージ合計値は7400から8100になる。

 

「あら~、これはマズイわね。伏せカード《和睦の使者》!これでソニックバードは破壊されず、ダメージも通らないわ」

 

防がれたか。

まあ、これで終わるんならさすがに期待ハズレだ。

 

「俺は炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセンの効果で、このカード以外の自分フィールド上の炎属性モンスターのレベルを8にする」

 

炎王獣 ヘイカン

レベル4→8

 

炎王獣 サンゲイ

レベル4→8

 

炎王巨鳥 フレース・ベルグ(ORY2)

ランク2→レベル8

 

「俺はレベル8となったヘイカンと、サンゲイでオーバーレイ!」

 

フィールドに現れた炎の渦に、飛び込む2体。

 

「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚、《炎王神龍 ケツアルコァトル》!」

 

翼を持つ蛇神の名を持った龍が現れた。

 

炎王神龍 ケツアルコァトル(ORY2)

ATK:2900

 

炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン

ATK:1800→1500

 

「ケツアルコァトルの効果、1ターン1度このカードのオーバーレイユニット1つを取り除くことで、デッキからカードを1枚ドローする」

 

カイ:手札4

 

「その後自分の手札の炎属性モンスター1体を破壊する。この効果で破壊されたモンスターは自分フィールド上で破壊されたものとして扱う。俺は手札の《炎王獣 キリン》を破壊!そしてキリンの効果でデッキから、《炎王神龍 ヴリトラ》を墓地に送る。カードを1枚伏せてターンエンド」

 

カイ:LP8000

手札2

炎王神龍 ケツアルコァトル(ORY1)

炎王巨鳥 フレース・ベルグ(ORY2)

炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン

伏せ1

 

「さて、俺のターン、ドロー!」

 

仭のターンか。

こいつとやったのはタッグも合わせて、これで3回目だな。

 

「(さて、ここまで魔法・罠に偏ったのは久しぶりだ。モンスター1体のみってのがな…まあ、問題ないが)俺はソニックバードを守備表示に変更」

 

ソニックバード

DEF:1000

 

「そして《アックス・ドラゴニュート》を通常召喚」

 

アックス・ドラゴニュート

ATK:2000

 

「アックス・ドラゴニュートで、炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセンを攻撃!」

 

「っ!」

 

カイ:LP7500

 

「ダメージステップ終了時に、ドラゴニュートは守備表示になる」

 

アックス・ドラゴニュート

DEF:1200

 

「俺はカードを4枚伏せてターンエンド(次のターン、そっちのモンスターには退場してもらうとするか)」

 

仭:LP8000

手札1

ソニックバード

アックス・ドラゴニュート

伏せ4

 

「私のターン、ドロー!」

 

結のターン。

 

「ふふふ、楯無ちゃんと向き合ってないのが、残念だわぁ」

 

案の定まだ怒りは収まってないらしい。

 

「私は通常魔法《おろかな埋葬》を発動。効果で、デッキから《水精鱗-リードアビス》を墓地へ。そして《水精鱗-アビスパイク》を通常召喚」

 

水精鱗-アビスパイク

ATK:1600

 

「アビスパイクの効果、手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて、デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加えるわ。私は《水精鱗-アビスグンデ》を墓地に送るわ。アビスグンデの効果、自分の墓地から『水精鱗-アビスグンデ』以外の『水精鱗』と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。私はさっき墓地に送った水精鱗-リードアビスを特殊召喚!」

 

水精鱗-リードアビス

ATK:2700

 

「アビスパイクの効果で、私は《水精鱗-アビスタッブ》を手札に。アビスタッブの効果!このカードがドローフェイズ以外の時に手札に加わった時、このカードを手札から特殊召喚できる。そして自分はデッキからカードを1枚ドローする」

 

水精鱗-アビスタッブ

DEF:500

 

結:手札4

 

「《サイクロン》を発動!仭君のその左から2番目の伏せカードを破壊するわ!」

 

「!」

 

破壊したのは《リビングデットの呼び声》。

 

「バトル!「この瞬間伏せカード《DNA改造手術》!種族を1つ宣言して発動。このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターは宣言した種族になる。俺はドラゴン族を選択する」――!」

