青いぶたさんのSAN値を削りまくりました。
捻りがない、うん…
リゴーンリゴーンっと鐘の音が不気味に響き、いままで綺麗だった夕焼けが不気味に感じてくる。
「何なんだよ、こんな時に」
「ここって、始まりの街?」
ここは、《始まりの街》。私たちがログインして最初に出てくる始まりの街中心部に位置する大広場にいつの間にか強制転移させられたのだ、このゲームにログインしているほぼ全プレイヤーがここにいる。中には「速く出てこい
するとプレート同士の隙間から血のような液体が流れだし、空中でとどまり謎の液体やプレートと同じ色のフード付きのローブと清潔感漂う手袋へ変わってゆく。顔なしの巨大アバターがそこに現れる。
『プレイヤーの諸君。私の
顔なしのアバターがいきなり、茅場晶彦と言い私やここにいる約10000人がここで直ぐに現実に帰れるという気持ちを次に言った言葉で、裏切られてる。
『プレイヤー諸君は、既にメインメニューからログアウトボタンが消滅している事に気付いていると思う。しかしゲームの不具合ではない。繰り返す、SAO本来の仕様である』
「これ、イベント…だよね…」
「あぁ、多分な…」
私は、茅場晶彦がどんな人なのか知っている。若き科学者でナーブギアとSAOの生みの親。そんな彼が脱出できないと言ったのだ。それぐらいなら別に慌てる必要は無いと思っている、災厄の事態にならない限りは。そして巨大茅場は、話を続ける。
『…また、外部の人間の手による、ナーブギアの停止あるいは解除もあり得ない。もし、それが試みられた場合―――』
この時私は、フラグを回収した。巨大茅場の次の言葉が簡単に予測でき、恐怖で涙か出てくる。五月蝿かったのが一瞬恐怖で回りの人達も次の言葉を理解する。
『ナーブギアの緊急素子が発する高出力マイクロウェーブが諸君の脳を破壊し、生命活動を停止させる』
ここまででようやく理解した人たちは、棒立ち状態になってしまう。私の隣にいるクラインとキリトは、直ぐに答えにたどり着き残念なイケメン顔になってしまう。
それもそのはずだ。ナーブギアは、出力回収部分が首の当たりにあり(脊髄の真上)細かな情報識別システムがある。それで7割がナーブギアに入っている。残りの3割は、バッテリーセルがつまっている。これだけあれば巨大茅場の言う通りナーブギアを頭に被る、電子レンジの出来上がりだ。
「瞬間停電なんてあったらどうなるんだよ俺たちは」
『より具体的には、10分間の外部電源の切断、二時間以上のネットワーク回線の切断、ナーブギア本体のロック解除または分解、破壊の試み――以上のいずれかの条件によって、脳破壊シークエンスが実行される。ちなみに諸君の家族や友人等か警告を無視してナーブギアの強制除装を試みた例が少なからずあり、その結果残念ながら、既に213名のプレイヤーがアインクラッド及び現実世界からも永久退場している』
ここにいる私やキリト、クラインを含めた9787人の恐怖で包まれ、クラインのように立てなくなる人もいれば、キリトのように立つのが精一杯の人や私のように泣き出す人もいる。だが巨大茅場は、更に追い討ちをかける。
『諸君が向こう側に置いてきた肉体の心配をする必要は無い。現在、あらゆるTV、ラジオ、ネットメディアは、この状況を多数の死者が出ている事も含め、繰り返し報道している。諸君のナーブギアが強引に除装される危険は、既に低くなっていると言ってよかろう』
安心できるかっと突っ込みかけてしまった。理由は、簡単だ。私と詩乃は、通っている学校で有名ないじめられっ子なのだ。もし今、詩乃の家にいじめグループがやって来たら、確実に病院に搬送される前に殺されるだろう。いじめらている理解については、もしこのゲームを脱出出来た時にでも話そうと思う、多分…
少し話を聞いてないうちに話が少し進んでいた。
『諸君には、安心してゲーム攻略に励んでほしい』
周りからは、「ふざけるな!」「あ、やっぱりイベントか…」等なぜか安息の声も聞こえてくる。なぜか自分が安息して目の前が真っ暗になっていた。
「ス…おい…スノ…おい、スノー!」
「ひゃい!ここは?」
「始まりの街だ」
私の前にいる、男の娘とおっさんが居た。
「おっさんじゃねぇ、まだ22だ。失礼なやつだな。ついでにだかクラインだ。此方の男の娘がキリトだ」
「え?エェェェ!!」
その後、キリトとクラインが私が気絶した後の事を話してくれた。HPがなくなると現在でも死ぬこと、復活システム事態が無いこと。顔われ鏡の事。そしてキリトが提案を出す。
「俺は次の街へ向かう、お前らだけならどうにか」
「悪いな…一緒に来たダチをおいては行けね…」
「私ももう少し休みたいから…」
「そ、そうか」
キリトの悔しそうな顔がうかがえる。その間私は、アイテムストレージを開いていた。
「あ、そうだ。二人とも現実の顔だから、私もつかちゃおー」
「やめろ、俺たちの夢が…」
クラインのストップを聞かずに私は、顔われ鏡を使う。すると私を包むように青い光が包む。1、2秒経つと光が消え、さっきより高かった視界が低くなり二人を見上げる形になる。
「「小いせぇぇぇ!!」」
二人の言う通り、さっきは、ボッチュボンだったのが今は、断崖絶壁である。そして、勇者版キリトと年齢差がない顔だだったのが今のキリトより更に幼い顔立ちなのだ。仕方ない面もあるが数秒後二人の悲鳴がパニック状態の人たちの悲鳴よりも大きく響いたのだった。
今回は、原作から茅場さんの話を取りました。大事なところだからね。
茅場晶彦
SAO及びナーブギア開発者。約10000人のプレイヤーを幽閉した。天才で天災。名言は、「これはゲームであっても遊びではない」元キリトの憧れの人。
ついでに次回はオリジナル話です。