 

このタイミングで改造手術?まさか…

 

「私はアビスパイクで、ソニックシューターを攻撃!」

 

「相手が攻撃宣言したため、伏せカード《立ちはだかる強敵》!そしてさらに伏せカード《超融合》を発動!チェーン処理により、超融合から発動。効果は…さっきの六花の発動でわかっているな?俺は手札を1枚捨てて、そっちのフィールドのケツアルコァトル、リードアビス、アビスタッブ。そして俺のフィールドのソニックバード、アックス・ドラゴニュートを超融合!」

 

『!』

 

仭が捨てたのは《バトル・フェーダー》。

そして当然この組み合わせで、召喚される融合モンスターはいないが、種族がドラゴン族となっている状況なら5体のモンスターを(今回の場合フィールドからだが)融合して召喚できる最強の攻撃力を持つモンスターがいる。

 

「クク、融合召喚!その力で全てを破壊せよ、《F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)》!」

 

F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)

ATK:5000

 

「出たか…」

 

『炎』『水』『地』『闇』『風』のそれぞれの属性を持つ5つの頭を持つ龍が現れる。

確か原作では、儀式モンスターだったり、何かクエストで出てきたり、《スケープ・ゴート》+DNA改造手術のコンボで融合召喚されたり色々あったモンスターだ。

 

「さて、何故俺がお前のフィールドのモンスター5体を融合して召喚しなかったかわかるか?」

 

「「!」」

 

「お前達のことだから、破壊されそうで不安だったからな。それにバトルフェイズで発動したところで、そのままターンエンドされる。っと、チェーン処理はまだ続いている。立ちはだかる強敵の効果発動!自分フィールド上の表側表示モンスター1体を選択する。発動ターン相手は選択したモンスターしか攻撃対象にできず、全ての表側攻撃表示モンスターで選択したモンスターを攻撃しなければならない。俺のフィールドにはF・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)のみ」

 

「「!」」

 

こいつ…。

 

「そういうわけだ。バトルフェイズを終了させることはできない。強制的に攻撃するしかない」

 

「きゃあっ!!」

 

「ぐぁっ!!」

 

フレース・ベルグと、アビスパイクがF・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)に向かうが、5つの首からそれぞれ光線が放たれて、破壊される。

 

結:LP1300

 

「お前達には悪いが、俺も負けられないのでな」

 

くっ、大分削られたな…。

まさかあっちからでなく、こっちから攻撃することになるとは思わなかった。

 

「さて、結。まだお前のターンだぞ」

 

「私は、カードを2枚伏せてターンエンドよ」

 

結:LP1300

手札1

伏せ3

 

「ごめんなさいカイ君」

 

「別にいい」

 

あれは戦闘では強力だが、効果耐性は持っていないからな。

しかし、仭のデッキは闇ドラゴンか?いや、案外闇属性を捨てて、純ドラゴンとかか?

まあ、別に考えなくていいか。現段階では確信しかねる。

次は楯無のターンで、あの凶悪なソリティアデッキに耐えられるかは、結に任せるしかない。

ここからが勝負だな。

 

「私のターン。私は《成金ゴブリン》を発動。デッキからカードを1枚ドローして、1000ライフポイント相手は回復するわ」

 

楯無:手札6

 

結:LP2300

 

手札補助か。

こっちにはありがたい。

 

「そして私はF・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)で、ダイレクトアタック!」

 

「伏せカード《アビスフィアー》!デッキから『水精鱗』と名のついたモンスター1体を、効果を無効化して特殊召喚する。私はデッキから《水精鱗-アビスリンデ》を特殊召喚するわ!」

 

水精鱗-アビスリンデ

DEF:1200

 

召喚されるが、当然攻撃されて破壊される。

しかし楯無、モンスターを展開してこなかったな…。

 

「破壊され、墓地へ送られたアビスリンデの効果。デッキから『水精鱗-アビスリンデ』以外の『水精鱗』と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。私はデッキから《水精鱗-ラティアビス》を特殊召喚!」

 

水精鱗-ラティアビス

DEF:3000

 

「私はカードを2枚伏せてターンエンドよ」

 

楯無:LP8000

手札4

F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)

伏せ3(内1枚DNA改造手術)

 

「俺のターン」

 

ケツアルコァトルは破壊された場合、次の自分のスタンバイフェイズで復活するが、融合素材として墓地へ送られたので、復活しない。

 

「俺は《炎王龍 アグニ》を通常召喚!」

 

炎王龍 アグニ

ATK:1300

 

さて、ドゥンの効果で加えたカードを使うか。

 

「そして速攻魔法《炎王の燈火(ともしび)》を発動!手札・自分フィールド上の『炎王』と名のついたモンスター1体を破壊して発動。破壊したモンスターの攻撃力、または守備力を選択し、選択した値の数値分自分のライフを回復する」

 

本当にこれを加えといてよかったと思う。

 

「俺は炎王龍 アグニを選択して破壊。この瞬間アグニの効果発動。このカードがカードの効果により破壊され墓地に送られた場合、墓地からレベル4以下の『炎王』と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。俺は墓地から炎王獣 ドゥンを表側守備表示で特殊召喚!そして俺はアグニの攻撃力分ライフを回復する」

 

炎王獣 ドゥン

DEF:200

 

カイ:LP3600

 

「そして伏せカード《リビングデットの呼び声》を発動。墓地より復活せよ、《炎王神龍 ヴリトラ》!」

 

邪龍ヴリトラが現れ、咆哮をとどろかせる。

 

炎王神龍 ヴリトラ

DEF:1800

 

「なるほど。キリンで墓地へ送ったのはこのためか」

 

「ああ」

 

俺が伏せたやつだが、結が使わないでいてくれた。

 

「俺は「ああ、ちょっと待って。伏せカード《ギフトカード》を発動!」

 

『!!』

 

俺達はそのカードを楯無が発動したのを見て、驚く。

なぜならそのカードは相手のライフを3000回復させてしまう、相手を喜ばせてしまうだけのカードだからだ。

《シモッチによる副作用》を発動か?

 

カイ:LP6600

 

「あ?」

 

「え?」

 

「………」

 

しかし特に普通に俺達のライフが回復した。

楯無の方を見ると、仭が睨んでいる。

 

「お前…さっきのターンに、ソニックバードだけだったり、モンスターを召喚しなかったりでどうも怪しいと思ったが…やはりか。あのカードをさっきデッキに入れたんだな?」

 

あのカード?

 

「ふふ、多分当たってるわよ~仭君」

 

「何だ?」

 

「…タッグ専用カード」

 

「タッグ専用カード?」

 

「行くわよ。永続罠《パートナーチェンジ》を発動!このカードは タッグデュエル時でのみ発動できる。自分と相手のパートナーを入れ替えるわ!」

 

『!!』

 

何だと!?

 

「やはりか…。これは普通タッグデュエルでは発動しないカードなんだけどな…」

 

「禁止でもされてるのか仭?」

 

「いいや、だって入れ替わった後、敵になった者は有利になるから」

 

「「?」」

 

「入れ替わった後、前のパートナーチームは現在のライフに2000ライフポイント加えるけどね」

 

「ほらな?」

 

なるほどな。

 

「それにこれは結束を崩すカードとも言える。まあ、お互い作戦の上で入れてるのもいるにはいるが…基本戻ったらバラバラになるし」

 

「まあ、それはともかく、私は結ちゃんと入れ替わるわね!あ、これ強制だから♪」

 

「えぇ!?」

 

だからライフ2000回復か。

任意だと、活躍することないからこうなったんだろうな。

 

「うふふふふ」

 

「…どうなってもしらんぞ楯無」

 

結はガクッと肩を落とした後、無言で仭の方に向かっていった。

楯無は突っ走ってこっちへ来る。

 

楯無→結:LP10000

 

「永続罠パートナーチェンジだけが、俺のフィールドと共有されたか」

 

まあ、他のもだと状況最悪になるしな。

 

「おい、結。大丈夫か?」

 

「………」

 

仭が話しかけるも無言の結。

楯無め…。

 

「ふふふふふ」

 

「!ゆ、結…?」

 

何か急に笑い出したぞ。

 

「ふふ、もう容赦しないわよ楯無ちゃぁん?」

 

『!!!』

 

「ア、アハハはha……」

 

おい、何か言葉がおかしくなってるぞ楯無!?

や、やばい。過去最高にヤバイ!ヤバすぎる!!

もう黒いオーラが出まくってる。そして結の顔が笑顔じゃねぇ。目も赤く光ってるのは気のせいか!?

 

「ゆ、結。落ちt「仭君」――な、何だ?」

 

あれを前にして、敬語を使わないとは…

 

「パートナーチェンジを破壊すれば、元に戻るのよね?」

 

「あ、ああそうだが…」

 

「ふふ、けど戻るのはもったいないわねぇ」

 

「な、何故?」

 

「だって楯無ちゃんを攻撃できないじゃない」

 

「そ、そうか…」

 

ターン順も変更だったな。

楯無→俺→仭→結→楯無から、結→俺→仭→楯無→結になる。

結のターンのときは、楯無と向かい合うことになる。

 

「だからさぁ」

 

「ん、ん?」

 

というかおい。

未来の娘たちも、何か滅茶苦茶怯えてるぞ結!

 

「楯無ちゃんをちょぉっと殺りたいから、あれ、破壊しないでくれる?」

 

それは攻撃を実体化させるということか?

くっ…最近楯無が俺にちょっかい出してくるから、今まで溜まっていたのだろう。

それがとうとう爆発したわけか。

 

「い、いや、だが「やらないでね」――了解しました」

 

「おい!!」

 

一刻も早く破壊しろ!

実体化攻撃で、大変な目にあうのも俺なんだぞ!?

 

「…とりあえずカイ。まだお前のターンだ」

 

「お、おう…」

 

汗をかきまくりながら、言う仭。

外野の方はもうほとんど殺気になれてないせいか、引きすぎている…。

六花に至っては泣きそうだぞ。

 

「お、俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

カイ:LP6600

手札0

水精鱗-ラティアビス

炎王獣 ドゥン

炎王神龍 ヴリトラ

伏せ4(内1枚リビングデットの呼び声、1枚パートナーチェンジ)

 

楯無?汗をかきまくりながら、怯えてるよ…。

てか前回のことを学ばないのか…。

 

 

 

 




パートナーチェンジ使いました。任意だと、当然断られるので、竜羽さんと相談して、強制にしてみました。(汗)

そして男は負けたら女装。(笑)それより楯無ですかね?

オリカ

『炎王進撃!』
通常魔法
デッキからカードを5枚めくり、その中から「炎王」と名のついたレベル4以下のモンスターを自分フィールド上に可能な限り召喚する。
その後、他のカードを全てゲームから除外する。
このターンのエンドフェイズ時、このカードの効果によって特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
『炎王進撃!』は1ターンに1度しか発動できない。

『炎王獣 ヘイカン』
効果モンスター
レベル4/炎属性/獣族/攻撃力1500/守備力200
自分フィールド上に存在する「炎王」と名のついたモンスターがカード効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間攻撃力が800ポイントアップする。このカードは相手モンスターに攻撃される場合、ダメージステップの間攻撃力が800ポイントダウンする。
このカードがカード効果によって破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールド上の全ての炎属性モンスターの攻撃力を、このターンのエンドフェイズまで1000ポイントアップさせる。

//中国において、竜が生んだとされる伝説上の動物、『竜生九子』の内の一体、虎に似ているヘイカンがモチーフ。

『炎王獣 サンゲイ』
効果モンスター
レベル4/炎属性/獣族/攻撃力1800/守備力200
自分フィールド上に存在する「炎王」と名のついたモンスターがカード効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に存在する限り、このカード以外の「炎王」と名のついたモンスターは攻撃力・守備力が300ポイントアップする。
このカードがカード効果によって破壊され墓地へ送られた場合、フィールド上のカード枚数×200ポイントのダメージを相手に与える。

//中国において、竜が生んだとされる伝説上の動物、『竜生九子』の内の一体、獅子に似ているサンゲイがモチーフ。

《炎王獣 ドゥン》
☆3/炎属性/獣族/効果モンスター/攻1200/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。また、このカードが破壊され墓地に送られた場合、デッキから「炎王」と名のついた魔法・罠カードを1枚手札に加えることができる。

(見た目は炎を纏ったライオン。モチーフはインド神話の神獣ドゥン)

《炎王の聖火》
通常魔法
自分フィールド上の炎属性モンスター1体を選択して発動。選択したモンスターを破壊し、相手の表側表示で存在するモンスター全ての攻撃力を破壊したモンスターの攻撃力分下げる。

炎王の燈火(ともしび)
速攻魔法
手札・自分フィールド上の「炎王」と名のついたモンスター1体を破壊して発動する。破壊したモンスターの攻撃力、または守備力を選択し、選択した値の数値分自分のライフを回復する。

《炎王龍 チリュウ》
☆2/炎属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻500/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。この効果での特殊召喚に成功した場合、デッキから「炎王龍 チリュウ」を可能な限り特殊召喚できる。

(炎を纏った小さな龍。中国の伝説上の竜の幼生がモチーフ)

炎王巨鳥 フレース・ベルグ
ランク2 炎 鳥獣族 攻1700 守200 
炎属性レベル2モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上のと炎属性モンスター1体を選択して発動できる。このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

イメージはベルグモンが紫色の部分が紅色になっているところです。

炎王玉兎(えんおうぎょくと) レイセン
レベル4/炎/獣戦士族/効果/ATK1500 DFE1000
このカードがフィールド上に存在する限り、このカード以外の自分フィールド上の炎属性モンスターのレベルを8にすることができる。ただし、この効果を受けたモンスターは「炎王」と名の付いたモンスター以外のエクシーズ召喚には使用できない。

炎王神龍 ケツアルコァトル
効果モンスター
ランク8/炎属性/ドラゴン族/攻2900/守200
炎属性レベル8×2
このカードがカード効果で破壊された場合、次の自分のスタンバイフェイズ時に
このカードを墓地から特殊召喚する。この効果でこのカードが特殊召喚された場合、
自分の墓地に存在する『炎王神獣』と名の付くモンスター1体をこのカードのエクシーズ素材にする。
また1ターン1度このカードのエクシーズ素材1つを取り除くことで、デッキからカードを1枚ドローする。
その後自分の手札の炎属性モンスター1体を破壊する。この効果で破壊されたモンスターは
自分フィールド上で破壊されたものとして扱う。

《炎王神龍 ヴリトラ》
☆8/炎属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻3000/守1800
このカードがカード効果によって破壊された墓地へ送られた場合、次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚に成功した時、お互いの手札を全て墓地に送り、自分はカードを一枚ドローする。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから「炎王神龍 ヴリトラ」以外の「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

(黒い炎を纏った悪龍。インド神話の悪龍ヴリトラがモチーフ。)

『水精鱗-アビスタッブ』
効果モンスター
レベル3/水属性/魚族/攻撃力1000/守備力500
このカードがドローフェイズ以外の時に手札に加わった時、このカードを手札から特殊召喚できる。
また、自分はデッキからカードを1枚ドローする。
「水精鱗-アビスタッブ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

水精鱗-ラティアビス
レベル7水属性 海竜族 効果
攻撃力1800 守備力3000
自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時自分の墓地から「アビス」と名のついたカード1枚選択して手札に加える事ができる。
このカードがフィールド上に存在する限り、このカード以外の「アビス」と名のついたモンスターを相手は攻撃することはできない。また、このカードがフィールドから離れる時フィールドに存在する「アビス」と名のついたモンスターを墓地の送ることでこのカードはフィールドにとどまる。

《炎王龍 アグニ》
☆3/炎属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻1300/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。また、このカードがカードの効果により破壊され墓地に送られた場合、墓地からレベル4以下の「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

パートナーチェンジ(改造)
永続罠
このカードは タッグデュエル時でのみ発動できる。 自分と相手の パートナーを入れ替える。前のパートナーチームは現在のライフに2000ライフポイント加える。 このカードがフィールド上から離れた時、入れ替わったパートナーは元に戻る。
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